真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2020年07月

東京都医師会会長、怒りの記者会見・・・「法的拘束力のある休業要請+休業補償」「今すぐ国会召集し、特措法改正」を訴える!!

 くろねこの短語 2020/7/31

これが歌舞伎なら大向こうから掛け声が飛んだことだろう。それほど、東京都医師会会長の記者会見は迫力があった「法的拘束力のある休業要請+休業補償」 「PCR検査1400か所増設」
「無症状者を含めた感染者の積極的隔離」そして、 「今すぐ国会を招集し、特措法改正を」

 
昨夜も昼間の幽霊・岸田君と高級和食に舌鼓を打ったペテン総理は、これを何と聞く。本来ならこうした怒りを込めたメッセージってのは、メディアが先頭に立って発信すべきことなんだね。ああ、それなのに、NHKなんか「国会召集」という最も重要なポイントをぼかして報道するんだから、恥を知れ、ってなもんです。


「今すぐ国会を招集し特措法改正を。今が最後のチャンス」感染拡大抑制へ東京都医師会が“心からのお願い”

東京都医師会長「法的拘束力ある休業要請を」 特措法改正を要求「火種消す唯一の方法」

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東京都医師会が会見 尾崎会長「法的拘束力ある休業要請を」 ノーカット(2020年7月30日)

 
この怒りの記者会見に比べたら、ぼたくりバーのチーママ小池君の記者会見は、ひたすら状況説明するばかりで、まったく危機感が感じられない。飲食店への営業時間短縮要請、感染防止ステッカー100万枚目標、そして10月を目途にPCR検査1万件/日ときたもんだ。なんとも悠長なことで。緊張感のカケラもありません。


都が酒類出す飲食店とカラオケ店に時短営業要請 午後10時まで、協力金は20万円

 
PCR検査なんか、ニューヨークなみの「いつでも、どこでも、何度でも」が世界標準なんであって、世田谷区がいち早く着手しようとしているんだね。そんな中での「10月を目途にPCR検査1万件/日」だもの、周回遅れどころの話じゃありません。こんなんだもの、日本の100万人当たりのPCR検査数が世界215の国・地域の中で159位ってのも頷ける。これって、医療後進国とされるウガンダよりも下なんだよ。


圧倒的に少ない日本のPCR検査件数「世界159位」を招いた厚労省と分科会の罪

 
とにかく、政官財+メディアは、東京都医師会会長の怒りのメッセージを肝に命じて、国民の生命・財産のために働け!!



東京367人のコロナ感染者が出た。これは政府の無策による当然の帰結である。今日のひるおびで政府の代弁者の田崎が、キャスターの恵が政府は何かやることはないのか?と聞いたら、田崎は政府としては実際やることはない。個人が自分を守るしかないとぬかした。

これには恵も絶句状態であった。これが安倍の真意である。もうやることはないが、アベノマスクの意地でも8000万枚を配ると言っていたが、余りにあちこちで配布反対の声が上がったため、配布自体は先延ばしにするとまたも腰砕けである。

世田谷区の保坂区長がPCR検査を政府の無策の儘にしておけば、何時まで経っても検査数が増えないので従来の10倍程度にするため区独自に検討をするということで評判を上げている。

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政府は、これだけ感染者が増えたのに重症者数は少ないので病床はひっ迫していないと述べている。しかし、病院側はそんな悠長な状況でない。この政府の無策にもう黙ってはいられないと東京医師会の尾崎会長が怒りの会見を行った。

尾崎会長は、ウイルスを収束させるためには(1)無症状者含めて感染者の積極的隔離(2)エピセンター(感染の震源地)の徹底的対処(3)エピセンターからの地域一帯のPCR検査で拡大防止――の3点を主張した。
 
また、国会を開催してコロナ対策の特別措置法を改正して法的拘束力のある休業要請を可能にし、全国一斉に休業を進める必要があるとし、そのためには「国が動く」必要があり、これが最後のチャンスと強調した。

丁度この医師会の支援となる野党も憲法に規定による国会召集を決議した。これを政府に国会開催を突き付ける。安倍は逃げに逃げているが、もう隠遁、引き籠り生活をしている状況でない。それほど国会が嫌なら退陣しかない。

吉村知事の根拠のない明確な基準が5人以上の飲み会自粛←この人アホ?

