真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2018年09月

福島第一原発の処理汚染水の8割が基準値超え。「アンダーコントロール」どころか、さらに悪化している。もうオリンピックは返上するしかない!!

 くろねこの短語  2018/9/30

台風一過の沖縄は天候回復しただろうか。凄まじい暴風雨で投票率は前回の64.13%を下回るのではという見方もあるそうだ。自公陣営からは60%切ったらこっちのもの・・・なんて声まであるとか。台風が間近に迫る嵐の前の静けの中、東京からオール沖縄の勝利を期してエールを送る日曜の朝である。
 
ところで、福島第一原発事故による放射能汚染水について、「8割以上の75万トンで放射性物質の濃度が環境中に放出する際の基準を上回っていたという推定結果」が出たそうだ。「放射性物質を処理する設備の不具合で基準の2万倍近くに達しているとみられる放射性物質もある」というから、これは大変なことですよ。

 
こんなんで海洋放出なんてしてごらんなさい、海は世界につながっているんだから、地球そのものの環境汚染が起きることになる。と同時に、初老の小学生・ペテン総理の「嘘」が全世界に暴露されるということでもある。

こやつは東京オリ・パラ招致のプレゼンテーションで、「私が安全を保証します。状況はコントロールされています」「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」「福島近海でのモニタリング数値は、最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ」「健康に対する問題はない。

今までも、現在も、これからもない」って大見得切ったんだよね。「アンダーコントロール」は世界に流布されたわけで、それがとんだ「嘘つき野郎」だったとなったら、それこそ東京オリ・パラ不参加って国が出てきたって不思議じゃない。
 
ようするに、福島第一原発は収束どころか、どんどん状況が悪くなっているってことなんだね。それを考えれば、このところの伊方原発再稼働容認がいかに驚天動地、無知蒙昧、現実無視の判決かわかろうというものだ。
 
噂では、オリンピック返上の違約金は1000億円程度とか。3兆円に達するかもと言われる開催費用に比べれば安いものだ。汚染水処理のお先真っ暗はいいきっかけなんだから、そろそろマジでオリンピック返上を考える時期なのは間違いない。

安倍首相のニックネームが決定!「背後どん」

2018/09/29  半歩前へ

シャープな感性の持ち主、噺家の立川談四楼がツイッターでバッサリ、安倍晋三を斬った。

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「安倍さんは国連総会の演説で「背後」を「せご」と読んでしまったんだね。

これまで「安倍でんでん」と呼ばれてきたが、これで新たな渾名「背後どん」決定だ。

ルビを振らなかった外務省の重大ミスだが、担当者は「背後をせごと読むとは、 いくら何でも、いくら何でもご容赦を」と言ったとか言わないとか」

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文句なしの座布団ものだ。歌丸が生きていたら、こういうのではないか。

「山田くん、談四楼さんに座布団3枚持ってきな」ー。

談四楼は安倍の世辞しか言わない間ぬけなコメンテーターが束になってもかなわない感性の持ち主だ。モノの本質を見抜く力は群を抜いている。

加計に匹敵する安倍政権絡みの大問題!

2018/09/29  半歩前へ

今一度、日本のマスコミに尋ねたい。米国のニューヨークタイムズや、英国公共放送BBCがあれほど大々的に報じた強姦魔・山口敬之の事件をなぜ、取材しないのか?

ハリウッドで大物プロデューサーが女優たちにセクハラしていたことが発覚したのをきっかけに、セクハラは世界的に問題となった。そして性的被害を受けた女性たちに声を上げるよう「♯MeToo」運動が各国に広がった。

そんな世界的な動きを受け伊藤詩織さんが実名で顔をさらして強姦魔・山口敬之の事件を告発した。報道すべきニュース価値としてもトップ級である。記者なら触手が動くはずだ。なぜ報道しない。

強姦魔・山口敬之が安倍のお気に入りで食事は愚かゴルフや「安倍PR本」まで書いている仲だということをマスコミ各社が知っているからである。

安倍晋三とつながりのある者は「アンタッチャブル」なのか?米国や英国のほかフランスやオーストラリア、ベルギーなど世界中で強姦魔・山口敬之の事件は大々的の報道されている。

そんな大事件を日本だけが隠そうとする。これで民主主義国家と呼べるのか?この問題は加計疑惑に匹敵する安倍政権絡みの大問題だ。放置してはならない。

ニューヨーク・タイムズが山口敬之強姦事件を大報道!
https://85280384.at.webry.info/201801/article_33.html

「安倍政権の闇」を暴露したBBCの番組が次々、消された!
https://85280384.at.webry.info/201807/article_40.html

沖縄知事選。台風だから繰上げ投票っておかしくないか!?&来年の大河ドラマは「背後どん」に決定(笑)&「破局的噴火に相応の根拠がなく、社会通念上無視できる」。大分地裁、お前もか!

 くろねこの短語  2018/9/29

非常に大きい勢力の台風が襲う沖縄の県知事選は、一部で繰り上げ投票をしているようだが、果たしてどうなることやら。そもそも、台風襲来は事前にわかっていたことで、なんで繰り上げではなく繰り下げをしなかったんだろう。どんなイベントだって「荒天の場合は順延」ってのが基本で、前倒ししますなんて聞いたことがない。
 
繰上げによって投票できない有権者も出てくるはずで、投票率が低くなるほど有利になるであろう教育勅語マンセーの佐喜真陣営にとっては大歓迎に違いない。ひょっとして選管が忖度してたりして・・・なんて妄想だけどね。
 
いずれにしろ、沖縄知事選の結果は今後の基地のあり方だけでなく、日本の政治そのものを左右するほどの影響があるはずだから、ここはなんとしてもオール沖縄の玉城君に勝利を!!

