改革に憑(つ)かれた経済学者「竹中平蔵」とは何者なのか?
週プレNEWS 7月29日(火)
―書き手のエネルギーを感じる読み応え満点の力作でした。「竹中平蔵」の何に、ここまで興味を引きつけられたのですか?
―それは「竹中平蔵」という人物そのものより、彼を表舞台へと引き上げていく「時代」というか、タイミングみたいなものへの興味ということですか?
―その「変化」というか、「竹中平蔵的なモノ」というのが、いわゆる「新自由主義」というものなのでしょうか? イマイチ、その意味がわからないという人も多いと思うんですが?
―ただ、竹中氏は常日頃、そうした「構造改革」や「規制緩和」が結果的に日本を元気にするのだと主張していますよね?
―そもそも竹中氏は経済学者なのか、政治家なのか、それとも企業の経営者なのか、本当の立ち位置がよくわからないですよね?
―今後、いわゆる「竹中平蔵的」な政策が推し進められていくことで、僕たちの生活にどんな影響があるのでしょうか?