真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2017年03月

当事者ことごとく否定 安倍首相が辻元議員攻撃でまた墓穴

2017年3月30日 日刊ゲンダイ
   
これはまた安倍首相のチョンボになるんじゃないか――。森友学園問題で安倍首相が逆襲に出て、民進党の辻元清美衆院議員を攻撃した一件だ。

政府が公開した、安倍昭恵夫人と森友学園の籠池諄子夫人とのメールに辻元議員の名前が登場。そこに、「(辻元議員が)幼稚園に侵入しかけた」「作業員を小学校建設現場に送り込んだ」と書かれていたため、ネットで大騒ぎになった。もちろん民進党は否定していたが、産経新聞が28日、〈辻元氏 「3つの疑惑」〉と報じた。これを受けるかのように、安倍首相は同日の参院決算委員会で森友側への「100万円の寄付」を否定する根拠を聞かれた際、「辻元議員にも同じことが起こっている。これも証明しなければならない」とやったのだ。

ところが、である。29日、籠池夫人は著述家の菅野完氏の電話インタビューに答え、辻元の幼稚園侵入の記述に根拠がないことを白状した。

「私は(侵入を)見てません。娘がそう言ったので。(そう思ったから書いた?)はい。事実を確認したわけじゃありません。(何のエビデンスもないと?)はい」

■籠池理事長の証言を「偽証」と言いながら…

さらに昨夜、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」が、渦中の作業員に電話でインタビュー。作業員は「辻元さんに送り込まれた事実はない。辻元さんとは面識もない」「正直言って、辻元さんは嫌い」と明言。一部メディアの取材にその旨を伝えた上、誤った報道をしたメディアには抗議をしたことも明らかにした。取材メディアの中には産経新聞も含まれるという。

「この辻元問題は、森友疑惑の本質と全く関係がなく、当初、一部のネトウヨが騒いでいただけでした。ところが産経が記事にしたため、安倍首相が参院決算委員会で言及し、騒ぎが大きくなった。ただ、産経の記事は辻元サイドに短時間に回答を求めて書かれたもので、決算委のある28日付の紙面で、何としても記事化したいという意図があったのではと勘繰りたくなります」(民進党関係者)

籠池夫人メールについては、菅官房長官が「物的証拠になる」「客観的証拠になる」と発言し、まるで籠池理事長の証人喚問と同一視するような発言をしている。しかし、そもそも安倍自民党は、籠池理事長の証言を「偽証」と言っているのに、その夫人のメールは信憑性があるだなんて、論理破綻もいいところだ。

辻元攻撃はあえなく玉砕の様相。安倍首相は墓穴を掘った。




改めて、すごい安倍スキャンダル タダ同然の国有地払下げ事件は首相犯罪 昭恵は共犯者

本澤二郎の「日本の風景」2017年03月30日 「ジャーナリスト同盟」通信

<タダ同然の国有地払下げ事件は首相犯罪>
 
安倍官邸サイドは、権力を乱用して、「朕思う」の教育勅語を主体とする神道小学校建設に突進した籠池理事長を、偽証告発で口封じに出ているが、本来、偽証告発されるべきは安倍晋三首相の方である。首相犯罪である。それにしても、改めて広大な国有地をタダ同然で払下げした、安倍官邸の権力乱用事件は、その大胆不敵な、不当・違法な行為に衝撃を受ける。日本全国の小学校を、神道教育にさせようとの、安倍の狂気を知ると、愕然とするばかりだ。首相の偽証連発と、メディアの枝葉末節の報道に流されてはならない。

<首相しかできない不当な権力乱用事件>
 
確認すべきことは、これほどの大がかりな、国家国民の資産である国有地を、まるで「無償供与」するような行為は、過去に存在しなかったろう。
 財務省・国交省・文科省を動員して、神道小学校建設にこだわった人物は、安倍以外にはいない。高市や稲田も、同じムジナだが、彼女らには、その力はない。悪魔の力を発揮できるのは、首相権限を乱用できる人物しかいない。
 
永田町の事情に疎い市民でも、大いに理解できることである。安倍の権力乱用事件である。それ以外の第三者は、全く考えられない。麻生でも、これほどの事件は引き起こせない。

<昭恵は共犯者>
 
野党が国会での証人喚問を求めている愚かな首相夫人は、まことに愚かな中年女性でもある。教養がない。憲法も読んでいない。歴史を知らない馬鹿者である。彼女は、この事件の主役では、全くない。脇役・共犯者である。
 
5人のお付きの役人がいることも判明している。この5人の役人も、憲法を読んでいない。歴史を知らない。もし良識のある役人であれば、昭恵の行動を抑制するはずだからである。
 
そもそも私人で、家庭の専業主婦に付き従うということに、谷とかいう公務員は「おかしい」と感じなかったのか。
 
昭恵は、公邸での安倍の身の回りの世話をすることが、妻の本業である。3分の2の議席を占めている、内閣人事局で官僚を支配している、ための「専制君主」のような安倍である。妻を「首相公務の補助」にする必要はない。かの天皇制国家主義者で、改憲派・原発派の中曽根康弘でも、夫人を表に出して、悪事に利用することはなかった。

<安倍の思い入れ>
 
この大事件の本質は、安倍の狂気の信念と関係している。神社・神道信仰である。日本会議の信条でもあろう。
 
歴史を紐解けば、戦前の国家神道が国民の精神を狂わせる元凶となった。家々の神棚と地域の神社と中央の靖国神社や伊勢神宮などの国家神道と、加えて教育勅語による軍国少年育成が重なった。さらに付け加えるならば、国民を奴隷のように虐げることが出来る、大日本帝国憲法である。
 
いわゆる明治維新は、この三位一体の体制の下で、戦争する軍国主義の日本、他国民を殺戮する侵略国家日本を現出させたもので、21世紀の今、これの復活はいかなる事由をもってしても、国民も国際社会もNOである。
 
この当たり前の日本国民の常識と乖離した安倍の信念が、この大事件の本質である。安倍が籠池理事長にテコ入れした理由である。したがって、今日の日本においては、いうなれば、安倍は日本国民を代表する人物として、全くふさわしくない「日本人」なのだ。それゆえに、多くの国民は、この安倍スキャンダルに強く関心を抱いている理由である。

<講演・講師引き受け>
 
安倍の森友学園への思い入れは、講演を約束、講師を引き受けていたことである。自民党総裁選で多忙となり、それがかなわなくなると、わざわざお詫びのメッセージを送っている。
 