 
ところで、昨日のエントリーでつついた重箱の隅が思いの他ネットでは大盛り上がりで、なんと「♯背後どん」なんてのまで登場したとかしないとか。あげく、内田樹に「この人の言い間違いが問題なのはただの無教養ではなく、彼が日常的に犯す言い間違いを『それ違うよ』と指摘してくれる人が周りに一人もいないということです」と皮肉られる始末だ。
 
ひょっとこ麻生といいペテン総理といい、ようするに本のひとつも読んだことがないからこうなっちまうんだろうね。江戸時代ですら世界有数の識字率を誇った日本も、こやつらのおかげでその名声も地に落ちたってことだ。


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最後に、大分地裁が広島高裁に続けとばかりに伊方原発の運転差し止めを却下しやがりました。その理由がまたしても「破局的噴火に相応の根拠がなく、社会通念上無視できる」だとさ。「社会通念」って言い方で思い出すのが、陸山会事件の時の「市民感情」ってやつだ。

なんの具体性もない獏としたイメージである「市民感情」を振りかざしてオザワンをバッシングしたのと同じですね。

 
「社会通念」なんてことを根拠に判決が出ることになったら、なんでもありになっちまう。だったら、布袋頭の甘利君のあっせん利得だって「社会通念上は不起訴とする根拠はない」ってことになるんじゃないのか。どうなんだよ、おい!!

むくんだ顔、ねっとりした声がテレビから消える日
 

世相を斬る あいば達也  20180927

ここまでみて来ると、お先真っ暗になるのだが、ここはひとつ、腰を据えて考えてみるべき段階だ。今回は、自民党の総裁選びではあったが、党員票に、みるべきものがあっというのは衆目の一致するところだろう。議員票は、利益損得が優先される投票行動になるわけで、到底安倍政治の評価には縁遠いものである。

この党員票も、安倍を支持した各派閥の領袖の地元では、徹底的な締めつけがあったわけで、牢獄から投票したようなもので、参考にはならない。つまり、その選挙区を除けば、石破茂候補が断然勝っているというのが事実だ。このことが、今後の政局において、重大な意味を持つ。

さて、自民党総裁選では、圧勝が当然視されていた安倍晋三首相に対して、石破茂・元幹事長が、思いもよらぬ大善戦をした。ここでは、今回の総裁選をどう総括したらよいものか。また、今後の政権運営はどうなるのか。考えてみることにする。当然、筆者の願望も入りこむので、必ずしも、同等の事態が、来年、現実化しているかは、神のみぞ知ることになるが、理論上は間違いないと考えている。仮に、この理論が覆ることがあるとすれば、トランプ米国のイランへの宣戦布告とか、偶発的な尖閣攻防戦などの火ぶたが開かれた時くらいだろう。

あきらかに二つの、安倍晋三にとって、不都合な真実がある。安倍一強は虚構の象徴のようなものだったと云うことだ。麻生太郎などは、「どこが石破の善戦に見えるのか」と、例によって例の如き強がりを口を尖らせて言っていたが、麻生はこれでキングメーカーの座から転げ落ちた。岸田を抱き込み、岸田―河野ラインで大宏池会の結成を目指していた動きがあったが、安倍政権への貢献姿勢から、安倍同様の政治姿勢であることは歴然となり、彼の野望は消えたと見るべきだろう。

次に、菅官房長官だが、やはり、安倍政権の官房長官としての色が濃すぎて、本来の自民党政治にとって、忌避すべき存在と見られるだろう。どっちつかずの無派閥議員が唯一の頼みなのだから、麻生以上に、目がないと見るべきだ。まぁ、沖縄県知事選に勝利した場合は、首の皮一枚残るが、一度たりとも、総理総裁になりたいと意志表示していない点から考えても、権力の座につくことはないだろう。二階幹事長は、残念ながら、年齢的に不可能な域に達している。

幾つかの、リベラル系の識者やブログ等では、来夏の参議院選での、野党側の躍進と政権交代の目を占うものも散見しているが、そこまでの熱気が、国民の間にあるようには見えない。そのおもなる要因は、安倍政権の経済・社会保障・防衛等々の舵取りが、上手くいっているか否かの判断をする、充分な証拠が見える状況ではないと云うことだ。なぜなら、我が国の富も経済活動も社会保障も、行政機関も、過去の推進力の余力として、前進していると云う悩ましい現実があるからだ。

国民世論が、動きだす為には、この余力が失われ、富の底がみえ、経済活動の疲弊が明確になり、年金や保険料や医療の窓口負担などのボディーブローによって、多くの年金生活者や低賃金労働者が、貧民が味わう塗炭の苦しみに出遭うまで、待たなければならないだろう。今の日本人の多くには、一を聞いて十を知る能力や予見的想像力はは皆無なのだから、致し方のない事態だ。

しかし、茹で蛙になるよりは、状況は好ましい。安倍政権の本末転倒な自己矛盾に満ちた「偽新自由主義」のお蔭で、日本人はショック療法で、危機から逃れるチャンスを与えられるのだから、まだ幸運である。無論、このショック療法でも、自国の状況を国民が理解出来ないのであれば、中国や韓国資本の配下に置かれ、準奴隷化した国に住む、ファーイーストの島として、中国の属領になる可能性は否定できない。まぁ、現時点で、アメリカの属国に近いのだから、庶民にとって大きな変わりがあるわけでもないのだが……。

かなり横路に逸れた。直近の話題になるが、安倍政権は、安倍一強に“?”印がつけられて、三選目を迎えるわけだが、前途は多難である。それでなくても、最終任期の政権はレームダックする。しかも、あれだけ、あらゆる権力を投じた結果が、あの総裁選の数字だったのだから、直近の沖縄県知事選あたりまでは、戦う姿勢を維持できるだろうが、来年の統一地方選が始まる時点まで、通常国会を含め、綻びなく政権を運営できる保証は何ひとつない。官邸から遠くなればなるほど締めつけは影響力を失う。更に、これから3年で権力の座から落ちることが確実な安倍晋三の影響力は、日ごと低下するのは当然なのである。

