憲法尊重義務は改憲について検討し主張することを禁止する趣旨ではない(安倍晋三)解釈改憲してやがる&公明党の国交大臣が辺野古埋め立て再開にGO&指揮する立場にない(勝俣東電元会長)原発無責任野郎!!

 くろねこの短語  2018/10/31

国会が始まったとたんに、ペテン政権のでたらめぶりが目に余るんだが、昨日も初老の小学生・ペテン総理がやってくれた。総理大臣が「改憲」を喚くのは憲法違反、という指摘に対してこんなこと口走ってます。

「首相である私が憲法に関する事柄を含め、政治上の見解等について国会にたいし議論を呼び掛けることは禁じられておらず、三権分立の趣旨に反しない」

「憲法尊重義務は、憲法の定める改正手続きによる改憲について検討し、主張することを禁止する趣旨ではない」

「(陸上自衛隊観閲式での訓示は)自衛隊員に対し、最高指揮官が改憲の号令を掛けたとの指摘は全く当たらない」
 
開き直ってやがんの。それどころか、勝手に憲法解釈してるんだね。こうなったら集団的自衛権の時のように憲法学者を国会に呼んで、きっちりと憲法解釈の議論してもらおうじゃないの。でなかったら、総理大臣の恣意的な解釈で憲法がいとも簡単に捻じ曲げられることになりますよ。

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東京新聞より
 
法を捻じ曲げるとくれば、辺野古埋め立てだ。予想通りに、行政不服審査法を逆手に取って国交省が埋め立て再開を承認しちまいました。国交相(こやつは公明党)も防衛相も、「普天間飛行場の一日も早い全面返還のため、工事をできるだけ速やかに再開したい」とさ。
 
この言い方はまったくおかしくって、そもそも普天間返還と辺野古新基地建設とはリンクしていない。オバマはペテン総理との会談で「沖縄の住民の負担も考慮して、沖縄からグアムへ海兵隊を移転させる」とハッキリ言ってるんだね。国防長官のマティスだって防衛大臣だったロスゴリ・稲田君との会談で「この計画には、(中略)海兵隊員らをグアムに移転すること、並びに沖縄での展開規模を縮小することが含まれる」と言ってるわけで、普天間の代わりに新しい基地を建設しろなんて一言も触れていない。
 
選挙という民意を無視してこういうゴリ押しをしていくと、「国の政策と異なることを地方自治体が行った場合に行政不服審査法を使うというのであれば、地方自治というのは絶対にありえないと思います」(謝花沖縄県副知事)ってことになりますよ。

 
最後に、東電三悪人の首領、元会長の勝俣恒久が被告人質問に登場。「社長の求めで助言することはあったが、業務執行はすべて社長に譲っていた。各部に直接関わることはなく、指揮する立場にない」だとさ。
 
「指揮する立場になかった」と言うなら、役員報酬全額返却したらどうだ。「責任者」としての義務を負っているからこその高額報酬なんだからね。それはともかく、こんな無責任野郎が社長だ会長だってふんぞり返って原発を弄んでいたかと思うと、朝っぱらから一瞬の殺意が脳裏をよぎるのであった。