まる子姫の独り言 2020/7/30

吉村知事が、コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、5人以上の宴会・飲み会の自粛を府民に要請したそうだが、5人以上はダメだという根拠は何なのか。ただ区切りが良いだけのような気がするが。


飲み会自粛なぜ5人?吉村知事説明「根拠ないが…」             
7/28(火) 22:15配信 日刊スポーツ


>大阪府は28日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、府民に対して8月1日から20日まで、5人以上の飲み会、宴会、コンパを自粛するよう要請することを決めた。なぜ5人? 突っ込みどころ満載だが、吉村洋文知事(45)は「根拠があるわけではないが、明確な基準を示すのが政治の役割」と説明した。28日の府内の感染者は155人で最多を更新

>政府は大人数の飲み会などを控えることを求めているが、大阪は独自に「5人以上」と1歩踏み込んだ。

数字を出すことが一歩踏み出したのだとしても、5人以上が駄目で、それ以下はOKとなると、同じグループでも申込人を替えて3+4とかにすれば宴会ができてしまう。

もっと言えば、4人+4人+4人と幹事名を替えて繋いでいけば、いくらだって大きな宴会ができる。まったく想像力のかけらもない安易な説明だ。
テレビ受けはするが、何の根拠ない説明をするなよ。吉村知事は最近株上昇中だから、何を語っても良い案だとの声が上がるが、根拠がないのに明確な基準を示すと言うのが、いかに変か、みんな分かっているのだろうか。

根拠もないのに基準を示していたら、発表する人の考え一つでどうにでも変わる。勝手な思い込みで勝手に基準を作られたら、守ろうとする方は大変な目に合うことになる。根拠を示して基準を作ることが、首長の首長たるゆえんだと思うが。


これだけ感染者が増えたら、他国のように何万規模、何十万規模のPCR検査をして、陰性・陽性と分けて、陰性の人に経済を回してもらう事を考えないと。遅すぎた感は大ありだが。それからだろう、GOTOは。今のように無症状で陽性の人が野に放たれて無意識にウイルスを拡散させていることの方がよっぽどリスクが大きい。


しかし、なんで他国は初動時に、一日何十万規模でPCR検査を進めてきたのに、日本だけが半年たってもまだ、検査が進まないのか。いろんな抵抗があるだろうが、そうこうしているうちに、未だかつてないようなトンデモナイ「日本モデル」になってしまった。

児玉教授の言うように、国を担う人たちの英知を集めて、一丸となって検査を押し進めていかないと、この先日本は大変なことになると私は思う。
もう完全なる第二波だ。検査数が増えた分、陽性患者も想像を絶する増え方になった。

これから検査数が増えれば増えるほど、今まで検査を絞り陽性患者を野放しにしたツケが回ってくるのではないか。

「5人以上の会食自粛」だけど「家族は別」って訳わかんない・・・コロナよりも無策・無能な為政者の存在こそが脅威だろう!!

 くろねこの短語 2020/7/30

アベノマスク8千枚配布の延期を検討しているそうだ。「嫌がらせ」とも思える愚策は、さっさと中止にするこった。そんなことより1日も早く国会開いて、コロナ対策に命をかけて気張りやがれ。、ってなもんです。


布マスク配布の延期検討 介護施設向け8000万枚 厚労省

 
それにしても、大阪の感染者数はハンパじゃありません。人口880万人に対しての220人ですからね。東京の感染者が凄いと言ったって、1350万人の人口があるんだから、人口比率で換算したら大阪はそれこそ「エピセンター(感染震源地)」になっているんじゃないのかねえ。

府知事のネズミ男・吉村君もさすがに慌てたと見えて、「5人以上の飲み会自粛」なんてことを喚き出しとります。だったら4人ならいいんかい、なんて野次も飛んでいるようだけど、この自粛のどこに医学的根拠があるんだろう。実際に、東京では「5人以上の会食よりも2~3人の会食で感染するケースが多い」のだとか。

 
感染症なんだから、ひとりでも陽性者がいれば、どんな人数の会食だって感染する可能性はあるんだよね。「4人ならよくて5人ならダメ」なんて野次が飛んでくるような数字の弄び方ってのは、コロナ対策としてはあまりにも安直で感心できません。


5人以上の飲み会自粛を 8月1日から20日まで 家族は対象外 大阪府、府民に要請

ようするに、もはや自治体がどうこうというレベルではなくて、政府が矢面に立って感染対策に取り組んでいかなければいけないんだよね。ああ、それなのに国会は閉じたままときたもんだ。野党の臨時国会要求に自公は拒否の姿勢を見せているようだけど、そんなことしている場合か。いまこそ国会で議論しなくてどうする。

 
このままだと、東大の児玉龍彦教授が指摘するように、「来月になったら目を覆うこと」になりますよ。

バカの国のバカ与党

信じられないレベルですが、本日のニュース。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200729/k10012538791000.html

 

新たなミサイル防衛体制の在り方について、自民党の女性議員グループは、北朝鮮や中国の脅威を踏まえ、専守防衛の考え方のもと、敵の基地を直接破壊できる「敵基地攻撃能力」などを保有するよう河野防衛大臣に提言しました。


自民党の稲田 元防衛大臣ら女性議員グループは29日、防衛省を訪れ、新たなミサイル防衛体制の在り方についての提言書を河野防衛大臣に手渡しました。

 

