韓国へのビール輸出激減の元凶と言われるのが竹田恒泰である。「竹田恒泰チャンネル」とやらで「韓国人は日本のビールがないと発狂する。生きていけない。韓国ビールはまずい」等と発言している。
 
バカを斬る刀 2019-11-29

 

疑惑満載の桜を見る会については、やっとマスゴミも取り上げるようになったので、今日は別の件を取り上げます。

 

韓国へのビール輸出がゼロになったらしい。

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191129-00000502-fsi-bus_all

財務省が28日発表した10月の品目別の貿易統計によると、韓国向けのビール輸出は金額、数量ともにゼロだった。前年同月は8億34万円、824万1754リットルだった。日本政府が今年7月に始めた輸出管理厳格化に対する韓国内の反発で日本製品の不買運動が起きたことが背景とみられる。韓国は日本のビールの主要な輸出先となっており、ビール各社の経営にも影響しそうだ。

 

韓国へのビール輸出額は月に8億円余りあったそうだから、年間なら100億円、10万キロリットルほどか。日本でのビール生産量は年間510万キロリットル。全体の2%ほどだが、売上高や生産量の2%というのはバカにできない数字である。これがゼロになるのは、やはり痛手であろう。

 https://www.kirin.co.jp/company/news/2019/0808_06.html

 

ところで、韓国へのビール輸出激減の元凶と言われるのが竹田恒泰である。「竹田恒泰チャンネル」とやらで(映像はあまりに醜悪なので貼りません)、「韓国人は日本のビールがないと発狂する。生きていけない。韓国ビールはまずい。」等と発言している。

 
この映像が韓国でハングルの翻訳つきで流れてしまった。これでは韓国で日本ビールが売れるわけがない。

 

そこで日本のビール会社に、韓国でのビール販売を回復させる方法をお教えしよう。


韓国で広告を出す。

 
「当社は竹田恒泰の差別発言を容認しません。撤回と謝罪を求めます。日本で竹田が出演するテレビ番組に広告は出しません。竹田の書いた文章を掲載する雑誌にも広告は出しません。竹田に限らずレイシストを出演させるテレビ局、出版社への広告は今後見直していきます」。そしてその通りに実行すればいい。

 

「レイシストは干される」。差別発言をすれば、芸能人でもスポーツ選手でも謝罪に追い込まれ、それでも番組から降ろされ、契約は解除され、誰からも相手にされなくなる。欧米では常識である。その世界の常識から外れているのが日本。

 
利潤追求とともに、企業の社会的責任を果たすいい機会だ。ビール会社が率先してやってみるがいい。