「紅麹サプリ」でその危険性が露わになった「機能性表示食品」は、規制緩和を進めるアベノミクスの経済成長戦略の落とし子だった!!
くろねこの短語 2024/3/29
小林製薬の「紅麹サプリ」事件は、とうとう死者まで出て、その被害がどこまで広がるか予断を許さない状況になってきた。
・小林製薬「紅麹」問題 製品摂取後の死亡判明は4人に 影響拡大
この事件が発覚して「機能性表示食品」に注目が集まっているようだが、これってそもそもの始まりは安倍政権にあるんだね。それまであった「特定保健用食品」、いわゆる「特保」と呼ばれた健康食品は国による審査と許可が必要なため、もっと規制を緩めた健康食品のジャンルを作ろうという、いわばペテン師・シンゾーの経済成長戦略の一環として規制緩和された結果なのだ。
消費者庁に届け出れば、臨床試験データがなくても商品パッケージに機能性(効果)を表示できるんだから、企業にとってはこんなに都合のいいものはない。おそらく、そこには何かしらの利権も絡んでいるだろうことは容易に想像がつく。
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・小林製薬「紅麹」で問題視される「機能性表示食品制度」は安倍案件! 維新と一体の大阪万博パビリオン総合Pも旗振り役
この制度が始まってから、その危険性は囁かれていたんだけど、大きな声にはならなかったんだね。この制度の欠陥を知ってから、くろねこは「機能性表示食品」には一切手を出さないことを決めたんだが、あれだけTVCMを流されたらついつい手が出ちまうのもわからないではない。
この事件は、小林製薬だけでなく、規制緩和に乗り出した国にも責任がある。今後の補償問題などで、どこまで国の責任が追及されるのか、そこも大いに気になる悪天候の週末の朝である。
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