唖然!西村の「専門家会議の廃止」はまだ決定していず、独断で発表した模様、黒幕は官邸か?

まる子姫の独り言 2020/6/27

まあ、吃驚した。こんなことがあり得るのか。西村大臣が「専門家会議の廃止」を発表したが、実はまだ決定していないことが分かった

共産党 田村智子がツィッターで

>専門家会議の廃止はいつどこで議論して決めたのか、と質問したら「まだ対策本部の会議がないので決定していない」と内閣府。

自民も「聞いていない」公明は「持ち帰らせてもらう」一体、西村大臣の会見は何だったのか。誰か廃止を決めたのか。この西村大臣の堂々の「専門家会議廃止」をいつ決めたのかと思っていたが、どうも専門家のメンバーも知らず、与党間の合意もなしの記者発表したと言う事のようだ。


専門家会議の尾身氏が、会見中に記者に専門家会議が廃止と聞いて「大臣がそう言ってるんですか?」と驚いて聞いていたように専門家会議には何も通知がなく西村が政府の意向を受けたのか勝手に会見をしたとしか見えない。

尾身氏の驚き具合が半端じゃなかったのは、そういう事か。
結局「専門家会議」の発言も政府に都合の良いところを切り取って使われ、議事録の存在をしつこく追及されたくない政府によって最後は使い捨てにされる運命だったか。しかし、西村大臣が「廃止」とこれだけ自信をもって言えると言う事は、もう勝手に官邸が決めてしまったのだろう。

しかし官邸の一存で、こんな重要なことを勝手に決めることができるのか。切羽詰まれば「口頭決裁で決めた」と言い出すのかも知れない。
この政権には常識や今までの内閣の在り方などが一切通用しないから恐ろしい。
どんなに常識から乖離していたとしても、言ったもん勝ちで終わらせてしまうから始末に負えない。
対策本部の会議がないので決定していないと言う内閣府

自民党も聞いていない。公明党は持ち帰らせてもらう。凄い話に発展している。それでも決定したかのように廃止を発表する西村大臣。
西村大臣が自分の一存で勝手に発表する訳もなく、そこには官邸の意向があるのだろうと察しが付く。

しかし、こんなことが平然とまかり通るこの国は本当に民主主義国家なのか。今までも唖然とすることばかりを目の当たりにしてきたが、今度の発表も民主主義を全否定するような、恐ろしい程の強引な手法だ。安倍政権に取って国会は無きに等しい立法府で、のらりくらりとかわしていれば忘れやすい国民はすぐに忘れてくれるし、野党の意見は聞く耳持たず、検察も権力に媚びて自民党議員にだけ優遇するし、これだけ政権運営が思い通りに行けば楽なものだ。


それにしても、田村智子には記者もいろんな質問をしていたし、田村智子もきちんと答えていたが、どうして安倍首相になると記者の質問が通り一遍の物になるのか、低劣になるのか。田村智子と安倍総理、どちらが総理かわからない(笑)