真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

タグ:その他政界と政治活動

安倍シンパ百田尚樹が、関テレ常務の父親が交番を襲撃をした息子を通報した件を称賛。交番を襲撃した人間の父親が関テレの常務と言うのもビックリだが、父親が警察に息子かもしれないと通報した件を称賛するの安倍友・百田尚樹と言う自称作家の思考回路にもビックリだ。
 
まるこ姫の独り言 2019/06/18


百田尚樹氏 息子の交番襲撃で謝罪した関テレ常務の父親を称賛                   6/18() 10:20配信  東スポWeb


>父親は関西テレビの飯森睦尚常務取締役(63)で、代理人を通じて「心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

>飯森常務は犯人の映像を見て、息子と確信し、自ら通報した。

>百田氏はその行動を称賛し「警察に電話して(息子と)言うて偉いね。『どうもウチの息子らしい』って。ウチの息子やったら『知らん顔してようか』と嫁に言いそう」と指摘した。


フジの「バイキング」では、父親の心情には言及はしていたが、関テレ常務とは言わなかった。何か奥歯にものが挟まったかのように物言いに、やっぱりか。さら~と流していた。


そして安倍友・百田尚樹は、自分の息子だったら知らん顔しようと言いそうと、嫁に語ったそうだが、百田尚樹ならさもありなん。ずる賢そうだし。

結果論かも知れないが、親としては知らん顔をするより、どんな言いたくない情報でも情報を公開した方がよい結果になるような気がするし、通報は当然の義務とも言える。

百田が、自分の心の中で自問自答するのは勝手だが、未だ重体の警察官がいる事を考えるとやっぱり公の場で発信するのはどうなんだろう。
やっぱりこの男の発言は常に軽い。さすが安倍友だ。


成人した息子や娘に対して、私は、日本的な思考で親が全責任を取る必要はないと思っている。が、幸せ・不幸せをどう判断するのか分からないが、最近、上級国民に見える家庭が必ずしも問題が無いとは言えない事件が相次いでいるのはなんなんだろう。

引きこもりの息子を殺した事件も、今回の交番を襲撃した事件も、内向きな心の問題だよな。今回、警官が刃物でめった刺しだと聞いて、なぜ防刃ベストを着用していた警官が?と思っていたが、防刃ベストの隙間を狙って凶行におよんだという。


襲撃した男が自衛隊員の経験があるらしいと聞いて納得した。普通の人間と、自衛隊経験者では凶行に及ぶ際の手際も違うのではと思ったりして。

手慣れているというか…それにしても、安倍友たちは、自分の発言が社会に与える影響を考えられないのか、好き勝手に放言している。一般人ならともかく、自称作家なんだからもう少し想像力を発揮したらどうか。 

「お金は使われてしかるべき。金は天下の回り物」(麻生太郎)。株で年金溶かしちゃってもヘラヘラしてられるわけだ!!&「2000万円不足の報告書には答弁拒否」の閣議決定!!

 くろねこの短語  2019/6/19

いやあ、ひょっとこ麻生、必死だな。でも、言い訳すればするほど、言ってることが支離滅裂になっちゃって、年金制度への不安がさらに高まるという無間地獄にはまるという寸法だ。それにしても、昨日のクラリオン蓮舫君への答弁には笑っちまった。

「お金は見るものでも触るものでも眺めるものでもないと思ってる。お金は使われてしかるべき。金は天下の回り物と子供の時から教わりましたので、私どもはそう思っております」
 
ははは、「金は天下の回り物」だとさ。さすが「みぞうゆう」だけのことは国語能力ではある。

20分50秒過ぎの質疑にご注目

それはともかく、「年金崩壊したから老後に不足する2000万円は自分で用意しろ」問題について、「報告書は世間に著しい誤解や不安を与え、政府の政策スタンスとも異なる」から「報告書を前提としたお尋ねにお答えすることは差し控えたい」と閣議決定しましたとさ。寅さんならさしずめ「それを言っちゃあおしまいよ」って茶々入れるところか。

老後2000万円報告書「質問への答弁控える」政府 閣議決定

政治ってのは「言葉」を尽くして自らの理念を説明することが基本なんであって、それを拒否しちゃったんだから、これってもう政治じゃないよね。そもそも、「政府の政策スタンスとも異なる」ってんなら、予算委員会の場で具体的に政府の政策とどこがどう異なるのか議論すべきなのだ。
 
13日のエントリーで「そのうち『報告書はなかった』って閣議決定するんじゃないか」って書いたんだけど、いやあ、まさか答弁拒否を閣議決定するとはねえ。もう一度言います。「それを言っちゃあおしまいよ」。

日本のガラパゴス工具「ネジザウルス」が世界中で飛ぶように売れる理由

2019.6.12
 吉村克己:ルポライター ダイヤモンド・オンライン

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世界中で大ヒットしているガラパゴス工具「ネジザウルス」。いったい、どんな魅力があるのか


ネジを外すプライヤーガラパゴス工具がなぜヒット?

頭がつぶれたり、錆びたネジなど、従来引き抜くことができなかったどんなネジでも簡単に掴んで外してしまうプライヤー(ペンチのような工具)「ネジザウルス」シリーズが、2002年の発売以来、累計400万本の大ヒットを続けている。

年間1万本売ればヒットという工具の世界で、年間国内30万本、海外10万本を販売し、主にアメリカ、ヨーロッパ、中国などに輸出している。

開発・販売するエンジニア社長の高崎充弘(63歳、高の文字は、正式には“はしご高”)は「日本の“ガラパゴス工具”から世界に広げ、あらゆるネジの困りごとを解決するブランドに育てたい」と語る。

ネジザウルスは頭が鍋型のナベネジに初めて対応した初代から、頭の低いトラスネジも外せる4代目の「ネジザウルスGT」、波形のギア歯を持った「ネジザウルスRX」、あるいは「ネジザウルスZ」など6代目まで進化している。さらに、皿ネジや六角穴、錆びたネジ、水回りにまで対応する様々な種類があり、さながらネジザウルス族ともいうべき“種属”を形成している。

ネジに噛みついたら放さない特性と全体のシルエットから、恐竜をイメージするブランド名を付けている。先端に恐竜の目を思わせるデザインも施し、「ネジ・ザ・ウルス」というキャラクターもつくった。

