2018年08月
安倍晋三、日本経済・政治・外交パーフェクトに全滅です。何をやらせてもダメ、それを支える謎の勢力!安倍晋三を擁護する勢力には、経団連や官僚以外にも一般人を装ったプロ市民統一
2018-08-29 simatyan2のブログ
6年間の安倍晋三のマイナス実績です。
■経済
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異次元緩和・・・・インフレターゲット大失敗
マイナス金利・・・地方銀行と地方を潰しただけ
消費税増税・・・・消費全滅
世帯所得・・・・・年15万、5年で総額75万以上減少
家計消費・・・・・マイナス
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■社会保障
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働き方改革・・・・財界に要求されるまま残業代ゼロ=カット
国民の命と生活を犠牲
外国人労働者全面解禁で日本の高額医療へ
のただ乗り推進
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■バラマキ
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アメリカへのATM化をより鮮明にさせる
イージスアショア・・・3000億
F35B戦闘機・・・・3000億
オスプレイ ・・・・・2000億で東京横田に配備
ODA等総額 ・・・・5年で50兆円オーバーで成果ゼロ
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■法制度改悪
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戦争法案
治安維持法
盗聴法案
カジノ法案
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■災害対策
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4年前の広島豪雨土砂災害中にゴルフ
熊本大地震・・・・・・・オスプレイの練習に利用
鬼怒川堤防氾濫・・・・・TVで観てるだけ
西日本豪雨大災害・・・・カジノ法案だけ。赤坂自民亭のあと、
50連休で遊びほうけ、総裁ゴッコ
御嶽噴火・・・・・・・・・・全く警戒させず死者多数
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■外交
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北方領土に・・・・3000億取られて成果なし
拉致問題は・・・・交渉ゼロ、対話窓口すら無かった
慰安婦問題、・・・10億献金するもちゃぶ台返しさる
中国包囲網、・・・撤回、AIIB加入に土下座
その他・・・・・・シリア日本人人質放り出し
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■お友だち利権
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モリカケ事件・・・・・国有地を8億値下げしてプレゼントと
国家戦略特区で獣医学部建設で加計だけ優遇
電通オリンピック・・・IOC委員に電通経由でワイロ掴ませ、
東京オリンピックを誘導
新国立建設にゼネコン利権 エンブレム問題
この記事で書ききれないことは山ほどありますが、それらは過去記事で見ていただくとして、日本経済・政治・外交・・・・・・・パーフェクトに全滅です。
「云々」を「でんでん」と読み、首相でありながら、立法と行政の勘違い答弁を指摘されるまで気が付かず、「国民からの税収は吸い上げたものである」と発言し、「税収は国民から吸い上げたもの」と言い切った安倍晋三!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/
官僚のペーパー無しで喋らせれば下のように意味不明な発言をする、
「わたくしがですね、わたくしがですね、ホームページ、ホームペ ージからですね、 わたしが森とっも学園のホームページに対して、わたしが隠ぺいしようがないじゃないですか。
比較!<枝野幸男>と<安倍晋三>
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12396018520.html
その他、暴力団使うわ、部下自殺させるわ、で無敵の悪役ぶりを発揮しています。
今Twitterでトレンド入りしてるハッシュタグ「#ケチって火炎瓶」ですが、わかりやすい漫画を掲載しておきます。

〇安倍晋三が選挙時に対立候補への選挙妨害を暴力団に依頼
〇選挙後に事前の約束の 報酬500万円を300万円に値切り
〇暴力団が怒って安倍晋三の事務所に火炎瓶を投げ込んだ
という事件です。当時新聞にも載りました。

本も新しく出版されています。

今になって馬鹿な御用ブロガーが裁判の判決文を例にし、安倍擁護して、事件はデマだなどとほざいてますが、安倍秘書が反社会的人物に300万払ったのは事実なのです。火炎瓶で襲撃されたのも事実です。
そもそも事件にかかわりが無ければ金を払う理由などないわけで、また、政治家や秘書が脅かされて金を払ったという事実だけでも失格なのです。
そんな臆病な政治家が総理大臣になってるのです。もしかして総理大臣も脅かされてなったんでしょうか?
