【日本学術会議問題】「任命拒否」の説明責任も果たさず、御用コメンテーターにデマまで拡散させて、論点すり替えに必死のカス政権!!

 くろねこの短語 2020/10/8

ネトウヨチックなアナウンサーがMCになってどうなることやらと思ってたら、やっぱりテレビ朝『スーパーJチャンネル』は残念な疑似ニュース番組になってしまったようだ。昨日も日本学術会議問題について、「任命拒否」と「学術会議のあり方」の2点がポイントなんて解説を記者が口にして、思わず「違うだろ!」と豊田真由子風に毒づいてしまった。

 
これって、特高顔の自称苦労人・カス総理が論点ずらしで持ち出してきた屁理屈に乗っかっちゃってるんだね。そもその発端は「任命拒否」の説明責任を果たさないことにあるわけで、それと日本学術会議のあり方とは全く別問題なのだ。一昨日の夜には、テレビ朝日「放送番組審査会」委員長である幻冬舎の見城とカス総理は会食してたけど、ああ、そういうことね、ってなもんです。


「教養のレベルが露見」 任命問題、学者知事が強く反発

 
昨夜のBS-TBS『報道1930』でも、軍事オタクの中谷君が日本学術会議の「軍事的安全保障研究に関する声明」を取り上げて、これ以降防衛省の「安全保障技術研究推進制度」に応募する大学が激減したなんてことを声高に吠えまくって、「任命拒否」の正当性を主張していた。ところが、立憲民主の黒岩君に声明以前から応募が激減し、声明との因果関係はカケラもないって論破されちゃって、うすら笑いでごまかすという醜態を見せてくれた。


無知に浅知恵、はてはデマまで。日本学術会議会員任命拒否問題が露呈させた与党自民党政治家の低劣ぶり

 
国会の閉会中審査もひどいもので、官房長官も担当大臣も欠席したまま、副大臣が答弁したのはいいけど、おそらく自分でも後ろめたさがあったんだろうね。「法解釈変更ではない」って答弁する声の小さいこと。


国会中継 衆議院閉会中審査 内閣委員会(2020/10/07)

 
カス総理も含めて、おそらくこの問題では「ヘタ打ったな」って内心では思っているはずだ。だからこそ、なりふり構わずに論点すり替えで一気に乗り切ろうとしているのだろう。御用コメンテーターによるデマの拡散なんかも、論点すり替えの一環で仕掛けているに違いない。ま、いつもの妄想だけど。


「学術会議OBは学士院で死ぬまで年金250万円」 フジ解説委員発言は誤り

 
「任命拒否」の説明責任を果たさず、「法解釈変更も認めない」という姿勢は、東京新聞社説が書くように「こうした政府の行為は、唯一の立法府である国会が有する立法権の侵害であり、主権者たる国民の代表で構成する国権の最高機関に対する冒瀆に他ならない」ってことが日本学術会議問題の肝であることをけっして忘れてはいけない。


・東京新聞社説
学術会議問題 説明拒む政府の不誠実