真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2023年12月

本年、最終記事

バカを斬る刀! 


2014年に当ブログを開始してから、ほぼ10年となりました。
当ブログは、この10年間に1000回ほどは書いてきたでしょうか。書いても書いても、日本の政治はよくならないと思いながら続けてきました。

それでも、その間に安倍晋三は亡くなり、エセ保守・ネトウヨ側の勢いもやや弱くはなってきました。検察も安倍派の裏金問題には(どこまでかまだわかりませんが)、ある程度本気を出して捜査しているようだし、マスゴミの姿勢も少しばかりは変わってきました。

 

ただし、国家の衰退は止まる気配ありません。今年の出生数は72万人余りだそうです。予想をはるかに上回るペースで少子化が進んでいる。

 
出生数、最少72万6千人 昨年80万人割れ、さらに5.8%減 朝日新聞社23年推計:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

戦後の所謂「団塊の世代」の人たちがもう2~3年で80代を迎えます。年間に100万人、150万人、200万人が亡くなる一方、60万人や70万人の出生ということなら、年間に50~100万人、それ以上が減少することになります。

 

道路、トンネル、橋梁、上下水道、電力網、都市ガス、こういったインフラは、日本で1億2千数百万人が生活することを想定して構築されている。これから人口が急減し、1億1千万人、1億人を割り込むような社会になって、これらをどうやって維持していくのでしょうか。

 
設備面だけではありません。年金制度や健康保険制度などの社会保障の維持も大変になります。
人口急減が確実なのに、都心などの不動産価格は上昇(あるいは高止まり)しています。マネーゲームによって吊り上げられただけのものであり、近い将来のバブル崩壊、不動産相場の大幅下落は避けられないでしょう。

 

農家の高齢化も深刻だそうで、主食であるはずのコメの供給もいつまで安定するか不明です。明るいネタはあまりないようですが、とりあえずお互い健康に留意し、頭を働かせて困難な時代を生き抜いていきましょう。

 

年内最後のメッセージです。よいお年をお迎え下さい。

西村、下村に事情聴取で、安倍派幹部6人がパー券裏金で勢揃い・・・ここまで組織ぐるみで「会計責任者に任せていた」なんてたわ言抜かすクズども!

 
くろねこの短語 2023/12/31

安倍派のパー券裏金疑獄は、暮れも押し詰まったところで、女体盛り・西村君と加計学園不正献金疑惑の下村君が事情聴取を受けたニュースが飛び込んできた。これで安倍派5人組+反5人組の幹部すべてが勢揃いしたってことだ。

西村前経産相を特捜部聴取 中枢幹部6人目、下村氏も

 
どいつもこいつも「還流は知っていたが、収支報告書上の処理は政治家の間で話しておらず、会計責任者に任せていた」」と関与を否定しているそうだが、ここまで組織ぐるみの悪事が下っ端だけでできるわけがない。

 
この連中の中から、ひとりでもお縄になる者が出てきて欲しいと願うと同時に、ここまできたら、鮫の脳みそ・シンキロー森君にまで司直の手が伸びることを期待してしまう大晦日である。
というわけで、皆さん、良いお年を。

【まだまだあるぞ気になるニュース】

安倍派の「パー券購入者比率」は6年連続「0.675」 架空の数字を記入か 毎年同比率は二階派と2派閥のみ

柿沢議員側「人身御供を」 前区長に提案 ネット広告関与隠す工作か

マイナ保険証 利用率高めた医療機関への「支援金」を予算案に…「あらゆる手段」で今後も税金投入か

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ライドシェア 見切り発車納得できぬ


2023
1231 北海道新聞

 
自家用車を使い客を有料で運ぶ「ライドシェア」について政府は来年4月の一部解禁を決めた。
都市部や観光地などのタクシー不足解消を目的に地域や時間帯などを限定して実施するが、運行管理はタクシー会社が担うものだ。

 
これでは非正規の運転手を増やすだけにも見える。タクシー会社を介さぬ全面解禁は議論を続け来年6月までに方針を出すという。
ライドシェアは安全性や労働環境での問題点が指摘されていた。「走りながら制度を考える」ような政府の進め方は納得できない。

 
鉄道やバス路線廃止が続き、道内でも住民の足確保は切実な問題だ。自治体などに有償送迎を認める現行制度も同時に拡充する。
タクシー不足は地域によって事情が異なる。拙速な全面解禁は避け、慎重に判断すべきだ。