当然、そのような状況下では、官邸内の権力闘争も激化し、互いの足を引っ張り合う行動も目立ってくるので、モリカケ疑惑の他にも、リニア疑惑、防衛省関連疑惑、文科省関連疑惑、オリンピック関連疑惑等々、安倍政権を揺るがす問題は波状的に起きる可能性は大いにある。苦しくなればなるほど安倍チルドレンの事件簿は膨れ上がり、政権は維持の瀬戸際に立たされる可能性が高い。筆者の予測では、夏の参議院選まで安倍政権が持つ可能性は50%程度と推測する。

統一地方選によって、一定程度、野党が選挙態勢を確立した場合には、参議院選前に、自民党公明党の与党側の敗北は決するかもしれない。無論、夏の参議院選に自民党が敗れたからといっても、自民党が下野するわけではないのだが、改憲論は再び奥の院に幽閉される。安倍の原動力が「改憲」である以上、参議院選後は、安倍晋三のレゾンデートルは完膚なきまでに散り散りになるわけで、権力を維持している意味がなくなる。

しかし、それでも、安倍晋三は、意味なき権力の維持に執拗になる可能性はある。その時の、安倍晋三の目的は、己ら夫婦の刑事訴追を逃れることにのみ権力は行使されることになる。筆者の個人的妄想だが、数年後、安倍前首相が、法廷の被告席に立っている姿だ

3年前西岡力を捏造という捏造と批判しました。そして、西岡による捏造がついに法廷で明らかになりました。「金さんの記者会見を報じた韓国ハンギョレ新聞の記事を著作で引用した際元の記事にない文章を書き加えていることを指摘されると間違いですと小声で認めた」

 

バカを斬る刀 武士(もののふ)   2018-09-27

 
3年と8ヶ月前の記事になります。
西岡力に対して、「捏造という捏造」と批判しました。西岡による捏造が、ついに法廷で明らかになりました。38ヶ月前に断じた、このブログでの主張、いささか自賛していいでしょう。
 
植村氏は1991年8月、韓国での「慰安婦」問題に取り組む市民団体への取材やその聞き取り調査に応じた女性(のちに記者会見で名乗り出た金学順さん)の録音テープを聞いてスクープし、同年12月にも証言を記事化した。
 
西岡氏は、植村氏の記事に対し、『週刊文春』2014年2月6日号で「名乗り出た女性は親に身売りされて慰安婦になったと訴状に書き、韓国紙の取材にもそう答えている。捏造記事と言っても過言ではありません」とコメントした。
 
しかし、尋問で「そう訴状に書いてあるのか」と問われると、「記憶違いだった」と間違いを認めた。金さんの記者会見を報じた韓国『ハンギョレ』新聞の記事を著作で引用した際、「私は40円で売られて、キーセンの修業を何年かして、その後、日本の軍隊のあるところに行きました」という、元の記事にない文章を書き加えていることを指摘されると、「間違いです」と小声で認めた。』
 
重要な部分を繰り返します。
「金さんの記者会見を報じた韓国『ハンギョレ』新聞の記事を著作で引用した際、(中略)、元の記事にない文章を書き加えていることを指摘されると、『間違いです』と小声で認めた」
 
おそらく、原告の植村氏側は元の新聞記事を入手し、西岡の捏造を確認したのだろう。 西岡は新聞記事を紹介しながら、そこになかった文章を加え、「新聞記事にはこう掲載されている」としたのだ。
 
それで朝日に対し、植村氏に対し、「捏造」呼ばわりである。
 
エセ保守なんぞ、こんなもの。
捏造呼ばわりされた植村氏側は、売国だの捏造だのと批判されるだけでなく、本人や家族に対して脅迫や嫌がらせがあっただけでなく、勤務先の大学にまで学生に危害が及ぶと脅迫があった。
 
腐敗政権は何をやってもほとんど批判されない、悪事は隠蔽され、悪党どもが跋扈する。この風潮の根源はこんなところにもある。 
 

胃の痛みが消えた安倍政権は参議院選後に終わる

世相を斬る あいば達也   20180924

かなり長期にわたって、ブログの更新を怠ってきた。特に理由はないが、安倍の悪口を言うのに飽きてきた、という感じがないでもない。まぁその辺が、安倍政権の狙いであり、国民が政治に飽きる(ニヒリズム)ことは、彼らの望みを適えてやることにも繋がるのを承知でも、飽きてきた。

正直、ここまで、恥知らずで民主主義に馴染まない政治システム、政治家や官僚が、当該国家に、これだけもいたのかと云う事実は驚がくものだ。筆者の記憶が正しければ、昭和35年、浅沼稲次郎日本社会党委員長が日比谷公会堂で登壇演説の最中に、右翼思想を持つ 山口二矢(17歳)*後に自殺 に殺傷されると云うテロルが起こり、大日本愛国党・赤尾敏総裁などが逮捕される事件があった。この時以来、日本社会においては、右翼思想を危険視する「空気」が支配的になり、国民的コンセンサスが成立したという風潮があったように思われる。

しかし現実は、相当に違うものだったようだ。イデオロギーに疎い生活をしていた所為もあるだろうが、どうも彼らは、経済成長に紛れて成長したかに見える、日本の上澄みのような民主主義の下辺の澱みの中で、ジッとチャンスを窺って生きながらえていたようだ。安倍晋三という、ノータリンが政権の座に就いて以降、ジワジワと正体を現し、「日本会議」、「日本青年会議所」、「自民党ネットサポータ」などのかく乱と、それに乗じた一部の奇妙な社会現象とも言える「ネット右翼」な人種によって、日本に右翼思想が再生された。これに、誰かが発信するフェイクニュースにも、世間は充分にかく乱されている。