現在、アメリカでは8品目(今年前半に2品目追加予定)で展開しており、2018年は約5万本を出荷、対前年比で60%増の勢いだ。販売先は自動車の整備や修理などのプロが主な対象で、小さなネジから大きなネジまで対応する4本組みセットが好調に売れているという。

一般消費者向けにもオンラインショップで販売しているが、本格的な普及はこれからだ。日曜大工などDIY好きの国民なので、潜在ニーズは高いと高崎は見ている。ただ、アメリカでは商品名がネジザウルスではなく、吸血鬼(ヴァンパイヤ)をイメージさせる「ヴァンプライヤーズ」(Vampliers)で販売している。なぜ、恐竜が吸血鬼に変わったのかは後述する。

「ちょうど先ほど、ドイツのお客様から初受注がありました。ハンマーで有名な工具メーカーですが、初回3000本出荷です。ケルンの展示会で出会って以来、商談を重ねてきました。必ず商談につながるわけではありませんが、大きな展示会には出展するようにしています。ヨーロッパでは他にイタリアやスペインでも取引きがあり、自動車と工具の分野のお客様が中心です。あと、輸出しているのは中国で、来年度からは東南アジアにも進出するつもりです」と高崎は海外展開を語る。

新商品を開発してもヒットなしちょっとした「気づき」が転機に

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「ネジザウルス」シリーズを開発するエンジニアの高崎充弘社長

エンジニアは1948年に高崎の父と叔父が創業し、様々な工具をつくってきた。ニッパー、ペンチ、ドライバー、レンチ、ピンセットなどから計測器、光学機器など1000アイテムを販売している。量産品では商品企画から設計までを行い、実際の生産は外部の協力企業に依頼するファブレスメーカーだ。現在、ネジザウルスシリーズが売り上げの3割、そのほかの工具や機器類が7割を占めている。

高崎は東京大学の舶用機械工学科を卒業後、造船会社のエンジニアとして10年間勤務したが、父からの要請で1987年にエンジニア(当時は双葉工具)に入社した。

「小さな組織で歯車になるよりは、やり甲斐があるのではないかと思いました。小学生の頃から父の姿を見て、エンジニアはかっこいいと思って大学も理系に進んだし、つくることが好きだったのですね」

製品開発が好きだった父の血を引いたのだろう、高崎は入社してから積極的に新商品開発に取り組んだ。1988年から20年間、開発した製品は約800品目に達した。だが、どれも当たらず、ポテンヒットすらなかった。

「打席に立ち続けても毎回、三振やゴロばかり。当時は何も考えずに、ただつくっていただけでした」

ヒットの兆しが見えたのが2000年。頭のつぶれてしまったネジを外せるプライヤーができないかと考えたことがきっかけだった。通常、プライヤーはものをつかんで引っ張るため、先端部分には横溝が掘られている。しかし、特注の工具セットの特殊なプライヤーには縦溝が刻まれていた。それを見て、高崎はピンときたのだ。

ネジを締める工具はあるが、外すための工具はない。これは面白いと開発し、「小ネジプライヤー」という名で発売した。だが、年間で800本程度しか売れなかった。それでも諦めず、改良を加え、ホームセンターや金物店など販売ルートも開拓した。それに合わせて、パッケージやデザイン、ネーミングを社員と一緒に考え直し、出てきたコンセプトがネジザウルスだった。

発売7ヵ月で7万本を売ったお化け商品「ネジザウルスGT」

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海外展示会「SEMAショー」の風景

2002年、初代ネジザウルスを発売すると、初月で4500本を売るヒットとなった。その後、2代目、3代目とシリーズ展開を図ったが、2008年のリーマンショックでぱたりと売り上げが止まった。

さらなる進化バージョンの必要性を感じて、高崎は愛用者カード1000通を改めて読み返した。「グリップを握りやすくしてほしい」「先端を細長くしてほしい」などの多数を占める要望を取り入れたのは当然だが、5番目の少数意見だった「トラスネジを外せるようにしてほしい」という要望に着目した。頭が低いトラスネジは目立たないため、外装部などに使われる。高崎は「ダメ元でこの機能も入れておくか」と改良ポイントに加えたが、これが大ヒットにつながる分岐点だった。

2009年に発売された4代目「ネジザウルスGT」は、驚くようなヒットとなった。発売7ヵ月で7万本を売り、お化け商品となった。このとき高崎は知的財産権も重視し、特許、意匠、商標などを取得。20188月では国内35件、海外38件のパテントを取得している。また、初めてグッドデザイン賞にも応募し、初参加で初受賞となった。

こうした経験から高崎は成功の要因を分析し、独自の理論を構築した。それは、マーケティング(M)、パテント(P)、デザイン(D)、プロモーション(P)の4つがバランスよく機能するとヒットを生むという考え方で、高崎は「MPDP理論」と呼んでいる。

「MPDP理論は、新人タレントを売り出して大スターに育てるプロセスと似ています。当初はただの仮説でしたが、その後のネジザウルスシリーズの商品企画で検証していきました。イノベーションは的を射た少数意見の中にあり、従来の延長線上にはない改善が必要です。日本の中小企業は技術力があり、画期的な製品を生み出してもMPDPが欠けているから売れないのです」と高崎は言う。

高崎は知的財産権について学ぶために、知的財産管理技能検定という国家試験を受けて、その有用性に気づいたことから社員にも受験させ、現在、正社員の半数の25名が知的財産管理技能士の資格を持っている。

ネジザウルスGTという武器を得た高崎は、かねてから考えていた海外進出の布石を打ち始めた。2011年には世界的にも権威あるデザイン賞「iFデザイン賞」(拠点ドイツ)に応募し、デザイン賞を受賞した。2017年にもネジザウルスZで再度受賞した。

噛み付くイメージは恐竜より「吸血鬼」?