 
ライドシェアはスマートフォンアプリを利用した配車などで米国や中国では急速に普及している。
だが日本では第2種運転免許なしでの有償送迎は原則できない。新制度は限定解禁するものの参入は国土交通省の許可制となり、需要が高い対象地域や時間帯を選んで進める方向である。

 
一般ドライバーとの契約形態は今後詰めるが、車両管理や研修、事故対応はタクシー会社任せだ。
推進派の経済人が求める米国のような自由な働き方には程遠いうえ、反対するタクシー業界側にとっても負担が増すことになる。

 
コロナ禍前に比べ全国のタクシー運転手は2割ほど減少した。外国人観光客が戻り、道内でも後志管内倶知安町やニセコ町などでは供給不足が深刻化する。大泉潤函館市長も導入に前向きという。
需要の高まりは理解できる。だが岸田文雄首相が所信表明演説で「課題に取り組む」と述べてからわずか2カ月である。国会論議も尽くされたとは言えない。

 
旗振り役の菅義偉前首相らに政権が配慮したとの指摘もあり、見切り発車の感は否めまい。
一方で、交通手段が乏しい地域で自治体やNPOに例外的に認める自家用有償旅客運送制度は、運賃目安をタクシー料金の約8割に引き上げるなど要件を緩和する。

 
だが過疎地では高齢者の医療機関送迎などの長距離利用が多く、運賃負担は高額となる。道内では制度をあえて活用せず住民のボランティアに頼む自治体もある。
コロナ禍で台頭したウーバーイーツなど食事宅配の恩恵は都市部が主だ。ライドシェアは地方の利便性も高める仕組みを求めたい。

パー券裏金、地方議員の買収工作に!? 金で政治を動かす腐りきった自民党!!

 
くろねこの短語 2023/12/30

性加害が疑われる芸人が酒飲みながらくっちゃべる特番が流れる日本のテレビに口アングリの年末。
そんなことより、パー券裏金だ。なんと、地方議員にもその金が流れていたとか。これって、選挙のための買収に使ってたってことなのか。

 
そう言えば、逮捕された元法務副大臣も区長選をめぐっての区議への買収容疑だった。ようするに、この国の政治は金で動いているってことか。
パー券裏金疑獄は安倍派だけの問題ではなくて、自民党の金権体質をこそ糾弾すべきフェーズに入ってきたってことだ。

【独自】キックバックを「地方議員に配る資金に充てた」 安倍派の一部議員が東京地検特捜部に説明 自民・安倍派「裏金」事件

【まだまだあるぞ気になるニュース】

自民 大野泰正参院議員の岐阜の事務所や自宅を捜索 東京地検

「一種の経済的虐待」…第三者に生活保護費を管理させる契約を桐生市が受給者に押し付け 不適切支給問題

完成したはずのトンネルは「張りぼて」 ほぼ全工程やり直しに

コロナ 新変異ウイルス「JN.1」検出急増 年末年始に感染対策を

全土一斉攻撃、26人死亡 最大規模、産科病院も標的

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泉房穂、モーニングショー出演!政権擁護の田崎との対比が面白すぎ


まる子姫の独り言 2023/12/29

とうとう泉房穂氏が、モーニングショーに出演。
長嶋一茂のピンチヒッターだそうだが、これほど痛快な人とは。ツイッターでいつも発信しておられるけど、想像の上を行く頼もしい人だった。そして明快な人だった 。
既得権益代表の田崎史郎VS国民視点代表の泉房穂。


田崎史郎氏 裏金捜査の安倍派「議員90人いなくなったら困る」に泉氏が猛反論「誰も困らない」 裏金の金額線引きするな
               12/29() 9:35配信 デイリースポーツ


> 泉房穂氏が、検察の捜査について「徹底的に続けるべき。マスコミもすぐに金額でいくら以上とか言う。一種、見せしめ的にやってるだけのような気もする」と指摘した。

>これに田崎氏は「金額で線を引くのはおかしいんですけど、数十万円でも摘発していったら安倍派の議員はほとんど関わってきてしまうでしょうね」との見方を示した。


田崎の誰もいなくなってしまう発言に対しての泉房穂の「大変でもないですよね。全員いなくなっても誰も困らない。きれいに一掃して新たな方が立候補したほうが日本の夜明けが始まる」は多くの人は鬱憤が晴れ拍手喝采、留飲が下りたのではなかろうか。