この社会現象とも言える右翼イデオロギーの再生は、一部の人間たちによる、跳ね返りな恣意行為なのだが、声が大きく明瞭で、内容は別にして、恥や外聞を投げ捨てて、捨て身で、執拗に、その陳腐な右翼主義を拡散する。我が国のネット上には、彼らしかいないような錯覚を覚えさせる頻度で、安倍マンセーをガナリ、書きなぐり、大声で嘘を言い、明瞭な言葉で、内容のない日本語を繰り返す。世間では、彼らの偏執狂的言辞を、馬鹿々々しく眺めているのだが、この行為が、驚くほどノータリンの脳に共感を与えるらしく、雨後の筍と増殖しているのが、いまの日本だ。

このような社会現象と、安倍政権が時を同じくしたのが、幸運と云うか、不運と云うか、立場によって、大きく変わる。いずれにせよ、このような社会現象的政治マターは、長期にわたると、定着してしまう。本来であれば、民主的人々に、これらの現象を押し退けるパワーがあれば良いのだが、上澄み民主主義国家に、このパワーがあると云うのは、幻想と判断せざるを得ない。一定の民主主義的正論を語る人々や、行動する人々もいるにはいるが、ネット社会での対応力には限界があると見るべき状況だ。

また今後、戦争中の悲惨さや、戦後直ぐの日本と云う国を知っている世代が老いてゆき、国家の構成員から消えて行くわけなのだから、末恐ろしいと言わざるを得ない。根本的に、民主主義を勝ち得た国の人々と、棚からぼた餅で手に入れた国々の人々との間には、大きな乖離があると云う事実を、安倍政権を通じて知ることにもなっている。このような民主主義と云う政治制度で、当面、日本が存続する以上、重大な社会国家の命題になったことが露わになった。

敗戦によって得られた民主主義は、どこかに借り物の臭いがしていた。正義不正義、善悪、公正不公正、公平不公平。そのような価値観よりも、日本の戦後復興は、儲けるだけ儲けようとするエコノミックアニマルだったわけだが、この経済的損得勘定が、社会の公正公平と云うルールに勝っていたのだから、その人々の、子供や孫が、同じような価値観、或いはそれ以上に、下劣な価値観を政治に押しつけてきたのが、ここ30年の日本ではないのだろうか。

安倍晋三が言うところのアベノミクスなるものも、この日本人が最も好む、景気の好さを演出することで、その成果を誇った。しかし、安倍政権が公表する各種数値は、公文書改ざんと同様に、作文された形跡が見られ、GDPなどは組み込み変更で、下駄を履かせるズルをするものになっている。また、輸出企業が、戦後最大の利益を計上できたのも、為替利益と米国の無分別な消費に支えられたものである。そして、その企業の利益は、歴史的取締報酬に反映し、また内部留保として、企業内で処理されている。つまり、幻想のトリクルダウンは、やはり幻想そのものだったということだ。

また、安倍の権力のバックボーンに存在する右翼団体「日本会議」「日本青年会議所」「神社本庁」など。そして、当然のように利益相反な経済界の応援を受けているのが現状だ。これらの勢力は、総じて、国家は個人に優先するという国家意識を持っているので、極めて、民主主義と相いれない性癖を持っている。為に、安倍政権は、国家主義的方向を指向することとなり、ファシズム化する。そこで、何を模範とすべきか考える時、あまりにも身近に“大日本帝国憲法”があると云うのが現況だろう。安倍は、石破との戦いに勝利し、就任会見で、憲法改正を真っ先に口にした。

ここまでみて来ると、お先真っ暗になるのだが、ここはひとつ、腰を据えて考えてみるべき段階だ。今回は、自民党の総裁選びではあったが、党員票に、みるべきものがあっというのは衆目の一致するところだろう。議員票は、利益損得が優先される投票行動になるわけで、到底安倍政治の評価には縁遠いものである。この党員票も、安倍を支持した各派閥の領袖の地元では、徹底的な締めつけがあったわけで、牢獄から投票したようなもので、参考にはならない。つまり、その選挙区を除けば、石破茂候補が断然勝っているというのが事実だ。このことが、今後の政局において、重大な意味を持つ。

林芳正に注目!<宏池会激震!安倍に屈した岸田文雄と交代?>

 

本澤二郎の20180927日 「ジャーナリスト同盟」通信

<反安倍で決起した宏池会護憲リベラル>
共同OBが、官邸と自民党のベテラン記者から聞いた内部情報を郵送してくれたのだが、それによると、自民党総裁選での注目を集めた話題の人物は文科相の林芳正。安倍に挑戦した石破茂の善戦は、林芳正グループの支援だった。確かに山口県では、林家と安倍家は犬猿の仲で知られる。不甲斐ない岸田文雄・宏池会会長の対応に反発したものだろう。戦わない岸田に対して、戦う林の意地が石破に幸いした。安倍の衝撃は、喉元に匕首を突き付けられたことによる!

