「桜を見る会は意義ある」と閣議決定、意義がある?ごり押ししかしない政権

 

まるこ姫の独り言 2019/10/16

 

本当にこの内閣の閣議決定って、どんなにくだらないんだろう。以前は、安倍首相の妻を私人と閣議決定したが、まるで政権ゴッコをやっている幼稚園児みたいだった。

今度は、首相主催の桜を見る会は、極めて個人的な会ではないかと野党に批判されて「桜を見る会は意義がある」と閣議決定。なに、この軽薄でアホらしい決定は。

「桜を見る会は意義ある」 政府、予算増額で答弁書          10/15() 13:06配信 朝日新聞デジタル

 

> 政府は15日、首相主催で毎春開かれる「桜を見る会」をめぐり「内閣の公的行事であり、意義あるものと考えている」とする答弁書を閣議決定した。

>桜を見る会には「極めて少数の一部の方が招待される」とした上で、国の予算を使う必要性について指摘。過去5年間約1766万円だった予算額が、2020年度当初予算の「概算要求で3倍の約5700万円」となっている理由を尋ねた。政府はテロ対策の強化や混雑緩和などの改善点を反映させたことで、「実態に合わせた経費を計上した」と答弁書で回答した。

 

自分達に都合のよい事ばっかり、閣議決定をするよね。しかし、桜を見る会は意義があるってどういう事?そりゃあ、税金をふんだんに使って飲み食いする方には意義があるだろうが、税金を勝手に安倍首相とそのお友達だけの為に使われて、買収まがいの事をされるのを見ている方は全然、意義があるとは思えないが。異議はあっても意義はない(笑)

 

これだけ財政が厳しいと増税も厭わない政権が、たった1日の桜を見る会に1万8000人も招待する必要がどこにあるのか。逆進性の高い消費税増税は、弱者に最も厳しい税制なのに、一方ではそれほど困っているわけでもない人達が税金を使って飲めや歌えの大宴会。それのどこが意義があるんだよ。浮かれ過ぎだし。。。。

日頃苦労されている方や、弱者を呼んで、慰労の意味の宴会なら話も分かるが、何も税金にたからなくてもいい人たちが堂々と税を食い物にする。
何の基準で選んだのかも分からない。やっぱりおかしい。

 

しかし、特定の人だけを呼んでの会なんだから自腹でやればいい、誰も文句は言わない。金に困っているわけでもない人達が税金に群がるから余計に腹が立つのだ。しかも、小泉進次郎の「セクシー発言」に対しても閣議決定をしている。

「セクシー」の意味、閣議決定 小泉氏発言で政府答弁書                 10/15() 18:19配信 朝日新聞デジタル

 

>政府は15日、気候変動問題をめぐる小泉進次郎環境相の「セクシー」発言について、「正確な訳出は困難だが、ロングマン英和辞典(初版)によれば『(考え方が)魅力的な』といった意味がある」とする答弁書を閣議決定した。

 

以前、安倍首相が「そもそも」について間違った解釈をしていてそれを質すと、「そもそも」には「基本的に」という意味もある、とする答弁書を閣議決定したが、それを思い出す。この内閣は辞書に載っていない事でも、載っていたことにするためにはどんなごり押しでもする。どんなデタラメでもごり押しすれば、それが既成事実となる見本のような閣議決定だ。。

進次郎のセクシー発言にしても、何が何でも進次郎の発言は正しいとしたいのだろうが、無理にもほどがある。こんな無茶苦茶な閣議決定をしても、メディアはどこも騒がない。

報道の使命はどこに行ったのやら。会食・会食で魂を抜かれてしまったか