現に、スタジオ内は笑いに包まれていた。
自民党議員がいなくなったら、むしろ希望が持てる国になるのが少しは分る人がいるのだろう。玉川も同志を得たとばかり、ものすごいテンションが高かった。
見る方もすごく気分が盛り上がったし。


有権者の視点が変わると政治も変わるし、今までのような金がすべての「悪代官と越後屋」政治は止めるべきだ。
金権政治は、世界的に時代遅れで国家・国民の為にならない事を有権者も認識すべきだ。しかし、あれだけ税金私物化する政党の議員がいなくなって誰が困るのか。


情報を貰えない田崎がいの一番に困るのは目に見えている。
田崎は自民党の代弁者だから、議員がいなくなると困るというが、庶民としては税金を私物化する90人がいなくなった方がせいせいして良い。補選で1人選出するのも90人選出するのも選挙の運営に金が掛かるのなら、一気にやった方がよほど金が掛からなくて済むのじゃないか。


泉房穂のような未来を見据えた政治家がもっともっと出てくることを望む。
野党にも自民党の毒に感染している政治家が多すぎて未来が全く見えなかったが、今日の泉房雄のモーニングショー出演で、見ている方も「ひょっとしたら政治が変わるかも知れない」と言う意識が持てたことは今年一番の収穫だと思う。 

回顧2023 命と暮らしを守る政治に


2023
1230日北海道新聞
 


2023年が幕を閉じる。
新型コロナ感染症が感染症法上の「5類」に移行し、イベントが再開されるなど世の中がにぎわいを取り戻す1年だった。3月に開業した北広島市のエスコンフィールド北海道も活況を呈した。

 
一方で世界の戦禍は収まるどころか拡大し、殺戮(さつりく)が続く。
ロシアのウクライナ侵攻は2年に近づき、パレスチナ自治区ガザでも戦闘が始まった。ガザ側の死者は2万人を超える。国際社会はイスラエルが停戦に応じるよう粘り強く働きかける必要がある。

 
長期化するウクライナへの攻撃も出口が見えず、各国の「支援疲れ」が指摘される。
ガザにしてもウクライナにしても、最優先すべきは人命を守ることにほかならない。一刻も早く戦いを終わらせたい。 自民党派閥の政治資金規正法違反事件は、越年して捜査が本格化する見通しだ。東京都江東区長選を巡る公選法違反事件では柿沢未途衆院議員が逮捕された。

 
国民の政治不信は頂点に達している。政治家は今度こそウミを出し切り、実効性の伴う改革を断行しなければならない。併せて、謙虚な姿勢で国民の暮らしに寄り添う施策に取り組むべきである。


深刻な子どもの犠牲

 
ガザの死者で大きな割合を占めるのが子どもや女性だ。
「ガザは子どもたちの墓場と化した」。国連児童基金(ユニセフ)は危機感をあらわにする。13歳の少女は南部の最大都市ハンユニスの自宅が全壊し、両親と2人の兄弟を失った。自身も右足切断の重傷を負う。

 
「自分の権利とすべての子どもの権利を守り認められるようにしたい」。少女は希望を捨てず弁護士になる夢を語っていたが、けがが原因で短い生涯を閉じた。
心が痛み、怒りを禁じ得ない。戦争は、子どもに対する重大な人権侵害である。

 
現地では安全な飲料水の不足も深刻だと報じられる。それが大人より体力が劣る子どもの脱水症状や感染症、栄養不足のリスクを高めている。
ウクライナでは子どもを含む住民の心的外傷後ストレス障害(PTSD)が増えているようだ。

 
いったん心に負った深い傷はそう簡単には癒やせない。
ロシアは戦争のこうした罪深さも直視して、ただちに軍を撤収させなければならない。


国民軽視が目に余る

 
自民党の政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は松野博一前官房長官らを任意聴取した。
議員側へのキックバック(還流)の金額などを記した一覧表が作成されていた疑いも浮上する。 事実であれば、派閥の組織的な関与や計画的な裏金処理を裏付ける手がかりになるのではないか。

 
岸田文雄首相には党総裁として実態を徹底解明し、国民に説明する責務があるが、その姿勢は感じられない。国民軽視も甚だしい。
それでなくても国民はこの1年間、岸田政権の政策に振り回されたり、疑念を深めたりしてきた。