<宏池会激震!安倍に屈した岸田文雄と交代?>
三選した安倍の衝撃は、同じく岸田の衝撃でもあった。

宏池会には、過去に戦わない前尾繁三郎と戦う大平正芳の攻防戦が存在した。後者が会長になって、田中内閣を誕生させ、外務大臣となって悲願の日中国交を回復した。その後に田中派の支援で大平が首相に就任、大平の中国へのODA支援で、中国の経済復興の基礎を構築させたものだ。

こうした潮流に真っ向から反発したのが、安倍晋三の祖父・岸信介の台湾派グループであった。中国との関係では、安倍と林の対応は水と油である。現在の宏池会会長の岸田は、あたかも安倍の叔父にあたる佐藤栄作に屈した前尾そのものである。林は大平の決断に学んで、岸田に対抗したものだろう。「権力は力でもぎ取るもの」なのだ。岸田は、宏池会の伝統が分からなかったものか。安倍と麻生の口車に乗ってしまったひ弱さが感じられる。

<反安倍20票は林グループ?>
今回の挑戦者の石破の基礎票は20票、それに参院竹下派の支援などで、せいぜい40票、多くて50票が官邸の読みだった。安倍政権を徹底支援する読売新聞のナベツネは、早くから安倍圧勝ムードをまき散らして、石破の孤立化を狙ったのだが、彼の思惑も吹き飛んでしまった。安倍の敗北はナベツネの敗北ともなった。

実際、ふたを開けると、50票からさらに23票も上回っていた。投開票の会場で「おう」とのどよめきと、反対に苦虫を噛みしめる安倍と選挙参謀の甘利の姿が、テレビの画面に映しだされてしまった。

「安倍一強」は新聞の造語であったことが暴露された。自民党の多くの議員は、選挙制度の関係から、仕方なく安倍服従姿勢を見せているだけだった。安倍に忠誠を尽くす議員は、ほとんどいない。

莫大な金と人事による締め付けを跳ね返した林グループの決起が、今後の安倍・自公体制を占うことになる。総選挙での安倍の次なる公認権は、ほぼ無くなったことから、自民党内の言論は活発化することになるだろう。「レイムダックの安倍」「民意に挑戦する極右の内外政」に、自民党内は反発し、賑わいを見せるかもしれない。

<安倍の任期3年はない!>
安倍は、国連総会の演説で「あと3年の任期」を声をからして叫んでいた。自らの愚かさでしかないが、なぜ3年任期を国際社会で宣伝するのか、その意図は何か。聴衆は、本当に3年の任期なのか、と首をかしげる。

そのためには、沖縄知事選に勝利して、次いで来春の統一地方選と7月の参院選挙で圧勝することが、自民党総裁の責任である。同時に「公明党のための憲法破壊」という大事を処理することになるのだが、果たしてどうなのか。
 

ここにきて、モリカケTBS強姦魔事件の証拠や関係者の証言が噴出してきた。これからも蓋をして逃げることが出来るのか。モリ友事件で自殺した近畿財務局職員の父親の証言をテレビ東京がスクープしたばかりである。
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/333.html

<来夏の参院選でお陀仏か>
大方の専門家の見方は、来夏の参院選で大敗して、そこでお陀仏というのである。
よほど野党がヘマをしない限り、その可能性は少なくない。10%消費税一つとってみても、この壁を乗り越えることは至難の技である。「トヨタのために、なぜ日本の農業者を犠牲にするのか」という怒りは、反自民票に流れる。

日米貿易摩擦にしても、拉致問題が絡んでいる。「シンゾウ、お前のために拉致問題を金正恩に伝えてやった。今度はシンゾウ、お前が協力する番だ。車関税が嫌なら農業で協力しろッ」が安倍・トランプ会談の中身と言われる。

この問題では、韓国の文在寅にも借りを作った。10月には習近平にも頼みこむようだ。安倍の拉致外交は、以上の通りで、身も蓋もないのだ。拉致問題をこじらせ、それでもって改憲軍拡路線を強行してきたツケである。

大金をつぎ込んでいる沖縄知事選で、圧勝することが出来るのかどうか。数日後に結果が出る。安倍晋三の悩みは、党内に石破派と竹下派と宏池会林グループの鋭い視線を浴びながらのかじ取りとなる。信濃町の行方とも関係している。

2018年9月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

「TAG」は「実質FTA」で日本沈没!? 「新しい国づくり」(安倍晋三)ってそういうことか!!

 くろねこの短語  2018/9/28

重箱の隅をつついていることは重々承知の上で敢えて言う。なんと、国連での演説で初老の小学生・ペテン総理が「背後」を「せご」って読んだってね。おかげで、なんでルビを振らなかったんだってスピーチライターが叱られちまったそうだ。「言語明瞭、意味不明」とからかわれた総理大臣がいたが、こちらは「言語不明瞭」なんだからハナっから話にならない。

 
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そんな頭の不自由な世襲政治屋に国際政治の舞台はあまりにも荷が重いのは当然のことで、案の定、トランプにいいようにやられちまいました。その結果が、昨日のエントリーに書いたTAG(日米貿易物品協定)ってやつだ。TAGとは聞きなれない言葉だと思ってたら、何のことはない実態はFTAだったてんだから呆れちまう。
 
ようするに、お得意の言葉のすり替えをやったんだね。つまりは、ペテン総理とトランプが語らった造語というわけで、やっぱり「売国の旅」だったってことだ。

 
TAGがいつのまにかFTAとなって機能し始めたら、いったいどんな国になっちまうのかねえ。たとえば、シャッター商店街が激増したのだって、店舗面積が1,000m²を超える大規模小売店舗の出店を規制した「大規模小売店舗立地法(大店法)」がアメリカの「大店法は海外資本による大規模小売店舗の出店を妨げる非関税障壁の一種である」という圧力で骨抜きにされて、あちこちに大型スーパーが出現したあげく商店街が寂れて行ったんだね。
 
これと同じことが、ありとあらゆる分野で起こりかねないのがFTAで、日本もいずれは韓国のように苦しむことになりますよ。これがペテン総理の言う「新しい国づくり」ってことなんだね。アメリカの言いなりにしていれば事足りるってんなら、誰が総理大臣になろうと同じなんだから、やっぱり早いところこの虚けを逮捕しないと大変なことになりますよ。

日米蜜月は真っ赤なウソ!見限られた安倍晋三!

