真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2018年05月

安倍首相の答弁がこれほどお粗末とは思いもよらなかった

2018-05-30 天木直人のブログ

党首討論を聞きながらリアルタイムでこれを書いている。枝野立憲民主党代表が質問しているところだ。国民が知りたい事を実に的確に聞いている。

ところがこれに対する安倍首相の答弁があまりにもお粗末だ。同じ逃げるにしても逃げ方がある。もはやウソをつくことすら下手になってしまったごとくだ。

ここまで質の悪い答弁をするとは思わなかった。これでは志位和夫共産党委員長の質問にはとても対応できないだろう。

わずか6分ほどの日本共産党の質問では、どんなに鋭い質問をしても時間切れに終わる。安倍首相はごまかして逃げられる。

しかし党首討論を逃げ切っても、もはや安倍首相は疑惑から逃げられ
ない。それでも安倍首相の居直りを許すようでは、日本は間違いなく終わ
る。

日本の為にも誰かが安倍首相に本気で引導を渡さなければいけない。明日のメディアはきょうの党首討論の事をどう書くつもりだろうか。

 見ものである(了)

制限時間45分、立憲民主の持ち時間19分、安倍晋三は「時間稼ぎ」の質問はぐらかし、国民民主はモリカケ聞かずに首相と握手・・・これで党首討論とはおこがましい!!

 くろねこの短語 2018/5/31

どうやら、今日にもシュレッダー佐川君の不起訴が正式決定するとか。想定内ではあるけど、こんなんでいいのかねえ。虚偽答弁はするわ、公文書偽造はするわ、これでお咎めなしってことは、大阪地検は司法としての責任を放棄しちゃったってことだ。
 
もっとも、嘘だらけの総理大臣がいる国ですからね。官僚ごときの嘘は蚊に刺されたほどの痛痒も感じないってことか。TBSラジオ『おはよう一直線』で政治評論家の有馬晴海君がそうしたペテン総理の嘘を容認している現状について「国家の体を成していない」ってな意味のことをメントしていたけど、このままいくとホントにめちゃくちゃなことになりますよ。

 
ひょっとしたらもうこの国は壊れちゃってるかも、って思いは、昨日の党首討論でも如実に表れてましたね。そもそも、45分という制限時間がなんともふざけた話で、野党第一党の立憲民主の持ち時間が19分ってんだから、これで党首討論とはおこがましい。
 
しかも、ペテン総理は「長い前置き」を延々と垂れ流し、あげくには「質問をおうむ返し」して「論点をはぐらかす」という「ご飯論法」のアクセルを思いっきり踏み込んで、「無学者、論に負けず」を一直線なんだからまったく議論が噛み合わない。
 
日本テレビのニュースではエダノンの質問が「たった3問」なんてdisってたが、いやいやそれを言うならペテン総理の「時間稼ぎ」のダラダラ答弁をこそヤリ玉にあげるべきだろう。



「党首討論」国家基本政策委員会合同審査会(2018.5.30)
 
でもって、腰抜け玉木君がモリカケ問題に一言も触れなかったんで、ペテン総理が討論終了後にすかさず駆け寄って握手したってね。腰抜け君もまんざらではなかったようで、国民民主の正体みたりで、なんとも胸糞の悪い党首討論なのであった。
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プーチン大統領は軽蔑と不信の目で総理を見ているようでした。

2018-05-27
 谷間の百合


日露会談はモリカケから逃げると言うよりも国民への目くらましなのです。「外交の安倍」は国民への麻薬のようなもので、それが効かなくなることを恐れて早め早めに外交と
称して出かけていくのです。


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しかし、話し合うべき案件はありません。もう総理は(日本は)半永久的に北方領土返還は言えません。経済協力を通じていつの日にか平和条約締結が実現することでしょう、と言うことしかありませんでした。

プーチン大統領が隣に座る安倍総理を見る視線は厳しいものでした。
この嘘つきで軽薄な男は何を言うのだろうという不審と軽蔑の目で見ているようでした。

総理も自分がプーチン大統領から拒絶され軽蔑されていることは分かっているのです。しかし、総理は、自分を守るためなら何と思われようが堪えません。

嘘をつくのも平気なら、軽蔑されるのも平気なのです。総理は、記者会見で、共同経済活動の一歩として調査団を派遣する、これは歴史的なことだと言いました。

世耕経産相が「会談は歴史的なものになる」と言っていたのはこのことだったのですね。わたしはそれの歴史的意義を否定はしませんが、領土返還隠し以外のなにものでもありません。

頭を絞って出してきた窮余の案件がこれでした。


しかし、こんなことは総理が直々出向いていくような話でしょうか。そんなことより、モリカケでしょ?国家の根幹が問われているときに、なにが調査団派遣ですか!