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「ヴァンプライヤーズ」と商品名を変え、持ち手を赤色にしたら、海外でも大ヒット

2011年にはアメリカで熱心な代理店と出会うことができ、アメリカ市場にネジザウルスGTを投入した。ところが、思ったほどの反応がない。類似品があるのかもしれないとアメリカの展示会に出かけてみたが、ネジザウルスのような機能を持った工具はなかった。高崎はデザインとプロモーションに問題があるのかもしれないと代理店に相談すると、「名前がピンとこない」と言う。

日本では恐竜は噛みついて放さないというイメージがあるが、アメリカでは可愛らしいというイメージが強く、マッチしていなかった。代理店は「噛みつくイメージはヴァンパイヤ(吸血鬼)だ」と言い、プライヤーと引っかけて「ヴァンプライヤーズ」というネーミングを提案してくれた。

高崎は名称を変更し、アメリカで商標登録すると共に、持ち手をコウモリが飛ぶ夕陽と血の色の赤に変えた。恐竜の目をコウモリのマークに変えて、2012年から本格的に販売を始めた。これが功を奏し、年々、売り上げが拡大してきた。

つい大ざっぱな売り方になりがちな海外展開の難しさ

高崎は海外で販売する難しさについてこう語る。

「海外では市場やユーザーの考え方がわからないので、ついつい大ざっぱな売り方になってしまいます。セグメンテーション(顧客ニーズの明確化)、ターゲティング(参入市場・ユーザの選定)、ポジショニング(顧客の利益)の、いわゆるSTPマーケティングを明確にすることが重要です」

高崎は自社やネジザウルスのポジショニングについて、「ネジのあらゆるトラブルを解決し、お客様にちょっとした笑顔を届けること」と語る。

「ネジのトラブルなど大企業は相手にしないので、それができるのは当社しかいません。現在、ネジの困りごとなら何でも相談に乗り、解決する“ネジレスQ(レスキュー)”サービスを無料で提供しており、すでに何件か対応しました。こうしたことでユーザの困りごとがわかり、新たな商品開発につなげることができます」と高崎は語る。

日本発のネジザウルスが世界に向けて飛び出そうとしている。

(本文敬称略)

(取材・文・撮影/ルポライター 吉村克己)

民主党政権鳩山をボロクソにこき下ろした安倍が鳩山になる。ヤジの張本人が野党のヤジを非難と同じ。この人、他人のことになるとどうしてこうも容赦ないのか。


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一般人ならともかく政治家なら自分の言葉が自分の跳ね返ってくる事があるが、安倍首相の場合、そういう事ばっかりだ。

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今、自分が鳩山に言った事と同じことが起きている 。鳩がカモ状態?、よくこんな酷いことが言える物だ。自分だって、米国にカモがネギしょって喜び勇んで行っているじゃないか。


米国には兵器の爆買い、トランプ様の言いなり。そしてなぜか知らないが、国会をサボって嬉々としてイランに入ったはいいが,ハメネイ師からは渋い返事しかもらえず、当事者の米国トランプ様からも、イラン・米国会談は時期尚早とまで言われて、安倍首相が勝手にイランに乗り込んだかのような言われれよう。

とどめは、日本のタンカー攻撃をされ、どこをどう取っても日本のメディアが「外交の安倍」と持ち上げても、世界からは安倍外交は完全に失敗、「初心者プレーヤー」と揶揄される始末。どこが「外交の安倍」なんだよ。。。。安倍首相だって完全に利用されてるじゃん。


安倍首相の場合、メディアがきちんと情報を報道しないために一強状態にあるが、世界のメディアのようにシビアに報道していたら、安倍政権なんてとっくの昔に崩壊していた。

メディアのサポートがあってこそ生き延びて来ただけだ。安倍首相の場合、国会審議中、質問と関係ない答弁を長々として委員長に苦言を何度も呈されているし、ヤジ将軍でもある。


自分は野党に汚いヤジを飛ばしまくっているのに(首相がヤジを飛ばすのはそうそうない事だそう)、野党のヤジには異常な反応を示す。
そして野党のヤジを上手に利用して自分は被害者アピールをするのが安倍首相だ。


>国民のみなさん、私が答弁をしているのにヤジって良いんですか。テレビをご覧のみなさん、この状況を見てくださいよ


よくこんな臭い芝居ができる物だ。安倍首相の国民が知らない部分を言い出したら切りがなく収束つかなくなってしまったが、安倍首相とは日本のトップとしては品性も知性も無く、総理失格だという事を多くの人に知ってもらいたい。 

民主党政権の最低保障年金を引き合いにして野党をdisる、落日のテレビ朝日!&福岡地裁が「破局的噴火の可能性は低い」から川内原発にGO!!

 くろねこの短語  2019/6/18

テレビ朝日の劣化が止まらない。昨日の『ニュースJチャンネル』では、「2000万円」問題に触れて、政治部与党キャップの記者が民主党時代の「最低保障年金」がうまくいかなかったことを引き合いに、野党がいまひとつこの問題で政府を攻めきれない理由に上げていた。

おいおい、そんな昔の名前で出ています的な民主党時代へのdisりって、初老の小学生・ペテン総理が事あるごとに口にする「悪夢の民主党政権」と同じで、タメにする報道姿勢なんじゃないのか。
 
「野党は見せ場を欠いたこの国会」なんて意味のことものたまってくれちゃってたが、だったらなぜ自民党が予算委員会を拒否し続けていることはスルーするんだろうね。この政治部与党キャップの記者って、どんどん人相が悪くなってきてるんだが、ペテン総理の毒まんじゅう食らっちゃうとこんなになっちゃうよって見本なのかもね。個人の感想だけどさ。

麻生大臣に不信任案提出へ 野党“年金問題”で攻勢(19/06/17)

ところで、久しぶりに原発だ。なんと、火山のリスクの検討が不十分だとして、川内原発1、2号機の設置許可取り消しを求めた裁判で、福岡地裁が原子力規制委員会の審査基準「加山ガイド」は不合理ではないことを理由に取り消しを認めない判決を出した。
 
「原子力関連法令は、予知が不可能で、発生の可能性が極めて低い破局的噴火の影響を考慮することまでは求めない」って判決文にあるんだが、よく言うよ。「予知が不可能で、発生の可能性が極めて低い破局的」地震と津波が起きたから、福島第一原発はメルトダウンして、いまに続く緊急事態に陥ったんじゃなかったのか。
 
過去に学ばない司法の姿がまた露呈したってわけだが、「科学的見地が確率しない限り規制対象にならないという福岡地裁の判断は、水俣病などの公害を野放しにしてきた理屈と同じだ。教訓が忘れられている」(除本理史大阪市立大学教授)という指摘を何と聞く!!

