真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2017年11月

支離滅裂な読売の「一帯一路に政府支援」という大スクープ

2017-11-28 天木直人のブログ


きょう11月28日の読売新聞が、一面トップで大きく報じた。日本政府がついに一帯一路に参加する企業を支援する方向で検討していることが分かったと。

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安倍政権から情報を貰ってスクープをくり返す読売新聞らしい大スクープだ。これが本当ならまさしく大スクープだ。しかし、その記事を読み進めていくと支離滅裂なことがわかる。

一帯一路に慎重だった安倍首相がなぜ急に方針転換したのか。それは、来年こそは安倍首相と習近平主席の相互訪問を実現させたいからだという。

本末転倒だ。だったら初めから一帯一路に賛成すればよかったのだ。もっとはやく相互訪問は実現していたに違いない。

ところが読売新聞はこうも書いている。

安倍首相は今年7月、ドイツで行われた習近平主席との日中首脳会談で「(一帯一路は)ポテンシャルを持った構想だ。協力していきたい」と表明したという。なんだ。すでに習近平主席に伝えていたのか。

だったらその時に、日本企業を支援する方針を打ち出すべきだったのだ。そうしていたら、この間訪中した経団連らの大ミッションは大成功に終わっていただろう。

しかし、読売新聞はこうも書いている。一帯一路は米国主導の国際秩序を転換させたいという中国の思惑があると。だから、それに対抗するためインドなどと組んで中国包囲網を進めていると。

そんなことをしているからいつまでたっても習近平主席は安倍首相を信用しないのだ。 相互訪問に応じないのだ。一帯一路に参加するのか、しないのか、どっちが本当なんだ。

読売新聞はこう書いている。日中両国の改善をすすめ、北朝鮮の核・ミサイル阻止への協力を中国から引き出す思惑もあると。まだ思惑があるのか。そんなに思惑が多くてどうする。

そんなことで一帯一路への支援に舵を切ったと言えるのか。すべてが中途半端で支離滅裂だ。

 

安倍政権から情報をもらってスクープを書いてばかりいる読売新聞の記事は矛盾だらけである(了)

「一帯一路」日中の企業支援沿線国開発に資金
2017
1128日 読売新聞

一帯一路の沿線にあたる東南アジア諸国などで、日中両国の民間企業が共同で事業を行う場合、資金面などで支援することが柱だ。日中両国の関係改善をさらに進め、北朝鮮の核・ミサイル開発阻止への協力を中国から引き出す思惑もある。

一帯一路に関する支援は、今年7月、ドイツで行われた安倍首相と習近平(シージンピン)・国家主席による日中首脳会談を踏まえたものだ。首相は会談で一帯一路について「ポテンシャル(潜在能力)を持った構想だ」と評価し、「協力していきたい」と表明した。今月11日にベトナムで行われた習氏との再会談でも協力方針を確認し、内閣官房や外務省、財務省、経済産業省などが具体案をまとめた。

疑惑の佐川国税庁長官を引っ張り出せない摩訶不思議

20171127日 日刊ゲンダイ 

  
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安倍首相夫妻による政治の私物化が問われた森友学園問題が、ようやく再び国会で本格審議だ。森友のゴミが過大に推計されたという会計検査院の報告書が提出され、政府が繰り返してきた「国有地売却は法令にのっとって適切に処理した」という前提はガタガタ。27日から4日間、衆参で予算委員会が開かれ、首相が矢面に立たされ続ける。

それを前にした26日のNHK「日曜討論」では、自民党の田村政調会長代理が「売却手続きが不透明だったことは確かだ」と認めてタジタジ。公明党も石田政調会長が「国民から疑念を持たれているので、政府は説明責任を果たすべきだ」と発言せざるを得ず、与党は明らかに分が悪かった。しかしそれでも、昭恵夫人ら関係者に対する国会招致要求に応じる気はない。7割がいまだ納得していないという国民の疑念を、本気で払拭しようとは思っていないのだ。

何よりも国民の誰もが摩訶不思議に思っているのは、佐川宣寿国税庁長官をなぜ公の場に引っ張り出せないのか、ということだろう。財務省の理財局長だった佐川は森友との交渉記録について、「破棄した」「削除した」と証拠隠滅を正当化するデタラメ答弁で逃げまくり、酷いもんだった。国民も野党も何もかもナメくさり、この佐川答弁こそが、国民の疑念を膨らませたと言っても過言じゃない。だから、国税庁長官の罷免要求に2万筆もの署名が集まるのである。

長官室は最上階、エレベーターから赤絨毯

佐川は今年7月に国税庁長官に昇格して以降、記者会見を拒否して雲隠れを続けている。与党は「私人の国会招致は慎重」とか言い訳するが、国税庁長官は立派な「公職」だ。私学の加計学園理事長などとは違う。

「何の瑕疵もないのであれば、納税者にきちんとした説明をするのが国税のトップだ」と自民党元幹事長の石破だって言っているのに、どうして与党は佐川の招致に応じないのか。佐川は表に出てこないのか。国民をバカにしているとしか思えない。

「メディアが長官本人のコメントを求めても、代わりに広報課が『所管の業務ではないのでコメント致しません』というような対応を続けているそうです。長官室の正面でメディアがカメラを構えて待っていれば、長官は別の部屋を経由して帰る。会見もしない、メディア対応もしない。徹底しています。長官室は財務省の建物の最上階の5階にあって、エレベーターから長官室まで赤絨毯が敷かれています。長官様の靴を汚さないように、ということなのでしょう」(国税関係者)

国民の怒りなんてなんのその。優雅なもんだ。国税庁長官は通常1年こっきりの箔付けポスト。来夏まであと8カ月逃げ切れば、天下りの悠々自適な毎日が待っている。こんな理不尽が許されていいはずがない。

「逃げ隠れすればするほど、国民は『真実を話せない理由があるのだ』と疑惑を深める。公の場に出てこない、出られないという事実によって、疑惑を自ら認めたことになるのです。言葉というのは、語ることで明らかになるだけでなく、語らないことで明らかになることもあるのですよ」(政治学者・五十嵐仁氏)

どうせ官邸が佐川を守っているのだろう。霞が関に示しがつかないし、佐川に余計なことをしゃべられても困るというのが官邸と財務省のホンネ。だから、会計検査院の報告書が出て、わずか2日で示し合わせたように、公有財産処分手続きの見直し案を出してきた。