2018/09/27  半歩前へ

安倍晋三とトランプ。日米トップの蜜月など笑止千万。デタラメもいいところ。トランプはとっくの昔に安倍晋三を見限っていると日刊ゲンダイが詳しく報じた。
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先の自民党総裁選では石破茂との討論から逃げ回る一方、恫喝を繰り返し3選した安倍晋三がまた“得意の外交”でしくじった。

対日貿易赤字の解消を迫るトランプとトランプタワーで23日に夕食を共にした。安倍は「建設的な議論ができた」と盛んに親密ぶりをアピール。マユツバもいいところだ。

トランプは苦戦を強いられている11月の中間選挙をにらみ、目に見える成果をつかみ取ろうと死に物狂いだ。

今月上旬にも「日本が(米国に対価を)どれだけ払わなくてはいけないかを伝えれば、(安倍との良好な)関係はすぐ終わるだろう」

「日本はオバマ大統領とディールをしようとしなかった。報復を受けないと思っていたからだ。自分はそうじゃない」などと、好戦的な発言を連発している。

日本の大メディアは安倍の発言を垂れ流し、“日米蜜月”の演出をアシストしているが、日米関係の実態は隷従、服従を通り越して、赤っ恥の連続だ。ジャーナリストの春名幹男氏は言う。

「安倍が頼みにするトランプとの“友情”はとうに破綻しています。“友情関係”をテコに通商交渉を進めようというもくろみは、木っ端みじんに砕け散るでしょう。

昨年末に動き始めた北朝鮮を巡る国際情勢の変化に安倍はまったくついて行けず、トランプに見限られています。

米国の対北融和路線に口を挟むくせに、史上初の米朝首脳会談実施が決まると拉致問題解決の口利きを頼み込んだ。おんぶにだっこでは一国の首脳として相手にされるわけがなく、〈アベはオレに何をしてくれた?〉と不信感を募らせる結果になった。

通商交渉を巡っても、安倍政権は思い違いの繰り返し。米国が求めるFTA(自由貿易協定)交渉入りをトボけてかわすだけで何ら対策を講じなかったため、事態は悪化してしまった。

大手マスコミは米国側からの情報を重視せず、官邸や外務省の発表を報じるばかりなので、日米交渉の内幕はなかなか表に出ないのです」  
(以上 日刊ゲンダイ)

総理はこのままでは政権を維持できなくなる。
2018-09-26
 谷間の百合

 

通訳だけを同席させた日米首脳の夕食会のあと、総理は深い疲労感を滲ませた表情の上にさらに困惑と焦慮を浮かべて「大変建設的な議論ができたと思っている」と語りましたが顔は嘘をつきません。

(外国を訪問する場合、友好や儀礼がメーンになる訪問なら夫人を伴っても、今回のような真剣勝負の場にまで夫人を同伴するのはいかがなものでしょうか。)

日米通商問題でのトランプ大統領の日本への要求は厳しいものが予想され、もしかしたら「ハルノート」に匹敵するようなものにならないとも限りません。

きのうは経団連の中西会長が不機嫌な顔で記者会見に表れ、アメリカは何を考えているのかわからないと不満をぶちまけていましたが、総理の妥協、譲歩の内容次第では帰国そうそう財界から吊し上げられることもあるのではないでしょうか。

三選をはたしたものの総理の前途に光明はなく、はやくもレームダックやポスト安倍が囁かれています。

わたしもそれを感じています。ガラガラと音を立てて崩れていくようなイメージです。トリガーになったのは石破さんの立候補によって自民党内部から反安倍の声がでてきたことです。

それ以上に、今はカヤの外で済んでいますが、これからどんどん国際政治から排除され苛められることになりそうなことです。わたしは自民党内部からの反安倍の声を5年も待っていたのです。

マスコミはまったく頼りにならず、安倍政権を手っ取り早く倒すには、内部から反安倍勢力がでてきて権力闘争をするしかないと思っていました。

石破派の後藤田正純さんが「我々は冷や飯、上等ですよ。食いますよ。じゃ誰がご馳走を食べるのかということですよ。国民の税金ですよ。」
と言っています。

総理は自分のフトコロが痛むことになる出費をケチって火炎瓶事件となりましたが、国民の税金は所詮は他人のフトコロだと思っているのか使い放題です。

なんの因果かこんな人間が総理大臣なのです。「ネットゲリラ」に、森友はむしろこれからが佳境だとありましたが、わたしもそう思います。

自殺したことになっている近畿財務局の職員の父親が、上司に言われた通りに書き換えたと書かれていた遺書があったと言っています。

遺書はどこから出てきたのでしょうか。そんな遺書が警察の目に触れて無事に済むことはないと思いますが。危険を感じて密かにだれかに託していたのでしょうか。

 

「日米物品貿易協定(TAG)の交渉を開始」。次に来るのは日米FTA!!&東海第二原発に安全のお墨付き!!&都市が開催する五輪のボランティアを全国に呼びかける不思議!!

 くろねこの短語  2018/9/27

やっぱりやっちまった。初老の小学生・ペテン総理が「日米物品貿易協定(TAG)の交渉を開始することで合意」したってね。多国間協定であるTPPと違って、アメリカとの2国間協定となると、日本はまずアメリカの要求をはねつけるなんてことはできませんからね。へたすると、TPP以上の譲歩をせざるを得ないことになるかもね。
 
その代わり、北のカリアゲ君との会談をセットしとてもらうってことで、裏取引きしてるんじゃないのかねえ。「適切な時期に日本と対話し、関係改善を模索している用意がある」って韓国大統領の寅さんを通じて北のカリアゲ君のメッセージがあったばかりなんだから、ここでトランプからもう一押ししてもらえれば日朝首脳会談も夢ではなくなる、ってのがペテン総理の描いている絵図なんじゃなかろうか。