ようやく開かれる党首討論だがたった45分間、アリバイ作りにしてはいけない。まったく国民を馬鹿にしている。ようやく開かれる党首討論だが、たった45分しかないという。これでは単なるアリバイ作りにしかない。
 

まるこ姫の独り言  2019/06/16

私は、安倍首相が良く応じたな?と思っていたが、何のことはない野党の質問時間は、立憲・国民・共産・維新の4党を合わせてもたったの45分間しかない。これでも政権与党側は、党首討論に応じたと宣伝に利用するのだろうか。


党首討論、19日開催を決定 6/14() 14:51配信  時事通信


>衆参両院の国家基本政策委員会は14日の合同幹事会で、党首討論を19日に開くことを正式に決めた。

>昨年6月以来の開催となる。全体で45分間の討論時間は、立憲民主党の枝野幸男代表に20分、国民民主党の玉木雄一郎代表に14分、共産党の志位和夫委員長、日本維新の会の片山虎之助共同代表にそれぞれ530秒を配分することも決定した。 


長くて20分、短い党首だとたったの5分余り。これで何を聞けるというのだろう。しかも全体で45分と言う事は、え?安倍首相が答弁している時間も込みっていう事?


だとしたら、あの小ズルい安倍首相の事だから意味のない話を長々として時間稼ぎをするのではないか?結局、野党の党首の質問時間より安倍の答弁時間の方が長くなって終わりと言うことになる。

やっぱりおかしい。本当は一人1時間程度は必要だと思うが、それが無理なら野党党首の質問時間中は、安倍首相の答弁時間を入れないことが絶対条件じゃないか。そうしないと、いつものように不毛な時間になってしまう。

安倍首相は国会でのいやな質問があると突如逆切れして、自分が自らヤジっている事を棚に上げて「ヤジを飛ばさないでくださいよ、少し静かにしてください、私、一生懸命答弁していますから」といかにも自分は誠実だが野党議員は不誠実のような印象操作をする。


これは必ずやる。メディアもそういう部分ばかり切り取って報道するのが常だ。本当に今の日本の国は、今まで以上に問題山積みなのだ。

安倍首相や自公の政権維持のために討論から逃げないで欲しい。

総理在職3位と言って胸を張っていたが、だったらそれに見合う振る舞いをしたらどうか。コンプレックスの裏返しで民主党政権時代を貶める事に快感を覚えているのかもしれない。

しかし「 政治は結果だ!」と声高に叫んできた安倍首相だが、総理在職3位は長いだけで何の成果も出せずに、どうして胸を張れるのか。もう逃げないで、野党党首の質問に心から応えて欲しい。それが国難を背負っている安倍首相の責務だと思うが。安倍首相の事だから無理か・・・・


中身関係なく自分がいかに長く政権の座にいる事が生きがいのようになっているのかもしれない。税金を私物化している関係もあるだろうし。
歴史の検証に耐えらえるとは思えないが、今さえ良ければなんでもありなんだろう。

 

向こう見ずな首相のイラン訪問 取り返しのつかない大失敗

2019/06/15 日刊ゲンダイ 
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ハメネイ師(右)と会談する安倍首相(イラン最高指導者事務所提供・共同)

とんだ赤っ恥だ。安倍首相のイラン訪問は案の定、成果ゼロに終わった。一触即発の緊張状態がつづく、アメリカとイランとの橋渡し役を果たそうと意気揚々とイランに乗り込んだ安倍。目的は、イランを対話の場に引っ張り出すことだった。

出発前、日本の大手メディアは「日本の首相として41年ぶりに訪れる」「最高指導者ハメネイ師とも会談する」と期待をあおり、安倍本人も「アメリカからは『絶対に行ってくれ』、イランからは『絶対に来てくれ』と言われているんだよ」と、成果を上げられると自信満々だった。

ところが、結果は見るも無残。まともに相手にもされなかった。成果を示すどころか、ハメネイ師との会談中、日本の海運会社が運航するタンカーがホルムズ海峡で砲撃を受ける事件まで勃発した。まだ犯人は特定されていないが、アメリカは「イランがやった」と断定し、時事通信は「日本に警告か」と解説している。

13日、ハメネイ師と50分間、会った安倍は、アメリカとの対話を促し、トランプ大統領からの伝言を次々に伝えた。

ところが、ハメネイ師は、アメリカとの対話を拒否。安倍が「アメリカはイラン革命体制の転覆を望んでいない」と話すと、「体制転覆の意図がないというのは嘘だ」と反発。取りつく島もなかった。さらに、会談後、ハメネイ師はツイッターに「トランプ大統領は意見交換するにふさわしい相手ではない。私からの返答はないし、今後、答えることもない」と、投稿までしている。安倍のイラン訪問は、何の役にも立たなかった。さすがに、独誌シュピーゲルも「仲介役としての試みに失敗した」と酷評したほどだ。

元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。

「外交は相手の顔を立てるものですが、今回、イランはけんもほろろ、大人の対応もしてくれなかった。安倍首相は子どもの使いになってしまった。悲惨なのは、トランプ大統領に頼まれて仲介役としてイランに渡ったのに、アメリカにハシゴを外されたことです。ハメネイ師との会談直前、アメリカはイランへの追加制裁を発表している。あれでは安倍首相も立つ瀬がないでしょう」

身の程もわきまえず、喜々としてトランプ大統領のパシリを買って出たが、結果はアメリカとイランとの対立を際立たせただけなのだから最悪である。どこが外交の安倍なのか。

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火災を起こしたタンカー(C)ロイター
日本外交の遺産を食いつぶしている


安倍のイラン訪問が大失敗に終わることは、最初から分かっていたことだ。個人と個人のケンカでも、仲裁役は公平中立でなくては務まらない。両者から信頼されるのはもちろん、ケンカの当事者を話し合いのテーブルに着かせる権威や腕力も必要である。

しかし、安倍がトランプのイエスマンだということは、世界中が知っていることだ。公平中立には程遠い。イランの有力紙も「トランプ大統領のメッセンジャーにすぎない」と連日、批判していた。仲裁役などハナからムリだったのだ。

そもそも、本気でアメリカとイランとの対立を収拾させるつもりなら、説得するのは、イランではなくアメリカだったはずである。アメリカとイランが抜き差しならなくなったのは、アメリカに原因があるからだ。

