「温室効果ガス排出を2050年に実質ゼロへ向けて原発新設検討も」(世耕参院幹事長)・・・カス政権の「脱炭素社会」は「原発再稼働・新設」の隠れ蓑!

 くろねこの短語 2020/10/28

コロナ禍もなんのその、「Go To トラベル」に「Go To イート」、さらに「もっとTokyo」に「鬼滅の刃」と、3密なんか知らないよとばかりにテレビは大はしゃぎ。それに加えて、競馬の予想じゃあるまいに、アメリカ大統領選にうつつを抜かしてるんだから、所信表明演説で恥かいた特高顔の自称苦労人・カス総理もほっと安堵のため息ついてることだろう。

 
そんなんだから、ゲッペルス気取りの世耕君なんかに「安全に配慮しながら再稼働を進め、新技術を取り入れた原発の新設も検討することが重要だ」なんてことをほざかれちまうんだね。

 
この発言は、カス総理の「温室効果ガス排出を2050年に実質ゼロ」宣言を受けてのもので、つまりカス政権が口にする「脱炭素社会」ってのは「原発再稼働・新設」の隠れ蓑に過ぎないってことなんだね。

 
唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約批准を頑なに拒んでいるのと同じで、原子力村ってのは福島第一原発事故から何も学ばず、何も反省していないってことだ。そもそも、「原子力緊急事態宣言」はまだ解除されていないし、汚染水処理だってまったく見通しが立っていない。さらに、原子炉格納容器の内部にたまったままの燃料デブリの取り出しだって行き詰ったままの状態だ。

 
そんな現実を無視しての原発再稼働・新設・増設って議論は、とてもじゃないけど正気の沙汰とは思えません。ホント、日本って国は懲りないんですね。


世耕参院幹事長 脱炭素へ「原発の新設検討を」