首相が「金融庁は大バカ者」とか「老後2000万円」回答拒む閣議決定とか大バカ者はどっちだ!

安倍首相、金融庁のあの「老後2000万円」報告書を大馬鹿者と激怒したそうだ。そして、政府は「老後2000万円」報告書を麻生が受け取り拒否したことで報告書を受け取っていないからと回答を拒否する閣議決定をしたそうだ。
 
まるこ姫の独り言 2019/06/19


首相激怒「金融庁は大バカ者」 官邸主導、異例の火消し         太田成美 山本恭介、別宮潤一 20196182215


>老後の生活費が「2千万円不足」するとして資産形成を呼びかけた金融庁の審議会報告書の受け取り拒否は、首相官邸が主導していたことがわかった。

>今月10日、首相も出席した参院決算委員会で「2千万円不足」問題の追及が強まり、公的年金にも焦点が当たった。その日、首相は周辺にこう漏らした。「金融庁は大バカ者だな。こんなことを書いて」


「老後2000万円」回答拒む=報告書の不受理理由に-政府答弁書                6/18() 12:05配信  時事通信社


>政府は18日、老後資金に2000万円が必要と試算した金融庁審議会の報告書に関する野党議員の質問主意書に対し、「正式な報告書」として受け取っていないことを理由に回答を拒否する答弁書を閣議決定した。


凄いよ、酷いよ。
安倍首相は国民に不都合な真実を絶対に開示しない方針のようだ。
国民は自分たちの生活に関わるものだけに、どんな悲惨な状態にあっても知りたいと思う。

政府のように臭いものに蓋をしたら解決するならいくらでも蓋をして貰えば良いが、そうではない。年金問題はきちんと現実を直視して、今の現状がどうなのか、どうしたら後々支払った分だけでも年金がもらえるようになるのか、与野党一丸となって方策を考えるべき問題ではないか。


隠したら実態がますます見えなくなると思うが。多くの国民は年金制度はあるかもしれないが、年金額はどんどん減らされていくのではないかと思っている。そして受給年齢も上がっていくのではと思っている。


その疑問にきちんと答えるのが政府の役割だろうに。日頃から、国民に対して真摯に丁寧に説明をして行くと言っているのだから。話がまったく違う。なぜ隠すのか、なぜ麻生大臣の指示の元の報告書を受け取らないのか。


安倍首相は金融庁を大馬鹿者だというが、大馬鹿者は安倍首相の方だ。そして政治家失格だ!それでなくても有識者会議と言うものは、政府の意向を踏まえての御用審議で、この報告書は政府目線で決して政府に為になっていない報告書ではない。


それを、麻生発言に端を発して国民の怒りに火が付いたものだから、急に大馬鹿者、けしからんと言うのはいかにも大人げない。

金融庁も気の毒に。しかも、報告書を受け取り拒否、よって受け取っていないから答えもできないという閣議決定は、駄々っ子のようだ。
その心は、選挙に絶対勝ちたいから。


年だけは取っているがやる事と言ったらまるで幼稚園児レベルで、トランプはともかく民主主義を実践している欧州の政治のトップが見たら異様な光景だろう。


日本だけだろうなあ。こんな権力者の勝手が許されるのは。国民が羊のように大人しいのは。