菅官房長官は「指摘は真摯に受け止め、適切に対応する」と幕引きを急ぐ。本当にフザけた話である。

「隠蔽」「忖度」安倍政治は異常なことばかり


会計検査院が「疑義がある」とした以上、とにかく、当事者から話を聴かなきゃ始まらない。これまでの政府答弁とのズレ。そこに安倍夫妻への忖度があったのかどうか。ないのなら関係者が正々堂々と公の場に出てきて、ハッキリそう言えばいい。

ところが、逃げているのは佐川や昭恵夫人だけじゃない。森友と財務省の橋渡し役を務めた夫人付職員の谷査恵子氏は在イタリア日本大使館の1等書記官に栄転し、日本にはいない。売買契約交渉時の迫田英典元理財局長も、武内良樹前近畿財務局長も、関係者はみんな人事異動で「所管じゃない」からと出てこないし、知らぬ存ぜぬだ。歯がゆいったらありゃしないのだが、疑惑官僚をさっさと逃がすのも安倍政権のよこしまな手口の象徴である。

高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)が言う。

「本当に茶番ですよねえ。関係者が誰も国会に出てこないという事実だけで、安倍首相が自らの疑惑について本気で国民に説明責任を果たす気がないということが分かります。谷氏のように、人事によって答弁させられないポストに異動させるというやり方も姑息です。とにかく安倍政権では通常ではあり得ないことが次々起こる。谷氏の人事にしろ、昭恵夫人への忖度にしろ、8億円の値引きにしろ、異常なことばかりです。ところが、あまりに多過ぎて、国民はだんだん慣らされてしまい、感覚がおかしくなっています」

メディアは貴乃花より佐川を追い掛けろ

ここまでやるか、という官邸の悪辣は山ほどあり、隠蔽が横行していることも、もっと追及されなきゃいけない。

会計検査院が指摘した書類の不当な廃棄については、「消去した」はずの交渉記録の電子データは今もサーバーに残っている可能性があることが今年9月に明らかになっている。佐川が「復元できない」と言い張り、財務省は「7月末までにハードディスクを破壊する」と言っていたが、検査院の調査もあり保存期間を延長していたのだ。調査が終わり、疑惑は深まっているのだから、財務省はデータ復元など再検証に取り組むべきではないのか。

森友の小学校の設立趣意書の隠蔽についても、見過ごせない。財務省は24日、今さらになって黒塗りを剥がして開示してきた。学校名が「開成小学校」だったとして、「安倍晋三記念小学校」だと報じた朝日新聞を麻生財務相や世耕経産相が産経新聞と一緒になって非難しているが、問題はそこじゃない。なぜ財務省はそれほどまで設立趣意書を隠したかったのかである。開示請求をしていた弁護士らは「(不開示の理由だった)経営ノウハウは含まれず」として、違法な処分だったと国家賠償請求訴訟を起こす方針だ。

いずれにしても、安倍政権は衆参2日ずつの予算委質疑を経て「これから改善する」でお茶を濁すつもりだろう。それで済ますわけにはいかない。

安倍は「私や妻が関係したら、首相も国会議員も辞める」とまで言い切ったのである。売却手続きが不透明だということが明確になり、安倍の答弁も崩れている。野党に加え、メディアと世論が厳しい追及を続ければ、大阪地検も動かざるを得なくなる。

「森友問題では、メディアは籠池理事長の自宅まで連日、カメラを構えて押し掛けたじゃないですか。なぜ佐川氏に対して同じことをしないのでしょうか。安倍昭恵氏を追い掛けないのでしょうか。カメラを無視してしゃべらなくても、その顔を延々撮り続ければ、視聴者には伝わると思います。メディアは貴乃花親方より本当の巨悪をもっと追及して欲しい。もっと切り込んで欲しい。そうすれば、安倍政権は逃げられなくなるはずです」(五野井郁夫氏=前出)

この問題は、首相夫妻の関係者だからと特別扱いし、国民の財産を不当に安く譲渡した背任の疑いがあるのである。籠池夫妻は逮捕され、4カ月も大阪拘置所に勾留中なのに、政府は誰も逮捕されず、誰も責任を取らない。この問題を闇のまま終わらせては絶対にダメだ。


「私が調べて私が適切であるということを申し上げたことはない」(安倍晋三)。すべては「伝聞と推測」に基づく、究極の無責任野郎!&「もんじゅ」の廃炉は絵に描いた餅。ナトリムの取り出し困難だとさ。

くろねこの短語 2017/11/30 

北朝鮮のミサイルと日馬富士引退で、新聞・TVは小皿叩いて乱痴気騒ぎ。森友・加計学園疑獄の幕引きのためならエンヤコラってわけだ。
 
でも、そうは問屋が卸さないのが世間の風ってやつで、シュレッダー佐川君の跡目を相続した理財局長が「安倍語法」を駆使してトンチンカンな答弁すればするほど疑惑が深まっているのが実情なんだね。
 
さらに、ペテン総理の言い逃れ答弁ってのがこれまたポンコツで、その白眉が「私が調べて私が適切であるということを申し上げたことはない」ってやつだ。中野晃一上智大学教授がこんなツイートしてます。

 
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まさに言い得て妙なんだね。ようするに、「私が最高責任者」っていいくさっているくせに、ちょいと旗色が悪くなると「そう言われていただけだから」って簡単に前言翻しちゃうんだから、自ら「最高責任者」としての立場を放棄したようなものなのだ。これって、戦場の最前線で銃声が聞こえたとたんに大将がスタコラ逃げだすようなもんです。
 
中野教授のツイートに「私の答弁はすべて伝聞と推測に基づくものであり、それに対してなんら責任は持てません、と……国会軽視の究極の形」とのリプライがあるけど、まさにおっしゃる通り。
 
ペテン総理の恩師が「大学の4年間などを通して、安倍君は自分自身を知的に鍛えることがなかったんでしょう。いまの政権の最大の問題点は、二つの意味の『ムチ』に集約されていると私は思っています」と評したのもむべなるかな、ってなもんです。

 
ところで、廃炉が決まっている金食い虫の高速増殖原型炉「もんじゅ」なんだが、どうやら「原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない設計になっている」ってね。液体ナトリウムってのは空気に触れると発火するそうで、かつてナトリウム漏れが起きて大騒ぎになったのは記憶に新しい。
 