自民党総裁選で、石破滋がモリカケ問題を批判したことで安倍側が怒ってますが、身に覚えが無いなら激怒する理由も無いのです。経団連の要望を丸呑みし、忖度した官僚を出世させる安倍晋三を手放したくない悪党は大勢います。
安倍晋三を擁護する勢力には、経団連や官僚以外にも一般人を装ったプロ市民が多数いますが、そもそも一般市民なら増税を嫌うはずです。それを喜んでる時点で一般市民じゃないわけです。
事実、トヨタはじめ経団連は、増税になれば輸出戻し税が増えるので増税を待ちわびているのです。それらをスポンサーに持つ電通など広告代理店もそうで、これらが工作員として暗躍しているのです。
統一教会や創価学会、その関連団体もそうです。
昨日、北朝鮮に拘束されていて解放された杉本倫孝という人は、元経済企画庁経済社会総合研究所の藤原直哉氏によると統一教会だそうです。
今日も内閣情報官の北村滋と北朝鮮側が、極秘で接触していたことがバレたとワシントンポストが報じています。
日朝の情報当局者が極秘接触か 米紙報道、7月にベトナムで トランプ政権知らされず不快感
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/日朝の情報当局者が極秘接触か-米紙報道、%EF%BC%97月にベトナムで/ar-BBMz5cd
北朝鮮が統一教会と朝鮮総連を切ったことにより、森喜朗以降の清和会の悪行が近々明るみに出るそうです。
総裁選で自民党が「公平公正」な報道の要望書「#ケチって火炎瓶」で慌てたか&障害者雇用率水増しで真っ先に謝罪すべきは行政府の長たる総理大臣だろう&選挙妨害でヤクザ使ってばら
総裁選で自民党が「公平・公正」な報道の要望書「#ケチって火炎瓶」で慌てたか&障害者雇用率水増しで真っ先に謝罪すべきは行政府の長たる総理大臣だろう&選挙妨害でヤクザ使ってばら撒いた怪文書がなんともエグイ!!。


加計学園は、新設校を作っては定員割れの赤字を埋めてきた。今じゃ、学校の残骸が33校に達する。安倍がそのため、つぎ込んだ金が770億円って、首相のすることか
2018年08月28日 のんきに介護
http://my.shadowcity.jp/2018/08/post-13816.html
野次馬 (2018年8月26日 03:04) ネットゲリラ
加計グループというのは全部で33校あるというんだが、まぁ、ずいぶんと増やしたもんだ。毎年のように新設しないと、カネが尽きる。建設費を中抜きして、定員割れの赤字を埋めてきたんだが、獣医大でミソをつけた。アレだけ騒がれては、みんなが見張っているので、悪いこともしにくい。
私立大は現状でも約4割が定員割れで、先行きは厳しい。
日本私立学校振興・共済事業団の17年度の調査では、私立大を運営する555法人のうち、13法人が20年度末までに破綻の恐れがあり、65法人が21年度以降に破綻の恐れがあった。こうした中、文部科学省は私立大学間での学部の譲渡や、国公私立大の枠を超えたグループ化など大学再編の制度作りを進めている。
55年体制の権化、アベシンゾーが政治家になって以来、加計グループに流された税金が770億円。なんで33校も学校を作らなきゃならなかったかというと、新設校の建設費という名目がないと、大きなカネは引っ張れないから。かくして、日本中にFランク私大が増殖し続ける。みんな、補助金中抜きと天下りの巣窟です。
障害者雇用率水増しの背景に官僚の悪意!&加計学園から車の便宜供与に厳重注意の大甘処分&「正直、公正」(石破茂)VS「責任、実行」(安倍晋三)・・・勝手にしやがれ!!&北の脅
障害者雇用率水増しの背景に官僚の悪意!&加計学園から車の便宜供与に厳重注意の大甘処分&「正直、公正」(石破茂)VS「責任、実行」(安倍晋三)・・・勝手にしやがれ!!&北の脅威を煽る防衛白書!
東京五輪銀が大幅に足りないとして環境省が秋から小中学校に協力を呼びかけ、使用済みの携帯電話やパソコンの回収を強化する。これに対し、「戦時中の金属供出か」と疑問視する声が出
銀回収ボックスに「金属供出か」 高まる不信
毎日新聞2018年8月27日
表彰メダルをリサイクル貴金属で作る東京五輪・パラリンピック組織委員会の計画で、銀が大幅に足りないとして環境省が秋から小中学校に協力を呼びかけ、使用済みの携帯電話やパソコンの回収を強化する。これに対し、「戦時中の金属供出か」と疑問視する声が出ている。猛暑対策の打ち水やサマータイム、ボランティア募集に続き、五輪への不信感は強まっている。
同省によると、必要な金銀銅メダル計約5000個を作るために金約40キロ、銀約4900キロ、銅約3000キロが必要という。銀の量が多いのは表面を金でメッキする金メダルの地金とするため。郵便局やNTTドコモの店舗で回収を進め、金と銅はめどがついたが銀は足りないという。このため、同省は五輪参加国・地域をもてなす全国約230の自治体に協力を呼びかけ、専用の回収ボックスを公立小中学校に設置する。
ツイッターでは<ついに鍋釜供出か。気持ち悪い>など批判が相次ぐ。五輪を戦時体制にたとえるのは、学生ボランティア(学徒動員)やサマータイム導入(国家総動員)、打ち水(竹やり精神)への批判と共通する。有識者を中心に<学校組織使ってやるメンタリティーすごく怖い>や<教育現場への負担を増やすな>など、学校や子供を巻き込むことへの批判も強い。
◇
使用済みの電子機器1個から取れる貴金属は微量だが、家庭で死蔵される機器数は膨大で「都市鉱山」と呼ばれる。そこからメダルを作る計画は、公になった2年前には好意的に受け止められた。
物質・材料研究機構の名誉研究員で都市鉱山に詳しく、メダルの提案者の一人でもある原田幸明さんは「国民が協力しやすい家電回収のシステムや機運を五輪メダルプロジェクトは作れなかった」と言う。2016年には小型家電のリサイクルで2・3トンの銀が得られたとし、「メダルに必要なのは倍の5トン程度。機運を盛り上げれば達成可能だ」と指摘する。
1964年東京大会と違って今の五輪は商業主義が強まり、スポンサーではない自治体やリサイクル業者が五輪を前面に出して回収を進めることも難しい。そのつけを小中学校に求めることについて、原田さんは「五輪やリサイクルへの拒否感につながりかねない」と懸念している。
ネット上では、リサイクルより銀の地金を買う方が安上がりだとの声も上がるが、大会組織委広報は「メダルプロジェクトは当初から五輪の機運醸成(参加意識高揚)とリサイクルの文化の浸透を掲げ、コストの問題ではない」とする。銀が最終的に足りない場合については「メダルを作れないということはない。確保の仕組みは整っている」と説明。仕組みの詳細は「足りなければという仮定の話には何とも言えない」としている。
総裁選にかこつけて来夏の改憲を煽る麻生太郎の犯罪!!&「現在の生活に満足74.7%」(内閣府調査)・・・回答者の持ち家率81.2%、戸建て所有率82.0%。つまり、ユトリのある層ってこと
総裁選にかこつけて来夏の改憲を煽る麻生太郎の犯罪!!&「現在の生活に満足74.7%」(内閣府調査)・・・回答者の持ち家率81.2%、戸建て所有率82.0%。つまり、ユトリのある層ってことか!