コロナウィルス感染患者は増加する一方。あいかわらず検査が受けられないとか、医療が疲弊しているとか、ベッドの空きがなくなってきたとか、離島で感染拡大したら対処しようがないとか、・・・。 そんな場合にやっていることがこれか・・・・

 

そんなに滅びたいか、亡ばせたいか、この国を。


GOTOキャンペーンは日本全国にコロナ感染を広めた。世田谷モデルとして全国的拡大を願う。

かっちの言い分 2020/7/29

GOTO後、その影響が出てきた。まず、日本全体で初めて1000人を超えたことだ。今まで感染ゼロの岩手に感染者が2名出た。今まで何カ月もゼロだったのに、GOTOの終わった後に急に出たことは普通に考えれば、県外の誰かが持ち込み感染させたと考えてしまう。

よく感染ルートを検証すべきだろう。きっと県外から侵入したことが十分考えられる。大阪も200人を超えた。大阪モデルと言って、東京とは違うと強調していたが、もう同じレベルになった。大阪はまだ検査体制は東京より少ないので、これから東京を超えることは十分あり得る。なぜなら、大阪も東京と同じように特段検査数を大量に上げることをまだ考えていないからだ。

昨日の報道1930の番組で、世田谷区に保坂区長が登場した。保坂区長は、コロナ感染のモードが市中感染のモードに入り、コロナ感染検査を大量にしなければならいとした。そのためには、政府、東京都に任せていては増えないので、現状の検査数を数倍以上に上げる世田谷式を提案した。世田谷は検査数を増やすために東大児玉名誉教授から大量検査法を教わった。

大量に検査数を増やすため、従来は個人別々に検体を検査するものを10人、8人単位で検査する(これをグループ法という)。グループ法で大量(数万人、数千人)を検査すれば、大部分が非陽性であり、検査回数を大幅に減らすことが出来る。偶々10人分の検体で陽性が出たら、その10名分を全て検査し感染者を同定する。これは中国の武漢市の全戸検査と同じ方法である。

未だに、安倍は検査数を増やそうとしていない。検査数は世界順位159位である。言い訳に、目詰まりしていると言うが、要するに安倍は検査の必要は感じていないようだ。もう無策の政府には任せておいては児玉先生が言うように目を覆うことになる。

臨時国会を急いで開く理由ないby世耕。これが政権与党の認識か(溜息)

まる子姫の独り言 2020/7/29

これだけどんどんコロナ感染者が増えてきている一方、豪雨災害はとどまるところを知らないのに、政権与党の面々は、臨時国会を開く意思がない。野党が臨時国会を開くべきだと森山国対に働きかけても、政権側は応じない姿勢だと言う。自民党の世耕参議院幹事長に聞いても、臨時国会を急いで開く理由ないと突っぱねる。


自民・世耕氏「臨時国会を急いで開く理由ない」                   
7/28(火) 16:54配信 産経新聞


>自民党の世耕弘成参院幹事長は28日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大や豪雨災害への対応などについて、野党側が要求している臨時国会の召集について「予備費が10兆円ほど積まれており、これを適宜使用しながら対応できている状況だ。当面、臨時国会を急いで開かなければいけない理由はないのではないか」と述べた。


世耕も安倍シンパだから、こう言うしかないのだろうが、国民の事を考えたら臨時国会で議論するのは当然だと思う。予備費を適宜使用しているから国会を開く必要がないと言うが、その使用目的が理にかなっているのかは、野党から追及して貰わないと安倍政権の真意がまったく分からない。


世耕に取ったら、国民は政権のやり方を、何の考えもなく指をくわえて見ていろと思っているのだろうか。自分達の税金が、どこにいくら使われているかぐらい知る権利があると思う。税金の使い方や額が、政権の意のままに使われても何も言えない国と言うのもおかしな話だ。


しかし、世耕は、何のため、誰のために莫大な歳費を貰う国会議員がいると思っているのだろう。今問題になっているウイルス対策にはなっていないアベノマスクを、また8000万枚も介護施設や医療関係者に配る必要があるのか、GOTOトラベルにしても、検査の拡大もせず国民を日本各地に旅行に行かせて良いのか、旅行業者の方も、政府からもっと詳しい説明を聞きたいだろうし、それには国会で審議をするのが一番のはずなのに、政府は10兆円の予備費があるから、あとは勝手に使えばよいと思っているのか、議論する必要はないと言う自民党議員達。


そういう論理で行けば、細かい予算配分は必要なくなる。最初にバーンと巨大な額を示して、あとは政権与党だけが好きなように使えると言う事になってくる。私たちの税金は、自民党議員達の仕事もしない人達を養うためにあるのか。。。