安倍の神道教育への、異常な熱いまなざしを見てとれる。安倍の信念が、目の前で実践されていることに感動している、明らかな証拠である。それでいて「会ったこともない」と平然と嘘をつく。戦後の政治史で、これほど嘘を連発する首相は、ほかにいない。

<名義貸し>
 
森友学園は、安倍名義で寄付を集めている。両者の信念・関係の深さを裏付けている。
 
「安倍名義の寄付集め」に安倍自身が、喜んでいたのである。安倍は、それが自分にとって「名誉なことだ」と認識していたことになる。安倍の名義貸しも、両者の関係を証明している。
 
思想信条が一体という人間関係は、男女の壁を突き抜けてゆく。安倍と稲田、安倍と高市もそうである。安倍が、自らの後継者に稲田と放言していることも、広く伝えられているが、もうこれは漫画の世界である。
 
こんな人物を誉めたたえている新聞テレビの日本である。人間、恥の概念を放棄すると、ど偉いことになる。

<100万円の官房機密費提供>
 
安倍が首相になると、籠池は「安倍首相は偉人」と持ち上げた。それもそうだろう、当時の籠池にとって、悲願の神道小学校用地がタダ同然、学校の認可もスイスイ、大阪府の維新知事も全面的に支援してくれる関係にあったのだから。
 
戦争法が強行されると、それを幼児に合唱させていた。
そこへと、安倍は100万円を寄付した。正当な金であれば、堂々と公表できるのだが、公表できない100万円だった。領収書不要の官房機密費である。
 
永田町の人間であれば、皆が知っている。官房機密費は血税である。正当な使い道であれば、問題にならないが、神道・教育勅語の教育に支出となれば、これは教育基本法と日本国憲法に違反する行為である。
断じて容認できない。

<昭恵を3度も派遣>
 
この100万円を安倍は、妻に命じた。妻はお付きの役人を外させて、直接、籠池に「安倍からです」といって手渡した。その後、しばらくして「内緒にして」と携帯電話で、公表しないように厳命してきた。これの携帯電話は、通話記録で判明する。
 
昭恵の嘘つきは、全て官邸の指示で動いている。その責任者が官房長官ということになる。
 
昭恵は前後3回も森友学園に出向いて、講演などをしている。その間、神道小学校の名誉校長を引き受けている。安倍の公務を妻に代行させている。

<5人の付き人>
 
それゆえに、安倍妻付きの役人の部屋が官邸内に置かれている。
これも驚愕すべき大事件である。官僚が安倍の手駒のようになって、犯罪に関与していることがわかる。小沢一郎によると、その原因は「内閣人事局」設置による霞が関支配である。
 
出世が役人の最大の価値である。という情けない腐った官僚世界を証明していて、悲しい、本当に情けない。そうして5人もの役人が、私人である中年女性にかしずいている。5人にも官房機密費が流れていることになる。

<野党4党の党首会談で宝の山を奪え!>
 
繰り返し、ジャーナリストの責任として、思うところを真正面からぶつけてきた。あとは野党次第である。与党内にも亀裂が走っている。野党は急ぎ党首会談を開いて、この途方もない宝の山を奪うことである。

2017年3月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

森友疑獄もう一つの唖然 首相の資質このレベルでいいのか

2017年3月30日 日刊ゲンダイ 
  

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森友学園問題で深まる一方の疑惑や、経緯の異常性に多くの国民は唖然としているが、それ以上に際立つのが安倍首相の国会答弁のひどさだ。

学園との関係を質問されただけで「侮辱だ!」とわめき立てる。都合の悪いことを追及されると「印象操作だ!」と逆ギレして、野党議員を罵倒する。揚げ句には、首相自ら国会の場でデマを流して野党議員を貶める。もうメチャクチャなのだ。

28日の参院決算委員会で、森友学園の籠池泰典理事長が証言した昭恵夫人からの寄付について聞かれた安倍は、急に民進党の辻元清美議員の名前を持ち出した。

「今日、産経新聞の中に『3つの疑惑』と出ていますよね。辻元議員は真っ向から否定しているわけでありまして、これを証明しなければいけないということになる」

疑惑とは、辻元が「森友学園の幼稚園に侵入しかけた」「小学校の建設現場に作業員を送り込んだ」などというもの。産経の記事が根拠にしているのは、自民党が公表した昭恵夫人と籠池夫人のメールの文面だけだが、安倍に親和的なネトウヨ界隈が飛びつき、ネット上では大騒ぎになっていたのだ。

もっとも、これはデマだということがハッキリした。著述家の菅野完氏が29日、籠池夫人へのインタビューを行ったところ「思い込みで書いた」と証言したのだ。

ネット上に飛び交うデマ情報の類いを国会答弁で持ち出すなんて、よほど追い詰められているのか、もともと思考能力に問題があるのか、いずれにせよ、国民としては心配になる。

■国会侮辱を見過ごしてはならない

安倍は最近、よく「ないものは証明できない。悪魔の証明だ」とブチ切れ、「『ある』と言う人の方が証明しないといけない」と言うのだが、かつて「ないと証明できない方が悪い」と国会で発言したのは誰だったか。

14年5月の予算委で、イラク戦争の開戦時に「大量破壊兵器がある」という米国のデマ情報をうのみにしたことを問われた安倍は、「大量破壊兵器が『ない』と証明できなかったイラクが悪いということは申し上げておきたいと思います」と言っていたはずだ。

「常に自分は正しい、悪いのは他人というのが安倍首相の一貫した姿勢です。数の力に驕って、国会も内閣も自分のものだと勘違いし、『オレが正義だ』という態度で周りを従わせてきた。だから、森友学園の問題でも、証拠の有無にかかわらず、首相の言うことが正しく、反論すれば『侮辱だ』ということになってしまう。これでは、将軍様の独裁国家と変わりませんよ。質問に真摯に答えようとせず、野党議員を揶揄して国会を侮辱しているのは安倍首相の方です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

辻元に対する安倍の発言は、作家の中沢けい氏もツイッターで〈呆れてものも言えない。なんだこれは〉と驚愕していた。

〈国会で首相が「御党の辻元さんも同じことが起こっている」と発言した件。これは見逃したらいけない。野党4党で強く抗議を申し入れるべき〉

〈言論機関にとっても見逃してはいけないものだ。ネトウヨの作ったデマを国会で首相が答弁しているのをただ「ネトウヨ首相」と揶揄冷笑しているだけでは国会そのものが成り立たなくなってします(原文ママ)〉