つまり、廃炉が決まったものの、そのための技術はまったく確立されていないってことで、おそらくすべての原発が同じ道を辿ることになるのでは・・・人間は制御できない怪物を造り出してしまったってことだ。やんぬるかな。
(これより引用)


廃炉が決まっている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない設計になっていると、日本原子力研究開発機構が明らかにした。放射能を帯びたナトリウムの抜き取りは廃炉初期段階の重要課題だが、同機構が近く原子力規制委員会に申請する廃炉計画には具体的な抜き取り方法を記載できない見通しだ。
     
通常の原発は核燃料の冷却に水を使うが、もんじゅは核燃料中のプルトニウムを増殖させるため液体ナトリウムで冷やす。ナトリウムは空気に触れれば発火し、水に触れると爆発的に化学反応を起こす。もんじゅでは1995年にナトリウムが漏れる事故が起き、長期停止の一因になった。
     
原子力機構によると、直接核燃料に触れる1次冷却系の設備は合金製の隔壁に覆われ、原子炉容器に近づけない。また、原子炉容器内は燃料の露出を防ぐため、ナトリウムが一定量以下にならないような構造になっている。このため1次冷却系のナトリウム約760トンのうち、原子炉容器内にある数百トンは抜き取れない構造だという。
     
運転を開始した94年以来、原子炉容器内のナトリウムを抜き取ったことは一度もない。
     
原子力機構幹部は取材に対し「設計当時は完成を急ぐのが最優先で、廃炉のことは念頭になかった」と、原子炉容器内の液体ナトリウム抜き取りを想定していないことを認めた。炉内のナトリウムは放射能を帯びているため、人が近づいて作業をすることは難しい。
     
原子力機構は来年度にも設置する廃炉専門の部署で抜き取り方法を検討するとしているが、規制委側は「原子炉からナトリウムを抜き取る穴がなく、安全に抜き取る技術も確立していない」と懸念する。
     
もんじゅに詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「設計レベルで欠陥があると言わざるを得ない。炉の構造を理解している職員も少なくなっていると思われ、取り扱いの難しいナトリウムの抜き取りでミスがあれば大事故に直結しかねない」と指摘する。【鈴木理之】
(引用終わり)

石井国交相ピンチ 森友問題が創価学会員の怒りへ飛び火

2017
1127日 日刊ゲンダイ
 

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「限られた時間でのギリギリの対応だった」――。森友学園への8億円値引きについて、会計検査院から「根拠不十分」との報告を受け、24日に会見した公明の石井啓一国交相。「ギリギリの対応」を連発し、いつもの冷静沈着ぶりはどこへやら。お茶を十数回、口にするなど明らかに様子がおかしかった。実は、森友問題が支持母体の創価学会に飛び火。学会員の不興を買っているのだ。

8億円値引きのごみ撤去費用を、根拠不十分に見積もったのは国交省大阪航空局。国交省が疑惑の第一歩なのに、トップの石井大臣はこれまで、森友問題に対して「我関せず」を貫いてきた。おかげで、学会内でこの問題が俎上に載ることはなかったが、会計検査院からの報告でムードが一変したという。

「これまで多くの学会員は森友問題を、野党と一部マスコミが騒いでる話と見ていました。ところが、公的機関である会計検査院が指摘し、問題視する報道も増えている。この問題の行方を注目している学会員も少なくありません。それに現在、学会員は安倍政権を批判的に見るようになっていますから」(現役の学会員)

学会員の「公明離れ」加速も

公明は先の総選挙で、解散時から6議席減らし、比例では初の700万票割れ。安倍暴政に何らブレーキ役を果たしていない公明に対する学会員の不満の表れだとみられている。

 政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「公正やクリーンは公明の立党精神です。政権内で森友問題を解明することは、公明の本来の役割です。学会員もそれを期待している。もし、会計検査院の指摘を受けても、石井大臣が森友問題に及び腰なら『何のための連立参加か』ということになり、学会員の公明離れはますます進むでしょう。そんな状況を考えれば、石井大臣は、値引きの動機を含め本気で真相を解明すべきです。しかし、昭恵夫人の関与など、安倍政権にとって不都合な問題に切り込むことになる。板挟みの苦しい対応になりそうです」

会見で石井大臣は「政治的配慮はない、と私は理解している」と早くも予防線を張っていた。立党精神を忘れた大臣が、学会員から見切られる日は近いか。

さあ安倍晋三は白状したぞ、次は昭恵、佐川、谷の番だ!

2017-11-28  simatyan2のブログ

昨日と今日の衆院予算委員会、逃げの一手に終始する安倍一派。

そんな中で、立憲民主党の長妻昭議員、川内博史議員、逢坂誠二議員は、よく頑張ったと思います。特に前段の川内博史議員の質問攻めで、うろたえだした安倍晋三をかなり追い詰めました。

予算委員会 #立憲民主党 #川内博史 #逢坂誠二 (2017.11.28)



この中で逢坂誠二議員は、11日のテレビの党首討論での発言、安倍首相、「妻はだまされた」この発言について、「党首討論で述べた「騙された」というのは、どういう意味か?と、安倍晋三を問いただしています。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101101276

その部分の文字起こしを見ると、如何に安倍晋三が支離滅裂な発言をしているかがわかります。
以下、

逢坂「どういう意味の発言なんですか?」

安倍「あの、私の、テレビの発言はですね、今、委員がご紹介された発言の前に、私、このように申し上げてるんですが『籠池さん自体が詐欺で逮捕され起訴されました。これはまさにこれから司法の場に移って行くんだろうと、思います』これは事実、つまり現段階においては、捜査当局は、詐欺の疑いで逮捕しているということ。ま、これを紹介した、ところ、でございます。
   
同時にまた、籠池氏は、ですね、たとえば、朝日新聞のインタ ビューに答えて、小学校の申請に於いて、安倍晋三記念小学校と申請したと、こう述べています。これを朝日新聞は大きく報道し、であるからこ、当然当局は、私とのかかわりを認識したんだろう、と言って追及をし、それを元に民進党の方々も、これを事実として、ずっと私と国会で追及してきたのは事実、であります。
   
