バイデンから「五輪開催支持」の言質も取れず、「対中防衛強化」を約束させられただけで、適当にあしらわれたカス総理の不要不急の朝貢外交!!

 くろねこの短語 2021/4/18

不要不急の訪米は、予想通りに何の成果もなく終わったようだ。それどころか、「東シナ海や南シナ海などの問題で中国の挑戦を受けて立つ」というバイデンの喧嘩買ってやろうじゃないの発言にまんまと乗せられて、「強制や脅迫で現状を変えようとするいかなる試みにも反対する」ってカス総理は提灯持ちする始末だ。

 
案の定、中国はざけんじゃねえって強く反発しているようで、へたして台湾有事なんてことになったら自衛隊派遣なんてこともあるかもしれない。ていうか、訪米の見返りに自衛隊派遣を約束させられたりしてないだろうねえ。


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でもって、おそらく今回の訪米の重要なテーマのひとつであったろうオリンピックについて、バイデンからは色よい返事が得られなかったようですね。苦し紛れに共同宣言にこんなコメントを加えてもらっただけなんだね。


「バイデン大統領は、安心・安全なオリンピック及びパラリンピック競技大会を今夏開催するために菅首相が行っている努力を支持する。両首脳はこれら大会のためにトレーニングに励み、両競技に参加して最良の形で五輪精神の伝統を体現せんとする日米双方の選手たちへの誇りを表明した」

 
ようするに、「開催への努力を支持する」って言ってるだけで、「開催を支持する」とは一言も言ってない。こういうのを、適当にあしらわれたと世間では言います。

 
でもって、会談後の共同記者会見で、海外メディアの記者の質問をガン無視するという非礼を働いてくれちゃいました。ロイターの記者とのやり取りがそれなんだが、ハフポストによればこんな具合です。

(これより引用)

ロイター通信の記者が、バイデン大統領にはイランが濃縮度を60%まで高めた高濃縮ウランを製造することへの反応を聞き、続けて「首相にお伺いしたい(and for the Prime Minister)」として、菅首相に「公衆衛生の観点から、日本は準備ができていないと指摘されるのにオリンピック開催を進めるのは無責任ではないか」と問いただした。


これに対し、まずバイデン大統領が「イランに関する質問に答えます」と応じた。バイデン大統領は回答を終えると、視線を菅首相の方に移したが、菅首相は答えず「じゃあ日本側から」と話して共同通信の記者を指名した。


指名された共同通信の記者はオリンピックについて「大統領から、アメリカの選手団の派遣について、具体的な約束や前向きな意向は示されたのか」などと質問。菅首相は「世界の団結の象徴として開催を実現する決意を述べて、バイデン大統領からは改めてご支持をいただいた」と答えた。

(引用終わり)

 
官僚の作文がないと何も話せないカス総理の面目躍如ってところだ。しかしまあ、こういう朴念仁が総理大臣ってことを世界にさらすことになっちまった今回の不要不急の朝貢外交は、国民にすればまさに痛恨の極みってことですね。


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