「黒い雨」訴訟、国と広島県・市が控訴・・・血も涙もない蛇蝎のごときペテン政権!!

 くろねこの短語 2020/8/13

あり得ないことではないと思ってたら、やっぱりやりやがりました。「黒い雨」訴訟で国が控訴だとさ。初老の小学生・ペテン総理は広島、長崎の原爆式典にシレっと参加して、コピペの挨拶したかと思ってたら、その舌の根も乾かないうちにこの仕打ちだ。

 
厚労大臣としてまったく仕事をしていないマルチ商法の広告塔・加藤君がこの時とばかりに出張って、「十分な科学的知見に基づいたとは言えない判決」だから控訴したってコメントしてるが、そんなこと言うならそもそも国が「黒い雨」が降った範囲を定めたのだって「「十分な科学的知見に基づいたとは言えない」んだよね。川を隔てて、あっちとこっちで「黒い雨」の降り方が違うなんてことがどれほど非科学的なことか。

 
広島県と広島市も、国に控訴断念を要請していたのに、どこでどう腰砕けになっちまったのかねえ。形の上では「援護区域拡大」というバーターがあったからってことになってるけど、国からかなりの圧力がかかったことは想像に難くない。それにしても、「援護拡大を視野に入れ、検証を進めたい」(加藤厚労相)ってんなら、控訴する意味なんかないんじゃないのか。

 
党内からも控訴に批判的な意見が多くあったってのに、広島が地元の政調会長、昼間の幽霊・岸田君は何やってんのかねえ。こういう時こそ、存在感を示す絶好のチャンスなのに、やっぱりペテン総理からの総理禅譲を期待して腰が引けちゃってるんだね。7月3日にペテン総理と会食してるけど、その時に今回の控訴も話題に上がってたんじゃないのか・・・妄想だけど。

 
ひょっとして、国は裁判が長引く中で、高齢の原告に残された時間はそう多くないことを計算してるんじゃないのか。ひょっとこ麻生の「いつまで長生きするつもりだ」という声が聞こえる今日この頃なのだ。


「黒い雨」訴訟 広島市と県が控訴 原告「逃げの姿勢で許せず」