「最終的には生活保護」の舌の根も乾かないうちに「扶養照会」の壁!!&官房機密費を総裁選に流用か!?

 くろねこの短語 2021/1/29

特高顔のカス総理の「最終的には生活保護」発言が波紋を広げる中、昨日の参議院予算委員会における共産党のとっちゃん坊や・小池君の「扶養照会」についての突っ込みはなかなか見応えがあった。

 
生活保護申請の際には行政が申請者の親族に対して援助できるか確認する「扶養照会」ってのをやってるんだが、これって法的な規定はない。でも、行政は生活保護を支給しないための水際作戦として、この「扶養照会」を利用して親族に扶養の義務を押し付けようとしているんだね。

 
それを嫌がって申請を躊躇するひとが多いのが現実で、とっちゃん坊や・小池君は、「扶養照会」の運用見直しを迫ったわけだ。「最終的には生活保護」とのたまってるんだから、当然法的根拠のない「扶養照会」の見直しに言及するかと思ったら、なんとカス総理は答弁を厚労大臣に丸投げしちゃいました。

 
で、厚労大臣の田村君は、「家族関係が壊れているような場合は扶養照会が必要ない」って言い募るだけで、つまりは「扶養が保護に優先する」ってことはどうあっても譲らない。ようするに、旧来の家族制度そのままで、自民党改憲草案の「家族は、互いに助け合わなければならない」ってのはこういうことなんだね。

 
「まずは自分で何とかしろ」「それでもだめなら親族でどうにかしろ」ってのがカス総理の本音で、最終的な「公助」に行きつく頃には、誰もかれもおっちんじまいますよ・・・それこそが狙いだったりして。


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官房機密費についてもとっちゃん坊や・小池君は鋭い突っ込みを見せてくれた。なんでも9000万円超あった官房機密費が、総裁選後に4000万円台まで減っていたそうだ。つまり、総裁選に官房機密費が使われていたんじゃないかという疑惑が浮上するわけで、領収書のいらない官房機密費の闇は、税金の私物化という観点からも見過ごすわけにはいかない問題なんだね。日本学術会議の10億円をとやかく言うなら、官房機密費の明細も出してみやがれ・・・ってなもんです。


小池晃​ 参院議員 20年3次補正予算について 2021.1.28