真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2021年03月

「桜を見る会前夜祭」疑惑で、東京地検特捜部が安倍晋三と不埒な秘書たちを不起訴処分・・・領収書廃棄(証拠隠滅)しちゃえば証拠不十分でチャラだとさ!!

 くろねこの短語 2021/3/31

桜を見る会前夜祭の会費をめぐる政治資金規正法違反容疑で刑事告発されていたペテン師・シンゾーとその不埒な秘書たちについて、東京地検特捜部が不起訴処分にしましたとさ。

どうせそんなこったろうとため息つきつつも、ペテン師・シンゾーの事務所など関係各所の家宅捜索もせず、ほとんど捜査なんかしなかっであろう検察に改めて怒り心頭の朝である。


「桜」新たに安倍前首相ら不起訴 夕食会費問題で東京地検特捜部

領収書を廃棄までしてるんだから、証拠隠滅は明らかなんだね。こんなことが罷り通るなら、これからは証拠隠滅しちゃえば証拠不十分ってことで罪を免れるってことになるんじゃないのか。思い起こせば、郵政不正事件では検察自らが証拠改竄までしてたんだよね。つまりは、お仲間ってことだ。

 
お仲間って言えば、テンピン黒川君に簡易裁判所が罰金20万円の略式命令を出したってね。検察の略式起訴に対して、簡易裁判所は正式裁判を開くこともできたはずなのに、結局は仲間内でなあなあで済ませちまったってことです。

 
これで、テンピン黒川君は検察辞めても、弁護士としての地位は補償されたんだから、大山鳴動してネズミ一匹も出なかったってことだ。


賭けマージャンの黒川元検事長に罰金20万円 東京簡裁、正式裁判は開かず

桜を見る会前夜祭については、おそらく検察審査会への申し立てがあるだろうから、「起訴相当」の議決が出ることを期待して待つとするか。それにしても、東京地検特捜部のレーゾンデートルって、いったいどこ行っちゃったんでしょうねえ。

やる気のない者が嫌々仕事をすればこうなる。一昨年、今井絵理子の内閣政務官就任時に書いた記事が当を得ているので、やや手抜きですがコピペしておきます。安倍政治の継承を自称する菅政権。腐敗と堕落は止まらない。 

 

一昔前、日本の常識では、政府高官には簡単になれないということがあった。政府高官になるには、

・小学生の頃から、厳しい受験勉強を重ね、

・受験競争を勝ち抜き、超一流大学・大学院に進学し、

・法律学、政治学、経済学等を学び、

・あるいは留学して海外でそれらを学び、

・そして優秀な成績を収め学士号・修士号を取得し、

・司法試験、あるいは国家公務員試験に合格し、

・国家公務員となり、役所において業務に従事し、実績を上げ知見をさらに高めて信頼を得て、それから就任する。あるいは、

・その後に出身地から乞われて退官して選挙出馬して当選を重ねる

 
こういったプロセスを経て、「政府高官」に就任するものであった。

 

今井絵理子の場合、

・小学生の頃から歌とダンスのレッスンに明け暮れ

・10代で芸能人デビューし、数年間活動し、

・ろくに義務教育も修めず

・どこかの男と結婚し、また別の男と不倫騒動を起こす。

 これで政府高官になれるわけだ。

 

これが何を意味するか。スポーツの指導者に例える。スポーツチームの監督には、たまにこんな奴がいる。下手な選手をわざと試合に出場させる。上手い奴を差し置いて、下手な選手にレギュラーポジションを与える。

 
実力でレギュラーが取れるわけではない。監督に気に入られるかどうかの問題となる。
そうすると選手たちは監督の顔色を窺い、ご機嫌を取るようになる。それが気分いいから、そんなことをやるわけだ。

 
もちろん、選手たちは死に物狂いの厳しい練習には耐えられなくなる。実力を認められるからこそ、厳しい練習やトレーニングに耐えられるわけだ。
そんなチームが強くなるわけがない。「バカらしくてやってられない」と優秀な選手は辞めていき、残った者も意欲は上がらず、チームは弱体化する一方となる。

 