そのためなら、TAGどころか日米FTPも辞さない腹積もりだったりして。 
いずれにしろ、今回の訪米は「売国の旅」だったことがハッキリしたってわけだ。

 
ところで、原発だ。広島高裁の伊方原発再稼働容認に続いて、原子力規制委員会が東海第二原発の新規制基準適合を決定した。東電から資金援助まで募っていた破綻寸前カの経営状態だってのに、万が一のことがあったら賠償費用や収束費用はどうするつもりなのかねえ。
 
しかも、再稼動に当たってはパブリックコメントで多くの批判的な声が寄せられていたんだね。そうした世論はまったく無視してるんだから、しょせんパブリックコメントってのはアリバイ作りでしかないってことだ。
 
新規制基準がどんどん形骸化していく中、不謹慎だけど、「もう一度事故が起きればいい」という悪魔のつぶやきが聞こえてくる今日この頃なのだ。

 
最後に、昨日から東京オリ・パラのボランティア募集が始まったんだが、そもそもオリンピックってのはオリンピック憲章にあるように「五輪を開く責任は都市にある」んだよね。そのボランティア募集がなんで全国への呼びかけとなるんだ。
 
元オリンピック選手は「一緒に大会をつくっていくという気持ちで、勇気をもって応募してほしい」なんてPR活動してるけど、なんかこの言い方ってピントずれてるなあ。「一緒に大会をつくっていく気持ち」になるように啓蒙することこそ組織委の仕事じゃないのか。レイシスト石原の思いつきで始まったことで、オリンピック開催のコンセンサスをとる努力なんか一度もしてこなかったことを自覚しやがれ!!

国民よ怒れ!こんなバカなことを許すな!

2018-09-25  simatyan2のブログ

安倍晋三が友達に無担保で3兆円を貸して、元本返済は30年後で良い、という決定をしていたのだ!

友達というのは、

学校法人海陽学園海陽中等教育学校理事長JR東海名誉会長葛西敬之

財投3兆円投入、リニアは第3の森加計問題
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/081500232/082400011/

談合問題や企業の撤退などに揺れるリニア新幹線には、安倍首相の号令のもと財投3兆円が投入されている。葛西JR東海名誉会長という「無二の親友」への巨額融資。

森友学園や加計学園への「お友だち優遇」の比ではない「第3の疑惑」を追うと、融資スキームの直前に、2人が頻繁に会合を重ねていた事実に突き当たる。無担保で3兆円を貸し、30年間も元本返済を猶予する。しかも、超長期なのに金利は平均0.8%という低金利を適用する──。

首相の安倍晋三が、201661日に記者の前で「新たな低利貸付制度で、リニア計画を前倒しする」と発表し、巨額の財投資金が、この瞬間に動き出した。 「いや、あの融資条件は、他に聞いたことがないですね」。同じ財政投融資という融資スキームを扱っている日本政策金融公庫の幹部も首をかしげる。

「そもそも、30年後から返すって、貸す方も借りる方も責任者は辞めているでしょうし、生きているかどうかも分からないですよね」責任者は誰だ?

30年後って2人とも死んでますよ。逆に言えば生きてる間は返さなくてもいいってことかです。彼らは返済するつもりも返してもらうつもりもないようです。

学校法人 海陽学園海陽中等教育学校理事長 JR東海名誉会長 葛西敬之

学校法人 海陽学園海陽中東教育学校校長 NHK経営委員   中島尚正

この2人と安倍晋三が頻繁に会っていたのは、ちょうど世間で森友問題が炎上している真っ最中というのだから驚きです。これほど国民を馬鹿にした話はないです。先のことなど全く考えず、ここ数年間だけ首相でありさえすれば税金を貪り続けることができると、安倍と安倍友は考えているのです。

だから時間稼ぎをして働いてる素振りだけ見せます。拉致問題も時間稼ぎに利用します。201212月、安倍晋三は下のように言いました。

安倍「この内閣で必ず解決する決意で拉致問題に取り組む。オールジャパンで結果を出していく。」
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_3295.html

6年後も↓

2018
9月、同じことを繰り返すばかりです。

安倍「安倍政権でこの問題を解決する。拉致問題は、安倍内閣の最重要・最優先の課題であります。」
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201809/23rachi.html

この6年間、経済から外交、拉致問題に至るまで、安倍晋三は何一つ解決していないのです。

すでに女子アナですら安倍晋三をゴミを見る目つきで見ています。

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本来なら国民も口先だけの総理を見限るべきなのに、再三騙されてしまうのは、ネトウヨが作ったネット世論に惑わされてしまうからです。

しかし今からでも遅くない、怒れ、国民!

強がっても負け惜しみ 安倍政権レームダック化の急加速

2018年9月25日 日刊ゲンダイ 
 
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あれだけ締めつけながら、石破茂元幹事長にまさかの“大善戦”を許した総裁選が終わった途端、逃げるようにアメリカに飛んだ安倍首相。

相変わらず安倍本人は「全体で7割近い得票を頂くことができた。私にとって大きな力だ」と虚勢を張り、例によって麻生財務相は「石破のどこが善戦なんだ」とイチャモンをつけているが、いくら強がっても、もう安倍政権は終わりじゃないか。

はやくも党内は「ポスト安倍」に動き出し、「安倍1強は終わった」との声が飛びかっている。

「総裁選の結果は、安倍首相にとって衝撃だったはずです。党員票で<55対45>と石破さんに迫られたのはもちろん、得票が35万にとどまったからです。党員の4割が棄権してしまい、党員票104万のうち3割しか得票できなかった。職域団体などの組織票は、現職総理に入れたはずです。それでも支持はたったの3割。自民党員でもこの数字です。恐らく、一般国民の支持は2割程度でしょう。8割が“反アベ”なのではないか。来年は統一地方選と参院選が行われる。いずれ党内から『安倍首相が選挙の顔では勝てない』という声が噴出するでしょう。“安倍1強”は音を立てて崩れていくはずです」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