〈辻元議員ひとりの問題ではない。首相の認知能力すら疑わせるような発言を個人攻撃として矮小化してはならない。議会の責任で撤回謝罪を求めるべき。怒る時に怒らないとぐさぐさに物事が崩れて行く〉

本当にその通りなのである。
   
行政府の長が国会議員を恫喝する狂気の沙汰

社民党の福島みずほ議員が、「腹心の友」が理事長を務める加計学園の疑惑を質問した際も、安倍は信じ難い反応を見せた。色をなして「確証あるんですか! 特定の名前を出して責任を取れるのか!」と恫喝したのだ。

国会議員の質疑権は憲法で認められた重要な機能である。一方で、政府には国会で答弁して国民に説明する「義務」はあっても、質問を遮ったり、逆質問したりする「権利」は認められていない。

「憲法の予定する議会制民主主義においては、国会は国権の最高機関であり、政府・内閣は国会の監督下にある。安倍首相は、まるで国会を官邸の下請け機関か何かのように考えているフシがありますが、国会議員が安倍首相を自分たちの親分のように崇めるのは間違っている。行政のトップである首相が、議会で一議員を恫喝するなんて狂気の沙汰で、特に野党の女性議員に対する態度は度を越しています。自分たちの権利を侵された国会議員は、与野党を問わず怒らなければいけない。三権分立をちゃんと理解しているのか、首相の見識も問われます」(金子勝氏=前出)

自分のことを一度ならず「立法府の長」と言った安倍は恐らく、三権分立も理解していないのだろう。国会の仕組みも、民主主義の何たるかも分かっていない。だから、「証人喚問は刑事罰が科されるような人間が呼ばれる場」なんてトンデモ説を平気で繰り出す。証人喚問は議会の調査権に基づいて、真相解明のために行われるものだ。安倍に盾突いた人物を締め上げる場ではない。こんな内閣に共謀罪なんて、絶対にやらせるわけにはいかないのである。

■国民の見識も問われている

自民党の西村康稔総裁特別補佐が28日に会見して、籠池理事長を偽証罪で告発するとか言っていたが、これも何の権限があって発言しているのか。本来、偽証罪の告発や国政調査権の発動は国会で決めることであり、今回は予算委員会だ。官邸が口出しできるものではない。


そもそも、憲法62条の国政調査権だって、政府に対する監督権を行使する手段として担保されているものだ。国会の調査権というなら、籠池理事長への嫌がらせ告発より、昭恵夫人や財務官僚の証人喚問で真相を究明するために発動すべきだろう。官邸の意向をくんで、国会が私人の口封じに動いてどうする。

「誰も異を唱えられず、安倍首相の顔色ばかり見ている。自民党の劣化は甚だしいと思います。官邸も自民党も『森友問題の出口が見えない』と嘆いていますが、出口を塞いでいるのは安倍首相自身なのです。昔の自民党なら、とっくに引導を渡している。議員のレベルが低いから首相が5年もやっていられるのか、安倍政権が長く続いたせいで国会議員が劣化したのか分かりませんが、それで被害を受けるのは国民です」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

自分に歯向かう者は許さないのが安倍政治だ。党内も、メディアも、茶坊主を引き立て、批判の声を潰しにかかる。人事権を振りかざし、霞が関にも影響力を行使。その結果、権力機構は腐敗塗れになってしまった。

「小さなものまで含めれば、昭恵夫人の口利き案件は、全省庁にまたがるほど膨大だといわれています。加計学園の疑惑もそうですが、第2、第3の森友問題は必ず出てくる。それ以上に深刻なのは、今回の問題で、海外から“極右に便宜を図った首相”とみられていることです。これは外交上の大失点で、国際的な恥辱とも言える。国会でムキになる答弁も子どもの喧嘩レベルだし、普段から“日本の誇り”を声高に叫んでいる人たちは、見ていて恥ずかしくないのでしょうか」(山田厚俊氏=前出)

森友問題で露呈したのは、国家を私物化する安倍の資質とオツムの程度だ。こんなトップを戴いていていいのか。国民の見識もまた問われている。

伊方原発差し止め却下。基準に合格したから安全を担保したとは言っていない、原子力規制委員長の言葉を忘れたか。国有地不正売却で大阪府と財務省がバトル。チンピラ知事必死だな山口ノリマキや田崎スシローは官邸周辺と呼んでやろう。

 くろねこの短語 2017/3/31

高浜原発に続いて伊方原発差し止めも却下。その理由は耳タコの「原発の新規制基準の内容が不合理とはいえない」ってやつで、「住民が放射能被ばくにより重大な被害を受ける具体的な危険はない」とまで言ってている。

 
でも、ちょっと待てだよね。みんな忘れちゃっているようだから、改めて声を大にして言おう。原子力規制委員会が何て言ってたか。「規制基準を満たしたからといって安全ではない」・・・これが本音なんだよね。2014年の川内原発の再稼動審査の時に原子力規制委員会委員長であらせられる田中シェンシェイは、「基準には適合していますとは言ったけど、べつに基準に合格したから安全を担保したとは言っていない」って大見え切ってたのを忘れたとは言わせませんよ。
 
これって、「審査で合格は出したが、もし事故があっても俺は知らん」と言ってるようなもんで、そんな新規制基準に適合しているからって再稼働にGOサインを出す裁判所は、ホント、勇気あるなあと関心してしまうのだ、クソっ!
 