今井絵理子の人事も同様。能力、実績、学歴、関係ないない。すべては安倍サマが気に入るかどうか。安倍サマが気に入れば何の能力も実績もなくても、国家の要職に就ける。それを知らしめるために今井を抜擢したわけだ。国家の堕落、ここにもあり。

論点すり替えのイソジン吉村、失政を他者へ転嫁の姑息な維新根性

まる子姫の独り言 2021/3/30

吉村知事はさすが維新の知事だわ。論点すり替えが得意中の得意技の吉村の事だけある。


大阪府「まん延防止措置」適用要請へ 政府、状況見極め可否検討        3/29(月) 23:09配信 毎日新聞

>大阪府の吉村洋文知事は29日、新型コロナウイルスの感染が急拡大しているとして、政府に対し、営業時間短縮要請に応じない飲食店に「命令」ができる「まん延防止等重点措置」を適用するよう週内に要請する方針を表明した。


この人はなにを言っているのだろう。
2月に緊急事態宣言解除を政府に要請して、それを通した来た人が。素人でもこれは時期尚早だと分かるのに、前倒しで解除した府知事がなにを言うのか。


吉村は、仕事をしているのかしていないのか知らないが、しょっちゅうテレビに出てきては、いかにも大阪を正しく導いてきたような発言ばかりしてきた。それもやった振りのパフォーマンスばかり。


しかしこの1年間、見た目のパフォーマンスに明け暮れただけで、大阪がにっちもさっちもいかなくなったら、今度はマスク義務化や、立憲の枝野が「時期尚早のタイミングで緊急事態宣言の解除を求めたことが事態の悪化を招いた」「緊急事態宣言の発出が必要な状況にある」と発言したことに対して相当耳が痛かったのだろう。


「枝野さんはコロナを政治利用している」と、論点ずらしの発言をしゃあしゃあと言い出す。
自分に批判の矛先が来ないように、野党の枝野を叩いて見せる。いつもの手だ。国会でも維新議員は、政府を追及するどころか政府を褒め、なぜか野党をこき下ろしてみたりギョッとするような質疑を繰り返して来た。


この手法を大阪府政に用いる吉村。大阪の人もなんでこんな吉村を評価するのか。私は一度として大阪のためになっていると感じたことはない。なによりもあの邪悪な顔が好かん。

政治利用も何も、コロナこそ政治じゃないか。

政治でコロナの感染拡大を抑えることが政治家に課せられた使命だと思うが。知事ともあろう人間が、誰のために何のために政治家がいるのか知らないふり。
しかし今度のマスクの義務化はどうなのか


何度もマスクを着けたり外したりしたら、マスクの中が不潔そのもので気持ち悪くならないか?そこまでして会食をする気が起き無くなると思う。
マスク義務化は、国民・府民、業者に強制する前に自民党の政治家や官僚達に言ったらどうか。


菅も会食を再開したそうだし、厚労省の官僚たちはアクリル板もなく23人もの大勢で宴会をしたそうだし。

厚労省の役人が銀座で大宴会のドンチャン騒ぎ・・・やんぬるかな!!

くろねこの短語 2021/3/30

①飲食を伴う懇親会等
②大人数や長時間におよぶ飲食
③マスクなしでの会話
④狭い空間での共同生活
⑤居場所の切り替わり

 
これは政府が昨年の春に発表した「感染リスクが高まる5つの場面」だ。ひれを遵守するよう啓蒙するするべき厚労省の役人どもが、なんと銀座で23名の宴会を開いてドンチャン騒ぎをしましたとさ。

 
時まさに時短余要請の真っ最中だというのに、「「これからまだ来るから」と料理の提供を一時的に止め」「23人目となる最後の厚労省官僚が訪れたのは、営業終了時間を30分も過ぎた21時30分ごろ」で、あまりの盛り上がりに店も中断させることができなかったていうから開いた口が塞がりませんよ、ったく。

 
なんかもう、タガがはずれまくってるんだね、霞が関の官僚どもは。そこに「すべての奉仕者」たる公僕の姿はありません。
「こんなひとたち」に国をまかせるわけにはいきませんよ・・・てなことを我が家のドラ猫に囁いてみる火曜の朝である。

バカの国のバカ政府

皆様、お変わりございませんでしょうか。当ブログ、更新がやや滞っております。改めて斬るまでもないとか、わざわざ取り上げる必要もないとかいう思いもありますが、ご期待いただいている方もいるわけで、今日もやはりこのバカを斬っておきます。

 

法律に考えが至らなかったそうです。問題1、この人が一昨年就いていた役職は何でしょうか?

