今日の野党の質疑は見ごたえ充分、各議員が1点・2点に絞って安倍政権追及

まるこ姫の独り言 2020/1/28

今日の質疑は、各議員が安倍政権への質疑に対して1点・2点に絞っていて深く追及をしていくスタイルで、凄い充実していた。これは考えての連携なんだろうか。小川も川内も鋭い追及で、安倍首相、菅官房長官、官僚の、壊れたテープレコーダーのような答弁を引き出している。見ごたえがあった。


3人目の前原の質疑はどうなのかと思っていたが、対安倍への追及が素晴らしかった。日本の内輪の自慢話ではなく、世界の中で日本の経済はどうなったか徹底追及。安倍は、雇用が増えたと今の実績に言及してきたが、前原は世界と日本を考えた場合、ものすごく後れを取っていると。

安倍首相の施政方針演説の中の「あきらめの壁」に対しても疑問を呈していた。個人的には雇用が増えても賃金が上がらず、全体で貧乏になっていくのは構造上の欠陥があるからではないかと思っている。


安倍は「あきらめの壁」を完全に打ち破ることができたと言っているが、前原はデータを示して日本の若者の意識はこの国を諦めきっていると。前原の質疑について答弁者側の質問通告がないから答えられないという頻度が高い。

世界と日本を比べたら、どんどん日本は経済の面では顕著に後退している事をデータを出して示す前原。それに対して安倍は子供の数が違う、少ないからと言い、悲観的なのは日本の若者の傾向で随分前から言われていたと言っていたが、日本の子供が未来に悲観的になるのも、安心して生きられる環境を作ってこなかったからであり、日本だけ突出して子供の数を少なくして来たのは日本の政治の問題だと思うが。。


随分前から、少子高齢化は日本の政治の最重要課題だと言われてきたし、現に加速がつく形で少子高齢化が進んできた。日本独自の保守政治がそれに対応してこなかったのも一因かと思う。


今になって教育無償化を実績として声高に叫ぶ安倍政権だが、当時、民主党が政権を取って「コンクリートから人へ」のスローガンを掲げ、高校授業無償化や子供手当に対して、自民党は全力で反対して来た。
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「理念なき選挙目当てのバラマキ」との大合唱だったが、今になって教育無償化は自分の手柄のように宣伝する安倍政権。変われば変わるものだ。
今では安倍首相とそのお友達、そして海外だけがバラマキの恩恵を受けている。

今日の各議員の質問能力は本当に高いと感心した。さあ、次は午後に期待したい。