「住民が放射能被ばくにより重大な被害を受ける具体的な危険はない」なんてほざいてるけど、甲状腺がんの恐怖に怯えている子供は大勢いる。何かあった時の責任は、裁判長、アンタがとってくれるんでしょうね。

 
というわけで、今日の「安倍晋三記念小学校」疑惑なんだが、国有地の不正払い下げをめぐって大阪府と財務省のバトルが激しくなっているってね。大阪のチンピラ知事・松井君にとっちゃ正念場ですから、ここで引き下がったら小学校認可の責任とらせされちゃいますからね。そりゃあ必至にもなろうというものだ。でも、この男はもうほとんど詰んでますから。いずれ、親分のお子ちゃま弁護士・橋↓君ともども天誅が下ることになりますよ。


 
最後に、テレビ朝日『羽鳥モーニングショー』が、菅野完氏のことを番組中で「籠池周辺」なんてレッテル貼りをしたそうで、「『籠池氏周辺確と紹介するならば、山口や田崎を『官邸周辺』と紹介してみればいいんですよ。できるもんならね」って謝罪を要求。この時のやり取りを菅野氏がしっかり録音しているので、そちらをお楽しみあれ。


室井佑月「ぜんぶ23日じゃ」

週刊朝日 201747日号


森友学園問題で籠池泰典氏の証人喚問が行われた。作家・室井佑月氏はフリーランスで活動するジャーナリストの動きを称賛する。
*  *  *
318日のスポニチアネックスに、「WBCと証人喚問長嶋一茂氏の発言が話題『夕方からできないんですか』」との記事が載っていた。なんでも、17日の「羽鳥慎一モーニングショー」で、一茂さんがそういったみたいだ。

<籠池氏の証人喚問は23日午前10時から参院予算委員会で、午後250分からは衆院予算委でそれぞれ2時間に渡って行われる。しかしこの日は、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が日本時間午前10時にスタートするのに加え、清宮幸太郎内野手擁する早実が登場する第89回全国選抜高校野球大会の1回戦・明徳義塾戦は午前11時半開始予定。深夜にはサッカーW杯アジア最終予選・日本-UAE戦も行われ、注目度の高いスポーツイベントが目白押しの一日だ>
 
一茂さん、わかるぅ。それ、みんな思ってることだもん。なんで証人喚問を23日にぶつけてきたんだよ。ま、いっか。自民党が「民間人だから」と決して頷かなかった籠池さんの国会招致が可能になったのだから。一歩前進。
 
籠池さんが自分からいいですよ、っていったんだ。てか、その前に安倍総理から100万円の寄付をいただいているって話を参院予算委の視察団の前でした。そしたら、安倍さんの手下みたいな竹下国対委員長が「(嘘ついて)総理を侮辱している」と、自民党は急遽、籠池さんの証人喚問を認めた。
 
この流れだと、総理を侮辱したら民間人でも国会に引きずり出される恐ろしい安倍内閣になってしまうけど、自民党のみなさんはそれでいいのか?
 
不当な国有地売買の真実を明らかにしたいなら、『日本会議の研究』の著者の菅野完さんがいうように、国有地売却の責任者だった当時の財務省理財局長の迫田英典・現国税庁長官や、小学校を認可適当とした大阪府の松井一郎知事も国会に呼ぶべきじゃね? ついでに、アッキーも呼べば?
 
菅野さんはいっぺんに呼べば3日で片がつくという。なぜそれをしない。怪しい。
 
それにしても菅野さんの動きはすごい。金も人もある大手はなにしてる? 自分らが出来ないなら、フリーのやる気のある人たちに全面的に協力するか、それこそ100万円くらい寄付したらいいんじゃね?

 おしどりマコさんや田中龍作さんなども頑張っている。田中さんの「アッキーに会ったNGO団体の人が8千万円の予算がすぐついたと語ってるネットに出回っている映像、取材かけたら非公開になった」って話も案外、つながっているのよね。

(おまけ)ツイッター検索かけたら、<そろそろ誰か生放送中に「田崎(史郎)さん、あなたネットで田崎スシローって言われてるの知ってますか?」と面と向かって言ってくんないかな? やれるとしたら室井佑月か長嶋一茂くらいかな。>というツイートを見つけた。
 
一茂先輩、お先にどうぞ! あたしゃ先輩につづきます。
 

【今治発・アベ友疑獄】加計キャンパス建設 元外務副大臣の親族会社が受注

2017年3月29日   田中龍作ジャーナル
建設現場の看板には「建築主:加計学園理事長・加計晃太郎(最上段)」「工事施工者:アイサワ工業(最下段)」とある。設計者のSID創研は加計学園のグループ企業だ。=29日、今治市いこいの丘 撮影:筆者=

今治市から土地の無償譲渡と建設費の援助を受ける加計学園・岡山理科大学獣医学部。

キャンパスの建設を請け負っているのが、逢沢一郎・元外務副大臣(衆院・岡山1区)の従兄が経営するアイサワ工業(本社・岡山市)であることが分かった。

加計学園の加計晃太郎・理事長は安倍首相のお友達中のお友達だ。逢沢元副外相は加計理事長のおひざ元が選挙区である。首相と元副外相は愛媛とは縁もゆかりもない「岡山つながり」なのだ。

今治市が誘致を進めていた獣医学部については、異例のスピードで国家戦略特区の認可が下りた。国家戦略特区の議長である安倍首相の関与が国会でも追及されている。

アイサワ工業が工事を受注したのは、今治市いこいの丘に広がる獣医学部キャンパス4ヵ所のうち2ヵ所。「グラウンド・体育館」と「駐車場」だ。
重機が唸りをあげて動き、キャンパスの建設工事は着々と進んでいた。=29日、今治市いこいの丘 撮影:筆者=

残る2カ所は同じく岡山に本社を置く大本組だ。アイサワ工業と大本組は加計学園建設の常連である。

アイサワ工業、大本組ともに、地元愛媛県の建設業者に下請けさせるかどうかは未定、という。

今治市は加計学園に36億7千万円の市有地を無償譲渡した。さらに愛媛県と今治市で上物(校舎)の建設費192億円のうち半分を援助する。原資は今治市民と愛媛県民の血税である。

加計学園には至れり尽くせりだが、地元は潤いそうにない。愛媛県内の建設業者からは怨嗟の声があがりつつある。

安倍首相のお友達から むしり取られる 愛媛県民と今治市民はたまったものではない。

   ~終わり~

辻元清美議員の疑惑はデマ確定!籠池理事長の妻が認める!「私は辻元さん見ていません。思ったこと書いただけ 菅野氏取材で判明

2017.03.29 18:00 情報速報ドットコム




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辻元清美議員の名前が安倍昭恵夫人のメールに書いてあった問題で、メールを送信した籠池理事長の妻が初めて言及しました。妻の淳子さんは辻元清美議員の名前について、「事実を確認したわけではない。私は見ていない」と述べ、あくまでも思ったこと書いただけだと証言。