 

 

 解答:法務大臣です。

 

 問題2、その時の総理大臣と官房長官は誰と誰でしょうか?

 

 解答:安倍晋三と菅義偉です。

 

 問題3、安倍内閣の人材登用のキャッチフレーズは何だったでしょうか?

 

 解答:適材適所

 

書いててさすがにウンザリする。日本はいつの間にこれほど堕落したのだろうか。これでもマスゴミの批判はわずかばかり。菅内閣の支持率は40%だの何だのと言われる。

 
一昨年の夏頃だったろうか。韓国の法務大臣をタマネギ男と呼び、剥いても剝いても疑惑が出ると徹底してテレビで取り上げていたのに、自国の元法務大臣や政権の体たらくはほとんど見て見ぬふり。

 

河井自身の犯罪も問題だが、買収資金の原資となった党提供の1億5千万円の件など、ほとんどテレビで取り上げない。いったい誰がどんな判断でそんな大金を供与したのか。いったい何に使わせる目的で供与したのか、タマネギ男を徹底追及した時のようにやってみろよ。まあ無理だろうが。 

この国のTVは宮本亜門の「炎上覚悟」でなければ権力に物申せない

まる子姫の独り言 2021/3/29

本当に変な、歪な国になってしまった宮本亜門が「五輪中止」についてテレビで言及したが相当覚悟がいっただろう。そのくらい、この国では権力に物申すことが大変なのだ。特にテレビに出る有名人ほど権力批判はご法度だ。


宮本亞門氏「炎上覚悟であえて言います」 東京五輪「日本がNOを!」…TVで発言   3/28(日) 18:38配信 デイリースポーツ

>演出家の宮本亞門氏(63)が28日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」に生出演。東京オリンピック・パラリンピックについて、「日本が中止の意思を表明すべき」ときっぱり語った。
>聖火リレーのニュースの後、コメントを求められた亞門氏は「ごめんなさい、炎上覚悟であえて言います」と切り出し、「僕は日本から中止の意思を表明するべきだと思います」と発言。


どの調査でも国民の7割以上が五輪については、中止もしくは延期を希望しているのに、テレビの中では、そんなことは言えない。
権力におもねるようなことを言えば官邸の覚えめでたいのか、芸能人や芸人が権力に迎合するような、肩を持つような発言は、そこかしこでしょっちゅう出てくるが、この人達は「炎上覚悟」ではやっていない。


気持悪いことこの上ない。
一方で、アベスガ政権以降、芸人や芸能人が権力に疑問を持つような発言をすると、なぜか異端児扱いされる傾向にある。どうしてなんだろう自国で開催する五輪に対して、何一つものを言わないか、もしくは賛成を表明することが、テレビの中では王道と言われる道なのか。。。


武田鉄矢も、著名人の聖火リレー辞退報道に『気が滅入る 元気が出ることは一言もおっしゃらない』といかにもリレーの辞退が気に入らないような発言をしている。
この五輪が数々の物議をかもして来たと言う事もあるし、コロナ禍で五輪を強行する意義を見出せない人もいるだろうし。


個人の事情によって気持よく聖火リレーに参加できない人に対して、武田がとやかく言う必要がどこにあるのだろう。
そんな発言を聞くことの方が気が滅入る。と言う訳で、権力におもねる人の発言は重宝され、権力に批判的な人の発言は炎上覚悟で言わなければいけない国。


国民の7割以上が、コロナ禍での五輪を望んでいないのに、政権や五輪関係者だけは何が何でも強行する気満々の日本国。
しかし、ワクチン至上主義のアベスガ政権の命綱であるワクチンが予定通りに行っていないし、世界を見てもワクチン供給が進んでいる国とそうでない国があり、ワクチン一つとっても格差の問題に突き当たる。