いい加減にしてほしい。野党の要求は、国民の総意だと思って速やかに臨時国会を開くべきだ。自民党議員は、自分を何様だと思っているのだろう。民意とは反対の方向へ、方向へと流れていく。1人何億円もかかると言う議員の歳費、国会も開かず働かない議員を、私たち国民は甘い顔して見ているわけにはいかない。問題山積みの今こそ、国会を開くべきだ。

政治目的による「来年夏東京五輪開催維持」は、「桜を見る会」と同じ構図


2021年夏に開催予定されている東京オリンピック・パラリンピック(以下、「東京五輪」)の開会式1年前となった7月23日、新型コロナ感染判明者数が、全国で981人、開催都市東京都で366人といずれも過去最大になるなど、感染拡大が止まらない状況の下、国立競技場では「開催1年前記念イベント」が開かれ、競泳女子の池江璃花子選手が、世界へのメッセージの発信役に起用された。


白血病からの復帰をめざす競泳女子・池江璃花子選手が一人でフィールドの中央に立ち、自らの白血病の体験と、東京五輪をめざす選手達の立場を重ね合わせるかのように表現した上、「1年後の今日、この場所で、希望の炎が輝いていてほしいと思います。」と、来年夏の東京五輪の開催を願うメッセージを発した。


この池江選手の記念イベントでの起用の経緯について、毎日【
東京開催の危機「池江一択」 組織委、世論の打開狙う オリンピック1年前メッセージ】は、

大会関係者によると人選は「池江一択」だったという。池江が白血病を公表した昨年2月、池江の呼び掛けに応じて日本骨髄バンクへのドナー登録が急増した。社会的な影響力の高さに加え、組織委内には闘病生活を乗り越えプールに戻ってきた池江の起用で、新型コロナウイルスで様変わりした環境に苦悩する世界中の仲間へ勇気を届ける思いも込めた。

と述べている。


しかし、白血病と闘い、克服しようとしている池江選手の姿勢には心を打たれ、共感しつつも、それを、「来年夏東京五輪開催」に結び付けようとしたことに違和感を覚えた人が、多かったようだ。

それは、ツイッターでの反応からもわかる。「池江璃花子」で検索すると、多くのツイートで、「違和感」「政治利用」などの言葉が出てくる。


白血病との闘病を乗り越え、2024年の五輪に向けて練習を再開したばかりの彼女が、「1年後東京五輪開催」に向けてのイベントに駆り出されること、それを拒絶できないことに、私は、痛々しさを覚えた。それは、多くの人に共通する感覚だったようだ。


多くの人がそのように感じるのは、来年夏の東京五輪が開催できる可能性は極めて低いこと、それにもかかわらず、日本政府や東京五輪組織委員会が、開催予定を維持しており、それは、もっぱら安倍政権側の政治的な事情によるものだと感じているからだ。

「コンプライアンス問題」としての“東京五輪協賛金追加拠出”】でも述べたように、日本では、足元で過去最高の新規感染者が判明している状況であり、しかも、経済の回復と両立させる方針で、4月のような緊急事態宣言を出そうとせず、「国民に感染対策を呼び掛ける」ということにとどまっているので、沈静化の見通しすら立たない。世界の感染状況は一層深刻だ。米国やブラジルなど中南米諸国では、感染者、死亡者が増加を続け、欧州各国の一部では、経済活動再開後に、感染者数が再び増加に転じている。


国内、海外の状況から、国民の多くは、感染者数が再び全国的に大幅に増加している状況下で、来年夏の東京五輪開催に向けて労力やコストをかけることに否定的であることは、7月中旬に行われた各種世論調査で、「開催すべき」が少数にとどまっていることにも表れている。


「開催すべき」との少数の意見の多くが、東京五輪の晴れの舞台をめざしてきた選手達の心情を慮るものであろうが、実際には、その選手達にとっても、客観的に見て開催される可能性が低いと思える来年夏の東京五輪に向けての練習に肉体と精神を集中させていくことは極めて困難で酷なことである。むしろ、開催の可能性が低いのであれば、少しでも早く開催中止を決定するのが、選手達のためでもある(有森裕子氏は、「来年の3月まで引っ張ったら選手(の心身)が持たない」と述べている:サンケイスポーツ)。


東京五輪が2022年ではなく2021年への延期となった最大の原因が、安倍首相自らの自民党総裁の任期内に開催することが目的であることは、組織委員会の森喜朗会長も認めている。しかも、自民党寄りの産経新聞ですら【
首相、五輪来年開催に不退転の決意 解散戦略に影響も】で述べているように、安倍首相が五輪開催にこだわるのが、政権の花道(レガシー)にするためであり、東京五輪開催の有無は、内閣支持率が低迷する中、衆院解散・総選挙で政権を維持しようとする安倍政権の解散戦略にも影響を与えるという背景がある。まさに、東京五輪開催の問題は政権維持そのものにも関わる極めて政治的な問題であり、そのことは、国民の多くが感じていることである。