安倍が選挙に強いと言われるその陰に暴力団あり。こんな男を総裁にしていいのか
安倍が選挙に強いと言われるその陰に暴力団あり。こんな男を総裁にしていいのか

『バイキング』で坂上忍、土田晃之が杉田水脈を徹底批判!「びっくりするほどひどい」「ただのバカ」、自民党の責任も追及
『バイキング』で坂上忍、土田晃之が杉田水脈を徹底批判!「びっくりするほどひどい」「ただのバカ」、自民党の責任も追及
2018.08.25 坂上忍、土田晃之が杉田水脈を徹底批判「ただのバカ」 リテラ
本サイトで何度も取り上げてきた自民党・杉田水脈衆院議員のLGBT差別問題。しかし騒動勃発以降、杉田議員本人は公の場で一切説明、釈明することなく逃げ続けている。親分の安倍首相同様、“このまま時間が経てば愚民どもはすぐに忘れてしまう”という国民を愚弄しきった逃げ切り作戦なのだろうが、そんななか、意外な番組が杉田議員の「LGBTは生産性がない」発言を大きく取り上げた。それが24日放送の『バイキング』(フジテレビ)だ。
番組では、杉田議員がジュネーブの国連人権差別撤廃委員会を傍聴したという22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)報道を皮切りに、この問題を取り上げているのだが、いつものように賛否両論、両論併記かとおもいきや、杉田議員への非難の嵐だった。
たとえば、コメンテーターの東国原英夫は杉田の発言をこう批判していた。
「言語道断だと思いますね。差別だとか侮蔑だとかをそういうものを増長しますね。個人的な見解ということらしいんですが、自民党さんによればですね、一応は指導したけれども。しかし個人的見解であれば、今回の寄稿にたいしてご自分の意見、政治家のご自分としての確固たるご意見があるのであれば、質疑応答だとかディベートだとか、そういったものに応じるべきだと僕は思っています」
「差別とか偏見とか、蔑視なんですよね。右とか左とかいうような思想的なものではないんです。根本的な、もう憲法違反と言っても過言ではないくらいの話なので」
東国原とは思えないまともな指摘だが、続いて、元TBSアナウンサーの吉川美代子も杉田議員の主張のおかしさを真っ向から批判する。
「日本の国民として、人として生きていくことと、生産性は関係ないわけで。人として生活してきて、自分の人生をまっとうすることと、生産性を同じようなことで言っちゃったこともいけないと思いますし。ただこの人って昔から、過激なことを言って注目を浴びようと思っていて」
単なる目立ちたがりとの指摘に、司会の坂上忍も「炎上商法おばさんとかなんですか?」「この人、僕と同じ年なんですよ、ホント嫌だ」と露骨に顔をしかめた。
しかも、この日の『バイキング』が出色だったのは、今回のLGBT差別だけでなく、杉田の過去の発言も取り上げたことだ。
周知のように、杉田議員は、これまでにも数々の性差別発言を撒き散らしてきた。たとえば2014年10月の国会では、「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です」との有名な暴言をはき、女子に対するあらゆる差別を撤廃することを基本理念とする国連の女子差別撤廃条約についても、〈重大な女性差別が存在しない日本には必要がない〉(「正論」2016年5月号/産経新聞社)などと主張。レイプやセクハラ事件でも、被害者の女性を責めるような差別発言を繰り返してきた。
そんななか、番組では過去、杉田議員が待機児童問題について「待機しているのは預けたい親でしょ」などとツイートしたことを取り上げ、それに出演者たちが、一斉に批判の声を上げたのだ。
たとえば、土田晃之がよほど腹に据えかねたのか、「ただのバカなんじゃないっすか」「こんだけ浅はかなうっすい内容なこと、よく公共の場で言えるな」と吐き捨てると、坂上も「そう思っちゃう」と同意。
さらに、東国原は杉田が「幼児教育は洗脳、コミンテルンの陰謀」というトンデモ発言をしていたことも紹介して、杉田を徹底批判した。
「これに関しては野党の方々がね、待機児童があるんですよ、と。保育所落ちた日本死ねとありました。あれに対する野党憎し、野党に対抗するために無理やりつけたような論なんですね、これは。つまり、論理は破綻しているんですよ。無理やりくっつけた。これプラス、彼女は幼児教育は洗脳教育であると。共産主義のコミンテルンがやっている仕業であると。そういうことも発言している。耳を疑いますよ」
■坂上忍が杉田水脈に「あんたを税金で養っているほうが生産性がない」
また、今回の「新潮45」(新潮社)での文章についても、問題は「生産性」という部分だけではないと指摘する声も相次いだ。
共同通信論説委員の柿崎明二氏は、「これ、あまり目立ってないんですけど、性的な多様性を認めていくと、ペット婚とか機械と結婚させろという声が出てくるって(書いている)。出てきてもそんなの議論の対象にはならないですよね。人間じゃないんだから。ぼくはハッキリ言って破綻していると思いますよね、思考が」と批判。
一方、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁は、杉田の「LGBTへの支援が不要」という論理の詭弁、破綻を指摘した。
「あらゆることの認識がずれてまして。このLGBTに対する認識もそうですけれど、(LGBTに対する)その支援がいらないって言いますが、その支援っていうのがLGBTの方が何か特別な利益を得るような政策だったらまだしも、普通と同じように平等に、っていうところが本当に支援なのか。支援もないところに、支援が不要だってところが、ちょっとおかしいな。ずれてるなって感じがしますね」