私は残念ながら、確認のしようがなかったんですが、本当かどうか をですね、その段階では、それは、黒塗りにされておりましたら、これは分からなかったわけでありますが。これは黒塗りにされたということは、そうなんだろう、籠池さんもそう言ってるんだから、籠池さんが言ってることは間違いないと、さんざん私もそれで追及されたわけでありますが、私からは、私から籠池さんには、私の名前を使うのは止めてくれ、ということを正式に申し上げたわけでございますが。
   
残念ながら、その後、籠池氏は、実は私の名前を、使うのを止めてくれと言ったにもかかわらず、安倍晋三記念小学校というものが書かれたもので、寄付を使っていたわけでありまして。そういうことを、行為をするのであれば、いわば、警察が、詐欺として、逮捕するということは、それはそういうことなんだろうなぁということを、私は思った、わけで、ございます。つまり、そういう、ことが、たびたび、あったと、いうこと、でありまして。つまり、今申し上げましたように、えー、・・・・」

これでは全く答弁になってませんね。というか、意味不明です。

逢坂議員の、何を騙されたのかという問いに説明出来ない状態です。
もともと頭の悪い男ですが、追い詰められるとパニックになって自分でも何を言ってるのかわからなくなるようです。

また党首討論では逮捕され起訴されたといってますが、まだ籠池は起訴されてないので、これは場合によっては名誉毀損になるかもしれません。

元検察官の郷原弁護士によると、安倍首相が名誉毀損で訴えられる可能性があり、籠池氏が名誉毀損で民事訴訟を起こせば、安倍首相側には弁解の余地がないため、すぐに判決が出ると思います。

私は何人もの弁護士と話しましたが、みんな安倍首相側の被告代理人を受けても反論・反証のしようがないと言っています。とのことです。

そもそも関わってないと騙されることさえも無いのです。騙されたということは関わっているからこそで、大幅値引きは騙された結果なのです。つまり関与していたとうことを白状したに等しいのです。

政府が森友学園巡る音声データの存在認めました。これも大きな収穫です。

政府が森友学園巡る音声データの存在認める
https://www.shikoku-np.co.jp/flash/20171128000168

ということは佐川国税庁長官の発言も嘘だったということになります。そうなると次に必要になってくることは、当事者の佐川国税庁長官と安倍昭恵、その仲介をした谷査恵子の証人喚問です。

逢坂誠二議員が、

「総理自身が説明できることはそんなに多くないと思う。政府全体できちんと説明するには、問題に関わった皆さんや経過がわかっている方々にきちんと説明しろと指示をすること。それが丁寧な説明」と言ったように、安倍晋三が答えられないのなら、答えられる立場の当事者たちに証人喚問の指示を与えることしかないのです。

平気でウソを付く総理大臣。安倍晋三はほとんどビョーキ!

2017/11/27  半歩前へ

きょうからやっと衆議院予算委員会が始まった。野党の質問時間削減を首相が指示した件で立憲民主党の長妻昭が質した。これに対し安倍晋三はマスコミの誤報だと主張した。安倍は事実がばれたら必ずウソを付く。まともな神経ではない。懲りずに平気でウソを付く総理大臣。珍しい人間だ。安倍晋三はほとんどビョーキだ。

「野党の質問時間削減」については10月27日、安倍が自民党幹事長代行の萩生田光一に対し、選挙結果を受けて与党の質問時間の拡大を指示した、と各メディアが報じた。

たとえば、朝日新聞はこう伝えている。
萩生田光一・幹事長代行によると、安倍晋三首相(自民党総裁)は27日、首相官邸で萩生田氏に「これだけの民意を頂いた。我々(自民党)の発言内容にも国民が注目しているので、機会をきちんと確保していこう」と指示したという。

産経新聞も同様の報じ方をしている。
萩生田氏は衆院選後の10月27日、首相と官邸での面会後、国会の質問時間に関して首相が「これだけの民意を頂いた。われわれの発言内容にも国民が注目しているので、機会をきちんと確保していこう。その努力を党もやってほしい」と発言したことを記者団に紹介した。

日経新聞も「萩生田氏が明らかにした」として同様の報道をしている。

時事通信は「萩生田氏に配分見直しを指示」

共同通信も「安倍首相が党幹部に検討を指示した」と報じている。

長妻は、改憲問題で安倍晋三が「読売を見てくれ」と言った読売新聞も同様の報じ方をしていると追及した。

それでも安倍晋三は、「私は指示をしておりません」を繰り返した。

【詩織さん事件】ウソ指摘され手震わす警察官僚

2017年11月27日  田中龍作ジャーナル

陸山会事件で鍛えられている森ゆうこ議員と弁護士で刑事訴訟に詳しい福島みずほ議員。2人は舌鋒鋭く警察官僚を追及した。

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=27日、参院会館 撮影:筆者=

傲然と「個別の案件にはお答えできない」を繰り返す警察官僚に、少しずつ綻(ほころ)びが出始めた。きょう超党派議連が警察庁、法務省などから「TBS記者・山口敬之のレイプ揉み消し事件」についてヒアリングをした。

議連は「なぜ逮捕状を執行しなかったのか?」を中心に追及した。「刑事部長が逮捕状の執行を止めたケースはあるのか?」と幾度も聴いた。

警察庁捜査一課の菅潤一郎理事官は「個別の案件にはお答えできない」を繰り返した。追及の名手である森ゆうこ議員は、判で押したような官僚答弁を見逃がさなかった ―

「被疑者(山口)が著名人で官邸とも関係がある。(警視庁=本庁からの)事件指導が行われていた。逮捕状が出ていたにもかかわらず、空港で突然ストップをかけられた。それに対する合理的な説明になっていませんよ」。

警察庁刑事企画課の宮島広成理事官は「証拠として公判維持できるのか? という視点もある・・・逮捕した以上起訴しなければ人権問題になったりする」とイケシャアシャアと答えた。起訴できるだけの十分な証拠がなければ逮捕できないというのである。宮島理事官の説明は明らかに 子供だましだ。

不起訴事案は掃いて捨てるほどある。物証に乏しくても叩きまくって自白に追い込むのが、取り調べの常道ではないか。田中は思わず「ウソつけ」と一喝した。取材者にあるまじき行為であると認識しながら、だ。

記者時代に警察・司法回りを4年経験した杉尾秀哉議員(民進)は、宮島理事官の一見もっともらしいウソに噴き出し、そして声を荒げた。「逮捕状を現場で止めるなんてことあったんですか」。

宮島理事官は違う事例を持ち出して話をズラそうとした。だが杉尾議員は「本件のようなケースでそれはあるのか、聴いてるんですよ」と切り返した。宮島理事官の はぐらかし は通用しなかった。

ネット中継があり、マスコミがまっとうに報道していれば、警察官僚のウソは白日の下に さらされた はずだ。残念ながら今日はマスコミも不在でネット中継もなかった。

『お前ら少数野党なんて怖くないよ』。宮島理事官は人を小馬鹿にしたような薄ら笑いを浮かべていたが、ヒアリングの終盤になると手が小刻みに震えていた。

  ~終わり~

【森友学園】「1194分の1」「1214分の1」、そして「972分の1」の「特別措置」&「ごみ地下9m」で工事業者と口裏あわせ!?・・・これで総理夫妻の関与を疑わない方がどうかしている!