辻元清美議員を見たわけではなく、そのような話を第三者などから聞いただけだと発言しました。

この問題を巡っては世界最大の掲示板2ちゃんねるで話題トップに浮上し、これを報道した産経新聞の記事を安倍晋三首相が国会で紹介する事態になっています。

ただ、今回の淳子さんの発言によって、辻元清美議員の侵入という情報その物がガセネタだったことが確定となりました。合わさって安倍首相の国会発言もゴシップ記事以下のデマ情報だったということになります。

当ブログでは事実関係を独自に調査した結果、辻元清美議員についてはデマだと把握していましたが、改めて淳子さんの証言が出たことで証明されました。

アッキード事件を誤魔化したい権力の犬たち

小林よしのりオフィシャルwebサイト
いやはや泉美さんの年表とライジングの原稿が凄い。
(泉美さんブログ「森友学園疑獄年表だよ」)

「そろそろ年表があるといいよね。いや、わしが欲しいんだけどさ」と言ったら、全力で年表作成に取り組んでくれた。これは頭の中を整理するのに役立つ。

安倍政権・自民党・公明党が現在、「安倍夫妻の権力の私物化」を、必死に隠蔽しようとしている。最近は「首相も国会議員も辞める」なんてことを安倍首相は言うべきではなかったという「泣き言」を言っている。

あんなことを言うから、野党が勢いづくと、啖呵を切ったことだけが安倍首相の失敗だと、問題を矮小化している。野党が与党の権力を奪おうとするのは自然なことだし、悪いことではない。だが、野党の使命は権力奪取だけではない。権力の腐敗を防ぐという使命もある。

安倍夫妻による「国家システムの私物化」を、徹底追及しなければ野党の存在意義はない。もう一つ流行りだした自称保守(安倍真理教)の詭弁は、「森友問題は大した話ではない。しょーもない問題だ。

国会で論じるべきは北朝鮮・中国・トランプ政権など、もっと大きな問題がある。貴重な時間を無駄に費やしてはならない」という尊大な「逃げ口上」である。

この「逃げ口上」は、森友疑獄は「アッキード事件」であり、このまま野党や国民の追及を許せば、安倍晋三が国会議員を辞めなければならなくなると、もう自称保守派が直感しているからだ。

100万円の寄付金はあった。だからこそ安倍昭恵の証人喚問が実現すれば、昭恵夫人は偽証罪に問われ、逮捕されることになる。そうなったら安倍晋三が首相を続けるのは不可能。

ゆえに自称保守派は「権力者の隠ぺい工作」に協力する「不正義」を選んだ。これが実態である。「不正義」から国民の目をそらす正義の危険性を知らなければならない。特にジャーナリストたちは。

独裁政権によるホロコーストから目を背けた国民の歴史があることを我々は学んでいる。果たして我々はこの知識を活かすことができるだろうか?

暴走する権力の腐敗は、なんと「自分探し」の妻に現れていた。まさに愛国無罪の劣化保守こそが「自分探し」の終着点だったのである。

疑惑に必死!こんな醜い首相答弁があるか?

2017/03/29  半歩前へⅡ

▼疑惑に必死!こんな醜い首相答弁があるか?
 
安倍晋三と言う男はやらしい性格をしている。自分の弱点を突かれると、質問にまともに応えず、いつもほかの話にすり替えて相手側を攻撃する。恥を知れ、安倍晋三!唾棄すべき醜い性格だ。(敬称略)
 
今回も“天敵”の、民進党の辻元清美が塚本幼稚園に「侵入した。疑惑隠しだ」と騒いでいる。彼女は報道各社に「2月21日に視察団と同行しましたが、塚本幼稚園に入っておりません。入ろうとした事実もございません」と明確に否定している。
 
よしんば幼稚園の敷地に入ったとしても、森友疑惑に絡む100万円寄付を、「渡していない」と否定するのと、どちらが重いのか?
 
こんな手口を、全国の子どもたちに説明できるのか? 道徳の重要性を解く安倍晋三よ、どうなんだ?
*****************
民進党の斎藤嘉隆が28日の参院決算委で、「籠池泰典は昭恵から100万円を受け取った、と言っているが、否定する根拠は何か」とただした。
 
これに対し、安倍晋三首相は質問に応えず、「御党の辻元さんにも同じことが起こっている。辻元議員は(侵入の)疑惑を真っ向から否定している。『ない』ということは証明のしようがないのは常識で、『悪魔の証明』といわれている」と強調した。

東京でも「森友学園的」補助金疑惑 日本会議に所属する政治家親族の保育園


週刊金曜日 3/29(水) 


“森友学園問題”が国会を揺るがすなか、日本会議に所属する田中ゆうたろう東京都杉並区議会議員(自民党、会派名・美しい杉並)の家業である幼稚園と保育園をめぐり、うさん臭い事実が発覚した。

(1)「公共目的」に使うという建前で幼稚園が国有地の払い下げを受ける、(2)その土地を幼稚園から保育園に貸し付ける、(3)保育園は杉並区に「賃借料」に対する補助金を申請する――といった複雑なやりかたで、計約4800万円(4759万2000円)の補助金が支払われていたのだ。

保育園用地に関する補助金は賃借が対象で購入の場合は認められない。制度を悪用した「値引き工作」である疑いは濃厚だ。

幼稚園の運営主体は学校法人山本学園で、理事長は田中区議の祖母・山本澄氏。田中区議は副園長である。一方保育園は社会福祉法人明愛会で、理事長は田中区議の母親・田中悦子氏。田中区議自身も理事だ。もともと一家で幼稚園を経営していたのが、2014年に保育園事業を新設。疑惑の補助金は開園作業に伴って浮上した。

【補助金取得の“からくり”】

問題の土地は東京・杉並区和田の明愛幼稚園に隣接する公務員宿舎跡の国有地403平方メートル。これを山本学園が財務省から随意契約で購入したのは2013年2月のことだ。

代金は約1億9000万円。通常国有地の売却は入札で行なわなければならないが、「公共目的」なら随意契約でも構わない。関東財務局によれば、山本学園の方から「公共目的」だとの申請があり、それを認めて随意契約に応じたという。売却金額が比較的小さいことから第三者機関である国有財産関東地方審議会にも諮られず、財務省内部で売却を決定したという。

13年11月、社会福祉法人「明愛会」の設立を杉並区が認可。理事には前教育委員で「新しい歴史教科書をつくる会」教科書の強力な推進者だった宮坂公夫氏(故人)らが名を連ねた。そして土地購入から1年もしない14年1月、明愛会と山本学園との間でこの旧国有地を賃貸借する契約が結ばれる。

