「任命責任を痛感する」言って終わりはいつまで通用するのだろう

まる子姫の独り言 2020/7/9

一体いつまで「任命責任を痛感する」と言い続けるのだろう。言って終わりで今まで来たが、いったいいつまでそれが通用すると思っているのか。「任命責任を痛感する」は良いから、痛感した後の行動を発表しろと言いたい。


安倍首相「国民におわび、緊張感を持って政権運営に当たる」                            7/8(水) 20:06配信 TBS系(JNN)


>前法務大臣の河井克行衆院議員と妻の案里参院議員が公職選挙法違反の罪で起訴された事について、安倍首相が記者の質問に答えました。


安倍首相、法相任命の責任痛感 1.5億円「党が説明」 河井夫妻起訴                      7/8(水) 19:54配信 時事通信


>安倍晋三首相は8日、河井克行前法相夫妻(いずれも自民離党)が公選法違反(買収)で起訴されたことを受け、首相官邸で記者団に「わが党所属だった現職の国会議員が起訴されたことは誠に残念だ」と述べた。我が党所属議員だった?はあ?

なんだか、大昔の出来事のように言っているが、つい最近まで河井夫婦は自民党議員だった。世間の厳しい批判や、検察が起訴するのではないかと言う事を肌で察知したのか、ようやく離党したのであって、この2点がなかったら今でものうのうと自民党議員でいた筈だ。


安倍首相も党側も、この夫婦にきちんと説明をするように言ってきたのか。最も、安倍首相の方も「真摯に丁寧に説明をする」と言い続けて来たが、一度も国民に説明をしたことのないトップだから、河井夫婦にだけ強行的に説明をすべし。とは言えないだろう。


この夫婦も安倍の手法を踏襲しているのか、口では説明をすると言いながら、事件が公になった後は国会の欠席を続けたあげく、国会に出てきても一度も説明をしたことがない。みんな、同じ穴の狢で、忘れやすい国民は放っておけばいずれ忘れてくれると思っていたのだろう。


この政権の場合、スキャンダルが出るたび、その都度「徹底的に解明をする」と言うが、すぐに次のスキャンダルが出てきて前のスキャンダルはなかったことになってしまう。そのうちに選挙が来て組織票のある自民党が勝利するものだから、「信任を得た」と言って開き直ってそれで終わり。

これの繰り返しだったような気がする。安倍政権の8年間は悪の連鎖が続いてきた。しかも自民党は未だに金権選挙が横行している事も発覚した。野党に不正を働けとは言わないが、これでは資金力のない野党が自民党に伍して戦える訳がない。


安倍首相は、「任命責任は私にある」「責任を痛感している」「真摯に丁寧に説明する」を言ったら国民が納得すると思っているのか、未だに同じ文言を繰り返して、カメラ目線で一応は頭を下げる。本当にそれが今でも通用すると思っているのだろうか。

幾らなんでも、責任を取らなさすぎだろうに。今までの空疎な発言や振る舞いが、ボデーブローのように効いてきていると感じる今日この頃だ。そろそろ仕舞い(終い)時だと思うが。