そして、柿崎氏からは政治家としての資質を問う本質的な発言も飛び出した。
「これLGBTの問題というよりも、政治はなにかという話なんです。政治は弱者とか少数者のためにあるんで。多数派だけでいいんだったら、AIでやればいいんです。そうじゃない少数派をどう統合して救うかというのが政治なわけですね。多数派も納得して。というのをまったくわかっていないので。そういう意味で政治家失格だと思いますね」
司会の坂上忍も、こうした杉田議員の政治姿勢や言動については一貫して批判的で、コメンテーターの指摘にひとつひとつ大きく同意したうえ、自らも「寄稿を読んだんですけど、ひどい。びっくりするほどひどい」「この人は大丈夫ですか?」と辛辣にコメント。さらに、こう斬って捨てた。
「ぼくなんか、思ったのは、ぼく子どもいないでしょ、ってことは子どもだけでいえば、この人の理屈で言えば生産性がない、じゃあお前みたいなのに税をあてがう必要はないって言われているわけでしょ」
「おれの理屈でいえば、こんな議員の資質のかけらもないようなやつに、言われるんだったら、あんたを税金で養っているほうが、よっぽど生産性がないって」
■自民党の責任も追及「杉田議員は比例名簿の一番」「政策も同じってこと」
杉田水脈のLGBT差別については、テレビでもいくつかの番組は取り上げてきたが、多くが批判しているのは「生産性」の部分のみ。なかには、松本人志のように「(杉田の「新潮45」の文章の)前半部分は間違っていない」などと擁護する意見もあった。
そんななかお昼のメジャーな番組で、杉田の過去の発言まで取り上げ、その思想や政治家としての資質まで踏み込んで批判したというのは、貴重と言っていいだろう。
しかも、この日の『バイキング』は杉田議員を徹底批判しただけではなかった。その発言は単なる杉田個人の問題でなく、自民党にも責任があるというところまで踏み込んだのだ。たとえば、共同通信の柿崎氏は杉田が自民党の中国ブロックの比例単独1位だったことを強調して、こう語っていた。
「(杉田議員は)小選挙区制には出ていないで、比例代表の一番なんですよ。つまり何を言いたいかというと、ようは自民党とまったく政策の同じ人ですと、自民党が出している候補なんですね。それが自民党が出しているLGBTの政策とまったく真逆なんで。それを(杉田氏が)言うなら辞めて言わないとダメですね、自民党を。このままいるんだったら自民党は除名するかどっちかですね」
また、この発言をうけて、東国原も「おっしゃる通りなんですね。(杉田議員は)党をあげて推薦した、あるいは公認したといってもいいんです。それに応じたってことは政策は同じですよ、ということ」と指摘した。
東国原は安倍首相の名前こそ出さなかったが、杉田議員を「素晴らしい」と礼賛し、比例単独候補としては最上位の厚遇で自民党に引き入れたのが他ならぬ安倍首相であり、党を挙げて推していたと主張したのだ。
また、『バイキング』は、杉田議員が7月22日に「間違ったこと言ってないんだから、胸張ってればいいよ」などと「大臣クラスの方」から声をかけられたとツイートした(現在は削除)ことも取り上げた。
東国原が「大臣クラスの人が支持している。それは名前くらい出してほしいですよね。ということは自民党のなかにある一定数、この意見を支持する人たちが、集団がいるってことですよね。それをやっぱりつまびらかにしていただきたいと思いますね」と言えば、坂上も「大臣クラスの方ががんばれよって声をかけてくれるってことは、やっぱりそういう方々にアピールしてなんとか自分をいいポジションでっていう意図が見えるわけですよね」と分析。吉川美代子は背後にある自民党の構造的な体質にも言及した。
「自民党のおじさまたちのなかに、男が言うともちろん叩かれるけど、女が言ったことに対して、自民党の過激な女が言うならって。女に言わせておこうよ、みたいなところがあったのかと、勘ぐっちゃいますよね」
さらに、東国原は杉田のこうした発言が、「官邸に対するアピールなんじゃないかと思っています」と指摘。自民党だけじゃなく、官邸との強いつながりを示唆した。
■『バイキング』の奮闘の裏で、ほかのテレビ報道は…
いずれにしても、『バイキング』がここまで踏み込んだ杉田批判、自民党批判をしたのは、「たいしたもの」と評価しなければならないだろう。
しかし、『バイキング』が目立っているこの状況は、けっして歓迎すべきことではない。そもそも、今回の杉田発言は東国原が言っていたように、「右とか左とかいうような思想的なものではなく、差別とか偏見とか、蔑視。もう憲法違反と言っても過言ではないくらいの話」であり、むしろ、こうした批判は当然のことなのだ。
ところが、前述したように、『報道ステーション』(テレビ朝日)などは自民党や安倍首相が対応するまで、ほとんどこの問題を取り上げようとせず、その後も、野党の動きや抗議行動を紹介するようなかたちでしか批判しない番組も少なくなかった。
その結果、杉田議員は何の処分もされないまま逃げ切り、自民党も安倍首相も、自分の子飼いである杉田議員を平気でかばい続けている。安倍首相は赤坂にある行きつけの中国料理店「赤坂飯店」での会合で杉田議員と同席し「なんでみんな騒いでいるんだろうね」と発言したという。
安倍政権の国民を舐めきった態度を許しているのは、まさにテレビをはじめとするメディアの責任なのである。