アスリートの練習量もワクチンが行き渡っている国とそうではない国とでは、相当な格差が生まれるのではないか。不平等な大会だ。
多くの国民は宮本亜門の発言に喝さいを送り、政府関係者や電通などは苦虫をかみつぶしているだろう。


とにかくこの国では、権力批判と取れるような発言は表舞台ではできなくなっている。
だから宮本の「炎上覚悟」という発言になったのだろう。

【東京オリ・パラ】「炎上覚悟であえて言います。誰がNOを言うか。やはり日本が勇気を持ってNO!ということを期待したい」(宮本亜門)・・・まさに正論!!

 くろねこの短語 2021/3/29

緊急事態宣言が解除となり、予想通りにリバウンドが起きつつある今、それでもオリンピックやるつもりなのだろうか・・・なんて素朴な疑問をどこのメディアもスルーし続けている。そんなメディアを覆う“わきまえた”空気を打ち破るように、演出家の宮本亜門氏が日本テレビ『真相報道バンキシャ!』で真正面から正論を語ってくれたってね。


「努力は素晴らしいし、人を繋げる気持ちも素晴らしいと思います。ごめんなさい。炎上覚悟で敢えて言います。日本から中止の意思を表明するべきだと思います。というのは、オリンピックは日本の物だけではなく、世界の物であり先進国の物でもなく後進国の物でもあります」


「今の感染状況を世界を冷静に見て、インド、ブラジルを含めてこれだけになってる中で、みなさん切り裂かれちゃうんですよ。国民が、気持ちが」
「みなさんのやりたい気持ちが本当にわかるけども、いま誰がNOを言うか、やはり日本が勇気を持ってNOという事を僕は期待したい。

そして今やはり日本がこのきっかけで経済破綻にならないように、震災も含めて新たに立て直しして、全員が大きく息を吸って汗をかけて、また出来たねと来るまでに、今の切り裂かれ感のこの後の流れが心配でしょうがない。僕の正直な意見です」

 
アスリートの有森裕子氏も「社会ファースト」という視点でオリンピック開催を考えるべきだと主張し続けているが、こうした動きが少しでも出てきたことに、ちょいとばかりホッとする。

 
TBS『サンデー・モーニング』も出演していたコメンテーター全員がオリンピック開催に否定的だったけど、これがテレビ局のアリバイ作りでないことを願うばかりだ。
コロナによる自粛を促しながら、情報番組では広告代理店仕込みのイベントを煽り、マスク着用で密を避けようとアナウンスしつつ、ノーマスクで密の聖火リレーは無批判に垂れ流す。そんな無節操なメディアに一石を投じた宮本亜門氏に万雷の拍手を送りたい月曜の朝である。


宮本亞門氏「炎上覚悟であえて言います」 東京五輪「日本がNOを!」…TVで発言

オリンピッグ騒動の問題点は? 増田明美と有森裕子の持論に明暗クッキリ


ミャンマー国民の命がけの抗議を見て、日本国民ももっと政治を大事にしなければならない。


ミャンマーの政治情勢を見ると、日本の浮かれた聖火リレーと正反対な情勢に気が滅入る。コロナ感染は確実にリバウンドしている。フランス、ドイツ、イタリアがデットロックしているというのに。

カナダは選手の不参加を表明した。オリンピックの大スポンサーのNBCが聖火の火を消すべきと報道した。日本は、自民の政権維持のためにオリンピックを強行しようとしている。

ミャンマー治安部隊がデモ参加者100人超殺害をしたという。こういう話を聞くと何と日本は平和というか、政治ボケしているかと思ってしまう。民主主義というものの価値を知らないということだ。

ミャンマーという仏教国の人が、銃を構えた軍隊に素手で立ち向かっている。果たして、日本でこんなことが起これば、日本の国民はこれだけのことはするだろうか?香港の住人のように命を掛けて抗議するだろうか?ミャンマー国民の命がけの抗議を見て、日本国民ももっと政治を関心を持ち、大事にしなければならない。