くろねこの短語 2017/11/29 

笑っちゃうほどの絶妙のタイミングで北朝鮮がミサイル発射。しかも、昨日の夜、ペテン総理は何ヶ月ぶりかで公邸に宿泊というから、分かりやすいったらありゃあしない。
 
分かりやすいとくれば、森友学園への異常な低価格による国有地売却についての財務省の答弁だ。シュレッダー佐川君の後継の理財局長が、踏み絵ほ踏まなかった立憲民主の川内君の質問に答えて、

「公共随契すべてが1194件。そのうち売り払い前提の定期借地とする特例処理を行った事例は本件のみ」(財務省 太田充理財局長)
「ご指摘の延納の特約を付して売却した事例、これは本件のみでございます」(財務省 太田充理財局長)「平成25年度から28年度までの間、公共随契によって売却した件数は972件。そのうち非公表にしたものというのは本件のみ」(財務省 太田充理財局長)
 
だとさ。スゲーなあ! 「1194分の1」「1214分の1」、そして「972分の1」の「特別措置」なんだよ。ようするに、森友学園に異例中の異例の「特約」付けて国有地を売却したってことなんだね。これだけの「特約」付けるからにはそれなりの理由が必要なわけで、そりゃあペテン総理とその私人の嫁の影がチラホラするのは疑いようがない。

なんてったって、ペテン総理の私人の嫁は、当時、森友学園が開校予定だった小学校の名誉校長だったんだからね。裁判だったら、かなり確度の高い状況証拠ってところだ。

 
でもって、どうやら財務省は工事業者とも語らって、「ごみは地下9mまで」ってことで調整しようとしていたことが音声記録で判明しちゃいました。ここでもシュレッダー佐川君の跡目を次いだ理財局長は、「口裏合わせはしていない」って強弁しとります。ひょっとして、この御仁も国税庁長官の椅子を狙っているのか・・・。

 
それはともかく、この質疑中にもペテン総理は時折、薄笑いしてるんだね。その態度は何だ!・・・ってついTVに向かって叫びたくなるのであった。

見たか!これが“安倍応援本”を書いた男の正体だ!

2017/11/27  半歩前へ

▼見たか!これが“安倍応援本”を書いた男の正体だ!

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この“安倍応援本”「徹底検証森友・加計事件」を書いた小川榮太郎なる人物。聞いたこともないので調べたらゴリゴリの国粋主義者だった。

「創誠天志塾」の塾長を務めた後、野党時代の安倍晋三を「総理に復帰させる戦略」をこと細かに書き連ね20ページほどの戦略プランを立てたという。

第一次安倍内閣は「朝日新聞とNHKにやられた」との思いから、政権復帰後はマスコミ対策を第一に挙げた。案外このあたりの戦略を三宅久之らと練っていたのではないか。

こんなわけで小川は、安倍陣営には欠かせない男のようだ。櫻井よしことも親しく、日本会議にも顔を出している。

2015年にはTBSの看板ニュース番組『NEWS23』で、アンカーの岸井成格が「戦争法案を批判した」として、「放送法遵守を求める視聴者の会」なる団体が降板運動を展開した。

その時の会の呼びかけ人のひとりが小川である。「視聴者の会」とは聞いて笑わせる。何のことはない単なる安倍晋三の応援団だ。

2015年に小川の出版を祝う会を開いた際は、安倍晋三首相がわざわざ関西まで遠征して、あいさつしたというから、小川がモリカケ疑惑隠しの“安倍応援本”を書いたのもうなずける。  (敬称略)

打ち合わせはしたけど価格交渉ではない」(財務省)とはこれいかに&「ファクトを申し上げる」「私がお答えする」(安倍晋三)とほざいて平然と嘘つくひょうろく玉!

 くろねこの短語 2017/11/28

予想通りとはいうものの、自民と公明の国会質問はひどいもんだ。共産党のとっちゃん坊や・小池君が「あれはインタビューだ」って皮肉っていたが、ていうよりただのお追従だろう。「安倍政権で格差は縮まった」(田村憲久・自民党)だの、「地球儀を俯瞰する外交のおかげで、安倍首相がいるなら話をさせてくれという状況が生まれている」(新藤義孝・自民党)だの、「首相を見直した。いかに教育に熱心かよくわかった」(石田祝稔・公明党)だの、聞いてるこっちが恥ずかしくなってくる。そんなヨイショが延々3時間半ですからね。やってられませんよ。

 
でもって、肝心の森友・加計学園疑獄なんだが、森友学園と財務省との土地価格をめぐるやり取りを録音した音声データの存在を財務省が認めたね。でも、笑っちゃうのが財務省の言い訳で、やり取りはあったけどあくまでも打合せであって「価格交渉ではない」だとさ。

 
こいつら、日本語ひとつ満足に理解できないってことか。こういうめちゃくちゃな役人語法ってのは、ひとえに日本語そのものを貶めているんだね。ペテン総理の答弁も似たようなもんで、野党の質問時間削減について、年金野郎・長妻君に「安倍首相が自民党の萩生田光一・幹事長代行に対し、選挙結果を受けて与党の質問時間の拡大を指示したってあるけどどうなのよ」って質問されて、こんな答弁しとります。

「私はファクトを申し上げます」「私は指示をしておりません。第三者がいないのですから、一方の当事者の私が指示をしていないとはっきり申し上げておきます」

「萩生田氏は、先般、NHKの日曜討論で『総理から国会の運営については指示があったというのは全くの誤報です。国会のことは国会でお任せしたいと前置きをしたうえで、私の説明に一定のご理解を受けた』と述べているわけであります」「つまり、萩生田氏が私に説明をし、私は聞いていたというわけであります」
 