やがて保育園施設の建設工事が始まる。受注したのはニッケン建設(株)。建設費は1億6600万円。工事と並行して補助金の手続きもなされる。建設関係(整備費)で約1億1600万円、加えて土地の賃借料(定期借地一時金)として約4800万円の補助金申請が区に対してなされる。賃借料4800万円の補助金申請の根拠は前述した山本学園との「賃貸借契約」だ。借地料34年分の前払い。補助金の財源は杉並区と東京都でそれぞれ半額を負担している。

補助金はすべて認められ、計約1億6400万円の補助金が明愛会に支払われる。建設費のほぼ全額を補助金でまかなった計算だ。

この補助金は保育所不足解消を目的とした制度で、「保育所の創設、改築、大規模施設整備等に要する経費」に加えて「土地又は建物の賃借料」も対象になる。しかし、「土地の買収又は整地に関する費用」は対象外だ。

つまり、かりに問題の国有地を直接明愛会が購入していれば4800万円の補助金はなかった。明愛会に土地を買うだけの資金がなければ、国有地を借りて補助金で賃借料を国に払えばよい。あるいは山本学園が、買った旧国有地を明愛会に無償で貸す、または寄付する方法もある。そうした公費支出を減らす常識的なやり方を採用せず、あえて賃貸借という手段をとったのは奇妙だ。「4800万円」が目的だったと考えるほかない。山本学園は「公共目的」を条件に随意契約で国有地の払い下げを受けた。だがじっさいは「営利目的」だから、財務省との契約に違反している可能性がある。

こんなことが見逃されてよいものか。関東財務局東京財務事務所は「国有地購入の目的が保育所だとは聞いている。それ以上は個別の案件なので……」と歯切れが悪い。杉並区保育課は「手続きが整っており、問題はない」と説明。山本学園と明愛会、田中区議に質問文を送ったが、本稿の締め切りまでに回答がなかった。

関係者を出せ!財務省の交渉記録廃棄は大問題だ 焦りが出た自民党、森友学園問題で火に油を注ぐ

2017.3.28
 筆坂 秀世 JBpress


森友学園問題で自民党の焦りによる下手な対応が目立っている。最悪手だったのが籠池泰典前理事長の証人喚問だ。

当初、自民党は野党の参考人招致要求に対し、同氏が私人であることや刑事事件になっていないことを理由に、頑強に拒否してきた。ところが、316日、参院予算委員会の現地視察が行われた際、籠池氏が「安倍晋三首相から昭恵夫人を通じて100万円の寄付を受けた」と語ったことから事態が急転直下動き始めた。

竹下亘自民党国会対策委員長が、「(籠池氏を)質(ただ)さなければならないという思いは非常につよく持っている。総理に対する侮辱だからしっかり受け止めなければならない」と即座に反応し、籠池発言の翌日の17日には衆参予算委員会で籠池氏の証人喚問を議決した。

異例づくめである。一民間人に対して、問題発言の翌日には、参考人ではなく、偽証罪に問われることもある証人喚問を決定する。しかもその理由が、「首相を侮辱したから」というのである。

衆議院議院運営委員会理事会で民進党の泉健太議員が「首相の名誉が傷つけられたという理由で今後も証人喚問をするのか」と確認したのに対し、自民党の佐藤勉議院運営委員会委員長は、「今後の証人喚問のあり方を協議したい」とその場を引き取ったそうだが、こんな理由で証人喚問など本来は行うべきではない。

こんなことを認めてしまえば、一民間人といえども首相を批判することができなくなってしまう。もちろん、このようなことがしばしばあるとは思わないが、少なくともあってはならない。議会運営に汚点を残したと言わざるを得ない。

危険な賭けは失敗だった

しかし、このようなやり方は、自民党や安倍首相にとって危険な賭けでもあった。籠池氏は、100万円問題について否定するどころか、201595日、森友学園が運営する幼稚園に講演で訪れた昭恵夫人から、「『安倍晋三からです』とおっしゃって封筒に入った100万円を下さった」「大変名誉な話なので鮮明に覚えている」と証言したのだ。

もちろんこの真偽は不明である。領収書なども存在していない。だが同時に籠池証言が虚偽だと立証する根拠も存在していない。

講演料として10万円渡したということも同様に、渡したとする籠池証言が正しいのか、受け取った「記憶がない」という昭恵夫人の言葉が正しいのか、闇の中のままだ。

自民党内では、籠池氏を偽証罪で告発すべきだという声があるという。はっきり言うが、これは再び最悪の手を打つことになる。昭恵夫人が否定しているから籠池証言が偽証だというのは、あまりにも無理がある。それなら野党が要求しているように、昭恵夫人も証人喚問しなければ筋が通らない。

かつてロッキード事件などでは、対決尋問ということも行われた。違う証言している者を対決方式で喚問し、真相を探ろうというやり方だ。自民党にそこまでの覚悟があるのだろうか。

衝撃的な総理大臣夫人付谷氏のFAX

籠池氏の証人喚問で当該国有地の借地期間などを巡って、昭恵夫人付の谷査恵子氏から籠池氏にFAXが届けられていたことが判明した。この内容について、安倍首相や菅官房長官は、「ゼロ回答だ」と火消しに躍起になっているが、日本語の読解力があれば、ゼロ回答どころか財務相が昭恵夫人の意向を忖度していたのではないかという疑いを強く持たせるものである。

FAX
2通ある。1通目は、「財務省本省に問い合わせ、国有財産審理室長から回答を得ました」「国側の事情もあり、現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思います」「本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」というものである。

このFAXで重要なことは、「昭恵夫人にも報告」しているという記述である。これは、昭恵夫人の意向に従って谷氏が財務省に問い合わせたことを強く示唆しているからである。

また「当方としても見守ってまいりたい」というのは、今後も希望がかなうよう努力するという意味にとるのが普通だろう。

さらに2通目では、長期の定期借地や賃料の優遇については否定的だが、土壌汚染の処理費用については「予算措置を行う方向で調整中」という財務省の回答が記述されている。

谷氏は、経済産業省のいわゆるノンキャリアの役人である。そのような人物が財務省の課長クラスに該当する室長と直接交渉するということは、通常はあり得ない。背後に、総理大臣夫人の威光があったからこそと考えるのが妥当であろう。