かつて、60年安保、70年大学紛争以降、学生の間にも全くそういう動きは見られない。今や20代、30代が安倍政権大好きという時代が来た。選挙にいく国民が約半数行けばいいぐらいだとは本当に悲しくなる。

香港やミャンマーの人から見れば日本の選挙事情はどう映るのだろうか?非正規社員が日本の半数に迫る中で、今の政治に満足しているのかと思うと不思議でならない。

今話題の森元首相は、そういう人たちは選挙に行かないで無関心の儘で眠っていてほしいと述べている。自分が選挙に行っても変わらない、好きな政党はないと思ってはいけない。まずは選挙に行くことだ。そういう私は、ここでこんな偉そうなことを書くだけに、今まで国政、地方も一度も投票を棄権したことはない。

野党に政権を取らしたら、コロナ対策政策、一人10万円支給、GOTO無し政策をやるだろう。共産が連合に入っても日米安保、自衛隊の案件については主張を封印すると述べている。

立憲も昔の民主のように、党内で鉄砲の撃ち合いはしないだろう。まずは自公を下野させることだ。立憲の安住国対委員長が、内閣不信任案を出すと述べている。これを言うなら野党連合の枠組みをもっとやらなければだめだ。

国内2日連続2000人超感染、政府の無能無策で全国的にコロナが蔓延か?

まる子姫の独り言 2021/3/28

国内2日連続2000人超感染 東京3日ぶり400人超す 新型コロナ                  3/27(土) 15:08配信 時事通信

>国内では27日、新たに2073人の新型コロナウイルス感染が確認され、新規感染者は2日連続で2000人を超えた。
>東京都では430人の感染が判明。400人を超えたのは3日ぶりで、2回目の緊急事態宣言の解除後最多。厚生労働省によると、重症者は前日より8人多い331人だった。


今日発表された数字はコロナウイルスの感染者数は大体2週間前の数字だと言われている。
としたら、この数字は解除前の数字だから、解除した後の数字はとんでもない数字になるのではないか。


東京都の数字ばかり言われているが、もう、どの地方も感染者数が拡大し続けている。日本全国津々浦々まで、感染拡大が深刻な状況だ。
それでも5輪は何が何でも開催する方向へもっていきたいのが政府と五輪関係者たち。


「復興五輪」と銘打ち、福島から聖火リレーのスタートをしたが、昨日の記事に書いたように中身はスポンサーファーストで酷い物だった。
国民の約7割が五輪は中止・先延ばし希望しているのに、こればかりは全く聞く耳持たない利権者達。


なにがなんでも開催する方向へと。
だとしたらなぜ、コロナ対策として科学的な対策を去年の今ごろからやってこなかったのか。綿密・緻密なコロナ対策をスケジュール感を持ってやってきたなら、ここまで矛盾だらけの日本にはならなかった。


緊急事態宣言以降、政府としての科学的な対策や手立てはしないまま、国民の自粛にばかり頼って緊急事態の延長を繰り返してきたが、とうとう解除してしまった菅政権。解除した後に、飲食店の時短は延長するとか言っていたが、「解除」と名が付けばみんな浮かれるに決まっている。


今まで我慢してきた分、今までのうっぷんを晴らすかのように行動するのではないか。政府の言うような中身などほとんど吟味することなく、動く人が多くなると思う。
それでなくても3月・4月は桜の季節、卒業・入学式、企業の歓送迎会など行事が目白押しだ。


季候がどんどん良くなると共に皆の心も晴れやかになる。
しかも去年の桜の時期、我慢した分、今年は自粛慣れしてしまって、みんな自分なりの判断で勝手に動いてしまわないか?

コロナの感染者数が減ったから「解除する」と思っている人も多そうだから、政府の細かな制限など聞く耳持つわけがない。


緊急事態解除後の感染者数は、凄い事になりそうな予感がする。それでも五輪だけは観客を入れて開催するのかしら。

武田総務大臣のチンピラ答弁で崩壊する国会議論!!&NTTが政務三役との会食禁止。大手メディアも政権との会食禁止したらどうだ!!