のっけからかましてくれました。なんと「ファクトを申し上げます」だと。おいおい、ぼったくりバーのチーママ・小池君じゃあるまいし、「ファクト」はねえだろう。ていうか、こんな横文字使うことでよりいっそう答弁の胡散臭さが強調されることがわかってないんだね。
 
さらに、誤報と指摘された新聞各社はどうするんだろうねえ。自民党会報紙の産経だって報道してましたからね。聞き捨てならんと抗議するべきじゃないのか。

 
で、私人の嫁の国会招致についても、なんとかのひとつ覚えで「私がお答えする」の一点張り。アンタは身内で、しかも当事者のひとりでもあるんだから、いくら「私がお答えする」って言ったところで誰も納得しないんだって。そんな簡単なこともわからないんだから、やっぱりこの男はいかれてます。

 
それにつけても、ようやく国会が始まったというのに、新聞・TVはいまだに相撲取りの喧嘩一色。これじゃあ森友・加計疑獄の幕引きに手を貸していると批判されても文句は言えまい。いつになったら眼を覚ますんだ、ったく!

保険会社の管理職たちが医療保険に入らない理由

2017.11.24 清談社 ダイヤモンド・オンライン


青春新書プレイブックスから9月に発売された書籍、『「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由』。うかつに生命保険に加入することへの警鐘を鳴らした1冊で、発売時から高い注目を集め瞬く間に増刷された。保険の営業現場の実情や商品設計に関わる専門家たちの本音を知る著者の後田亨氏に、より詳しい現場の声を教えてもらった。

保険料の3割超が手数料!?だからあなたはソンをする

著者の後田亨氏はこれまでも、「安心のために」という気持ちで保険に入ると、高い確率で損をすると語ってきた。
  
テレビCMで見るような保険商品の多くは手数料が高い。この事実を熟知している保険会社の管理職や商品設計担当者らは、こうした保険を敬遠し、格安の団体保険を好む人が多いのだという

保険=いざというときに必要不可欠なモノという認識がいまだに根強いですが、誤解だと思います。保険=お金を用意する方法の1に過ぎません。しかも保険は加入者にとって、かなり不利な仕組みであることに、多くの人が気づいていないんです」

病気やケガをした際にお金の心配をするのはもっともだが、お金の工面の方法を保険に絞る必要はない。後田氏のオススメは、ゼロコストで手に入れることができる自分のお金だ。

「保険でお金を用意するより、自己負担するほうが合理的というと、『貯蓄を取り崩す不安があなたにはわからないのか』と言われることがあります。ですが、たとえば、売れ筋の医療保険でも保険料の約3割が保険会社の経費に回る仕組みです。大手の死亡保険では6割超が経費と見られる商品もあります。つまり、専用ATMに1万円入金すると30006000円もの手数料が引かれるイメージです。お金の心配をしたくない人が、暴利が疑われるシステムに入ってしまっては本末転倒です」

保険会社の管理職はCMで見る保険には入らない?

事実、保険会社の管理職や商品設計担当者など、保険をよく知る人たちは、テレビCMなどで一般の人たちにすすめられる保険に加入していないことが珍しくない。お金を用意する手段として、効率が悪いことを知っているからだ。

「保険に精通している人ほど、CMなどでおなじみの保険には入らず、社内で案内される格安の団体保険に必要最小限入っています。お金は大事だから、最もコストがかからない選択をする。考えてみたら当然のことです」

後田氏自身、元々は保険の営業マンだった。しかし、大手生保や代理店で多数の商品を取り扱ううちに、保険ビジネスそのものを疑問視するようになったという。

「営業マン時代、様々な保険会社の商品をお客様に販売していましたが、当時から保険会社が発信していることは建て前に過ぎないのではないかと思っていました。『お客様の立場で考えます』などと言いながら、手数料が高い商品を売らないと激しく叱責されるような職場でしたから」

その疑問を裏付けるように、勤めていた保険会社の管理職も安価な団体保険を愛用していたという。営業マンや顧客に最大限の加入を促している一般向けの自社商品には、入りたがらないのだ。

「もし働けなくなったら」保険CMの演出力に顧客はハマる

保険は、お金(保険料)で、お金(入院給付金など)を用意する手段だが、『お金を失いやすい手段』という面も持つ。保険会社の経費や代理店の報酬に消えるお金があるため、加入者に還元されるお金の割合は100%を大きく下回るからだ。したがって保険の利用を最小限にとどめるのは正しい判断と言える。

「複数の保険会社で商品設計に関わった専門家は、『保険は演出の力で売られている』とハッキリ言っていました。例えば、広告などでは医療費は賄えても生活費はどうする?まさか自分がガンに罹るとは思ってもみなかったなど、歓迎したくない事態が語られます。これが演出の力です。自分や家族が窮地に陥る場面を想像すると、お金に関する冷静な判断が難しくなるからです」

言い方を変えれば、『よく考えない人が、よくわからないまま入っている』のが保険なのだ。

また、保険会社の営業教育に詳しいある人物は、『営業部門のビジネスモデルは、ほとんど宗教に近い』とも語ったという。

「営業マンに、保険は素晴らしいものだと信じこませることが売り上げアップにつながります。営業部門では、保険契約にかかるコストは金融商品の中でも破格であることなどは教えられていません。その分、セールストークにも迷いがなくなるからです」

実際、営業マンの中には、自社の保険にたくさん加入していることを公言する者もいる。自分が入りたくて入った保険をお客さまにも勧めている、という論法だ。しかし、彼らはデメリット情報を知らないだけという可能性もある。

「様々な不安から、保険に頼りたくなったら、自動車保険の入り方を手本にすべきです。賠償責任のように億単位のお金がかかるケースには、しっかり保険で備える。そのかわり、数十万円で買い替えられる中古車両には保険をかけない。自己負担できない金額かどうかによって保険加入の是非を決めるべきです」

今まさに保険の加入を検討しているという人は、保険をよく知る人たちの本音を参考にしてほしい。必要な保険は、実はそれほど多くはないのかもしれない。不安感に振り回されることなく、冷静にソロバンを弾くことが、有意義な備えにつながるのだ。
 

「女性への性暴力反対」デモ 警察が介入、渋谷ハチ公前許可せず

2017
1125  田中龍作ジャーナル


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会場を移動させた後も警察はやってきた。=25日夜、渋谷南口 撮影:筆者=