安倍首相と暴力団「工藤会」のただならぬ関係沈黙を続ける大手メディア
2018年8月24日 HUNTER(ハンター)
日本ボクシング連盟に帝王として君臨していた山根明氏。暴言や山根氏の地元を勝敗判定で優遇した「奈良判定」疑惑など、外部からみればどれ一つとっても退場勧告されてしかるべき案件だったが、山根氏を「ノックアウト」したのはやはり、暴力団との密接交際疑惑だった。
暴力団関係者に利益供与することが許されないだけでなく、一緒に写真を撮っただけでもアウト。いまやそれが市民や企業関係者の認識であり、改正暴力団対策法や暴排条例によって反社会的勢力の生き延びる余地は確実に狭まっている。
そうしたなか、安倍首相と暴力団をめぐる重大な疑惑が浮上。一部のジャーナリストが情報発信したが、大手メディアが揃って沈黙する状況となっている。
■誹謗中傷ビラの黒幕は、安倍事務所
この国で最も権力を持つ人物が、暴力団のなかでも「最も凶悪」と恐れられ唯一「特定危険指定」を受けた暴力団に汚れ仕事を依頼していた疑惑があることについて、報道されることがないのはなぜなのか。疑惑の人物は、マスコミが沈黙しているのをいいことに国政の中心にのうのうと居座り続け、9月に行われる自民党総裁選では3選を目指すという。そう、安倍晋三首相こそ、「疑惑の放火未遂事件」の当事者なのだ。
この疑惑を追い続けている、ジャーナリストの寺澤有氏の著書『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』(インシデンツ発行)と、「アクセスジャーナル」主宰者・山岡俊介氏のレポートをもとに、事件の概要をまとめてみよう。

2000年6月17日、当時は選挙期間中で「衆議院議員候補」だった安倍首相の下関の自宅に火炎瓶が投げ込まれた放火未遂事件が発生した。同月28日には市内の後援会事務所に、8月14日にも自宅と後援会事務所にそれぞれ火炎瓶が投げ込まれている。
この放火未遂事件について2003年、6人の男が福岡県警と山口県警の合同捜査本部に逮捕された。逮捕された容疑者は、国内で唯一特定危険指定を受けている暴力団「工藤会」(本部:北九州市)系高野組の高野基組長と組員、さらに元建設会社社長の小山佐市氏(80)だった。
小山氏は2007年3月9日に福岡地裁小倉支部で懲役13年の判決を受けて宮城刑務所に服役。今年5月に宮城刑務所を満期出所した小山氏は、寺澤氏や山岡氏らに対して「安倍事務所が約束を守らなかったことへの仕返し」として、放火未遂事件を起こしたと主張しているという。さらに証拠として、当時の安倍事務所筆頭秘書だった竹田力氏(元山口県警刑事部捜査1課次長/2016年8月に死去)との間で交わした確認書や「願書」を示している。
小山氏が言う「約束」とは、1999年4月に行われた下関市長選を舞台にした「汚れ仕事」の報酬だ。現職で安倍首相と近い江島潔候補と古賀敬章氏、亀田博氏が立候補し、江島氏が勝利したものの選挙戦では古賀氏を「北朝鮮生まれ」などと誹謗中傷するビラが大量に撒かれる泥仕合となっていた。このビラ撒きの実行部隊となったのが小山氏らが主導した工藤会の組員らで、小山氏はこの選挙工作の見返りとして公共工事関連の利権を得る予定だったという。
■沈黙を続ける大手メディア
寺澤氏と山岡氏は、安倍事務所の筆頭秘書だった竹田氏への取材に成功し、確認書の存在と竹田氏がサインしたことなどの証言を得ている。情けないのは、国内のマスコミがだんまりを決め込んでいることだ。元共同通信記者の青木理氏や魚住昭氏は、当時、共同通信社がこの疑惑について取材を進めていたことを証言しており、共同通信の上層部が「官邸に気を使って」記事化を握りつぶしたと推測している。
また、7月17日の参院内閣委員会では、自由党の山本太郎参院議員がこの疑惑について安倍首相に詰め寄る場面があったが、大手メディアはこれについても黙殺。本来なら大々的キャンペーンを張るべき局面であるにもかかわらず、まさに「忖度」でお茶を濁したのだ。
先述の寺澤氏は言う。
「マスコミの取材能力はお話にならないレベルまで落ちています。小山氏を探し出して取材することもできず、記者クラブの特権空間でネタをもらうことしかできない。フリージャーナリストの後追いするのはエリート記者のプライドが許さないかもしれないが、そんな意地を張っている場合でしょうか」
寺澤氏らは、竹田秘書が小山氏と交渉するにあたって安倍首相から指示を受けていた証拠もつかんでおり、大手メディアと共同戦線を張ることができれば首相のクビを取ることも可能なはずだ。ちなみに、山岡氏は疑惑が拡散し始めた8月7日、都内の商業ビルの階段から突然転落し、右肩を骨折するなどの重傷を負ったという。
権力の監視という報道の使命を放棄したのであれば、「権力の補完機能」に堕したことになる。大手メディアにその自覚があるのか――。
安倍政権は 新聞通信テレビを会食などで取り込んで政権批判を封じ込めようとの魂胆がミエミエだ東京新聞が見当たらない。権力批判を忘れない東京新聞は安倍晋三首相から声がかからな
2018/08/26 半歩前へ ※引用記事、関連ツイート捕捉
これは2017年1月4日にブログ「半歩前へⅡ」に「新聞が絶対に載せない記事!!」として投稿したものだ。ブログは突然閉鎖されたが、コピーしてくれた人がいた。再録する。
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こうして一覧表にしてみると圧巻だ。ここまでやるか、という思いがする。新聞・通信、テレビを取り込んで「政権批判を封じ込めよう」との魂胆がミエミエだ。ここには出てこないが、出版・雑誌、ネット関係者も、「右に同じ」で、取り込み作戦の対象だ。