いつも外遊に妻を伴うのも、最後まで妻を守るというメッセージなのかもしれません。北方領土と言えば鈴木宗男さんです。

きのうの産経で「Hanada」の全面広告を見ましたが、見出しに宗男さんの「あらゆる難局に対応できる大宰相」がありました。総理のどんなことにでも当意即妙にペラペラ喋る才能には舌を巻きますが、ただそれだけです。

結果的には、対応はすべて難局をより難局にしただけです。わたしの想像ですが、宗男さんは総理から「北方領土ではあなたの力をお借りしたい」と言われたのでしょう。

だれでもそう言われたら舞い上がってしまいますよね。総理はそれをよく知っているのです。その甘い一言で、宗男さんのいままでの苦労は水泡に帰しました。

人間の弱さ、人生の虚しさを感じないではいられません。
 

財務&国交省“森友ゴミ密談” 会計検査院もグルだったのか
 

20180530日刊ゲンダイ

 

森友学園への国有地売却についての会計検査院の報告書をめぐって、ゴミ撤去費用の値引き額などの記載を回避できないか、財務、国交両省幹部が“密談”していた問題。渦中の会計検査院が29日、国会で答弁したが、財務省と歩調を合わせ、臭いものに“フタ”の姿勢だった。

昨年11月の検査院報告の2カ月前に行われた財務省の太田理財局長と国交省の蝦名航空局長らの会合。28日に共産党が入手を明らかにした文書には、国交省が「総額を報告書から落とすこと」、財務省が「金額よりトン数の方がマシ」と語ったと書かれていた。

検査報告書はその通り、ゴミの数量は記載されるも総額は盛り込まれず、両省の“圧力”が奏功したように見える。事実なら、検査院の独立性を侵害するトンデモナイ話である。

29日の衆院財務金融委。検査院の腰山事務総局次長は、検査対象機関との意見交換を行っていることは認めたが、森友事案についての答弁は避けた。その上「受検庁の側(財務省)の公表も、内容によっては今後の検査に支障を及ぼす恐れもある」と財務省に口止めまでした。太田理財局長は「検査院も支障をきたすとおっしゃっている。答弁は差し控える」とシメシメの表情だった。

「疑念を持たれている以上、会計検査院は要請の有無について、ハッキリ答えるべきです。もともと会計検査院は省庁との人事交流もあり、独立性に疑問がありました」(会計検査院に詳しい醍醐聰東大名誉教授)

4月1日現在、府省庁から検査院に22人、検査院から府省庁へ20人が出向中。やっぱり吠えない番犬なのか。

ファシズム体制に入った安倍政権 気づいた時にはズブズブ

世相を斬る あいば達也 2018/05/30

昨日のコラムで紹介した、安倍晋三が名誉会長を務める「一般社団法人 日本安全保障・危機管理学会」という組織の存在だけで、今夜のような大仰な見出しになるわけではない。国民の多くが反対する中で、主権国家記念日開催して、改正自衛隊法成立、国家安全保障会議NSC発足、特定秘密保護法成立、武器輸出三原則見直し閣議決定、首相、靖国神社参拝と続く。

自民党は総裁の三年任期を承認し、日本会議系の集会に改憲のビデオメッセージを送り、辺野古移設埋め立て申請承認、原発再稼働明記、憲法改正の為の改正国民投票法成立、政府、河野談話の作成過程の検証結果報告、集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。朝日新聞が慰安婦に関する記事の間違いを認めた辺りから右傾の勢いは増し、衆議院選で改憲発議に必要な2/3議席獲得、首相、米上下院で演説、戦後70年、「安倍談話」閣議決定、安倍、自民党総裁選無投票当選、安保関連法が強行成立と続く。

その後も、ファシズム的動きは止まらず、日韓外相会談で慰安婦に関する最終解決合意、伊勢志摩サミット、オバマ広島訪問、18歳以上の初国政選挙自民大勝、自民総裁3期に延長、カジノ法案が参議院可決、山口県にプーチン招き会談、テロ等準備罪法成立、陛下退位、一代限りとする特例法成立へと推移する。*さらに、トランプ、米大統領就任後、金正男暗殺、森友学園問題発覚、 籠池理事長が、参議院の予算委員会で証人喚問、安倍首相日本会議へ二度目のビデオメッセージ、韓国文在寅が大統領選当選、加計学園問題発覚、森友加計学園問題、衆議院冒頭解散自民2/3議席維持した。