「女性に対する暴力撤廃国際デー」のきょう、市民団体が渋谷ハチ公前でキャンドルデモを計画した。だが警察が許可しなかったため、人通りの少ない場所に移動せざるを得ない事態となった。

時の警視庁刑事部長が逮捕状を揉み消したアベ友記者のレイプ事件では、超党派の議連が発足して本格的追及を始めた。このため警察はピリピリしていたのだろうか。

田中はこれまで数えきれないほどの回数、渋谷ハチ公前のデモ集会を取材してきた。だがネットなどで告知された後になって警察が許可しなかったなどというケースは聞いたことがない。

キャンドルデモの主催者は「日本軍慰安婦問題解決・全国行動」。主催者の一人は「慰安婦」という言葉で警察が神経質になったのではないかと話す。

新たな会場は渋谷駅南口のバスターミナルをはさんで反対側の歩道上と歩道橋となった。人通りも まばらな 場末だ。

人権団体の代表は「安倍首相と関係していたら性犯罪も揉み消されてしまう」と声を振り絞った・・・

週末の夜、ハチ公前を行く数万の人々にアピールするはずだったが、警察の介入により400人(主催者発表)の集会となってしまった。

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「従軍慰安婦」「沖縄の殺人」「詩織さん事件」。会場では女性への性暴力根絶を訴えるプラカードが目についた。=25日夜、渋谷南口 撮影:筆者=
  ~終わり~

安倍政権の補完勢力となった小池百合子氏の"雇われ社長"玉木雄一郎氏の危うさ

AERA dot. 11/26(日) 7
民進党は先の衆院選で分裂した3党の再編成を模索し、希望の党、立憲民主党との幹事長会談をそれぞれ開き、連携を11月24日、呼びかけたが、難航している。

希望の玉木雄一郎新代表は「まずは自分たちの基盤を固める」と呼びかけに距離を置く。

一方の立憲は、希望の創業者である小池百合子・東京都知事が安全保障法制容認を求めた「排除の論理」に反発して誕生。枝野幸男代表は自由党、社民党を含めた「野党6党の枠でやりたい」と主張し、平行線のままだ。

国会での代表質問に同月20日、初めて臨んだ玉木代表の発言は、自民党出身である小池前代表路線の継承、つまり安倍政権の補完勢力の色合いをさらに深める内容だった。

「先の日米首脳会談で北朝鮮への圧力強化で合意したことを積極的に評価します」「『(日米首脳会談で)日米両国が北朝鮮問題で100%とともにある』と確認されました」と国会で安倍政権を高く評価したのだ。

そもそも希望の共同代表選で玉木代表を押したのは、旧民進党出身の長島昭久、細野豪志両衆院議員ら親小池の結党メンバーたちだ。執行部人事は論功行賞で長島昭久・政調会長、細野豪志・憲法調査会長となり、小池路線を継承する形となったので、立憲の「野党共闘」とは相反する。

「週刊朝日」は11月17日号で『(総選挙で)民進党を事実上、解党させて東アジアの安全保障負担を日本に負わせる環境が改憲により整う非常に好都合な結果を生み出した』『希望の小池代表が踏み絵を行ったのは米国の意思とも合致する』と分析した「在米日本大使館の内部文書」の内容を報じた。これは小池氏と民進党前代表の前原誠司氏が進めた民進解体・希望合流の目的は、安倍政権打倒のためではなく、「リベラル派を排除し、米国の意向にも沿った戦争が出来る国作り」だったのではないかと分析した内容だ。

前述したように、この見立てと一致するような国会質問を玉木代表は始めている。

■報じられなかった「米国が1番で日本は2番」というトランプ発言

『乱流のホワイトハウス――トランプVS. オバマ』(岩波書店刊)の著者で朝日新聞オピニオン編集次長の尾形聡彦氏は、ネット番組で日米首脳の会見動画を紹介しながら、トランプ大統領が安倍首相に対して「米国経済が一番で日本は二番」と決めつける失礼なジョークを口にした、と解説。

米国のワシントンポストが「トランプの忠実な従属的助手の役割を演じている(Japanese leader Shinzo Abe plays the role of Trump's loyal sidekick))」「親が子供を諭すようだった」と報じたことも紹介した。
失礼な場面は他にもあったという。安倍首相が米国の武器購入を表明した時も、米国の記者から安倍首相に対し、「トランプ大統領が『北海道上空を飛んだ北朝鮮のミサイルを日本が迎撃しなかったことに失望した』と言っていたが、首脳会談でその話題は出たのか」という質問があった。

トランプ大統領が割って入り、「安倍首相が米国からたくさんの追加で軍事装備品を購入すれば、空からのミサイルを打ち落とせることができますよ」と話したのを受け、安倍首相は米国の防衛装備品のさらなる購入を表明したのだ。

安倍官邸は「両首脳は蜜月関係。日米関係は対等」と強調するが、米国メディアから見れば、「傲慢な親に言いなりの忠実な子供」と見下される属国的状態だ。

さらに玉木代表が評価した「日米両国が北朝鮮問題で100%共にある」という政府の見解も事実誤認の可能性が高い。
「北朝鮮に最大限の圧力をかけることで一致した」と安倍首相は強調するが、前出の尾形氏は「日米で温度差があった。対話に向けた努力も少し進んでいた」と指摘する。それを象徴するのが大統領専用機「エアフォース・ワン」でのトランプ大統領の11月5日の発言だ。

日本ではほとんど報じられなかったが、「北朝鮮の人々は素晴らしい人々だ。温かい人々だ」と同行記者に語り、同じ発言をその後の会見でも実は繰り返しているのだ。

中国を巻き込みながら硬軟取り混ぜて北朝鮮との対話を模索する米国に対し、日本の議論は止まったままの状態なのだ。

玉木代表が絶賛した「北朝鮮問題で日米両国が100%と共にある」とは言い難い、温度差があるのだ。

さらに玉木代表は小池氏が絶賛する世界的軍事アドバイザーの主張に沿った代表質問を行っていた。

この人物は「米軍攻撃の鍵を握るのは日本だ」(「文藝春秋」12月号)で池上彰氏と対談したエドワード・ルトワック氏(米戦略国際問題研究所上級顧問)で、前代表の小池氏とも「旧知の友人」だ。

