どう考えても理解できない、三次補正予算コロナ禍でのGOTO再開に1兆円
まる子姫の独り言 2021/1/26
三次補正予算は、コロナ対応一色で良い筈なのに、政府は未だ三次補正予算(3月いっぱいで使い切る)GOTOトラベルの追加費用1兆円を計上。国会では野党がGOTOトラベル予算をコロナの方に組み替えないのかと質疑をしても、菅はコロナ対策には十分な予算をつけているから組み換えは必要ないと答弁していたが、アベスガ政権の場合は、頭が固いのか、一度決めた事は何がなんでも実行しようとして野党の提案など聞く耳持たない。
どうしてこんなに頭が固いのか、柔軟な姿勢がないのか、不思議で仕方がなかったが、どうも与党内から新たな経済対策を求める声が生まれているそうで、この声に押されていると言うか、引きずられているのではないか。。
>アングル:追加コロナ対策、与党内に待望論 政府に提言も 1/19(火) 15:07配信 ロイター
>新型コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言の再発令で日本経済の下振れリスクが高まるなか、与党内から新たな経済対策を求める声が生まれている。これまでの対策は足元の緊急事態宣言による消費抑制を盛り込んでないとして、政府への提言をとりまとめようとする動きも一部で出ている。
>野党はGoToなどの観光支援策に充てる予算も含まれていることを問題視し、3次補正予案などの組み換えを要請しているが、麻生太郎財務相は12日の閣議後会見で、「今の段階では(組み換えは)必要ない」としている。
菅も国会で、組み換えの考えは全くないと言っていたし、麻生も必要ないと言っている。
与党内では、何が何でも経済対策はGOTOと5輪で行くしかないと思っているのではないか。
この数日、コロナ感染者が大幅に減ってきて、あれ?そんなに感染者数が劇的に変化したのかと思っていたが、これも、どうもからくりがあっての事のようだ。今までは1日11000件から15000件程度は検査をしていたのが、濃厚接触者の検査をやめたそうで検査数も大幅に減っている。
昨日は7000件強だったそうで、そりゃあ検査数が減れば感染者数が減るのも当たり前と言えば当たり前のことで。ベッド数の関係で、見た目の陽性者を出さない方針に変えたのかもしれない。
そして政府はGOTOや五輪に向けて、見かけ上の数字を出してきているのではないか。こういう数字の操作はアベスガ政権にとってはお家芸のようなもので、国民への罪悪感など何もないだろう。
幾ら経済が大事と言っても、見かけ上の数字でGOTOトラベルを再開して3月末までに予算を使い切ると言う考えは、燃え盛る大火の中にわざわざ油を投じるほど危険なことだと思うが。。
この国ではどの対策も徹底的に行うことなく、特にコロナ対策は中途半端で終わらせてきたために、ますます経済が深刻化することになる。「急がば回れ」で去年からPCR検査を徹底して行い、GOTOの一時停止も影響力の少ない11月頃にスケジュール感を持って実施していたら、年末年始も少しは打撃を抑えられたし、よほど経済の為になったと思う。
目先の利益しか考えないから、今じゃ手が付けられない状態になっているのに、まだ変な方向に突っ走る政府。ワクチン接種も数を考えたら相当ち密に計画を練る必要があるようなのに、政府内の意思統一ができているようにも見えないし。菅は野党の意見や提案を聞く気が無いみたいだが、どうしてか。
野党の提案の方が良い場合もあるし総力で臨めばいいのに。
ましてや、コロナ禍でGOTOトラベルに予算をつけている場合じゃないと思うが。