昭恵夫人がまったく無関係だったとは、到底、言い難い状況になってきたことは確かである。

森友学園問題の元凶は財務省だ

そして、今回の問題で間違いなく許されないのは、財務省の対応である。

森友学園問題の最大の疑惑は、国民の貴重な共有財産である国有地が、なぜただ同然で払い下げられたのかにある。払い下げたのは財務省近畿財務局であり、国土交通省大阪航空局もこれに手を貸している。約10億円の土地が8億円以上も値引きされることなど、通常はあり得ない。当然、どういう経過でこうなったのか、異例な取引だけにその記録が残されていなければならない。

ところが、この交渉経過を示す記録がすでに廃棄処分にされていたというのだ。しかも、このこと自体は財務省の内規によれば問題がないと、佐川理財局長らが国会で答弁している。

「公文書管理法」という法律がある。その第一条にはこう書かれている。

「この法律は、国及び独立行政法人等の諸活動や歴史的事実の記録である公文書等が、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るものであることにかんがみ、国民主権の理念にのっとり、公文書等の管理に関する基本的事項を定めること等により、行政文書等の適正な管理、歴史公文書等の適切な保存及び利用等を図り、もって行政が適正かつ効率的に運営されるようにするとともに、国及び独立行政法人等の有するその諸活動を現在及び将来の国民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする」

公文書というのは、恣意的に廃棄処分にしてはならないのである。なぜならそれは、国民共有の知的資源であり、国の活動を国民に説明する原資料になるからである。

ところが財務省は、森友学園との土地取引の説明について不可欠な資料を廃棄したというのである。

公文書を故意に破棄する行為は「公用文書毀棄(こうようぶんしょとうき)罪」(刑法258条)にあたる可能性がある。佐川理財局長は、野党側の「交渉記録を廃棄したのであれば、当時の関係者から聞き取り調査を行うべきだ」という追及も頑なに拒否している。要するに知られたくない、知らせたくないというだけのことだ。これを世間では「隠ぺい」という。なぜ隠ぺいするのか。良いことなら隠すはずもない。悪いことをしたから隠すのだ。

これこそ国民を侮辱する行為だ。首相を侮辱すれば証人に喚問されるが、国民を侮辱しても何も責任を取らせないのか。自民党は、よくよく考えるべきだ。

なぜ、自民党は財務省の交渉記録廃棄に蓋をするのか。そして、自民党の中で「昭恵夫人には説明する責任がある」という声が石破茂氏以外から上がらないのはどうしたことか。誰もが総理怖さに声もあげられないというのだろうか。情けない。

 

「国有地不正払い下げ疑惑」と「超復古的な教育理念に賛同する総理大臣」・・・これが「安倍晋三記念小学校」疑獄で解明すべきポイントだ。

 くろねこの短語 2017/3/30

太陽が15日連続で活動していないってNASAが発表した。このところの寒さはそれが原因か。地球温暖化と言うけれど、本当は氷河期に入りつつあるという説もある。ひよっとしたらマジで氷河期が来るかもな。
 
そんなことより、今日もまた「安倍晋三小学校記念」疑獄なんだが、自民党は本名不詳の籠池君を偽証罪で告発しようと躍起になっているようだ。片や、建設費をめぐる3通の契約書なんてのもあって、こちらは大阪地検特捜部が告発状を受理した。

 
「安倍晋三記念小学校」疑獄は、事ほど左様に枝葉末節な部分にスポットが当てられて、どんどん本質からズレていっている。それをまたTVのワイドショー当が煽りたて、昨日なんか私人の総理夫人がいかにいいひとかなんて印象操作までしていたのには、呆れ返っちまった。もっとも、片方では本名不詳の籠池君が、ちょいとした反政府のヒーローみたいになっていたりして、「安倍晋三記念小学校」疑獄は、日に日に劇場化している。
 
しかし、「安倍晋三記念小学校」疑獄の本質は2点に集約されるんだよね。ひとつは、大阪府による小学校認可から派生した国有地払い下げに関する不正疑惑。もうひとつは「教育勅語」を信奉する小学校の教育理念に総理大臣やそのお仲間たちが賛同していることだ。海外では、国有地伝々じゃなかった云々よりも、超復古的なこうしたウルトラ右翼教育に注目している。日本でも「超国家主義的な教育に賛同する総理大臣」という視点に立って「安倍晋三記念小学校」疑獄を語るべきなんだね。

・ゴー宣道場
森友学園疑獄年表だよ 
 
おそらく、自民党は大阪の変なオッサンが起こしたトリックプレーということで幕引き図ろうとしているんだろう。TVのワイドショーあたりが「100万円の寄付」の真偽とか、「振込受領証」の筆跡がどうした、なんてことにかまけているのは、そうした動きを“忖度”しているからなんじゃないのかねえ。
 そんなんだから、東京新聞「こちら特報部」の「デスクメモ」に嫌味言われちゃうんだよね。
(これより引用)
 
私は政治部出身だが、政治記者がきれい事を言って外側から眺めているだけではロクな記事は書けない。片脚は権力の密室の中に突っ込む。でなければ内幕に迫れない。でも、完全に癒着しては駄目ですよ、テレビで政権のスポークスマンを気取る元政治部のコメンテーターの皆さん。
(引用終わり)

御用コメンテーターの中には、本名不詳の籠池君との関係をなかったことにしたい輩もけっこういるようだが、こんなの出てきちゃうと恥ずかしいだけですね。

 
自民党は国勢調査権を発動してでも本名不詳の籠池君の偽証罪を立証すべきだなんて喚いているけど、馬鹿言っちゃいけないよ。国政調査権発動どうするなら、財務省が隠しているであろう森友学園とのやり取りを記録した内部文書についてだろう。あまりの姑息さに、民進党の議員が「小せえな」って記者会見でつぶやいていたけど、それもむべなるかなってなもんです。
 
国有地の不正払い下げ疑惑と超復古的な教育理念に賛同する総理大臣やその周辺の政治家の危うさ。「安倍晋三記念小学校」疑獄で解明すべきはこの2点ということを強調して、今日はお後がよろしいようで。