それにしても、ここまで露骨にマスコミ対策をする内閣は見たことがない。また、呼ばれたからといって、ヒョコヒョコ出ていく連中もどうかしている。幹部がこれでは、現場が戦意喪失するのは当然だ。「権力の監視」という基本を忘れたメディアは、ますます大衆の信頼を失うに違いない。
一覧表を見て気が付かないか? そう、「東京新聞」が見当たらない。権力批判を忘れない「東京新聞」は安倍晋三首相から声がかからない。これぞ、言論機関、真のメディアである。
東京新聞には今後、さまざまな圧力がかかろう。みなさん、東京新聞を購読しよう。東京新聞を読んで応援しよう。首都圏以外の人は東京新聞の電子版が読めるのでそちらを購読しよう!最後の砦を私たちで守ろう。
この表は新聞には絶対に載らない。当事者だから載せられない。
****************
※引用記事全文掲載
安倍首相 メディア幹部と会食
昨年は十数回 どう喝と介入の一方で右派との親密さ目立つ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-04/2017010401_03_1.html
2017年1月4日 しんぶん赤旗
安倍晋三首相とメディア幹部との会食が、昨年も十数回にわたって重ねられました。安倍政権によるメディアへの露骨などう喝と介入の一方で、目立つのは右派メディア幹部との親密さです。
昨年2月、高市早苗総務相は国会で、政府が「政治的公平に反する」と判断した放送局には停波を命じることができると答弁。首相も擁護しました。この「停波」発言に代表されるように、安倍政権によるメディアへの露骨などう喝と介入、干渉はとどまることを知りません。こうしたなか、NHKや民放の報道番組の主要キャスターが3人も降板する事態も起きました。
その一方で、首相は昨年もメディア幹部との会食を重ね、本紙の調べでは15回に及んでいます。とくに、渡辺恒雄「読売」本社グループ会長とは、2014年新築なった東京本社ビルで、「産経」「日経」などの幹部を交え、2度にわたって会食。ゴルフ場での会食を加えると3回になります。昨年11月16日には、「読売」東京本社ビルで講演も行っています。
各社論説幹部など固定メンバーとの年2回の会食も恒例となっていますが、昨年は別に「産経」「読売」といった右派メディアの論説委員や政治部長とも、2回ずつ個別に会食。時事通信の特別解説委員とも個別に会食しています。
権力者とメディア幹部の会食は、「権力の監視」というジャーナリズムの根幹をゆるがす問題として批判をあびてきましたが、改まる気配は一向にありません。
安倍首相とマスメディア幹部との会食(2016年)
日時 会食相手(会食場所)
1・21 渡辺恒雄「読売」本社会長、橋本五郎・同特別編集委員、今井環・NHKエンタープライズ社長、清原武彦「産経」相談役、ジャーナリスト・後藤謙治、芹川洋一「日経」論説委員長、評論家・屋山太郎(読売新聞東京本社ビル)
1・29 西沢豊・時事通信社社長、田崎史郎・同特別解説委員、渡辺祐司・同編集局長、阿部正人・同政治部長(東京・飯田橋のグランドホテル内、フランス料理店「クラウンレストラン」)
2・12 阿比留瑠比「産経」論説委員、有元隆志・同政治部長(東京・赤坂エクセルホテル東急内、レストラン「赤坂ジパング」)
2・18 田中隆之「読売」政治部長ら(東京・霞ケ丘町の日本料理店「外苑うまや信濃町」)
3・9 芹川「日経」論説委員長、内山清行・同政治部長(東京・新橋の日本料理店「京矢」新橋店)
5・16 大久保好男・日本テレビ社長、秋山光人・日本映像社長らマスコミ関係者(東京・銀座の中国料理店「飛雁閣」)
6・2 石川一郎・BSジャパン社長付、小田尚「読売」論説主幹、粕谷賢之・日本テレビメディア戦略局長、島田敏男NHK解説副委員長、曽我豪「朝日」編集委員、田崎時事特別解説委員、山田孝男「毎日」特別編集委員(東京・京橋の日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」)
8・16 日枝久フジテレビ会長〔他に加藤勝信1億総活躍担当相、岸信夫外務副大臣ら〕(山梨県山中湖村のホテルマウント富士内、宴会場「メヌエット」)
9・1 渡辺「読売」本社会長、清原「産経」相談役、福山正喜・共同通信社社長ら(読売新聞東京本社ビル)
10・17 阿比留「産経」論説委員兼政治部編集委員ら(「赤坂ジパング」)
10・21 田中孝之「読売」編集局総務、前木理一郎政治部長(東京・赤坂の日本料理店「古母里」)
12・2 喜多恒雄「日経」会長、岡田直敏・同社長ら(東京・内幸町の帝国ホテル内、宴会場「梅の間」)
12・3 渡辺「読売」本社会長〔他に御手洗冨士夫経団連名誉会長ら〕(神奈川・茅ケ崎市のゴルフ場「スリーハンドレッドクラブ」内のクラブハウス)
12・6 朝比奈豊「毎日」会長、丸山昌宏・同社長ら(東京・元麻布の日本料理店「東郷」)
12・20 石川・BSジャパン社長、小田「読売」論説主幹、粕谷・日本テレビ解説委員長、島田NHK解説副委員長、曽我「朝日」編集委員、田崎時事特別解説委員、山田「毎日」特別編集委員(日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」)
東京五輪“総動員”体制に早大生がパロディサイトで痛烈皮肉! 西日本新聞も五輪の同調圧力を真っ向批判!