 
一例が健康保険証のマイナ保険証への一本化だ。なぜそれが必要か疑問は拭えない。やぶから棒に所得税減税も飛び出したが、選挙対策ではと国民は見透かした。
物価高は依然家計に重くのしかかり、実質賃金は直近の調査で19カ月連続のマイナスである。

 
政治がなすべきは国民の暮らしに目を凝らし、改善の道筋を描くことだ。防衛費を増強して緊張を高めるのが取るべき道ではない。
LGBTなど性的少数者への理解増進法は成立までに修正が加えられ、差別解消の理念が損なわれた。多様性を尊重する社会の実現に不断の議論が欠かせない。


地方は「従う」存在か

 
国は地方の自治を尊重する
憲法がうたう理念だが、岸田首相の政権運営には冷ややかな態度が目についた。一つは福島第1原発の処理水の海洋放出だ。漁業関係者らが強く反発していたが押し切った。

 
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、国は工事の設計変更を県に代わって承認する代執行をした。
来年1月中旬にも軟弱地盤の改良工事が始まる。反対する沖縄の民意を踏みにじる暴挙と言え、断じて容認することはできない。

 
高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に関する、後志管内寿都町と神恵内村での文献調査は開始から3年が過ぎた。
交付金で最終処分事業へ誘導する手法は問題が多く地域の分断も招く。仕切り直すべきである。

 
来年の通常国会には国の権限拡大につながる地方自治法改正案も提出される見込みになっている。
国と地方の関係は上下・主従ではなく対等・協力だ。国の強権的な振る舞いに目を光らせたい。 

辺野古基地建設のための代執行は、「公益及び公の秩序」により「基本的人権」すら制約できるとする自民党改憲草案そのものだ!!


くろねこの短語 2023/12/29 

辺野古基地建設のために、とうとう国が代執行に着手した。ゴミ屋敷の強制撤去みたいなものだなんて能天気なこと言ってると大変なことになりますよ。

辺野古の承認、国が初の「代執行」実施 沖縄県の同意ないまま工事へ

 
辺野古基地建設のための国の代執行は、国が言うところの「公益」のためなら、自治体の民意なんてどうでもいいってことですからね。これは明らかに、国が自治体よりも優位に立っているということで、国と自治体が対等の立場であると定めた地方自治法に違反している。

 
ここで思い出されるのが、「公益及び公の秩序」により「基本的人権」すら制約できるとする自民党改憲草案だ。
今回の代執行の理屈で行くと、たとえば原発建設なんてのだってどんなに住民が反対しようと強行できちゃうんだね。ようするに、お国のためなら何でもありってことになりかねない。

「国策なら」基地でも処分場でも自由に造れる?…沖縄県敗訴の辺野古判決にちりばめられた「矛盾」

 
そもそも、普天間基地の危険性が問題なんだから、まずは基地撤去をするのが先だ。新基地建設が普天間移設の条件っていうのがおかしな話なのだ。
しかも、その新基地にしたって、工事が終わるのは14年も先のことだ。それだってマヨネーズ並みの軟弱基盤を考えれば、どうなるかわかったもんじゃない。土建業者とそれとつるんだ政治屋だけが潤うという、永遠の工事の始まり・・・それが代執行のツケとならないことを願うばかりだ。

【まだまだあるぞ気になるニュース】

柿沢未途容疑者の次で国会議員「10人目」 特捜部が進める「裏金事件」立件の節目は?

【速報】大野泰正議員の事務所など家宅捜索 自民党・安倍派「裏金」事件で 東京地検特捜部

大阪・関西万博 9割近くが「工事参画に興味ない」建設業界調査

吉村洋文知事が絶賛する「5mで1億円」の大阪万博リング 大半は接着剤で貼り合わせた集成材

松本人志「俺の子ども産め!」報道に吉本興業が法的措置示唆と…メディア完全沈黙のワケ

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安倍派家宅捜索で岸田「強い危機感、信頼回復」これしか知らんのかい


まる子姫の独り言 2023/12/28

今までは一応は少しは配慮して「〇〇の一つ覚え」と書いてきたが、これからははっきり言おう「バカの一つ覚え」で同じ文言しか言えない岸田。
安倍派家宅捜索を受けて、記者団に「強い危機感を持っている」と。そりゃあ、だれだって危機感を持つだろうが、国民はそんなことを聞きたいわけじゃない。なんで自分の言葉で語らないのか、なんでそこまで自分たちに甘いのか。