核開発に固執し、孤立していたイランは2015年、米英仏独ロ中の6カ国と核合意を結び、国際社会に復帰した。ところが、トランプは昨年5月、一方的に核合意から離脱してしまった。そのうえ、イランへの経済制裁を順次復活させ、さらに空母や爆撃機を中東に派遣して軍事圧力までかけている。

説得するのはイランではなくアメリカだ


仲介役を買って出るなら、まずアメリカに「核合意に戻れ」「軍事的な脅しはやめろ」と、強く要求するのが当然だった。なのに、トランプにはモノひとつ言わない。これでは、イランの新聞が「日本が仲介したいのなら、イランではなくアメリカに行くべきだ」と主張するのも当たり前である。

ジャーナリストの高野孟氏はこう言う。

「国際社会が話し合って決めた核合意は、イランに核開発をさせない枠組みで、それなりに成果を上げていました。ところが、トランプ大統領が一方的に枠組みを覆してしまった。しかも、中東に空母を派遣するなど、明らかにイランを挑発している。本来、同盟国の日本は、アメリカをいさめる立場にあるはずです。なのに、トランプ大統領の代理人として、イランを説得しに行った。これでは話がまとまるはずがありません」

いったい安倍は、イランまで何をしに行ったのか。イランの怒りに油を注いだだけである。それにしても、日本の大新聞テレビはどうかしている。

さんざん「アメリカとイランの仲介役をやれるのは世界で安倍首相だけだ」と前宣伝をあおり、この期に及んでも「ハメネイ師が外国首脳に会うことは珍しい」などと、政権サイドの言い分を垂れ流しているのだから、どうしようもない。

最悪なのは今回、安倍が日本外交の遺産を食いつぶしたことを百も承知のくせに、まったく指摘しないことだ。

「イランが安倍首相の訪問を受け入れたのは、もともと親日国だったからです。安倍首相の力量とは関係ない。イランだけでなく、中東の多くの国が、日本に親近感を持っている。それは、戦後70年間、アメリカの同盟国でありながら、アメリカと一定の距離を保ち、中東の紛争に介入しなかったからです。

なのに今回、安倍首相はアメリカ側に立って、イランに注文をつけている。恐らく中東諸国は、日本への評価を下げたはずです。戦後、日本が築いてきた外交遺産が、安倍首相に食いつぶされている形です」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

いま心配されていることは、安倍のイラン訪問が成果ゼロに終わったことを、アメリカが「友好国である日本の説得にも応じなかった」と、開戦の口実に使いかねないことだ。

前出の孫崎享氏が改めてこう言う。

「どこまで安倍首相は、核合意について理解しているのでしょうか。ひょっとして核合意の全文も読んでいないのではないか。それよりなにより、今回のイラン訪問を見ると、本気でアメリカとイランとの対立を解消しようと考えているのか疑問です。安倍外交の特徴は北方領土にしろ、拉致問題にしろ、国民受けを狙ってちょっと手を出しては途中で放り投げ、結局、成果が上がらないことです。やってる感を出そうとしているだけに見えます。イラン訪問も、参院選前にやってる感を演出しようとしただけなのではないか。中東問題は、一歩間違えると大変なことになる。もし、参院選前に点数稼ぎをしようと考えたなら、許されないことですよ」

安倍は、今月末に大阪で開かれるG20の議長をつとめて、外交成果を国民にアピールすれば、支持率が急上昇し、7月の参院選も圧勝できると計算しているという。

国民は絶対に外交の安倍などという大手メディアの宣伝にだまされてはダメだ。

 

「60歳の4人に1人が貯蓄100万円以下」+国民年金なら「老後に必要な資金5000万円超」の衝撃!!

 くろねこの短語  2019/6/17

新聞取りにポストを開けたら、月曜の朝っぱらから共産党をdisするチラシが。それもけっこう費用がかかっていそうな体裁で、資金力が豊富な組織の手によるものだと推察される。チラシを配付した団体の名称をチェックすると、けっこうベタなネーミングで笑えたのであった。

選挙が近いからなんだろうが、こういうチラシが出回るってことは、それだけ共産党を脅威に感じているってことの証でもあるんでしょうね。
 
そんなことより、「年金崩壊したから老後資金の2000万円は自分でどうにかしろ」問題なんだが、生命保険会社の調査によれば、「60歳の25%が貯蓄100万円未満」という結果が出たそうだ。2000万円どころの話じゃないんだよね、年金問題ってのは。
 
この調査では、貯蓄額の平均は2956万円ってなってるんだが、これだって一般大衆労働者諸君の感覚とは相当乖離してるんだね。で、なぜこんなに高額な平均になるかというと、5000万円~1億円以上という層が15%もいるからなんだとか。年金問題の裏には、貧困や格差の問題があるってことだ。

還暦の貯蓄額25%が百万円未満 2千万円に遠く届かず

たとえば、これまで何度も書いてきた国民年金の悲惨な受給額に目を向ければ、なんと老後に必要な蓄えは5000万円を超えるとさ。「年金崩壊したから老後資金の2000万円は自分でどうにかしろ」問題が浮上してからも、国民年金についてはほったらかしですからね。

唯一、税金で救助された辛坊治郎が「誰も指摘していない大問題」として「2000万円」問題にからめて国民年金に言及したくらいなんだから笑っちまう。

 
新聞・TVは、「100年安心」は制度の安定を意味している、って知ったような口きいてるけど、2004年の法改正の時どれだけのメディアがそのことを真摯に報道しただろうか。どこもしてやしませんよ、ったく。それがいまさらのようにですからね。年金問題では、新聞・TVも共謀共同正犯ってことだ!!

官房長官の権力に怖気づき、レコーダーを紙袋に入れて、録音しないことを条件に取材する番記者たち!!