このような「来年夏五輪開催に不退転の決意」で臨む安倍首相の意向を受け、組織委員会や政府関係者が、来年夏開催が困難との認識、五輪開催に否定的な世論に抗って、それを変えていこうとしたのが「東京五輪1年前イベント」だ。

前記毎日記事】で

五輪開催を巡る世論は厳しさを増している。(中略)無観客や規模縮小でも開催に否定的な回答が肯定的な回答を上回っている。

支持を呼び掛ける大規模イベントが感染予防の観点から開催できない中、組織委は再び支持を高めることに腐心。池江の求心力に託し、苦境の打開を図った形だ。

と述べているように、新型コロナ感染再拡大で、五輪開催に否定的な世論を、積極的な方向に変えるために、病み上がりの池江選手をイベントに駆り出したのである。

このイベントでの池江選手のメッセージに、多くの人が、共感しつつも「違和感」を覚えたのは、当然の反応と言えよう。


池江選手は、10代の競泳選手として国際的な活躍を重ねた後に、不幸にして白血病に侵され、その闘病から見事に復活し、2024年の五輪出場をめざしている。まさに我々国民全体にとっての「希望の灯」である。大切に、大切に、その復活を支援していきたいと誰しも思っている。それを、新型コロナ対策で国民の期待を大きく裏切り瀕死の状況にある安倍政権の延命のために政治利用するは論外だ。


問題なのは、客観的には来年夏の東京五輪が開催できる可能性が低く、多くの国民が、コロナ感染拡大に不安感を持ち、開催に否定的であり、来年夏開催の是非を抜本的に再検討しようとするのが当然であるのに、政府・与党の側に、五輪開催の是非を見直す動きが全く出てこないことである。それどころか、組織委員会側は、来年夏東京五輪開催を何が何でも維持するために、開催に否定的な世論を、積極方向に誘導するため、「一年前イベント」に池江選手を登場させるという「禁じ手」とも言える方法まで使った。それに対しても、政府与党・組織委員会の内部から誰も異を唱えなかったいということである。


結局のところ、内閣支持率が下落しているとは言え、7年にわたる長期政権での「権力集中」に慣れ切ってしまった政府・与党内からは、いくら常識的にあり得ないこと、不当なことでも、「おかしい」と声を上げる動きが全く出てこないのである。


それは、「桜を見る会」問題に典型的に表れた公的行事の私物化の構図と共通している。「桜を見
る会」運営の実務を行う内閣府や官邸の職員には、公金によって開催される会が、安倍後援会側の意向で「地元有権者歓待行事」と化していることに違和感を覚えても、異を唱えることなどできなかった。後援会の招待者が増え、地元の参加者に十分な飲食の提供など歓待をしようとする後援会側からの要求に抵抗できなかった結果、開催経費が予算を超えて膨張していったが、内閣府等の職員達は、各界の功労・功績者の慰労という本来の目的とはかけ離れた運営の実態にも、全く、見てみぬふりをしていた。


こういう「桜を見る会」の問題に対して、国会での厳しい追及が行われていたが、新型コロナ感染拡大が深刻化する中で、与党側から、「感染対策が喫緊の問題なのに、なぜ『桜を見る会』などというくだらないことを取り上げるのか。」というような声が大きくなるにつれ、国会での追及も自然消滅してしまった。


しかし、その後、安倍政権が行ってきた感染対策のデタラメ、経済対策の混乱・迷走などを見れば、このような国にとって危機的事態に直面しているからこそ、政治権力の集中の下で、政府・与党全体が、政権の意向を忖度する余り「思考停止」してしまう構図を放置することがいかに危険か、国民が信頼できない政権が維持されることが、いかに国民の利益を害するのか、多くの国民が「痛感」してきたはずだ。


新型コロナ感染拡大が始まるまで続いていた「桜を見る会」問題の追及が中途半端な形で終わり、安倍政権への権力集中の下での、与党や官僚機構の無機能が放置されてしまったことが、今、この国が危機的な状況に陥っている大きな原因と言わざるを得ない。


今や、日本の社会にとって一つの「厄災」になりつつある「来年夏東京五輪開催」を一日も早く断念し、危機的な状況にある日本社会が、コロナ感染と経済危機に立ち向かえる体制を構築していくことが不可欠である。

ろくに仕事もしてないくせに「気分は、もう夏休み」のペテン総理・・・野党は臨時国会召集を要求へ! なんでもいいから、働け!!