 くろねこの短語 2021/3/28

聖火リレーが始まったからというわけではないのだろが、このところ国会の様子がとんと報道されなくなった。でも、総務省の接待疑惑はまだ進行中だし、赤旗がスクープした文科省をめぐる新たな接待疑惑だってあるんだね。


亀岡文科副大臣(当時)への接待疑惑 豊栄学園の支出記録入手

そんな国会において、公職選挙法違反の総務大臣・武田君の乱暴な答弁がどんどんエスカレートしている。場をわきまえないチンピラ口調はお里が知れるってもんだが、総務大臣としてというより政治家としての資質そのものが欠けてるんだね。

 
26日の参議院予算委員会では、立憲民主の森ゆう子君にNTT法第4条(「政府は常時会社の発行済み株式の3分の1以上に当たる株式を保有していなければならない」)について、「この目的の規程は何ですか?」と問われ口ごもっちまいました。

 
ようするに、NTTがどういう企業なのか理解していないってことだ。そんなんだからNTTとの会食の席にもいそいそと出かけて行けるんだろう。こんな答弁している大臣って、レッドカードで一発退場だと思うけどねえ。


・毛ば部とる子
武田大臣の答弁能力がなさすぎる・・・総務省の接待疑惑 続報5


【国会中継】参院予算委 令和3年度予算案で締めくくり質疑(2021年3月26日)
1時間50分あたりから森VS武田

ところで、そのNTTが、「利害関係がある政務三役や国家公務員との個別の会食を禁止する方向で、新たに社内ルールを整備」するってね。

 
それはけっこうなことなんだが、だったら新聞・TVもこの際、「政権との会食禁止と罰則ルール」を自ら申し出たらどうだ、そうすれば、鮨友だなんて揶揄されることもなくなるんじゃないの。できないだろうけど。


NTT、政務三役との会食禁止 接待問題で社内ルール整備へ

復興五輪のはずがスポンサーのためのどんちゃん騒ぎの聖火リレー

まる子姫の独り言 2021/3/27

スポンサーのバスが何台も連なり、どんちゃん騒ぎ。
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どうも聖火リレーはこのバスの集団の後だそうで、どちらが主役なのかさっぱりわからない。最初に大音量の音楽を響かせてやってきたのがスポンサーのバス。これってスポンサーへの応援?

相当にうるさい。
バスの上で密を避けながらと大声で叫んでいる人がマスクをしていないと言う、どんなギャグなんだか。どうもスポンサーのスタッフが聖火リレーを見に来ていた人達にいろんなものを配っていたらしい。


宣伝だよね。
スポンサー、警察車両など30台ほどが連なって来たそうだ。

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そのあとに聖火ランナー現る。
コロナ禍で何が何でも五輪をやりたい政府とスポンサー。五輪を延期したり中止したりする選択肢は、この人達の気持ちの片隅にもなさそうだ。まさに、商業五輪でありスポンサーファーストであり、余計に白けてしまう。双葉町の聖火リレーコース。所要時間6分で駅前をぐるりと回ったと言う。

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イメージ的には、すべての道のりをランナーが走って聖火を次の人に手渡すと思っていたから、凄いショック。
と言う事は、駅前をぐるぐる回った後の聖火はバスで移動と言う事なのか。


これで本当に「聖火リレー」と言えるのだろうか。バトンと言うか、聖火を後の人にバトンタッチしなければリレーじゃないような気がする。グーグルの写真版を見たらなおさら、聖
火リレーもどきがショボく感じる上っ面なきれいなところだけ見せて、「復興五輪」と言うのも違和感しかない。
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「復興」と言う厳粛なものとは程遠い聖火リレーもどき。

オリンピック放映権を持つNBCが「聖火リレー」を真っ向批判!! オリンピック中止に向けて世界が動き出したか!!

