みっともない真似の世耕参院幹事長、一般人を相手に名誉棄損提訴

まるこ姫の独り言 2019/10/28

自民党ネトサポは2005年にチーム世耕として発足した。それがどのようにネトウヨに移行したのか詳しいところは知らないが、最近では、気持ちの悪いネトウヨそしてネトウヨ脳を持った有名人が次から次へと安倍政権の擁護をしている。

大体が、野党は与党の不祥事なり政策なりを批判するのが仕事の筈なのに、それを発言すると「野党は他人の悪口ばかり言うから支持率が低い」とデマ飛ばしをする。

その伝から行くと野党は黙って権力に従っていろと言いたいのだろうか。だったら野党の存在意義がなくなる。思えば下野した際の自民党は死に物狂いで民主党政権を拒否し続けて来た。

審議拒否は数限りなく、国会での質疑も批判と言うより民主党への悪口三昧。自民党議員は感情の制御がきかないのがよくわかった。それほどすさまじい怨念が民主党政権に対してほとばしっていた。


その自民党のチーム世耕が立ち上げたネトサポ集団は論理的な思考からほど遠く、無茶苦茶な感情を押し付けてきたが、ああいえばこういうのネトサポ・ネトウヨたちの親玉の世耕は、やっぱり思考が扇動的だった。


世耕弘成氏、名誉毀損と提訴 青学教授のツイッター投稿               10/25(金) 13:13配信  共同通信

>ツイッターへの投稿内容が名誉毀損だとして、自民党の世耕弘成参院幹事長が、青山学院大の中野昌宏教授に150万円の損害賠償と謝罪文の掲載などを求めて東京地裁に提訴した。


なぜツィッター社へ、そのツィートの削除を求めなかったのか。違うなら違うとツィッター上で反論すればいい。世耕のやっている事はいわれなき言いがかりのような物で、なんてことの無いツィッターでも、アカウント停止に追い込まれた例は山のようにあるのに、その過程をすっ飛ばしていきなりの提訴は何なのか。

しかも公職にある立場の人間が一般人を提訴。世耕の乱暴なやり方は、例を挙げると教師に不満や問題があった場合、教師に直接問題点を質すこともせず、いきなり教育委員会に問題を投げるモンスターペアレントのような物だ。


スラップ訴訟の匂いがプンプンしてくる。相手をビビらして、モノを言えなくする言論弾圧が視野に入っている感じがしてならない。やっぱりどう考えても参院幹事長と言う立場の人間のいきなりの提訴は、権力を盾にした言論封殺を意図していると思う。

こんな提訴が認められるなら、私たち国民は権力の批判一つできなくなる。この案件はどう処理するのか、司法の良識が問われるのではないか。感情的に罵詈雑言を浴びせるネトウヨやネトサポたちは、いついかなる時も理性的であろうとするリベラル派の言動を見越しているのも腹立たしい。