 くろねこの短語  2019/6/16

香港の逃亡犯条例改定はとうとう延期になった。市民や学生の「NON」の声に、中国寄りの香港政府もゴリ押しできなくなったということだ。けっして諦めることなく、声を上げ続けることの大切さを香港から学ぼう。

 
ところで、このところの「年金崩壊したから老後資金の2000万円は自分でどうにかしろ」問題にかまけて、ちょいと重要な出来事を書きそびれていた。それは、顔も頭も貧相な官房長官・ガースと番記者との奇妙な取り決めのことだ。
 
なんと、夜回り取材時に、番記者たちが録音用のICレコーダーと携帯を紙袋に入れて、それをガースに確認させて「絶対に録音しない」から取材させてくれって頭を下げたとか。しかも、その「儀式」は毎回のことと言うから、まるで検閲のようなものだ。

 
権力に怖気づくとは、こいつら馬鹿か!! 番記者にとっては、ジャーナリストとしての矜持や誇りなんてものは、まったく無縁なものなんだろうね。こんなんだもの、東京新聞・望月記者に対するガースの嫌がらせに沈黙するわけです。
 
この国のジャーナリズムは、もはや地に落ちたも同然。大政翼賛の悪夢が、また甦ることになりますよ。

金融庁報告書だけじゃない 安倍政権が隠蔽した“6つの事実”

2019/06/14 日刊ゲンダイ

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ウソばかり(森山国対委員長=右)/(C)日刊ゲンダイ

「報告書はもうない」――

「老後資金2000万円必要」とした金融庁審議会ワーキンググループ(WG)の報告書をめぐり、自民党の森山国対委員長から飛び出した仰天発言。審議会の委員が長い時間と税金を費やしてまとめた報告書を、自分たちにとって都合が悪い内容だから「なかったことにしてしまえ」とは唖然ボー然だが、安倍政権にとって「事実の隠蔽」は日常茶飯事だ。

「残しているのが当たり前」「ないはずがない」

安倍政権では、政府・与党と野党の間で、公文書や報告書の有無について、常にこんなやりとりがなされてきた。最も象徴的だったのがモリカケ問題だ。

森友問題では「一切破棄した」「残っていない」と説明されていた、財務省や近畿財務局と森友学園の詳細な交渉資料が後になって大量に見つかった。

加計問題では、愛媛県今治市の職員らが官邸を訪れた際の入館記録について「確認できない」という説明が繰り返され、愛媛県文書には記されていた安倍首相と加計理事長の「面会」についても「なし」と突っぱねられた。

南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊が取りまとめた日報についても、防衛省・自衛隊は当初、「ない」とトボケていたにもかかわらず、後に「見つかった」だ。

厚労省では「裁量労働制」をめぐって都合の悪い数値データの「隠蔽」「捏造」「改ざん」が発覚したほか、毎月勤労統計調査でもデータを密かに補正していたことを隠していた事実が判明。

外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案の審議では、外国人技能実習生の実態を調べた法務省調査の一部が隠されていた。

ざっと挙げただけでもキリがない。要するに「都合が悪い事実は隠せ」が安倍政権の姿勢であり、そういう体質だからこそ、金融庁の報告書についても何ら悪びれた様子もなく、平気で「もうないよ」とか言えるワケだ。政治評論家の森田実氏がこう言う。

「国民生活や政策に関わる事実について『ある』ものを『ない』とする政治はデタラメの極み。政権のおごり、傲慢もここまできたのかという思いです。本来であれば麻生財務相は辞職が当然なのに、いまや『日本のトランプ』のごとく暴言を繰り返している。こういうむちゃくちゃな政治を許してはいけません」

「石が流れて木の葉が沈む」。いい加減、ペテン政治は終わりにしなければ国が滅びる。

 

遊ぶなら自分の金を…あの方に誰か「裸だ」っていってやれ 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」

2019/06/14 日刊ゲンダイ

 

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「これもう、スキャンダルの類じゃなかろうか。衆参両院の予算委員会審議拒否している自民党総裁が公邸でお笑い芸を楽しんでいるんだよ」(ネット上の批判の声)

これは6月8日に「女性自身」にあげられた「安倍首相が審議拒否中に芸人と会談『国民を愚弄』と批判の声」という記事の中のネット民の声。安倍首相ったら100日あまりも予算委員会の集中審議を拒み続けているくせに、官邸に芸人呼んで遊んでいる(宣伝に使ってる?)からな。

ほかにもこんな声があげられていた。

「お笑い芸人呼んで楽しむ暇があるなら、国会に出てこい 予算委員会の審議拒否3ケ月って、それでも行政府の長かよ 公文書改ざん、国の経済の根幹に関わる統計データ不正、恥を知れ」

「予算委員会で議論する暇はないが、吉本の芸人と戯れる暇はあるという安倍首相。ふざけるな。国会を、国民を愚弄するにもほどがある」

ほんとにそうだ。遊ぶなとはいわないが、やることやってから遊びなよ。それに、遊ぶなら、自分の金使って遊びなよ。

5月14日の東京新聞によれば、

「首相が各界の著名人らを招いて毎年四月に東京・新宿御苑で開く『桜を見る会』の費用が、二〇一八年度は予算の三倍となる約五千二百万円に上ったことが、十三日の衆院決算行政監視委員会で明らかになった」

予算オーバーとなってしまうのは、参加者の増加が主な原因なんだと。

ほんでもって、税金使っての宴会なのに、招待客の選考過程が不明瞭。「日刊ゲンダイ」にも書かれてあったが、まさにブラックボックスとなっている。「これを明らかにすることは、内閣官房及び内閣府の事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがある」として回答拒否しているそうだ。外交機密じゃあるまいし、こんな言い訳通る?

いや、通すんだよな。自分ルールのあの方は。誰か裸だっていってやれ。

安倍イラン訪問でNHK岩田明子記者がフェイク解説! ハメネイ師は「怒りのツイート」してるのに「安倍首相の助言を重視」

2019.06.14 安倍イラン訪問でNHK岩田明子記者がまた安倍フェイクPR リテラ
    
イランを訪問した安倍首相だが…(首相官邸HPより)
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「アメリカとイランの橋渡しができるのは世界で安倍首相だけ」という掛け声は、一体なんだったのか──。関係が悪化しているトランプ大統領とイランを仲立ちすべく、昨日、イランの最高指導者・ハメネイ師と会談をおこなった安倍首相だが、またしても「外交の安倍」なる看板が羊頭狗肉にすぎないことを世界中に知らしめてしまった。