 くろねこの短語 2020/7/29

Go To トラベルにGo To イート、さらにアベノマスク8千万枚に「旅行しながら働け」のワーケーション・・・そのくせ、1日2万件のPCR検査は1ミリも動かず、コロナ感染者は日々増加の一途で汚染列島まっしぐらという状況の中で、初老の小学生・ペテン総理は、早くも夏休みモードなんだとか。

 
確かに、首相動静を見ると、19日からの1週間のうち4日は自宅で静養。連休があっとはいえ、九州では豪雨で緊急事態になっていたんだから、ノホホンと休んでいる場合じゃないだろう。ただでさえ先行きの見えないコロナ禍の持っ最中なんだから、やっぱり国会閉じてはいけなかったんだね。


安倍首相、半分夏休みモードに 別荘静養はコロナ次第

どうやら、野党は憲法53条に基づいて臨時国会招集を要求するようだが、公明党の山口メンバーなんか「要求があったから直ちに開会しなければならないということはない」なんて暴投まがいの牽制球を投げる始末だ。

 
そもそも、国会を閉じた時には、閉会中審査にペテン総理も出席するって自民党国対委員長は説明していたはずなんだね。ところが、現実には与党がペテン総理の出席を拒否してるんだから、お話になりません。

 
おそらく、臨時国会招集の要求は、国会開催までの期間が規定されていないことをいいことに、自民党によって棚ざらしにされるのだろう。その時に、メディアがどんな報道の仕方をするか。期待しているわけではないけど、そろそろ「権力の監視」という本来の仕事に目覚めないと、ただの政府広報に堕ちることになりますよ。


野党、週内にも国会召集を要求 憲法53条根拠、首相へ説明迫る

政府与党、臨時国会召集に否定的 コロナ対応や「Go To」批判回避か

バカの国のバカ政府

皆様、お久しぶりです。更新が滞ってしまい、大変失礼しました。公私ともに多忙だったこと、さすがに政府批判がツイッターなどでもさかんになってきたこと、マスゴミも少しは批判的な論調を出すようになったこと、当ブログもややマンネリに思えてきたことなどもありますが、更新停滞しても一定数の閲覧があり、期待してくれる方もいるようなので、閉鎖はいたしません。

 

マンネリネタですが、やはり政府批判。 何が Go toキャンペーンだ?

 
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200724/k10012531541000.html


鹿児島県最南端の離島 与論島では新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されています。与論町長が緊急のメッセージを発して、島外からの来訪の自粛を強く呼びかけているほか、鹿児島県知事も自衛隊に災害派遣要請を行って感染者の移送を続けるなど、限られた医療体制の中で緊迫した対応が続いています。


感染した人のうち島で唯一の総合病院である「与論徳洲会病院」に看護師として勤務している20代女性の感染も明らかになっていて、鹿児島県の調査では、この女性が会食をした複数の知人や勤務先の病棟の患者に感染が広がっています。

 

離島でクラスターを起こし、その感染源が唯一の総合病院なら、もはやどうしようもあるまい。自衛隊や海上保安庁で患者を移送しているらしいが、次は自衛隊員や保安庁の職員が感染危機に晒される。

 
Go toキャンペーン、即座に中止すべし。

 

アベノマスク、8000万枚追加配布。バカというより狂気の域まで突き進んでいる。この国のバカ首相の狂気、誰も止められぬか。政権ベッタリだった某落語家ですら、狂気だの乱心だのと言い始めた。そりゃ、誰でもそう思うだろ(まともな人間であれば)。

 

https://www.chunichi.co.jp/article/95586/

 
TBS系「グッとラック!」は28日、政府が布マスクをさらに約8000万枚配布予定であると朝日新聞が報じた件について取り上げ、司会の立川志らく(56)は「狂気の沙汰というか、本当に総理が本当にこれを決断したというんだったらば、『殿ご乱心』」と驚きの声を上げた。

 

ただし、狂気だの乱心だのという単純な話ではないかもしれない。即ち、「利権」。マスクの製造や販売の業者、またいかがわしい連中が咬んでいるいるだろう。この政権自体がいかがわしい。そこから発注される会社、いかがわしいわけがない。利権と狂気にまみれた政権。



TVなどのマスコミであまり報道されていないが、朝日新聞の世論調査で安倍内閣発足以来最低の支持率を記録した 。これは、まさに国民の批判の現われである。安倍内閣支持率は29%で前回調査から4%落ちた。

2012年12月に第2次安倍政権が発足して以来、最低となった。不支持率は5%増えて52%となり5割を超えた。50,60歳台の女性が最も安倍をきらっている。ある意味、家庭で一番実権を持っている女主人がダメ出ししている。

内閣支持率29%、発足以来最低に 朝日新聞世論調査
https://www.asahi.com/articles/ASN5S74LMN5SUZPS001.html
2020年5月24日
 
朝日新聞社は23、24日に全国世論調査(電話)を実施した。安倍内閣の支持率は29%(前回5月16、17日は33%)で、2012年12月に第2次安倍政権が発足して以来、最低となった。不支持率は52%(同47%)に増え、5割を超えた。
 
