小泉農水相「農業機械のリース・レンタル」発言に反発続出


まる子姫の独り言 2025/6/20

私も無知で農業の「の」の字も知らない人間だからか、あんなに高い農機具はレンタルやリースをすればいいのにと思っていた。
何千万円もする機械を共同で購入すれば農家も助かるのに、なぜしない?と思ってきた一人だが、聞けば聞くほど素人ながら「そうだなあ」と納得してしまった


やっぱり、進次郎は車座集会をやっていても、農業の表面的なことしか見ない大臣だったという事だ。
しかし私は素人だから・一般人だからで済むが、進次郎の場合、9年前は自民党の農林部会長として「農協改革案をまとめる中心的な役割を担った」議員、そして今は農水大臣をやっているくらいだから、よほど農家の実情をよく知っている議員の一人だと思っていたが、やっぱりピントがズレていた。


小泉進次郎農水相が「2000万円のコンバイン、普通買えますか?」農業機械のリース推進表明にネット困惑
                 6/18() 13:20配信 J-CASTニュース


>小泉進次郎農水相が2025617日、農業機械のリースを推進したいとの発言を行い、波紋を広げている。

>高価格な農業機械について、「だとしたら普通買えますか? と」と購入の必要性に疑問を呈し、自身の思いを語った。

>「むしろそれだったら、買うんではなくてレンタルやリース、こういったことがサービスとして当たり前の農業界に変えていかなきゃいけないんです」

>建設業界と比較し、「今、建設業界を見ると、重機や建機のレンタルやリースって当たり前ですよね」。


どう考えても、生き物相手の農業と、建設業界を比較するのはどうかと思う。
農業の場合、地区地区で田植えや刈り取りは、誰もが同じ時期にやりたいだろうし、その時期になると我も我もと一番良い時期に機械をリースしたいだろうし申し込みが殺到する。


田植や刈り取りの時期もみなが同じ時期だし、殴り合いのけんかをして力でねじ伏せるとか、あるいは抽選で決めるとかしない限り、短い期間でのリースやレンタルは難しいだろう。時期を外れた農家は相当な遺恨を残すだろうし、大変な修羅場が待っている。


やっぱり進次郎の発言は現実的では無かった。
しかも建設業界と違って、田植えや刈り取りの時期しか使用しない、あとの期間倉庫に遊ばしておくしかない農機具をどこの奇特な業者が所有してリースやレンタルをしてくれるのか。


意気揚々と語った進次郎の案は素人の域を越えなかった。
しかし進次郎が天の声で言えば、農協や農水省がレンタルやリースの代行をしてくれるのか。
考えれば考えるほど、知れば知るほど農機具のリースやレンタルは現実的ではない事が良くわかったが、進次郎はこの案を撤回するのだろうか。