岸田政権「子連れは並ばない子供ファスト」これが少子化対策?
まる子姫の独り言 2023/3/19
なんだか書くのも脱力する様な、岸田政権のピント外れの少子化対策。これが異次元の少子化対策ってなんなのか。セコイし、ショボいのが自民党政権の特徴だ。人に対しての愛が無いし金を使う事を極端に嫌がる政権。
>子連れは並ばない「子どもファストトラック」 国施設に設置へ
3/17(金) 19:18配信 毎日新聞
>岸田文雄首相は17日の記者会見で、少子化対策に関して「欧米では公共の場に子育て世帯の専用レーンが設けてあったり、子連れの人を周囲の人が手助けしてくれたりすることが多いと聞く。
子どもファースト社会の実現をあらゆる政策の共通の目標とする。先行的に国立博物館などの国の施設で、子連れの方が窓口で並ぶことがないよう『子どもファストトラック』を設け、この取り組みを全国展開する」と表明した。
就学未満の子供のトイレを並ぶことなく優先というのなら話は分かるが、国の施設で子連れは窓口で並ばず入れる発想はピントがズレている気がしてならない。
しかもわざわざ記者会見をしてまで「子供を甘やかすことや王子様扱い」をすることが少子化対策になるとはとても思えない。
以前、ヨーロッパの場合、電車内では子供は立っているのが当たり前、座席に座るのは高齢者や妊婦や障碍者の方たちで無暗に子供を甘やかさないと聞いたことがある。日本は、ルールを度外視しての子供優先や甘やかしが「子供は国の宝」とはき違えてないか?
社会のルール守らなくてよい子どもファストで育った子供は、いつ「子どもファスト」を卒業するのか。
社会に出て困るのは「子どもファスト」で育った子供じゃないか。岸田も、国の施設に並ばずに入れるからとか、奨学金減免の為にとか、新婚世帯に公営住宅の畳やトイレを変えるとかが、子供を作る気になると思っているとしたら、どれだけピントがズレている事か。
そもそも結婚しようにもできる環境じゃないのが日本なのに。子育てをしてこなかった人達が作った異次元の少子化対策。子どもを増やすために、子育て世代にピント外れの異常な特別待遇より、金銭面や環境面で子育てしやすい社会を作ることの方が少子化対策に繋がると思う。
例えば、保育園の拡充とか教育費や給食費の無償化とか本当に子育て世代が欲している政策なら未だしも、子連れがズルしていると誤解されるような政策は百害あって一利なしだ。
コメント