台風被害で笑いを取る河野防衛相、どっと笑うパーティ参加者たち
まるこ姫の独り言 2019/10/29
もう、この国はどうかしちゃったな。自民党の議員たちの政治資金パーティは。
そして出席者たちがなぜ笑うのか知らないが、どっと笑う。ネタにする方もする方だし、それに呼応して笑う方も笑う方だ。今度はネットで異常に人気がある河野防衛相が上から目線の心無い発言。
>「私は雨男。大臣になって台風三つ」 河野防衛相が発言 10/28(月) 22:58配信 朝日新聞デジタル
>河野太郎防衛相は28日、東京都内で開いた政治資金パーティーで、「私はよく地元で雨男と言われました。私が防衛大臣になってからすでに台風が三つ」と述べた。会場の参加者からは笑いが起こった。台風19号などで東日本を中心に多数の死者が出ており、不謹慎との声が上がりそうだ。
メディアは自己防衛が過ぎる。「不謹慎との声が上がりそうだ」ではなくなぜ「不謹慎だ」と言えないのか。ネットでは、この発言の何が問題なんだというような声ばかりだが、私は問題点だらけだと思う。
まず、台風で大きな被害が出ていて、家が流され床上浸水、そして車も水浸しで、惨状は目を覆うばかりだ。個人では防ぎようのない出来事ばかりだ。そしてこの大雨で多くの方が亡くなっている。
そんな中の、「私は雨男。大臣になって台風三つ」発言はどう考えてもあり得ないし、それをネタにして笑いを誘い、どっと笑うパーティ出席者たち。どう考えても非常識だ。人の不幸を笑いに変える神経が分からない。
しかも
>閣僚の政治資金パーティーは、2001年閣議決定の大臣規範で「大規模な開催」の自粛が規定されている。
まったく絵に描いた餅だ。多分パーティを開いた方としては、「大規模」ではないと言い逃れしそうだが、河野防衛相の開いた政治資金パーティは800人が参加したそうだ。
政治家と一般人では全く感覚が違うのだろうが、800人もの参加は十分大規模だと思うが。そして、すでに被災地が復興したわけではなく、水害被害は生々しく胸に迫って来る。
被災地は今をどう生きるかで一杯で、明日への生活のめども立っていない状態でもがき苦しんでいる。そんな中、政治資金パーティを開き、水害を笑いネタにする河野防衛相。
今、政治資金パーティを開く神経が分からない。延期と言う選択肢はなかったのか。
自民党議員らしい雲の上の人感覚で、国民生活など眼中にないのがよくわかる。
こんな偉そうな態度の議員がネットでは有能議員として映り、絶賛されているのもおかしな話だ。
しかもネットでは将来の総理候補だと(笑)自民党やネトウヨからしたら、二階が「台風被害はまずまずだった」と言うくらいだから、河野の「私は雨男。大臣になって台風三つ」のどこが悪いの?と思っているのかもしれないが、国民の生死は眼中になく血も涙もない議員ばかりだ。
コメント