2018.08.26 リテラ
一体、誰のためのオリンピックなのか──。2020年開催の東京五輪に対し、疑問の声が噴出している。極暑対策として「打ち水」やサマータイム導入を打ち出したかと思えば、大会期間中はネット通販を控えろだの、銀メダルの原材料が足りないから回収を強化しろだの、ボランティアを集めるために大学・高専の授業や試験期間を繰り上げろだのと、「五輪開催のために国民は犠牲を払え」と押し付けてばかり。「これは戦時体制に慣らすための予行演習なのでは?」と思わずにいられない。
実際、最近は早稲田大学2年生の学生が作成したという「東京五輪学生ボランティア応援団」なるサイトが話題を呼んでいる。
このサイトでは、さんざん〈1兆円以上もの予算を提示しながらボランティアにはたとえスキルがあろうが無かろうがびた一文出さない組織委の倹約精神〉や〈戦中の金属供出を彷彿とさせる都市鉱山からのメダル製作〉、〈どう考えても耐え難いであろう酷暑に対して打ち水で挑もうとする竹槍根性〉、〈問題は山積しているというのに未だにやりがいや絆や感動などといった聞こえのいい言葉に簡単に騙されてしまう国民〉などと問題点を指摘した上で、〈これらの要素が揃えば、美しい国・日本は世界に誇る自己犠牲の精神をもって最高の五輪を実現できるに違いない〉〈皆さん、この素晴らしい我が国の、威信を懸けた祭典のためにぜひ身を賭して貢献しようではありませんか! 東京五輪、万歳! 日本、万歳!〉と、まったく見事に東京五輪に向けた動きが戦時下そっくりのかたちであることを見抜き、盛大に皮肉っている。
少しずつ人びとが感じはじめている、「これでいいのか?」という東京五輪への疑問、違和感。しかし、その一方でなぜかメディアは問題点を真正面からは取り上げず、盛り上げムードの醸成に力を入れるばかりだ。
だが、そうしたなかで、東京五輪に疑義を呈した新聞がある。
●椎名林檎「国民全員が組織委員会」にNOを突き付けた西日本新聞の勇気
それは、8月5日付けの西日本新聞に掲載された、永田健・論説副委員長によるコラム。文章は、冒頭から〈今回のコラムは大多数の読者から賛同を得ようなどと大それたことは考えていない〉と断った上で、こうつづくのだ。
〈東京五輪の開催まで2年に迫った。競技会場が予定される各地で「あと2年」のイベントが開かれ、テレビもしきりに「待ち遠しいですね」と呼び掛ける。
東京五輪が「全然待ち遠しくない」──。永田論説副委員長の「個人の感想」とはいえ、新聞やテレビといったメディアでお祭りムードに水を差すような意見を打ち出すことは異例中の異例、いや、はじめてのことではないだろうか。
しかも、この西日本新聞のコラムは、他の新聞・テレビが踏み込まない問題も指摘する。
〈私が東京五輪で懸念するのは、「暑さ」よりも「熱さ」の方だ。国民こぞって五輪を盛り上げましょう、という「熱さ」。開催期間前後、社会が五輪一色になる「熱さ」である〉
〈さらに心配なのは、その「熱さ」が「日本人なら五輪に協力して当然。何しろ国民的行事なのだから」という「圧力」に転じることだ。日本社会に根強い同調圧力が一層強まりそうだ〉
そして、このコラムは、〈五輪の式典演出に関わる人気ミュージシャンが昨年、インタビューで五輪反対論に触れ〉たことを紹介し、そのミュージシャンの「もう国内で争ってる場合ではありませんし」「いっそ、国民全員が組織委員会。そう考えるのが、和を重んじる日本らしい」という言葉を引用している。この人気ミュージシャンとは、言わずもがな椎名林檎のことだ。
東京五輪に反対する意見や懐疑的な声を「もう決まったこと」「和を乱すな」と言って封じ込める──。そうした流れに、このコラムは〈「国民全員が組織委員会」…。それはちょっとご辞退申し上げたい〉とはっきりNOを突きつけるのである。
■東京五輪を一切批判せず五輪協力への同調圧力装置と化す新聞・テレビ
新聞やテレビが会場問題やサマータイム導入問題などには疑義を呈することはあっても、このような東京五輪に対する「自国開催は誇らしいこと、喜ぶのは当然」「国民的行事なのだから協力は当たり前」などという「同調圧力」に、社の意見を執筆する論説委員が疑問を投げかけるなどということはほとんどないだろう。なぜなら、新聞・テレビこそが「2020年が待ち遠しい!」という社会の空気をつくり出し、異論を排除しているからだ。
現に、テレビではこうした論調はまったく見ないし、新聞も読売や産経はもちろんのこと、朝日や毎日でさえ個別の問題を批判的に取り上げることにも及び腰で、ましてや西日本新聞のように「東京五輪が待ち遠しくない」などと踏み込むことはしない。せいぜいインタビューで識者などが熱狂ムードに釘を刺す程度だ。
なぜ、リベラルな新聞までもが“国策”である東京五輪にまんまと乗っかっているのか──。その答えは簡単だ。大手新聞5社は、東京五輪のスポンサーに名を連ねているからである。
これまで、五輪のスポンサーは読売新聞1社が独占契約をおこなう交渉がつづいていたが、そのオフィシャルパートナー契約は少なくとも50億円といわれ、読売単独では巨額すぎた。そのため日本新聞協会がスポンサー契約をする案が浮上したが、計130社が加盟する協会では足並みが揃うことはなかった。そこで新聞各社が個別契約することになり、2016年1月に「オフィシャルパートナー」として朝日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞東京本社の4社が契約を締結。今年1月に「オフィシャルサポーター」として産経新聞社、北海道新聞社が新たに契約した。
言論・メディア企業各社が東京五輪のスポンサーになることで、五輪の不祥事や問題点をきちんと報じることができるのか。そうした懸念は当然のことだが、実際、大会組織委が報道に“圧力”をかけようとしたこともある。