同氏の著書『戦争にチャンスを与えよ』(文春新書)には米国の軍産複合体(米軍や兵器産業や政治家や官僚の共同体)の代理人かと疑いたくなるような"戦争誘導論"が散見された。

ルトワック氏の主張を要約すると、1)北朝鮮を特異で危険な存在と煽った上で、2)「北朝鮮への降伏(宥和)か先制攻撃しかない」という究極の選択を日本に迫り、3)核ミサイル完成前に先制攻撃をするしかない、などという結論に誘導する内容だ。

北朝鮮へのハト派的アプローチ(対話路線)を排除、弱腰の韓国を真似するのではなく、今こそ日本は行動を起こすべきだと煽り立てているともいえる。

ルトワック氏は小池氏だけでなく安倍首相とも面談している。

玉木代表は代表質問で、「私は、北朝鮮への宥和政策には反対です。北朝鮮の核・ミサイル保有が固定化されてしまうな、最悪の宥和政策に引き込まれる事態は断じて避けなければなりません」と主張するなど、ルトワック氏の影響が随所にみられた。

前出の尾形氏はルトワック氏について、次のように解説した。

「『核を持った北朝鮮に米国が脅されるようなことは困るから、それを挫くためには軍事オプションしかない』というのは、米国の中での議論なのです。ルトワック氏は『米国』という主語を『日本と韓国』に言い換えて正当化しているだけに聞こえる。米国ではいま、『北朝鮮が抑止不可能ならば、待っていても仕方がないから最後は攻撃するしかない』という議論がある一方、『核保有国として認めるしかないのではないか』という議論も出ている。圧力をかけ続けたらどんどん戦争に近づくわけです。その時に(日本)政府の中枢は覚悟を持って本当に受け入れられるのか」

米議会調査局が10月下旬に発表した報告書では、米朝戦争が勃発した場合、通常兵器しか使用しない場合でも、最初の数日で最大30万人が死亡すると推計。

米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」が10月に発表した報告書でも、もし北朝鮮が韓国の首都ソウルと東京を核攻撃した場合、両都市で死者が最大210万人に上ると推計している。

「かつて太平洋戦争を4年間やって亡くなった日本人は約300万人とされ、わずか数日でそうした事態が起こるという現実を踏まえた上で議論しなければならない。被害を議論せず、軍事的オプションしかないというのは、やや現実感を欠くし、無責任と思います。前のCIA長官が10月の半ばに『軍事衝突は20?25%ある』という言い方をしていたのは非常に重いなと思っていた。さらに『戦争をする時は地上軍を投入しないといけない』という見方も出て来て、米兵がたくさん死ぬということを踏まえ、米国の態度が少し変わってきたところがあります」(前出の尾形氏)

玉木代表は安倍政権に近い対米従属的な路線で、国会論戦を始めたようにみえ、その脇をルトワック氏の戦略国際問題研究所に出入りする長島政調会長、憲法改正に積極的な細野豪志憲法調査会長が固める。玉木代表は"雇われ社長"のように小池路線をこのまま、継承していくのだろうか。

「昭恵はん何で逮捕されへんのやろ?」籠池夫人の声が正しい森友学園問題

2017-11-24 そりゃおかしいぜ第三章

元森友学園園長夫婦が収監されて3カ月になるが、保釈申請がまたもや却下された。保釈却下の理由は、「罪障隠滅及び常習的に詐欺行為を長年に渡って続けてきている。保釈すればまた同じことをする。もしくは重罰を恐れて逃亡する可能性がある。」と言うものである。(籠池佳茂氏のFacebookより)学園は長女に譲っているので同じことはできない。逃亡しても、あれほどメディアに出ていたおしゃべり人物である。どこ行ってもすぐばれる。濃いキャラクターの籠池夫婦が、逃げると本気で思っているなら裁判所は世間知らずのあほである。

それよりこの文章にぴったりの人物がいる。安倍昭恵である。罪の隠ぺいに旦那は使うわ、自分も選挙やいろんなイベントに無神経に奔走する。再度同じことはいっぱいやっている。放射能に感謝しましょうとか、無神経に今年はいろんなことがりましたなどと、ノーテンキな発言を繰り返す。逃亡の危険性こそないだろうが、安倍昭恵こそ収監されるべきである。

会計検査委員が、森友学園への国有地売却に8億円も値引きした根拠は不明と決めつけた。それではどの程度でよかったかとする検証は、書類がことごとく残っていないので不明とのことである。この指摘を受けて、菅官房長官は、「適切に対応してゆく」と答えた。麻生財務大臣は、「今後は例外がないように気を付ける。これについて見直しはしない」と答えている。要するに会計検査院の指摘は無視するというのである。石井国交大臣は、「適切な見積もりであった。ギリギリの対応であった。政治的な対応であった。」何度もお茶を飲みながら、しどろもどろの意味不明の言語を発している。

この学園は、「安倍晋三記念学院」と銘打たれ、安倍昭恵が名誉園長として開学の声を発していた。そこら辺りの木っ端役員なら、黙っていても総理の威光にたじろぐのは当然である。私人であるはずの昭恵夫人付きの政府職員の谷査恵子氏は、首相夫人の意向を率直にあちこちに知らしめていた。

尋常なお役人なら、誰でもが身をすくめるに違いない。安倍晋三の首相としての威光と、安倍昭恵の売名欲の意向をかなり正しく周辺にまき散らした、谷査恵子はことがバレると外務省に出向し、目出度くイタリア大使館にご栄転と相成っている。

会計検査院の調査によれば、ゴミがなかろうかと50カ所ほどを掘っている。ゴミが出てきたのは、28カ所だけである。ゴミの出たところだけを評価し、ゴミの量を推定している。ゴミも産業廃棄物としているが、単なる生活ゴミであることも解っている。近畿財務局は、ハナから8億円引きの計算しかしていないのである。

だから検討した書類などないのである。あったら困るからないことになるのである。こんなお役人しかいないのか。誇りもないもない。

この値引きを主導し決定した近畿財務局長の佐川宣寿であるが、国会では見事に書類がないと言い切って、身を挺し安倍昭恵を守り通した。佐川宣寿は論功を高く評価されて、国税庁長官に栄転している。

これらの出来事のすべての影にいるのが、安倍昭恵である。籠池夫人の言葉、「なんで昭恵はんは逮捕されへんのやろ」と言う言葉は、庶民のまっとうな感覚である。

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