【速報】岸田総理「強い危機感」安倍派議員への家宅捜索受け     12/28() 10:07配信TBS NEWS DIG Powered by JNN


>自民党の政治資金疑惑をめぐり、東京地検特捜部が安倍派の複数の議員の関係先に家宅捜索に入ったことを受けて岸田総理は、「捜査機関の具体的な活動について総理大臣として触れることは控えるが、いずれにせよ強い危機感を持って政治の信頼回復に努めなければと感じている」と語りました。


安倍も次から次へと不祥事続きで、記者に問われると「責任は私にある」責任が自分にあると自覚していたなら、自分を律することをやり、それを世間に発表するのがトップのトップたるゆえんだと思ってきた。ところがそれで何か行動を起こすのかと思いきや、何事もなかったかのような振舞いをし続けてきたのが安倍だった。


現総理の岸田も同じことしか言わない。
ひょっとしたら、こういう時はこう言えとのテンプレートでもあるのかもしれない。しかし、安倍の時も感じたことだが、どんなに拙い言葉でも自分が考えた言葉で真摯に語ればそれなりに伝わるもので、安倍菅岸田には、何一つ伝わるものがないのは、そういう事じゃないか。


安倍は不祥事が出ても「責任は私にある」と後は野となれ山となれ。菅は記者会見でどの質問にも「当たらない、問題ない」とシャットアウト。岸田は「強い危機感を持っている、信頼回復に努める」これが常套句だが、強い危機感を持っているなら何か行動を起こす筈だが、言っただけで終わり。
信頼回復をどうやって行うかすら言わない。


そして疑惑の議員はすべて「しかるべき時に説明する」と言うが、一度も聞いた覚えがないのはどういう事?
甘利だって下村だって逃げ回って時が過ぎるのを待ち、まともに記者会見を開いて説明することなく、知らない間に復活して党の重責を担っている。


多分、今疑われている議員の誰一人として、説明をする気は持っていないと思う。
これでは不信感が増すことはあっても私たち国民は総理や自民党議員を信頼できない。特に岸田は本当に頼りないというか、決断力がないというか、優柔不断と言うか、岸田自身が何をやりたいのかすら、見ている方に伝わってこない。


まあ、どう考えても泥棒が自分を縛る法律を作るわけがないのと同じく、自民党が自分たちを縛る法律は絶対に作らないという事だけはよくわかった。
 

松本人志はもはや芸人ではない。漫才はもちろん、笑いの芸なんぞほとんどやっていない。せいぜい番組司会者かコメンテーターというところ。そこで「腐れ芸人クズレ」と呼ぶことにする。

 
この腐れ芸人クズレが、伊藤詩織さんへの性的暴行事件についてコメントしたそうだ。

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00000145-spnannex-ent


松本は「密室のことですしね、どういうやり取りがあって、どういう流れかは分からないですけど」とした上で、「間違いなく言えることは後日、彼女の方が“嫌だった”“納得してない”って思いだすのが嫌になるっていうことだけは間違いないですよね。そうなると男は謝るしかないですよね。これはもう男は謝るしかないんですよ、そう言われると」とし、「これまた控訴したところで、これでもし逆転で勝ったとしても格好良くないですよね。どこまでいってもこうなっちゃうと格好良くない」と話した。

 

この腐れ芸人クズレ、とことん腐りまくっている。「密室のことで分からない」というが、詩織さんがほぼ意識を失っていた事実はタクシー運転手、ホテルのドアマンが証言している。

 
意識を失った女性に対して性行為の及んだなら準強姦に決まっているではないか。事実をごまかして事件を矮小化するな、この腐れ芸人クズレが。つくづく汚ねえ野郎だ。
「謝るしかない」。この発言もバカの極み。「謝って済むなら、警察はいらん」。大阪だったら、「すいませんで済んだら警察はいらんわい」というだろう。山口には本来、刑事責任が追及されるはずだった。

 
それを揉み消したのは誰で、どこからどんな圧力がかかったのか、コメンテーターを気取るなら、それぐらい言ってみろ。
さらに、「恰好よくない」ときた。刑事訴追はされていないが、犯罪者としてほぼ明白な山口に対して、この評価は何だ?犯罪者は恰好よくないのか。では例えば、新幹線殺傷事件、無期懲役判決に万歳三唱した小島一朗にもそう言うのか? 松本、もう引退しろよ。

