再審法改正も自民のブロックで成立困難に!!
くろねこの短語 2025/6/8
選択的夫婦別姓と同じように、再審法改正もまた成立の見通しが立たなくなった。「自民党内の慎重論が根強く、意見がまとまらなかった」と言うけど、これって選択的夫婦別姓と同じで、「慎重論=反対論」ってことなのだ。
選択的夫婦別姓は戦前回帰の家族制度がその根底にあり、再審法改正では「法制審に改正議論を委ねるべき」という検察改革の時と同じ骨抜きにしようという魂胆があるんだね。
そもそも、喫緊の課題である再審法改正は議員立法で進めようとしていたものなのだ。超党派の議連ではその方向で意見集約もしていたはずなのに、このままだと「証拠の全面開示」や「即時抗告の禁止」など、検察にとっては都合の悪い法改正になっちゃうから、法制審で御用学者集めて長期にわたる議論をして、最終的には換骨奪胎した再審法改正とはなばかりの改悪案を押し付けようとしているのは間違いないところ。
つまるところ、選択的夫婦別姓にしろ再審法改正にし、「慎重論」を持ち出す時ってのは、「やる気」がないってことと同じってことだ。
・再審法の改正、今国会では困難に 議員の半数超が参加する議連は大筋了承したが…自民党内は慎重論が根強く
安保関連法案もそうだったし、サイバー法もそうだったし、学術会議法人化もそうだったし、年金改革もそうだったし、本当に慎重にならなくてはいけない法案は杜撰な議論で押し通すくせに、国民の大半が望んでいる誰にも迷惑のかからない法案はブロックする自民党ってのは、実に日本のためにならない政党ってことだ。それでも、コメ騒動の小泉劇場に乗せられちゃうんたから、自民党にすればなんてチョロい国民なんだと思ってることでしょうね。
【まだまだあるぞ気になるニュース】
・大川原化工機えん罪事件 2審判決 都と国 上告しない方向で検討
・【速報】石破総理「群馬と聞くと怖い人がたくさんいそう」と発言 その後「差別の意識は全くない」と釈明
・政治的な主張した学者は「クビ」なのか…「学術会議法案」の採決迫る 学者は社会への危険性を訴え続けて
・トランプ氏とマスク氏決裂、側近が仲介試みるも「エプスタイン文書」疑惑で暗礁に
【お知らせ】
これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。https://twitter.com/Kuronekono28802