森友問題で政府が隠していた手紙の中身が判明!籠池理事長から昭恵夫人への口利き依頼はゼロ回答どころか満額回答だった

2017.03.28.  政府が隠していた籠池手紙の中身が判明  リテラ

FAXによって安倍昭恵夫人の土地取引への関与が取り沙汰されているが、本日、さらに驚きの物証が出てきた。本日開かれた参院決算委員会で、共産党の大門実紀史議員が疑惑の手紙の内容に踏み込んだのだ。

 この手紙というのは、籠池泰典理事長の証人喚問の際、自民党の西田昌司議員が公開した籠池理事長から昭恵夫人付きの職員である谷査恵子氏へ送ったとされる封筒の中身にあたるもの。この手紙の返答が、件のFAXだと見られていた。証人喚問で西田議員はなぜか封筒のコピーしか取り上げず、肝心の中身に触れようとしなかったのだが、この手紙のコピーを共産党が独自に入手したのだという。

 そして、この手紙の中身は衝撃的なものだった。大門議員は手紙のなかで籠池理事長が谷氏へこのような依頼をしていたと明かす。

「定期借地契約が10年なのは短すぎる。50年契約にした上で、じつはいちばんの眼目は『早く買い取ることはできませんか』ということ」

 件のFAXでは、籠池理事長が土地の買い受け特約が10年であるところを50年契約にできないかともちかけていたと思われ、実際に財務省の国有財産審理室長は〈これ以上の長期定借は難しい状況〉と返答していた。だが、この手紙の本題は契約期間の延長ではなく、「国有地を早く買い取りたい」ということだったのだ。

 しかも、籠池理事長は手紙のなかで「賃料が高い」「賃料を半額程度にしてもらえないか」と要望。また、工事費の立て替え払いについても「平成27年度予算で返してくれると言ったのに、平成28年度に遅れるのは何事か」と記述しているという。

 この手紙の内容は極めて重要だ。なぜなら、これらの籠池理事長の要望は、その後、すべて叶えられているからだ。手紙は20151026日に送られたものだが、その後、201646日という平成28年度予算がはじまってたった6日というスピードで工事費の立て替え分13176万円が支払われ、さらには同年620日にごみの撤去費用81900万円を差し引いた13400万円という格安価格で国有地を売却。155月に近畿財務局と締結した貸付契約では月額賃料が2275000円だったが、この166月の契約では、頭金が2787万円、毎年1100万円と延納利息1%という10年間分割払いという内容で、月額にすると100万円以下となる。手紙当時の月額賃料2275000円から見事に「半額以下」となっているのだ。

 つまり、自民党はFAXの財務省からの回答を「形式的なもの」「ゼロ回答だ」と主張してきたが、根本の手紙を見れば、現実は籠池理事長の願い通りに事が進んだことになる。これは「満額回答」以外の何物でもない。

 しかし、この期に及んでも菅義偉官房長官は「内容からして、まさにゼロ回答だと思っている」などと強弁。安倍首相にいたっては「(手紙は)一部しか読んでいない」と逃げたのだ。

 だが、こんな詭弁が通用するはずがあるまい。そもそも自民党が封筒しか取り上げなかったのは、その中身である手紙を公開すると「満額回答」であることが発覚してしまうからこそ隠してきたことは明白。にもかかわらず、安倍首相は同じ決算委員会で昭恵夫人の100万円寄付問題を言及されると、「辻元(清美)議員との間にも同じことが起きている。きょうの新聞に『3つの疑惑』と出ていましたね」「(辻元は)証明しないといけない」などとネトウヨ脳がつくり上げた辻元議員の陰謀論を振りかざす始末だった。

 言わずもがな、籠池理事長が昭恵夫人に対して行った要望が、ものの全部叶えられているこの事実は、昭恵夫人が土地取引に深く関与していることを明確に示す証拠だ。引き続き、昭恵夫人の疑惑は徹底して追及されなければならないし、夫である安倍首相の卑劣な言い逃れを許すわけにはいかない。

官邸付き山口某がモーニングショーで総突っ込まれ、総勢4人に返り討ちに合う

(まるこ姫の独り言)2017-03-28

今日のモーニングショー、森友学園解説に誰が出てくるかと興味津々だったが、ゲッ、山口某だよ。。。昨日は田崎が出てこなかったので住田弁護士や玉川、のびのびとコメントしていて、とても見やすかった。

今日も期待して注視していたら山口某。

なんでモーニングショー、こんな官邸付きの様な政府の代弁者を出してくるのか、とても疑問だ。この山口某、常に安倍首相や安倍昭恵の動向を熟知しているのは、やはり官邸に深く入り込んでいると言うか、官邸から差し出された政府の代弁者として見えるんだけど。。。。

それでもこの山口某、最初は割合に大人しく解説していた。

無理やりな政府への屁理屈擁護には辟易としていたが、途中から、玉川さんの言う通りですとか、寺川さんのおっしゃる通りで、”私や妻が係っていたら議員辞職する"”と言ったのは、言うべきではなかったと、皆が考えているような発言をしていて、なんで素直に肯定するのかと思っていた。。。とんでもない。

羽鳥慎一モーニングショー 2017年3月28日 170328 Part 2


政府の言っている0解答の話になった途端、突然、態度が豹変した。

2枚目のファックスを見て0解答ではないと言った野党を視野に入れての反撃なのか、0解答ではないと言っている人たちはトンチンカンだと思うとか、それこそ激高して言いだした。

↑これがあって前半は大人しくしていたのか。。。ふう~ん

0解答についての見解をまくし立てているが、森友学園問題に関しては国民の多くは野党側に立って考えているのに、この山口某は完全に政府や官邸側に立ってものを言っていて、まくし立てれば立てるほど、一般国民の考えとは違うよなぁ。。。

政府の代弁者という立場がもろ出ている。

案の定というか、元官僚の寺脇氏、青木氏と菅野弁護士、玉川と4人から反論を食らっていた。4人が4人とも山口某の解説に異を唱えていて1対4の構図になってしまったような。。。

火曜日は論客揃いだから、山口への総突っ込みもあり得る。

パネル解説途中でとうとう時間が無くなってしまって、続きは後日やるそうだ。こんなの初めて見た。ちなみに、山口の又の名は、山口ノリマキだって(笑)スシローにノリマキ。

官房機密費からの豪華会食仲間だけに、あだ名も食事関係。田崎は何を言われてもニヤニヤ笑って受け流し老獪だが、山口は安倍首相と同じような激高型だと言うのは分かった。

それにしても、今日は朝から面白いものを見せて貰った(笑)

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