テロ解説で青山繁晴ボロを出す・安倍晋三と橋下徹の野望

2015-01-22 simatyan2のブログ


昨日のフジ系列関テレで独立総合研究所青山繁晴が今回のイスラム
国人質事件の解説で非常に苦しい安倍擁護を繰り広げました。


突っ込みどころが満載なんですね。

人質救出のために政府は1円たりとも出すつもりはない。

マスメディアやネット上で安倍総理の発言が原因ではないかとの
 批判があるが、安倍総理に一切の責任は無い。

その理由として、政府は昨年11月から2人の人質は知っており、
 テロリストは何かのきっかけで身代金の要求を考えていた。

だから国民に選ばれた総理が中東に訪問して発言したことが原因
 という批判をすることは、彼らテロリストたちのストーリーに
 乗ってしまうことになる。

1977年のダッカ日航機ハイジャック事件で、日本が身代金を
 払ったことで世界のテロの問題を作ってしまった。
 そのため日本の簡単に金を払うイメージを払拭しなければならない。

2億ドル支援についても、イスラム国を壊滅させる為に金を出す
 とは言ってない。

イスラム国と闘う周辺各国に2億ドル支援の約束をしただけだ。


以上が青山繁晴解説前半の大体の概要です。


はまるで政府の中枢人物のような断定の仕方ですが、まあ政府の
スポークスマンだということで大目に見ることにします。
しかしの安倍総理の発言を批判するのが間違いだという理由のから、そしてがどうしても繋がらないんですね。

例えばここで言ってる、「昨年11月から2人の人質の身代金をテロリストが要求する切欠 を狙っていたのを政府が知っていた」という事と、
「総理が中東訪問をして何が悪い」という主張は全く繋がらず何の説明にもなってないことがわかります。


もし政府が知ってたのなら逆にもっと慎重になるべきでしょう。
これ見よがしに「3000億」だの「テロ対策に支援金2億ドル」を出すなどと自慢げに言えるはずも無いでしょう。これを聞けば誰だって、「日本は気前の良い国」と思うはずです。


だってそうでしょう?
強盗犯の目の前で大金のやり取りを見せてるんですから。そんなに簡単に金を出す国なら脅せばもっと出すだろう、と犯罪者なら考えると思います。これが何で、「日本の簡単に金を払うイメージを払拭」することになるのかわかりませんね。


この時点で青山繁晴の論理は破綻しています。
さらに青山は2億ドル支援について、「イスラム国を壊滅させる為に金を出す」とは安倍総理は言ってない、「イスラム国と闘う周辺各国に2億ドル支援の約束をしただけだ」と言ってますが、どう違うんでしょうか?


壊滅させるために闘ってる国に支援することは日本も敵国と見なされ
て当然でしょう。
これも苦しい言い訳にしか聞こえませんね。ただし安倍発言の全てが、もし意図的なものなら別な展開になります。


なぜか唐突に橋下徹の名前が出てきました。もちろん青山繁晴と安倍晋三と橋下徹は元々テレビの番組仲間だから不思議ではないんですが、ただ今回のテロ事件と妙にリンクしてる面があるんですね。


概略を簡単に書くと、先週このフジ系関西テレビに安倍首相が出演
して橋下徹の大阪都構想に賛成であることを表明し、それを聞いた
橋下が大喜びしたんですね。


これは5月17日に大阪で都構想についての住民投票が行われること
についての首相の援護射撃になるからなんですね。
今までも安倍は橋下の都構想については一応賛成してましたが、それは番組仲間としての愛想でしていたようなものです。しかし橋下批判が広まるにつれて安倍は少し距離を置くようになります。


ただ12月の選挙で橋下は、都構想に反対していた公明党の選挙区に
維新の候補者を一人も出さない戦略に出て風向きが変わったんですね。
そこで安倍が考えたこと、と言っても安倍自身が考えたことじゃなく

操ってる連中が考えたことなんですが、都構想を実現させ維新の勢力
を拡大させ、自民に取り込み憲法改正をするということなのです。


もともと安倍自民にとって都構想などどうでも良いのです。
しかし憲法改正に慎重な公明党を切り、維新を代わりにするには今の維新の勢力ではまだ小さい。もっと維新の勢力を拡大させる必要があるって事ですね。ここで青山ははっきりと「公明党を切るため」と言っています。


公明党の人が、もしここを見てるなら怒るべきですよ。
橋下にも安倍にもコケにされたんですから。前から安倍自民は、最終的には解釈改憲の集団的自衛権の行使容認程度ではなく憲法改正での合法的な軍隊を考えていたわけですが、それが目前に迫ってきたようですね。


一度失脚した安倍晋三の首相再登板、橋下徹の再浮上、今回のテロ、
その対応の仕方、何か嫌な予感がします。
馬鹿な守銭奴たちですが資金力と権力で何をするかわかりません。今は安倍政権のスポークスマンの青山ですが、第一次安倍内閣と民主政権のころは安倍とは距離をおいていました。


安倍晋三は官僚の手下だとも言ってたことは、このブログの数年前
軒で残ってますからね。
しかし第2次安倍内閣になってから変わったのです。ひとつはメタンハイドレードで政府を動かすことが出来たこと。


もうひとつは世耕官房副長官が理事長を務める近畿大学の客員教授
になったことです。
自身の息子が近大ということもあり完全に配下に成り下がったのです。元々詐欺師ではありましたけどね。とにかく第2次安倍内閣以降、マスコミの大半、輸出大企業と財界、官僚全ての利害関係が一致してるかつてない政権になってしまったのです。


これは非常に不気味なことです。
青山繁晴は事あるごとに、「一度辞めた安倍さんを我々が復活させた意味」という意味の発言を繰り返していますが、安倍を中心に詐欺師たちが勢力を拡大させているのは間違いなさそうです。