何しろ、何の成果も示せなかったばかりか、会談とタイミングを合わせたかのように、日本の海運会社が運航するタンカーがホルムズ海峡で砲撃を受けるという事件が起こったのだ。この事件についてアメリカのポンペオ国務長官は、「米政府はイランが攻撃の背後にいたと判断している」として、「日本に対する侮辱だ」と語った。

一方、イランのザリフ外相は〈米国が一切の物的証拠も状況証拠もなく即座にイランを非難したことは、安倍晋三首相によるものも含め、Bチームが妨害外交というプランBに動き、イランに対する経済テロを隠蔽しようとしていることを明確に示している〉とTwitterに投稿。

「Bチーム」とは、ジョン・ボルトン米大統領補佐官やイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド皇太子を指すもので、5月にもザリフ外相は「『Bチーム』が米国に戦争をさせようとしている。自殺行為だ」として非難していた。今回の安倍首相の「伝書鳩」外交を、ザリフ外相は「Bチーム」の妨害外交のひとつと見なしているようなのだ。

現段階ではタンカー攻撃に本当にイランが関与していたかどうかは断定できないし、ポンペオのコメントはイラン攻撃の口実に利用しただけかもしれないが、少なくとも、安倍首相のイラン訪問がアメリカとイランの関係修復に何の役にも立たなかったことは間違いない。それは安倍首相との会談後、ハメネイ師がTwitterにこんな投稿を連投したことからも明らかだ。

〈我々は、安倍晋三の善意と真剣さは疑いません。しかし、あなたが米大統領から伝えられたことについていえば、私はトランプをメッセージのやり取りをするにふさわしい相手とは思っていない。トランプへの返答はありませんし、彼に答えるつもりもありません〉

〈安倍晋三氏よ、アメリカ大統領は数日前にあなたと会って、イランについても話した。しかし、日本から帰国した後、彼はすぐにイランの石油化学産業に制裁を科しました。これが誠実なメッセージですか? これで彼が嘘偽りのない交渉をする気があるということが示されると?〉

〈安倍晋三氏よ、あなたは、トランプは米国との交渉がイランの進歩につながるだろうと話していたと、そう言いましたね。我々の進歩は、交渉や制裁解除がなくとも、神の恵みによってなされゆくのです〉

トランプ大統領の「伝書鳩」として赴いたのに、ゼロ回答どころか、ハメネイ師の怒りを可視化してしまった安倍首相。しかも、笑うに笑えないのは、この「伝書鳩」役はトランプに押し付けられたわけではなく、安倍首相から手を挙げて立候補したものであるということだ。

なんと、2016年にトランプが大統領に就任する前にはじめて会談した際、安倍首相は「自分ならハメネイ師に会うことができる」と持ちかけ、トランプも「そうなのか、ハメネイ師に会えるのか」と返答したのだという(朝日新聞デジタル11日付)。つまり、原油の輸入国として長く友好を築いてきた日本とイランとの関係を、安倍首相はトランプに取り入るためのカードとして最初から用意していたのである。

ところが、その結果はご覧の通り、ものの見事に玉砕。いや、それどころか、安倍首相がトランプの代弁者として振る舞った結果、築き上げた日本とイランの友好関係にもヒビが入った可能性さえあるだろう。

さらに悲惨なのは、安倍首相とハメネイ師の会談直前に、米財務省がイラン関連企業などへの追加制裁を発表したこと。ようするに、安倍首相は当のトランプ大統領から梯子を外されてしまった、というわけだ。

■安倍は「トランプへの返答はないし、答えるつもりもない」とあしらわれたのに岩田記者は

そもそも、アメリカとイランの関係は、トランプ大統領が、イランが核開発を制限する見返りに経済制裁を一部解除した多国間合意から一方的に離脱したことで一気に緊迫化した。オバマ前大統領が取り付けた成果を御破算にするという幼児的なその行動はエスカレートし、米軍が中東地域に空母を派遣するなど、いつ軍事衝突が起きてもおかしくはないほどの危険な状況に陥っている。

だが、安倍首相はトランプ大統領の核合意離脱を他国の首脳たちのように非難することもなければ諫めることもせず、それどころかトランプをノーベル平和賞に推薦する始末。そんな「トランプの犬」でしかない安倍首相の話にイランがおいそれと応じるわけがなく、ハメネイ師の「完全拒否」は当然過ぎる結果なのだ。

しかし、驚くべきは、安倍首相の「外交やるやる詐欺」だけではない。こんな大失敗に終わったにもかかわらず、御用メディアと安倍応援団は「大成功」と安倍首相のイラン訪問を伝えているのだ。

たとえばNHKの岩田明子記者は、昨晩放送の『ニュース7』で、こう解説した。

「ハメネイ氏が外国の首脳と会うことは多くなく、日本政府は伝統的な友好国のトップであり、なおかつトランプ大統領とも緊密な関係を維持する安倍総理大臣の助言を重視していることの表れだとみています」

「安倍総理大臣は一連の会談でイラン側の真意を引き出すことができたと受け止めている」

どう考えても「安倍首相の助言を重視」している人物が、「トランプへの返答はないし、答えるつもりもない」とあしらうはずがない。しかし、岩田記者はそうした解説はせず、「(安倍首相は)トランプ大統領の真意を正確に伝えた」とアピールに励んだのだ。

まったく頭がクラクラしてくるが、じつはこうした無理矢理な安倍イラン訪問礼賛は、NHK岩田記者だけではない。多くのマスコミがイランでの会談以前から今回の会談への期待感を煽り、「アメリカとイランの橋渡しができるのは世界で安倍首相だけ」と必死に喧伝していた。

■田崎史郎は「安倍さんは米から何かカードを貰っている」と噴飯解説

その典型が、12日放送の『ひるおび!』(TBS)。安倍首相のPRマン・田崎史郎氏が登場し、「トランプさんとイランの首脳部と双方から信頼されているのが、安倍総理しかいないんですよ」「イランから見てもアメリカから見ても、安心して任せられる人が、いまは安倍総理しかいない」と強調していた。

イランが安倍首相のことを「安心して任せる」などとはまったく見ていないことが判明したいまとなっては、田崎氏の解説がいかに空っぽなのかよくわかるが、さらに田崎氏はこんなことも述べていた。

「(トランプ大統領が)来日したときの首脳会談では、安倍さんが(イランに)行くことについて、ボルトン(米大統領補佐官)さんは『グッドタイミング』と言っているわけですね。だから何かカードを貰っている可能性はある」

