日本学術会議任命拒否の学者が会見・・・「任命拒否は違憲違法。撤回すべき」と一喝!!&年末年始休暇延長で非正規を見殺しにする気か!!

 くろねこの短語 2020/10/24

櫻井よし子が中心となって「日本学術会議廃止」の意見広告が読売、日経、産経に掲載されているんだが、どこから資金が出てるんだろうね。さぞかしお高い広告料だと思うのだが・・・。

でもって、カス政権が「日本学術会議の事務局体制を見直し、配置する官僚を大幅に削減する検討に入った」ってさ。なんでも、雨男・河野君が「民間委託によって業務効率化を進め」「学術会議への年間予算10億円のうち4億円超に上る人件費の縮減を図る」んだとさ。


政府、学術会議の事務局見直しへ 人件費4億円縮減、野党は批判

行革を口実にした締め付けなのは明白で、人員削減ってんなら特高顔の自称苦労人・カス総理のカミさんのお付きの職員3名ってのをどうにかしやがれ。ペテン師・シンゾーの私人の嫁も確か3名のお付きの職員がいたんだが、「前例打破」にも繋がって一石二鳥じゃないのか。小さなことからコツコツと、ってのが行革の真髄なんだからさ。


菅首相の妻・真理子氏に職員3人 安倍政権では問題視も

 
昨日は、日本学術会議会長と所管大臣である迂回献金・井上君が会談したようだけど、なんとも会長の対応の温いこと。会談するなら任命拒否した責任者であるカス総理を引きづり出さなきゃいかんだろう。そのためにも、「任命問題をめぐって苦慮している。今後の率直な対話のためにも、問題の解決が大変重要だ」なんて愚にもつかないお愛想言ってないで、「責任者を出せ、責任者を」って迂回献金・井上君に迫るのが会長としての使命というものだ。


井上科学技術相と日本学術会議 梶田会長が面会

そんな中、任命拒否された学者による会見が開かれ「任命拒否は違憲違法。撤回すべき」と高らかに宣言した。その会見で、刑事法の松宮孝明立命館大教授が、カス総理が憲法15条「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」を任命拒否の根拠としたことについてこんな反論しています。


「総理は国民を代表し自由に公務員を選定罷免できると宣言した。ナチスのヒトラーでさえ全権掌握のために新憲法を作ろうとしたが、総理は現行の憲法でやろうとしている。独裁者になろうとしているのか」

 
おっしゃる通りなんだね。日本学術会議問題は、任命拒否の理由、その1点を議論すべきもので、現会長のように相手の土俵でショッキリしている場合じゃないってことだ。


「任命拒否は法律違反」学術会議 任命拒否の大学教授らが見解

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学術会議問題 任命拒否の早大・岡田教授ら4人が会見(2020年10月23日)

 
ところで、年末年始休暇を延長・分散して、初詣などで予想される密を避けようって話が出てきたってね。「1月11日の成人の日まで休みを採るのも一案」てなことを新型コロナ感染症対策分科会が提言しているんだが、そりゃあ正社員はいいでしょうよ。でも、日給の非正規はどうなるんだ。休めば給料貰えないんだから、それこそ年越しテント村の再現ってことになりますよ。


年末年始 1月11日まで休暇延長を要請へ 新型コロナ政府分科会


年末年始休暇の延長・分散なんてことが語られるほどコロナの先行きってのは誰にも見えていないないわけで、こんなんでオリンピックなんかやれるのかねえ。あっ、そうか・・・このところオリンピック中止とか2032年に先延ばしとかいろいろ噂が飛んでるけど、既にオリンピック中止が織り込み済みの政策ってわけか。妄想だけど。


IOCが中止を通知か 東京五輪「断念&2032年再招致」の仰天