バイデン「開催への努力を支持する」これを日本政府が脚色するのがミエミエ

まる子姫の独り言 2021/4/17

バイデンも、奥歯にものが挟まったようなことを言って貰っては困る。この国のメディアは、「努力を支持する」でも、いかにも決定のように報道するし、官邸はこの発言を大宣伝するだろう。


菅首相「科学的・客観的観点から安全な五輪実現」…バイデン氏「開催への努力を支持する」  
         4/17(土) 11:36配信 読売新聞オンライン

>会談後に発表された共同声明では、バイデン氏が「今夏、安全・安心な五輪・パラリンピックを開催するための菅首相の努力を支持する」と明記された。「大会に向けて練習に励み、五輪精神を受け継ぐ形で競技に参加する日米両国の選手たちを(両首脳が)誇りに思う」とも盛り込まれた。


バイデンはせっかく日本から総理が来たのだからリップサービスをするかと思っての発言だろうが、日本政府なんて、自分達に都合の良いように脚色するのが目に見えているんだから。


バイデンは「努力を支持する」と言っているだけだが、日本のメディアは五輪のスポンサーだから、鬼の首でも取ったようにバイデンが支持した・支持した。と記事に書くのだろう。

現にその後の記者質問では、菅総理に対し「大統領は米国選手団を派遣することを確約したか?」という質問があったが、菅は答えず。

バイデン大統領から「五輪開催の努力に対する支持があった」という文言を読み上げるだけに終わったそうだし。
やっぱり都合の文面だけを切り取って、米国は五輪を支持したと発表するのだろう。いつものことだ。


しかし、五輪招致時代の「震災からの復興五輪」は全然言わなくなったし、次に掲げた安倍、そしてそっくり真似した菅のスローガンの「人類がコロナに打ち勝った証の五輪」も言わなくなった。そりゃあ言えないよな。。。。。


いま、東京も大阪も目を覆うばかりの急拡大。
しかも東京は、検査数を異常に絞ってきたのにこれほど多くの感染者数。小池都知事は、エッセンシャルワーカー以外は東京に来るなとヒステリックに叫んでいたのに、東京五輪だけは別格扱いはなんなのか。


大阪の吉村知事の、「不要不急の手術は遠慮してくれ」と同じことを東京都も言い出した。

エッセンシャルワーカー以外の仕事、不要不急の手術ってなんなのか。みんな真剣に働いているし、手術だって受けなければいけない手術であって、不要不急の手術などあるものか。


ワクチンもいつの事やらわからない、国民も7割以上が中止あるいは延期を求めているのに、一切、国民の声を聞く気なし。
菅や自民党議員や、JOCや組織委員会ははワクチン接種である程度安心だろうが、ほとんどの人が丸腰状態で五輪を迎える恐怖はいかばかりか。

アベ・スガは、国民に災厄しか運んでこない。いい加減うんざりだ。