 
元々お前は、お笑い芸人の活躍期間は5年から10年、スポーツ選手と同じようなものと言っていたではないか。
 ある意味、お前の予想は当たった。20年、30年と芸能活動を続けるうちに、お笑い芸人から腐れ芸人クズレに堕落したのだから。

 

芸能生活の最後にこういうのはどうだ。干されるのを覚悟で、現政権の批判を言い尽す。ボロカスにこき下ろし、真実や思うことをできる限りぶちまける。それで吉本本社や官邸から圧力がかかれば、それも暴露する。もう一生食っていけるカネ、十分にあるだろう。最後にそれをやって、きれいに引退してみろよ。


やはりこんなものか。リブログの通り、レイプ犯を庇うわけだ。テレビの番組で、指原莉乃に対してひどいことを言ったこともあった。

 
松本人志さん「お得意のからだを使って」発言 批判に開き直る? 局の姿勢に疑問の声 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

指原に肩入れするつもりはないが、この発言はひど過ぎる、常識ある人間の口から出る言葉ではない。発言が異常なら、行動もその通りであったか。一応、吉本興業側は否定のコメントを出しているが、「法的措置を検討する」というもので、「法的措置を取る」とまで断言できない微妙な言い回しになっている。

 
松本にしたところで、事実無根なら記者会見でもしてあらゆる質問に答えればいいのだが、そんな行動はない。
一方、文春側は吉本側に対して自信満々のコメントを返している。テレビ局もジャニーズの反省があるのか、まったくの黙殺ではなく双方のコメントを報じている。

 

週刊誌を発行する出版社側は、いい加減な記事を出しては訴えられ、敗訴するケースが相次いだ。近年はさすがに懲りたようで、そのようなことは聞かなくなった。記事には、よほどの根拠、よほどの信頼性、よほどの確信をもって出している。

 
文春にとっては、吉本側の否定コメントなど想定の範囲内だろう。二の矢、三の矢、証拠写真なども用意しているだろう。
これからの展開が楽しみだ。

柿沢議員逮捕 選挙不正の疑惑解明を


2023
1229 北海道新聞 

東京地検特捜部はきのう、4月の東京都江東区長選を巡る公選法違反容疑で、自民党を離党した前法務副大臣の柿沢未途衆院議員と秘書4人を逮捕した。
区長選前に江東区議らに渡した現金に、柿沢容疑者が支援した木村弥生前区長を当選させるために買収する意図が含まれていたと判断した。

 
票をカネで買うような行為は選挙の公平性、公正性をゆがめ、民主主義の土台を崩す。
選挙不正の疑惑解明に向け、検察は捜査を尽くしてもらいたい。法秩序の維持を担う法務副大臣だった柿沢容疑者が法を逸脱した疑いを持たれ、政治不信を広げた責任は極めて重い。

 
議員を辞職した上で、自ら国民の前で事実を説明すべきだ。
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件の捜査も進み、「政治とカネ」の問題は底なしの様相だ。不祥事の連鎖を断ち切る改革が急務である。

 
柿沢容疑者の逮捕容疑は木村氏を当選させる目的で区議らに現金計約260万円を提供するなどした疑いだ。
区長選期間中に木村氏への投票を呼びかける有料のインターネット広告を動画サイトに約38万円で掲載させた疑いも含まれる。

 
区長選は保守分裂の争いとなり、激しい選挙戦が展開された。
江東区を選挙区とする東京15区選出の柿沢容疑者が自身に近い木村氏を区長に据えることで基盤強化を図ろうと、なり振り構わぬ戦術を採用したのではないか。

 
関係者によると、柿沢容疑者は特捜部の任意聴取に、現金配布について「区長選と同日程で実施された区議選の陣中見舞い」と説明し、買収容疑を否定していた。
現金を受け取った区議の一部は特捜部の事情聴取に対し、区長選での支援を求める趣旨が含まれていたと供述しているとされる。

 
区長選の情勢を考えても「陣中見舞い」との説明はにわかに信じがたい。金銭授受の背景を徹底的に調べる必要がある。
柿沢容疑者は有料ネット広告の掲載についても、違法性の認識がなかったと釈明しているという。

 
国会議員が公選法の規定を理解していないとすれば、お粗末と言うほかない。
岸田文雄首相は不祥事で政務三役や自民党幹部が辞任する度に「任命責任」を口にしながら、本人に説明を指示することもなく、放置してきた。責任をどう果たすか、行動で示してもらいたい。 

このタイミングで政治資金パーティ開く安倍派陣笠議員・・・総務大臣まで出席してスピーチする無神経!!