 くろねこの短語 2021/3/27

去年の今頃に比べ、コロナ感染者は10倍以上に達するというのに、甲子園では高校野球に観客が熱狂し、プロ野球も制限付きとはいえ観客を入れて開幕した。

だったら、まだ全国でも患者数数百人だった去年の同じ時期には、なぜ甲子園中止したり、プロ野球が無観客だったりしたのだろう。さらに、言えば、オリンピックは延期になったんだよね。状況は悪化の一途なんだから、どう考えたっておかしいだろう。

 
てなことをつらつら思っていたら、とうとうオリンピック放映権を持つNBCが聖火リレーを強く批判する記事を掲載したってね。執筆したのは元アスリートで大学教授のボイコフ氏で、「Amid Covid fears, Tokyo Olympic Games' torch relay kicks off. It should be extinguished」(新型コロナウイルスの恐怖の中、東京五輪の聖火リレーが始まった。この火は鎮火されるべきだ)
というタイトルはなかなか強烈だ。


「聖火リレーから始まる今回のオリンピックでは何千もの選手やコーチらが日本に入るが、誰もワクチン接種を義務づけられていないことなどをあげ、パンデミック(世界的大流行)が悪化する懸念があり、日本国民の8割が中止や延期を支持している」

 
とするその論説は、最終的に「感染症対策の観点から東京オリンピックは即座に中止するべき」とまとめられているが、それこそが世界の声なんじゃないのかねえ。
先導カーのドンチャン騒ぎに乗せられて、暢気に聖火リレーしている場合じゃないってことだ。

そもそも、アメリカもヨーロッパもコロナ対応に大わらわで、選手派遣しようにも身動きとれないと思うけど、そうした世界の状況をちゃんと取材する日本のメディアが見当たらないというのも大いに問題な今日この頃なのだ。


Amid Covid fears, Tokyo Olympic Games' torch relay kicks off. It should be extinguished.

巨額放映料払う米NBCは「聖火リレーは廃止せよ!」…海外メディアは東京五輪聖火リレーのスタートをどう報じたか?

政府の法案ミスなのに「野党の審議拒否」報道は酷い。野党は怒れ!

まる子姫の独り言 2021/3/26

いつの間にか何かというと、「野党の審議拒否、野党は批判ばかり」という話が出てくるが、審議拒否・批判の素を作った方は見逃され、国民の代弁者である野党を非難するのは間違っているのではないか。


政府の法案ミスが続く中、それでは正しい審議ができないと、政府が総点検を終えるまで法案審議に応じられないとしていることについて、メディア報道の「審議拒否」はないだろうに。


ようやく立憲の安住が報道の在り方に疑問を投げかけたが、曲解する奴はどこまでもするのか、野党にいちゃもんをつけるヤフコメ。


立民、法案ミスめぐる「審議拒否」報道に憤り 「何十年前からの常套句」   3/25(木) 17:37配信 産経新聞

> 立憲民主党の安住淳国対委員長は25日の党会合で、相次ぐ政府提出法案のミスを受けて法案審議に応じていない野党の姿勢を「審議拒否」と表現した報道に対し、「一部のマスコミは『審議拒否』と何十年も前からの常套(じょうとう)句を使う。工夫しろと言いたくなる記事がたくさんある」と批判した。


これでもまだ大人しい方だ。
野党も遠慮しないで、不公平な報道は異議を申し立てるべきだ。今までほとんど何も言ってこなかったから舐められてきた面もある。アベスガ政権になってからのメディアは、与党に対しての批判が非常に少なかったし、一転野党に対しては、やたら厳しい面が多々あった。


先日の報道1930でも、比較的権力に厳しい物言いをする松原でさえ、原発は野党がバラバラと公然と言っていたが、与党に対しては何も言及しなかったので立憲の安住にメディアは不公平だと言われていた。


この与党の法案ミスについては、総理も官房長官も平謝りだ。それほど与党の法案にミス続出で何が正しいのか、何が間違っているのか分からない状態なのに、「法案の主旨などは変わってない訳だから平行して審議(議論)はすべき」とか「誤記の部分は別途訂正すること前提として法案審議していくことはできないのか」とか言っている人がいる。


趣旨が変わろうと変わっていなかろうと、法案を提出した与党がきちんと一言一句を詰めないと、あやふやな中身で審議ができないのは当然だろうに。
一般人の井戸端会議レベルじゃないんだから。。。