男性の支持率は33%で、女性は25%。特に50~60代女性の支持は2割以下で、7割近くが不支持と答えた。支持政党別では、自民支持層の内閣支持率は68%だったが、無党派層では14%にとどまった。第2次安倍政権のこれまでの最低支持率は、森友・加計問題への批判が高まった18年3月と4月の調査の31%だった。
 
新型コロナウイルスに対する政府の対応を「評価しない」は57%にのぼり、「評価する」は30%だった。「評価しない」層の内閣支持率は14%と低かった。新型コロナ対応を通じて安倍晋三首相に対する信頼感が「低くなった」人は48%と半数に迫り、「変わらない」は45%、「高くなった」は5%だった。


この支持率が最低になったのは、最近のコロナ対策の出鱈目さに国民が怒っているからだと思っている。あれだけ評判の悪いアベノマスク8000万枚を新たに発注し配布することが分かっていれば、この支持率はもっと下がっただろう。流石に、自民、公明のいくら安倍大好き支持者もこの愚策の愚策を良しとする人は余程の変人と思わざるを得ない。

今日の報道1930の中で明らかとなったが、上記のアベノマスク8000万枚の発注は、国会を閉会した後の6月22日以降に行ったったという。要するに国会を閉じて野党から追及されない時期にこっそりと随意契約を行った。

野党議員はこの契約の発案者は誰かと聞いたら持ち帰って回答すると述べた。こんなことは明らかだろう。安倍に決まっている。キャスターの松原氏は閣僚が誰もアベノマスクをしていない。日本の一番コロナに罹ってはいけない首相が一番感染しやすいマスクをただ一人しているのはずばり「意地」からですか?と述べた。

ピンポーンである。なぜ、これだけガーゼマスクにこだわるのは、あれだけ評判が悪かったので、正に「意地」でやっていると思っている。これは幼児が行いを咎められて意地でも同じ行いをやっていることと似ている。

また今日の報道1930で、世田谷区長の保坂氏が、もう国のPCR検査の政策に付き合っていられないとして独自に検査を拡大すると宣言した。東大の児玉教授が訴えている大量検査を世田谷区が先行して行うことを決定した。保坂氏は社民党の参議院議員であった人である。もう愚策中の愚策のアベノマスクに取りつかれて安倍にはもう任せておいては日本が死ぬ。

アベノマスクを又8000万枚、もう拷問レベルの無駄遣いは勘弁してくれ

まる子姫の独り言 2020/7/28

目を疑った。Yahoo!ニュースを見ていたら、あの大ひんしゅくを買った誰も使わないアベノマスクをこれから8000万枚も配ると言う信じられないような記事に出会った。これは拷問レベルの無駄遣いだ。介護施設だろうと保育所だろうと、多くの人は要らないと言うのではないか。どうして、いつまでも最初の考え通り突き進むのか。状況は刻一刻と変化しているのに。


布マスク8千万枚、今後さらに配布 不要論噴出でも…9業者に発注済     
7/27(月) 18:35配信 朝日新聞デジタル


>政府が新型コロナウイルスの感染防止策として始めた布マスクの配布事業で、介護施設や保育所など向けの布マスクの発注と製造が続き、今後さらに約8千万枚を配る予定であることが厚生労働省などへの取材でわかった。

全戸向けの配布は6月に終わり、すでに店頭でのマスク不足も解消されて久しい。配布はいつまで続くのだろうか。大体、国民がアベノマスクを着けるのを嫌がって、介護施設や市に寄付を申し出たけど、最後の方になると満杯状態で寄付はもう結構です。と言うようなニュースを見聞きしてきた。


そもそもこのアベノマスクは、安倍とお友達の業者だけが儲かる仕組みになっているのではないかと、ずいぶん問題にもなってきた。安倍政権は国民に寄り添うとはいうものの、それは方便で、ほとんど聞く耳を持っていない。

アベノマスクがどれだけ不評だったか分かっているのか。分かっているとしてまだアベノマスクを8000万枚も配ると言うのなら、これは誰が見ても税金泥棒だ。これから感染拡大になって、どうしてもマスクがいると言うならもっと効果的なマスクに変えるべきだろうに、相変わらずあのチンケな誰も使わないアベノマスクにこだわる。

どれだけトンチンカンなのか、センスがないのか。

もっとも、利権がらみで権力者が勝手に決めた業者に対して優遇している図だから、結果的には高額なマスクになってしまったアベノマスクを誰が嫌と言っても配るつもりだろう。
スゴイ国になってしまった。政権末期だと言う事を肌で感じるのだろうか。

この際、誰が何と言おうと最後のあがきで、火事場泥棒的に税金を私物化する魂胆か。そうでも考えないと、いくら何でもこのアベノマスクが大不評を知っていて、まだ配布をすると言う信じられない発想にはならない。この政権にかかったら、税金がまったく無駄なところに使われてどんどん食いつぶされていく。