安倍陣営は、総裁選後の世論調査にもショックを受けているという。

読売新聞の調査によると「石破さんの得票がもっと多い方がよかった」が49%だったのに対し、「安倍さんの得票がもっと多い方がよかった」は、わずか6%だったからだ。それもこれも、ゴーマンな態度を取ってきた自業自得だ。安倍は国民からトコトン嫌われている。

■10・1の組閣後、求心力が低下

この先、安倍政権のレームダック化が急速に進んでいくのは間違いない。ただでさえ、最後の任期はレームダック化しやすいのに、自民党員の3割にしか支持されていないのだから、どうにもならない。

これまで「安倍1強」によっておさえ込まれてきた不満も噴き出すはずだ。党内からアベ批判が噴出すれば、さらに政権は弱体化していく。

「この5年間、公然とアベ批判をする自民党議員は村上誠一郎ぐらいでした。皆おかしいと思いながら、“安倍1強”におびえて口をつぐんできた。しかし、総裁選で自民党員が『王様は裸だ』と教えてくれた。こうなると、恐怖支配によって不満を封じ込めることは難しい。少なくても、石破茂はコトあるごとに異を唱えていくはずです」(政治評論家・森田実氏)

いま、安倍官邸がビビっているのが、9月30日に迫った沖縄県知事選だ。敗北したら、安倍政権の「終わりの始まり」が決定的になりかねないからだ。総裁選の10日後に敗北したら「やっぱり安倍首相では選挙に勝てない」という声が強まり、さらにレームダック化が加速していくだろう。

安倍が組閣人事を10月1日に予定しているのも、沖縄県知事選に敗北しても、翌日に組閣すれば火消しができると計算しているからだ。

しかし、10.1の組閣人事が終わった瞬間、政権の求心力がガクンと落ちるのは目に見えている。総裁選で「安倍晋三」と書いた国会議員は329人もいるが、配分できるポストには限りがある。安倍首相を支持したのに、ポストに就けなかった待機組が、新たなスキャンダル発覚など、なにかをきっかけに「反アベ勢力」に回るのは明らかだ。

ほんの1カ月前まで、自民党議員の8割を固め、「石破を叩き潰す」と豪語していたのが嘘のようだ。
 
参院選敗北→安倍退陣は既定路線

レームダックの安倍政権が生き延びるためには、沖縄県知事選、統一地方選、参院選と3つの壁を突破する必要がある。どう考えても、クリアするのは簡単じゃない。

第1次安倍政権の時、安倍は参院選で大敗して退陣に追い込まれている。また、参院選にトドメを刺されるのではないか。麻生財務相が「石破のどこが善戦なんだ」とイチャモンをつけているのも、いまから参院選の大敗を見越しているからだろう。

「来年夏の参院選で自民党が敗北したら“ポスト安倍”は、ほぼ石破茂で決まりでしょう。もし、石破総理となったら、安倍3選を支持した5派閥は干されかねない。だから、なにがなんでも参院選前に石破を潰すつもりです。石破を潰してしまえば、ポスト安倍の有力候補がいなくなるので、仲間内で政権をたらいまわしできますからね。逆に言うと、参院選で自民党が大敗し、安倍首相は退陣すると覚悟しているということです」(自民党関係者)

この先、安倍政権には政権を浮揚させる好材料もない。好材料どころか、これまでの失政のツケが一気に噴き出すとみられている。すでにトランプ大統領からは「貿易問題」で無理難題を突きつけられている。

「11月に中間選挙を控えているトランプ大統領は、目に見える成果を欲しがっています。日本に要求するのは、雇用を増やすために自動車メーカーの生産拠点をもっとアメリカに移すことと、アメリカの農産物を大量に買わせるための市場開放でしょう。9月27日(日本時間)に行われる日米首脳会談では、安倍首相をギリギリと攻めかねない。すでに『取引がまとまらなければ大変なことになると、日本は分かっている』と、安倍首相を脅しています。いま頃、安倍首相は呻吟しているはず。アメリカに譲歩したら、統一地方選や参院選は大敗必至。かといって、トランプ大統領を怒らせて決裂したら、その瞬間に政権は終わりかねない。最後は日本の農家を犠牲にするつもりでしょう」(外交評論家・天木直人氏)

■82%の国会議員が支持する異常

権力者が力を失ったら、転落するのはあっという間だ。とくに、安倍政権のように「恐怖支配」によって権力を維持していた場合、いったん力を失うと人心は猛スピードで離れていく。

そもそも、内政も外交も、なにひとつ実績がない安倍政権が5年も続いたのは、「多弱野党」と「ポスト安倍の不在」と「やっている感」の3点セットが揃っていたからだ。

しかし、ポスト安倍には石破茂が浮上し、野党も参院選の1人区では統一候補を擁立する方向で動き、本当は安倍がなにもやっていないことに国民は気づいてしまった。安倍のバケの皮は完全に剥がれた格好だ。

「自民党の総裁選は、国会議員の支持は<安倍82%、石破18%>でした。あの数字を見て愕然としました。戦争中、東条内閣の時に行われた大政翼賛会の選挙と同じ数字だったからです。<大政翼賛会推薦82%、非推薦18%>でした。あの弾圧下でも、反戦演説をした斎藤隆夫など、18%が軍部独裁に抵抗して当選している。自民党議員は、命を奪われるわけでも逮捕されるわけでもないのに、大政翼賛会のように82%が長いモノには巻かれろと従ったのだから異常です。こんな異様な政権がいつまでも続くはずがない。総裁選の結果は、自民党員が『おまえら目を覚ませ』と国会議員を叱ったとみるべきです」(森田実氏=前出)

ようやく、この国を破壊した安倍政権の終わりが近づいている。

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