■森喜朗が五輪不祥事を報道した東京新聞に「スポンサーから外せ」と圧力
大会組織委は朝日、日経、毎日、読売の4社と契約した後、中日新聞、北海道新聞、西日本新聞などのブロック紙と交渉を進めてきたが、そうした最中に中日新聞東京本社が発行する東京新聞は新国立競技場の建設問題をはじめとして五輪絡みの不祥事を追及。そのことに大会組織委会長の森喜朗が立腹し、契約交渉のなかで「東京新聞を外せ」と圧力をかけたのだ。
この問題を取り上げた「週刊新潮」(新潮社)2016年4月14日号によると、森会長はこんな横やりを入れてきたという。
「今年2月、そろそろ正式に契約を結ぶという段になって、森さんは電通を通じてこんなことを言ってきたのです。“中日新聞社のうち東京新聞は国立競技場問題などを批判的に書いてケシカラン。組織委としては、五輪に批判的な東京新聞は外して、中日新聞とだけ契約したい”と」(「週刊新潮」より中日新聞関係者のコメント)
しかも、森会長だけでなく大会組織委の武藤敏郎事務総長も「スポンサーが五輪を批判するのはおかしい」と発言したといい、こうした露骨な圧力を受けたことで中日新聞はスポンサーから撤退したと見られている。だが、これは中日新聞に限った話ではない。森会長や武藤事務総長の言動を見れば、スポンサーとなった新聞社はこのような大会組織委からの圧力に晒されているということが十分に考えられるからだ。
五輪を大義名分にして国民に強いる“自己犠牲の精神”は、戦時体制をつくり上げた国家総動員の再来だ。にもかかわらず、新聞社が大会スポンサーに成り下がって“盛り上げ役”となり、その問題の根深さ、危険性に警鐘を鳴らして正面から批判できないのならば、戦争に加担した負の歴史と同じことを繰り返しているようなものだろう。
安倍事務所が暴力団に通じる人物に選挙妨害を依頼していた決定的証拠が出た。(かっちの言い分)

自由党の山本議員が、国会の委員会で「暴力団員と繋がりがある人間に、選挙妨害などの汚れ仕事を堂々と発注する様な人間が、この国の総理であり、博打を解禁し、暴力団と関わらない様にするカジノ監視委員会を任命する立場なんて、笑い話でしかない」と批判した。これほどきわどい話を国会で堂々と質問され、これが嘘情報ならば、安倍氏側、もしくは官邸側から名誉棄損などの話が出てくるはずであるが、一切そういう話ない。つまり本当だということだ。
しかも、安倍事務所がヤクザに払う報酬をケチったので、それに怒った暴力団と繋がりのある人物が山口の安倍氏の自宅に火炎瓶を投げ込んだという事件である。山本議員のこんなきわどい追及は、マスコミも最も好きな話であると思うが、マスコミ幹部と毎回会食をしているせいか一切表に出てこない。
その事件を追及している山岡氏の続編がリテラから出された。そのタイトルを見るだけで内容がわかる。今回入手した文書の中に、この事件について、安倍議員本人に報告したという記述があるということだ。この話は、ほぼ間違いないと思われる。もう少し高潔な政治なら、こんな話もにわかに信じられないが、今のTOPの日頃の行動、品性を見ていると、なるほど思う。ますます暴かれない内に、もう政治の世界から退場した方がいい。
安倍首相宅放火未遂事件「18年目の真実」●山岡俊介(前編)
安倍事務所が暴力団に通じる人物に選挙妨害を依頼していた決定的証拠! 「安倍代議士に選挙妨害を報告」の記述も
http://lite-ra.com/2018/07/post-4108_4.html
安倍宅放火未遂事件の”主犯”小山佐市への6時間の取材、提示された3通の文書
念書の重要部分
もはや万策尽きたか、と絶望に打ちひしがれていたが、今年5月、奇跡としか思えないことが起きた。小山から突然、連絡がきたのである。小山は今年2月、13年の刑期を終えて満期出所。以前からアプローチしていた筆者に「真相を話したい」と連絡があったのだ。
「とにかく、安倍事務所の佐伯秘書が『古賀は朝鮮人で、当選させたら下関は朝鮮に支配される』としきりにいっていた。だからワシも協力したんや」
(山岡俊介)
ひとつのニュース番組を、最後まで観ることが最近まったくなくなった。正視に堪えないからだ。NHK、民放問わず。一部の新聞を基軸に、あとはネットで補足する。それが健康のためだ
2018/08/25 半歩前へ
私は長年の習慣で朝7時と夜7時のNHKニュースは出来るだけ見るようにしている。それ以外はドキュメント特集ぐらいで、タレントがひな壇に並んでバカ話をする番組などは見ない。
「誰それが、六本木のどこそこで、メシを食っていた」―。そんなことは仲間内の楽屋話で、公共の電波を使って、わざわざ「お知らせ」する事柄ではない。
また、それを「へー、なるほど」と感心しながら見ているお粗末なのがいかに多いことか。情けないことこの上ない。
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ジャーナリストの高瀬毅がつぶやいた。
ひとつのニュース番組を、最後まで観ることが最近まったくなくなった。正視に堪えないからだ。NHK、民放問わず。一部の新聞を基軸に、あとはネットで補足する。それが健康のためだから。テレビ報道はもはや死に体だと思う。
報道は、なんのためにあるのか。作り手、送り手が見失っているのだと思う。商業主義が、あまりにもこの国を覆いすぎてしまった。ニュースもただの商品。視聴率とCMの奴隷。
テレビはもっとも大きな影響を与えるメディアの上に、構造的にそうなりやすい。どれだけ社会に悪影響を与えているか、作り手にもわからないのだろう。
ラジオ、新聞、雑誌はまだ、テレビより健全な部分が残っていると思う。とにかくテレビのニュース、ワイドショーは、見ていられない。
ザ・庶民の我が母も「ニュースがひどすぎる。なんでこんなニュースを流すのか」と言っております。