コロナ危機そっちのけの連夜の会食を問い詰められて「何かいけないことなのか」(安倍晋三)と居直り、昨夜もまた公邸で売文芸人と会食!!
くろねこの短語 2020/2/29
「後手後手」の批判の嵐に耐えかねて、一発逆転のつもりで「全国小中高一斉休校」をぶち上げてみたものの、想定外の非難の石礫に慌てて「各学校、地域で柔軟にご判断を」と軌道修正しちまいました。こういうのを「朝令暮改」と言います。
おそらく、初老の小学生・ペテン総理のいまの心境ってのは、パニック障害みたいなもんなんだろうね。国会でも一斉休校の「具体的なエビデンス」を問われて、こんな答弁しやがりました。
「科学的、学術的な観点からは、詳細なエビデンスの蓄積が重要であることは言うまでもありませんが、1〜2週間という極めて切迫した時間的成約の中で、最後は政治が全責任を持って判断すべきものと考え、今回の決断を行ったところでございます」
一言で言えば、「エビデンスはないけど政治判断した」って言ってるわけで、こういうのを「やってる感」と揶揄されてるんだよね。そもそも、専門家会議にも諮ることなく決定したそうで、だったら加計学園のポチ、身の丈・萩生田君が「専門家から、学校が集団感染リスクが高いとかねて意見があり、政府が大方針を示した」と偉そうにぶち上げたのは何だったってことだ。
補正予算を組まず、共働き・シングルの家庭へのケアも行わず、小中学校を長期休校にしてどうするつもりなんだ。一気に生活が成り立たなくなる家庭が続出する。高齢者への感染が最もリスクが大きいといわれる中、なぜ高齢者に子供を預けざるを得ない政策を実行するのか。
— 中島岳志 (@nakajima1975) February 27, 2020
やることなすことが行き当たりバッタリで、新型コロナウイルスへの危機感なんかはカケラもないただのパフォーマンスだから、どうしたって夜は羽を伸ばしたくなるんだろうね。昨日の国会で連夜の酒食を問い詰められて、「何かいけないことなのか」「大人数の会食ではない。首相としていろいろな話をうかがう大切な機会だ」と居直る始末だ。
かつて、フリー編集者の友人が税務署に入られて、打ち合わせの飲食代の半分を認めてもらえないことがあった。「仕事だ」と反論する友人に、税務署員は一言「半分は遊びでしょ」。友人はグーの音も出ずに降参したんだが、ペテン総理の財界人や芸能人との会食もそれと同じだろう。
・夜の会食は「宴会ではない」 首相、野党に反論「意見交換」「いけないことなのか」
・コロナのさなか秋葉首相補佐官だけでなく杉田水脈も政治資金パーティ! 櫻井よしこが発起人、稲田朋美、ケント・G、フィフィも
で、そんな国会質疑があったその夜に、なんと公邸で売文芸人の百田と有本香を招いて会食ってんだから、馬鹿は死ななきゃ治らない・・・ってところで、お後がよろしいようで。
・首相動静