2015-09-29 ! simatyan2のブログ
小泉純一郎元総理が、「民で出来るところは民で」の言葉通り、日本破壊工作が着々と進んでいます。
10月4日に愛知県小牧市で市議選と同時に行われる、TSUTAYA
提携図書館の是非巡る住民投票。
http://www.j-cast.com/2015/09/12245068.html%0A
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これは大阪の「都構想」に匹敵するほど国民の重大問題だと思います。
いわゆる「官」の思惑による「民」の野望に待った、をかけられるかどうか、が問われるんですね。
市立図書館なのに経営を民間の「TSUTAYA」に任せるというのです。
すでに佐賀県の武雄市図書館が「ツタヤ図書館」に変わっていますが、問題なのは、郷土資料も廃棄され、貴重本でも容赦なく捨てられ、新聞縮刷版も廃棄されるという驚くべきことが起きているのです。
要するに借りる人が少ないという理由で郷土史の資料が全て破棄され
ているんですね。変わりにCDやDVDを置き、以前は素敵な児童コーナーがあったのに潰してスターバックスのカフェが入り込み、図書館スペースを占領しています。
確かに「ツタヤ商法」で集客には成功しているそうですが、しかし図書館の真の目的は集客だけではないはずです。防災資料的な意味でも大事なものなのです。文化継承の場でもあると同時に、古地図や災害文献なんかは不動産売買時には重要な資料にもなります。
例えば過去の災害の記録とか結構郷土史に詳細が記されているので、その資料がなくなるということは、昔は沼や川だった土地を埋め立てたとか調べる事が難しくなるわけで、今後の災害対策が結構面倒になります。
そもそも過去の手書きの郷土史等はお金で買えない貴重な資料で、先祖の古文書の資料も、市町村の図書館だからという安心感で寄贈しているのに、それを破棄するするとは何事か、ですね。
こうした市立図書館の経営を「ツタヤ」に最初に任せたのが、当時佐賀県の武雄市長だった樋渡啓祐なんですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B%E6%B8%A1%E5%95%93%E7%A5%90
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先日佐賀県知事選挙で自公の推薦を受け立候補しましたが落選したことは記憶に新しいですね。
それでもちゃっかりツタヤの子会社の社長に就任しています。
http://www.j-cast.com/2015/07/29241397.html
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樋渡啓祐は原発事故の起きたときには、東北のがれき処理利権を欲しがっていた人物の一人でもあります。そして「ツタヤ」のあるところスターバックス有り、なんですね。佐賀県武雄市も愛知県小牧市も、有名な渋谷のツタヤビルも1Fはスタバが入っています。
スタバは言わずと知れたアメリカのシオニスト企業です。シーシェパードの資金源企業とも言われていますね。仙台近郊に建設予定のTSUTAYA多賀城市図書館も同じシステムを取り入れるようです。
多賀城駅前再開発ビル着工 図書館など入居
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150123_13035.html
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三重県の松阪市も、市長がTSUTAYA図書館を提案し、市議会の反対
にあい、市長が「辞めます」という展開になっています。
http://blog.livedoor.jp/igrs1949/archives/1031644884.html
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よほどツタヤとスターバックスには利権という甘い汁がありそうですね。
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11945929781.html
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で書いたようにTポイント絡みで非常に危ない企業なんですね。
しかも、ツタヤのロゴマークを手掛けたのは、東京五輪騒動のときにも名前が出ていた、佐野研二郎の師匠、佐藤可士和ですから胡散臭さも最高値ですね。
ところで少し前からテレビで「断捨離」なる言葉を頻繁に聞くようになりました。「使ってない物は捨てる」の断捨離です。「やましたひでこ」という人が本に書いて広がった言葉ですが、積極的にテレビで流行らせたのは電通ですね。
確かに不必要なものは捨てたほうが良いのですが、何が必要か必要でないかを考える前に、「古いものは捨てなさい」という無意識に訴えかけるような響きが言葉にはあるようです。
今すぐ使わなくても、日本人の精神生活になくてはならないものや、古い資料、果ては憲法まで、日本人から奪い去る動きが進行してるような気がしますね。