 
くろねこの短語 2023/12/28

世の中、法律を守っていれば何でもやっていい・・・わけではない。ましてや、その法律が抜け道だらけのザル法であればなおさらだ。その典型が、パー券裏金にも関わる政治資金規正法だ。

 
パー券裏金は政治資金収支報告書への不記載や虚偽記載だけが問題なのではなくて、政治資金パーティが企業・団体寄付の隠れ蓑になっていることにある。パー券代金還流を記載すれば問題がなかったってわけでは決してない。

 
だからこそ、法だけでなく良心やモラルってのが求められわけで、いわんや立法府の住人である政治家においておやなのだ。ああ、それなのに、安倍派の陣笠がこのご時世に政治資金パーティを開きやがりましたとさ。しかも、そこにはパー券裏金で交代したばかりの総務大臣が出席してスピーチまでしたというから、開いた口が塞がらない。

 
「パーティーは他の政治家もやっている。先週なんて13回も行った。法律を守っていれば悪いことはないのに」って居直る出席者もいたってんだが、こういう緩んだ感覚が安倍派だけでなく自民党に横行しているんでしょうね。官房長官の昼下がりのマッサージ・林君の「危機感を持って対応しなければいけない状況だ」という言葉がなんとも虚しい。

このご時世に、安倍派・大塚拓衆院議員の政治資金パーティー開催 出席者も「世間は許さないでしょ」と戸惑い

最後は金目のノビテルが「パーティーは、パーティー券という名を使った『寄付』である。利益率が高ければ高いほど日本の民主主義は守られる」って言い放ったそうだが、こうした政治センスの欠如した政治屋が跋扈する日本の政治は、そりゃあ「日本政治を揺るがす裏金疑惑」ってBBCに笑われるわけだ。

【解説】 日本政治を揺るがす裏金疑惑 岸田政権はどうなるのか

【まだまだあるぞ気になるニュース】

安倍派幹部5人「不記載知らなかった」東京地検特捜部の任意聴取に説明

《参加女性が続々告発》「全裸の松本人志がいきなりキスしてきて…」「俺の子ども産めや!」1泊30万円の超高級ホテルで行われた「恐怖のゲーム」

派閥裏金疑獄で安倍元首相“神格化”これだけの疑問 「還流」取りやめ指示に上脇博之氏も疑問符

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腐った料理を食べ続けるのか、普通の料理を味付けしながら食べるのか


まる子姫の独り言 2023/12/27

この国の国民は、日ごろから腐った料理を食べ続けてきた結果、それに慣れてしまった感がある。
腐った料理を食べ続けてきた国民は「消去法で自民党」を選ぶらしい。耐性が付いているのか、どんな腐った料理を食べても美味しいと思う人が3割はいるみたいだ。


その中には、腐った料理を作る仲間と吊るんでいたら、大儲け、中儲け、小儲けできる人もいるが、ほとんどが腐った料理を食べても得にならないのに気づかない人たち。
この国の政治は、これはと言う秀でた政治家も政党もない。


それでも他に変わるものがないからと腐った料理を食べ続けていたらいずれ、自家中毒を起こす。
それなら、普通の料理を国民が味付けしながら美味しい料理にすればいいのに、普通の料理には目もくれない。


腐った料理しか出さない料理人がこれほど重宝される国はそうそうないと思うが。
これからが本題で、これだけ裏金問題が表面化して、あの鈍感力がずば抜けている岸田でさえ「当面はパーティの自粛」と各派閥に通達するという報道が出てきたのに、本当に通達したのかどうか、今でもパーティが行われているらしい。どうも「派閥主催のパーティは自粛」だそうで個人主催だとOKらしい。なんだこの抜け穴感は。


今でも開催、政治資金パーティーに賛否「国民を舐めすぎ」「ふざけるな」一方「法律違反ではない」の声も
           12/27() 11:25配信 スポニチアネックス


>自民党安倍派(清和政策研究会)の西村康稔前経済産業相が21日、大塚拓衆院議員が25日に政治資金パーティー開催したことが相次いで報道され、大塚氏のパーティーでは、政治資金制度を所管する松本剛明総務相も出席し、スピーチしたことが伝えられた。

