名簿は見てないけど、出身大学が偏っているので、任命権者である私が判断したけど、拒否した理由は差し控える・・・支離滅裂というか、虚言癖もあるんじゃないか!!

 くろねこの短語 2020/10/29

日本学術会議任命拒否について、嘘に嘘を重ねたあげくに、自分でも何言ってるのかわかんなくなっちゃった・・・ってのが特高顔の自称苦労人・カス総理の偽らざる心境なんじゃないのかねえ。で、結局は、「個々人の任命理由については答えを差し控える」ときたもんだ。これって、官房長官時代の「問題ない」「批判には当たらない」ってう木で鼻をくくった答弁と同じ手法だ。

 
でも、これから予算委員会の場に移ってからは、こうはいきませんよ。なんてったって、「名簿は見ていない」→「総合的・俯瞰的に判断した」→「出身大学が偏っている」→「任命権者である私が判断した」→「拒否した理由は差し控える」(←いまここ)・・・こうした一連の発言の流れを見てくると、支離滅裂というか、虚言癖でもあるんじゃないかと心配になってくるんだね。

 
政治家としてはもちろん、社会人としても問題あるんじゃないのか。こんなのが総理大臣って、冗談も大概にせぇよ、ってなもんです。それにしても、これで乗り切れると考えているとしたら、一般大衆労働者諸君も舐められたものだ。日本学術会議のあり方を検討する自民党PTでは、年内にも結論を出す方針なんだとか。

「論点ずらし」という批判が高まらないうちに、一気呵成に決着つけるつもりなのだろう。ようするに自民党の狙っているのは、日本学術会議を御用学者が集まった有識者会議みたいな位置づけにしようってことなんだね。

 
この問題が致命傷になる前に、年明け解散ってあるかも・・・なんて妄想してみる木曜の朝である。


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