カードを貰うどころか、安倍首相は手ぶらでトランプのメッセージをただ伝えるという外交の無能っぷりを見せつけただけなのだが、しかし、安倍応援団としては期待を煽りに煽り、当事者から事実が突きつけられても「安倍首相の助言を重視」などと言い張って押し通せば、それで成功なのだ。

これは、安倍首相や官邸もまったく同じだ。とにかく外遊に行きまくって“やってる感”を演出し、安倍応援団に「大成功」とPRさせれば、国民なんて簡単に騙せると考えているのだろう。

そして、実際には、ロシアのプーチン大統領にはコケにされ、北朝鮮との糸口もなく、トランプ大統領にはゴマをするだけすっても梯子を外されるという失態を繰り返しても、国民はまだ“外交の安倍”というイメージを信じ込んでいる。一体いつになったら目が醒めるのだろうか。

日本では「外交の安倍」米誌は「初心者プレーヤー」

日本のメディアの右へ倣えの「外交の安倍」とは裏腹に、世界は辛らつだ。日本国内では大手のメディアがこぞって、安倍首相は米国とイランの橋渡し役だとか仲裁役だとか持ち上げてきたが、米国のメディアは安倍首相のイラン行きは初心者プレーヤーだと。言われれてますなあ・・・(笑)
 
まるこ姫の独り言 2019/06/15

日本のメディアの右へ倣えの「外交の安倍」とは裏腹に、世界は辛らつだ。
日本国内では大手のメディアがこぞって、安倍首相は米国とイランの橋渡し役だとか仲裁役だとか持ち上げてきたが、米国のメディアは安倍首相のイラン行きは初心者プレーヤーだと。

米紙「安倍氏は初心者」と報道 タンカー攻撃、痛い教訓得た 
                    6/15() 7:57配信  共同通信

>米紙ウォールストリート・ジャーナルは14日、安倍晋三首相のイラン訪問中に日本のタンカーが攻撃を受けたことに絡み「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」との見出しで報じた。トランプ米大統領が今回の訪問に謝意を示す一方、米国内に日本の中東外交への冷ややかな見方があることを示したと言える。

安倍首相がメディアを引き連れてイラン訪問中に、米国が経済制裁追加、その後、タンカー襲撃事件もあって日本の立場がバカみたいじゃないか。

>日本の指導者による41年ぶりの訪問を終え、米国とイランの対立関係は以前より不安定になった
米国のメディアに、米国イランの対立関係は以前より不安定になったとまで言われて、わざわざイランに一体何しに行ったんだ?と言う感じになって来た。

本当にたまたま見たテレ朝の「正義の味方」と言う番組で、安倍首相がイランに仲裁役と称してイランに行った件を話し合っていた。
国際政治学者の高橋和夫と言う人に話を聞いていたが、この人、ものすごく辛辣だった。


結局安倍首相のイラン訪問の最中に、米国からイランへ新たな追加制裁を発表され、タンカー襲撃事件も起き、成果らしい成果はなかったと。
安倍首相のイラン訪問中のイランへの新たな経済制裁は、米国は何を考えているのだろうと。

結果的にはまるで安倍首相の顔を潰すような展開になっている。
そう思ってみると何か安倍首相の顔がアホ面に見えて来た。

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番組では情け容赦もなく米国にハシゴ外され足を引っ張られたと結論付けていた。それでも日本に帰国すると、大手メディアは、イラン側は高く評価したとか、大きな前進があったとか、いかにも安倍首相のイラン訪問は成果があったかの様な報道をするだろう。

しかしなんで日本のメディアは権力に対して、こうも生ぬるいのだろう。
事前に質問通告書まで出したり、テレビでは毎度御用コメンティターが出て来てヨイショしたり、権力にしっぽを振って良い顔して見せたり、批判とは程遠いところにある。

旧態依然とした村社会ではこういった思考しかできなくなるのか。 国民の知る権利に応えない大手メディアも相当国際感覚から遅れていると思うが。

日本のメデァイの事なかれ主義の姿勢を見ていると絶望的になって来る。
 

安倍首相がイランを訪問すると同時になぜか日本のタンカーがホルムズ海峡付近で武力攻撃を受けた。アメリカはポンペオ国務長官が「イランによる犯行だ」と断定している。しかし菅官房長官は、「中東地域の平和と安定確保に向けて大きな前進」などと発言している。菅官房長官は支離滅裂か錯乱か。
 
バカを斬る刀 2019-06-14
 
安倍バカがイランを訪問すると同時に、なぜか日本のタンカーがホルムズ海峡付近で武力攻撃を受けた。この攻撃の真相は不明である。ただし、アメリカはポンペオ国務長官が「イランによる犯行だ」と断定している。
 
 
一方、菅義偉は、「中東地域の平和と安定確保に向けて大きな前進」などと発言している。
 
『菅義偉官房長官は14日閣議後の会見で、安倍晋三首相のイラン訪問について、イラン側も高く評価しているとの認識を示した。同国のロウハニ大統領から戦争は望まないとの明確な発言、最高指導者ハメネイ師からは平和への信念、核兵器を製造も所有もしないとの発言があったことは、中東地域の平和と安定確保に向けて大きな前進だと述べた。』
 
そうか、日本のタンカーが武力攻撃を受けたけれど、平和と安定確保に向けて大きな前進か。もう早く病院へ行って頭を診てもらえのレベルである。
 

それともアメリカの言うことがウソなのか。イランの最高指導者、大統領、ともに安倍首相を高く評価している。武力攻撃をしたのは別の組織だということか。あるいは武力攻撃を受けたという件はフェイクニュースか?
 

イランには安倍は評価されている。武力攻撃なんぞ受けていない。アメリカの言うことはウソっぱちだ。そういうことか?
 

1.日本のタンカーはイランから武力攻撃を受けたけれど、安倍のイラン訪問は中東地域の平和と安定確保を前進させた。イランは安倍を評価している。
 

2.日本のタンカーはイランから武力攻撃なんぞ受けていない。イランの仕業というアメリカの情報はフェイクニュースである。イランは安倍を評価している。
 
上記のどちらなのか、野党の皆さんにはぜひ国会で追及をお願いします。 

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