>「別に法律違反ではない」「マスゴミ騒ぎすぎ」「金がかかるからしようがない」などの声も上がっている。


しかしこれだけ検察が動いているのに、よくパーティを開こうとする気になるものだ。
しかも、総務相まで出席をしスピーチまでしたとあっては、岸田の「当面は派閥主催パーティ自粛」も何の効き目もなかったという事か。岸田も舐められたものだ。個人主催はOKだからと総理のいう事も聞く気が無い閣僚って何なんだろう。


御用評論家や、自民党政治家の声を真に受けて「別に法律違反ではない」「金が掛かるからしょうがない」なら、なぜ総理が「当面はパーティの自粛」を言い出したのか。
パーティは法律違反ではなくても、そのパーティを隠れ蓑にして裏金作りに励んでいた実態をなんと考えているのだろう。


国民にはマイナカードを使ってすべての情報を紐づけにして管理しようとしているのが自民党政権で。
それほど国民を管理する気なら、その前に、自分たちのすべての情報をマイナカードに紐づけにして手本を示すのが筋だろうに、自分たちは特権だらけで、裏で税金を私物化してきたのが自民党議員で、世界一高い歳費を貰い、企業団体献金復活、パーティで裏金作り、領収書のいらない文通費などなど。


裏でやりたい放題。
マイナカードに政治資金の紐づけする気全く無し。
政治には金が掛かるからしようがないと甘やかしてきた結果が今にあることを忘れてしまっている人が多すぎる。本当にそれほど金が掛かるなら、権力に遠い野党議員は政治家になれない筈だが。。


自民党の場合,金が命の議員ばかりで強欲すぎて世間一般の金銭感覚が備わっていない。金の高が政策に繋がって行くのでは、アホらしくて納税する気も失せる。
 

柏崎刈羽原発 不安残る運転禁止解除


2023
1228 北海道新聞

 
テロ対策不備を受けた東京電力柏崎刈羽原発に対する事実上の運転禁止命令について、原子力規制委員会が解除することを決めた。
2年前に社員が同僚のIDカードを使って中央制御室に入るなどずさんな管理が発覚したが、検査で改善を確認したという。

 
福島第1事故の当事者である東電が再び原発を動かす資格があるのか不信感は拭えない。規制委も6年前に「経済性よりも安全性追求」など七つの約束を守ることを適格性の条件としたはずだ。
 柏崎刈羽では今年も薬物検査で陽性反応が出た社員を誤って防護区域に入れるトラブルなどがあった。地元に不安は残るが問題視せぬ規制委の対応は理解しがたい。

 
再稼働には知事の同意など地元手続きが必要だ。県議会も住民の声を聞き議論を尽くしてほしい。
 規制委はきのうの会合で東電が問題発生時でも「自律的に改善できる仕組み」を構築したと判断、荒天時の対応なども今後の検査で確認することを申し合わせた。

 
山中伸介委員長は「継続的な改善を求める」と強調している。
とはいえ司令塔となる社長直轄のモニタリング室は今年5月に設置したばかりだ。効果を見定めるには早すぎるのではないか。今月上旬に開かれた地元住民の会合では「東電の不祥事、トラブルの内容を思い起こすと到底納得いかない」との声も出たという。

 
6年前の七つの約束では「地元の要請に真摯(しんし)に向き合い」との文言がある。規制委や東電は時間をかけ誠実に応えるべきだった。
一方で福島事故の処理費用は従来より1・9兆円増え総額23・4兆円になるとの政府試算も今月明らかになった。賠償金額が基準見直しや処理水放出による風評被害の影響で増えるのが要因である。

 
収益強化のため東電が柏崎刈羽再稼働を急ぎたい思惑もあろう。だが福島では配管洗浄などで作業員の被ばくが相次ぎ、安全対策や管理体制には疑問符が付く。
廃炉の資金確保のために再稼働を強行してしまえば、危険と隣り合わせの原発依存が続くだけだ。

 
岸田文雄政権は昨年末に新たなエネルギー政策を示し、60年超の運転延長など原発積極活用にかじを切った。柏崎刈羽は首都圏の重要電源として早期運転を見込む。
国際情勢混迷や円安でエネルギー価格は上昇し、目先の電力供給に懸念もあろう。だが福島事故の反省から設立された規制委には高い独立性が求められる。政権に迎合する姿勢では存在価値はない。 

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