議事録に残る文言を後で修正したらいいと言う訳にはいかない。
言ってみれば審議拒否ではなく、審議が不能になったと言う事だ。そこのところは、きちんと報道しないと、いつまでも野党がゴネているかのような悪印象を持つ人が出てくるし、現に刷り込まれてしまっている。


こういう報道の積み重ねで、いかにも「野党がだらしない」とか「野党は審議拒否ばかり」というレッテルが貼られてしまっていると言う事を大手メディアは考えるべきだ。
権力者に優しく、野党に厳しいメディアはどこを見ているのか。権力者に忖度ばかりしているから、文春に抜かされてしまうのだ。いまや文春が一番信頼性が置ける。

「なんだ、彼氏のことか」と言われて

安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
2021/03/25 00:13

10年前の3月、海辺からどこまでも広がる瓦礫を前に、ただ茫然と立ち尽くした。岩手県陸前高田市は、市街地が壊滅的な被害を受けていた。私自身は神奈川県の出身だ。ただ、あの当時、夫の父、母が暮らしていたのがこの街だった。

義理の父は病院の4階で津波にのまれながらも、なんとか助かることができた。けれども義理の母は、震災から1ヵ月後、川の上流9キロ地点の瓦礫の下から発見された。

震災当時、私たちは婚姻届けを出していなかった。元々「形」にこだわりがなかったため、書類上での「結婚」をするつもりはなかった。ただ、今後も共に生きていくつもりで、すでに一緒に暮らして1年が過ぎようとしていた頃だった。

直後、新聞社などを回り写真掲載の打ち合わせをする中で、「なぜ陸前高田だったのか」を聴かれ事情を話すと、「なんだ、彼氏のことか」という反応をされたことがある。

夫は幼い頃、小児がんで弟を、17歳の時に自殺で姉を亡くしていた。今度は母が震災で亡くなり、失意のどん底にいる夫の父が「家族が増えた」ことを喜んでくれるならと、私たちは震災から4カ月ほどたったころ、婚姻届けを出すことにした。

途端に、そこからの反応は「ああ、義理のお母さん、大変だったね…」という声となり、「なんだ、彼氏のことか」という声をかけられることはなくなった。

それでも、「震災当時はまだ結婚していなかったんですよね?」と、まるで家族のことを語る資格がないかのようなニュアンスで言われたことはあった。

書類上の「正式な夫婦」になれば、悲しむ資格ができるのだろうか。婚姻の手続きを踏めば、悲しみはより深くなるのだろうか。それは「悲しみを図る尺度」になるのだろうか。

今でこそ、「パートナー」という言葉が少しずつ認知されるようになり、婚姻届けを出していようといまいと「伴侶」であるという価値観が当時よりは広がっているように思う。

それでも、「籍」で心の距離まで決められるような価値観は根強く残る。それは、「戸籍の名前が違ったら、家族の絆が壊れる」という、選択的夫婦別姓に反対する声にも通じる価値観なのかもしれない。

先日、丸川珠代・男女共同参画大臣は、「丸川は通称であって、(戸籍上)別姓にしているわけではない」と国会で答えている。

よく選択的夫婦別姓反対の声に「家族の絆が壊れる」というものがある。けれども通称は広く使って「籍」は同じ氏、であれば「家族の絆」は壊れず、「籍」の氏が別姓になると壊れる、ということなのだろうか?

私たちにはそれでもあの時、婚姻届けを出すか出さないか、という選択肢があった。そもそも、日本では同姓婚が法制度化されておらず、そんな選択肢すらない友人たちの声にも触れてきた。

そんな友人たちは、制度の外に置かれてしまうことでの様々な不利益を被っている。同性パートナー同士も公的な婚姻ができる法改正をすべきだと思う。

同時に、婚姻の手続きをしない人々、できない人々が、そうではない人たちよりもパートナー同士の心の結びつきが弱いとは思わない。

あらゆる人に結婚という選択肢があることは権利として大切である一方、書類上の「籍」のみで杓子定規に「絆」を測る、硬直した語りもまた、変えていきたいと思う。

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