秋篠宮が「大嘗祭」に一石!! 宮内庁は「聞く耳持たず」!!&ゴーン逮捕に浮かれて人質司法を野放しにするメディアの無知と無恥!!

 くろねこの短語 2018/11/30

天皇代替わりの最大の行事である「大嘗祭」について秋篠宮が「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と持論を述べたそうで、これはまったく正しい見解だ。政治的発言がどうしたこうしたという異論・反論がこれからかまびすしくなるんでしょうね。
 
でもって、こうした意見について、宮内庁長官は「聞く耳を持たなかった」そうだ。こちらの“お言葉”の方が、大嘗祭云々よりも数段インパクトがある。皇室というのは、いつの時代も権力のオモチャってことなんだね。ようするに、「お飾り」でいてくれればいいだけで、意見なんか口にするのはもってのほか。でないと、権力者が好き勝手に国を壟断することできませんから。

 
ところで、26日のエントリーで、ゴーン逮捕で日本の人質司法が世界にさらされるって書いたんだが、どうやらあっちゃこっちゃでそんな動きが出てきているみたいですね。ウォールストリート・シャーナルは「宗教裁判」と批判してるってさ。
 
宗教裁判かどうかはともかく、逮捕、再逮捕を続けていけば何年だって拘留することは可能という人質司法は「詐欺や私的金融取引を行った前歴のない世界企業のトップにではなく、暴力団の構成員にこそふさわしいものだ」とかなり核心をついている。もっとも、暴力団の構成員にだって、こんな人権無視しちゃいけないんだけど・・・。

 
で、こうした海外からの批判に対して、東京地検次席検事は「国ごとにそれぞれの制度があり、自分の国と違うからと言って簡単に批判するのはいかがなものか」って居直りましたとさ。これまでも国連人権委員会からさんざん勧告を受けている人質司法に反省のカケラもないんだね。

 
かつて検事だった落合弁護士が「日本の人質司法の怖さが徐々に世界に知れ渡る」ってツイートしてるけど、これをきっかけに少しでも司法改革が進むなら、外圧もまた楽しってことか。

イメージ 1