大学入試に導入される英語の民間試験について萩生田文部科学大臣が、受験生を念頭に「身の丈に合わせて頑張って」などと発言したことについて、28日、謝罪しました。

 萩生田文科大臣は先週、民放のBS番組で、来年度から始まる大学入学共通テストで導入される英語の民間試験について、「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」などと発言していました。この発言に対して「経済格差による教育格差を容認している」などと批判の声があがっていましたが、28日、報道陣の取材に応じ、こう釈明しました。

 「自分の都合に合わせて、適切な機会を捉えて、(入試で活用できる)2回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言したものです」(萩生田光一 文科相)

 そのうえで、「受験生に不快な思いを与えかねない説明不足の発言でおわびを申し上げる」と謝罪しました。(28日14:23)

 

大学入学共通テスト英語の民間試験が不公平である。親の経済力や住む地域によって有利不利が生じるという批判に対して、「身の丈」云々の発言が出たわけだ。

 

身の丈に合わないのは、萩生田にとっての文部科学大臣の役職であり、国会議員という地位である。おっと、もっと身の丈に合わない役職に就いているバカ、その上にいたな。