本当に誰か安倍政権を止めてくれ。早くこの政権の暴走を止めないと、あとの政権がどれだけ難儀するか。どの政策でも食い散らかしている所を見ると、立て直しには相当な時間と労力を要するのではないか。安倍政権は有事の際には何の役にも立たないどころか、閣僚たちが矛盾することばかり言っていて、国民は何を信じてよいのかさっぱりわからない状態だ。


しかもトップが、1カ月以上逃げ回っているように見えるほど会見を開かないから、糸の切れたタコになっている。政権を運営できないならできないで、早く自分の無能さを自覚すべきだ。そして、何らかの意思表示を示すときに来たのではないか。

アベノマスクをさらに8千万枚配布・・・嫌がらせか!!&「『ワーケーション』で観光促進」(菅官房長官)・・・その心は「旅行しながら働け」!!

 くろねこの短語 2020/7/28

なんと申しましょうか・・・これって、ほとんど嫌がらせだね。何がって、あの「アベノマスク」が、介護施設や保育所向けにさらに8千万枚も配布されるってさ。もはやマスクは巷に安価な商品が出回っているってのに、既に発注済みだからって無駄な経費かけて配るってんだから、ペテン政権ってのは完璧に壊れちゃってるんだね。

 
総事業費はなんと504億円。経費だって100億円以上かかるそうで、これだけの税金を医療従事者や休業を余儀なくされる事業主への補償に満てたらどんなに喜ばれることか。こんな税金の無駄遣いをしてまで不要不急なアベノマスクを配布し続けるってのは、よほどの利権が絡んでいるに決まってる。どこかで呵々大笑している武器商人ならぬマスク商人がいるんでしょうね。


布マスク8千万枚、今後さらに配布 不要論噴出でも…9業者に発注済

でもって、ペテン政権が完璧に壊れちまった出来事がもうひとつ。なんと、顔も頭も貧相な官房長官・ガースが、「ワーケーション」なんていう訳のわかんない和製英語を喚き始めたってね。しかしてその心は、「旅行をしながら仕事をする」だとさ。


菅官房長官 「ワーケーション」普及で観光促進を

イカレポンチにも程がある。もう文句言う気力もなくなりますよ、ったく。あまりの脱力感に、「夜の街」で憂さ晴らししたい今日この頃なのだ。


本当にこの国はもうお終いだ。安倍首相の最も愚策が「アベノマスク」であったはずである。我が家にも2枚のマスクが来たが、袋さえ開けずに、今はどこにあるかもわからない。こんなちんちくりんのマスクをする人はいない。私の回りでアベノマスクを付けているのを見たのは1名だけである。もう2か月以上のすれ違った人の中に。

日本中の国民がこの試作を良かったと思っているのは、安倍首相とこれを発案した秘書官ぐらいだろう。自民党議員、公明党の議員ですらアベノマスクなんて付けていない。もう愚策中の愚策と評価が下っている。

それが、さらに8000万枚を新たに発注したというのだ。これを聞いてもう呆れて物も言えなくなっただけでなく、怒りで手が震えた。その提供先は、介護施設や保育所という。もう国民の税金は自分のもので、愚策中の愚策のマスクをもう意地で配布している。

これをもう少し説明すると、あまりに評判が悪いので、意地でもそれを払拭するために、一般の家庭には配布しなく、少しでも有難く思ってくれそうなところに配布している。保育園の幼児なら大きさ的に一番ぴったりするとでも思っている。

もう安倍は頭がおかしくなっている。正に国民の感覚とずれずれで、裸の王様状態になってしまった。もう早く替えるしかない。

布マスク、今後さらに8千万枚を配布 不要論でも発注済

座小田英史、藤山圭、鈴木彩子、江口悟

2020年7月27日

政府が新型コロナウイルスの感染防止策として始めた布マスクの配布事業で、介護施設や保育所など向けの布マスクの発注と製造が続き、今後さらに約8千万枚を配る予定であることが厚生労働省などへの取材でわかった。全戸向けの配布は6月に終わり、すでに店頭でのマスク不足も解消されて久しい。配布はいつまで続くのだろうか。

「忘れた頃に突然、という感じだった」。東海地方にある保育園には、4月に続いて6月にも、職員用の布マスクが届いた。園長(53)は「万が一の時のために備蓄しているが、今のところ出番はない。自分で使うなら、もう少し呼吸しやすい形のマスクを選びます」と困惑気味だ。

政府が配布を続けているのは、介護施設や保育所、幼稚園など向けの布マスク。総額約466億円の予算で始めた全戸向けの布マスク、通称「アベノマスク」の配布とともに、こちらは約504億円の予算で3月下旬から配り始めた。カビや虫などの混入が見つかって回収騒ぎになった妊婦向け布マスクもこれに含まれる。素材や形状もアベノマスクと同じだ。

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