続いて、森友加計問題を抱えながらも、外交の安倍に逃げ込み、多くの問題点を抱えながらも、辛うじて政権を維持している。その後を見ても、安倍政権は着々とやりたいことは実行しているようだ。加計学園獣医学部大学設置・学校法人審議会承認、日経平均株価が終値で2万3509円に急伸、米ダウ初の終値2万6千ドル台、名護市長選、稲嶺敗れる、働き方改革、裁量労働制データ改ざん、森友公文書改ざん判明、佐川国税庁長官、証人喚問、加計学園、柳瀬秘書官当時と官邸で愛媛今治面会等々と続き、散々な出来事だらけだが、国会の野党の追求には、最終的に数の論理が致命的で、細々にもかかわらず、安倍政権は、現在に至る。

こうやって、安倍政権の履歴を検証してみると、前半で、重要な法整備を成立させていることがわかる。おそらく、これらの法案で、一定のファシズム体制に必要な法律は手にしたに違いない。後は、憲法発議と国民投票を通過させれば、あとは、警察権力と自衛隊権力と検察・最高裁事務総局の組み合わせで、国家を牛耳ることが可能と考えているようだ。

つまり、昨日取り上げた「一般社団法人 日本安全保障・危機管理学会」なる組織は、ある日突然、世間一般に公表され、強い力を一気に発揮する組織に化けるのではないかと推測する。ファシズム体制に突入した安倍政権は幾分大袈裟なのだが、入り口には、既に入っていると見た方が良さそうだ。国家安全保障会議、警察権力と自衛隊権力と検察・最高裁事務総局と云う、いわば暴力装置に変貌する組織の組み合わせなのだから充分に警戒すべき段階に入っている。

現在の日本は、ファシズム的体制国家にふさわしい条件を多く含んでいるからだ。利益損得に毒された国民、戦争の悲惨さを知らない国民への世代交代、そこそこの豊かさを満喫する庶民感覚、政治への期待から、政治への無関心層の増加、投票率の低下。これらの条件は、小選挙区制度では、固定票の数がものを言い、少数意見に蓋が出来る。国民投票においても、同様の傾向が生まれる危険もあるわけで、一気にファシズム国家が日の目を見る危機は、接近中である。今夜は時間の都合上、此処までとする。

すでに42億円交付の現実 「補助金出さねば加計倒産、出せば今治市長背任」のシナリオ


2018527 田中龍作ジャーナル

 

裁判に訴えてでも補助金をせしめなければ、自転車操業の加計学園は倒産の危機に陥る。だからといって今治市が約束通り加計学園に補助金を交付すれば、菅良二市長は背任で訴えられる・・・この先、十分予想されるシナリオだ。


今治市は加計学園のキャンパス建設補助金として最大96億円を交付することを決めている(20173月定例議会)。96億円には愛媛県の負担も含まれる。


愛媛県と今治市は3月末までに42億円の補助金を加計学園に交付した。内訳は県が14億円、市が28億円。残る補助金は54億円だ。今後、県が18億円、市が36億円を負担する。


市有地をタダでふんだくり、キャンパス建設費の半分を補助してもらう。加計学園は愛媛県と今治市の援助があってこその開学だった。ところがここに来て「県と市に誤情報を与えた」とするコメントを出した。安倍首相と口裏を合わせるためのウソなのだろうが、愛媛県と今治市にしてみれば「俺たちを騙したということか?」となる。


柳瀬唯夫首相秘書官との面会も否定されるなど面子を潰されっぱなしの愛媛県が、「残りの18億円を負担しないよ」と言ったら・・・あにはからんや、加計学園はピンチにならない。


今治市が加計学園に対して「補助金96億円を交付する」と決定した公文書を通知しているからだ。昨年3月31日に加計孝太郎理事長が申請し、即日、菅良二市長が決裁し通知した。人を食った話だ。この日3月31日は大学設置認可申請の締め切り日だった。


愛媛県が負担しなくなっても、今治市は全額交付しなくてはならない。加計学園に「96億円の交付」を公文書で通知しているからだ。払わなければ、今治市は加計学園から詐欺で訴えられる可能性もある。


 「補助金水増し請求の疑い」が裁判沙汰となっている加計学園が、今治市を詐欺で訴えることになるのだろうか。詐欺師が「詐欺の被害に遭った」という図式だ。

 

世も末の泥仕合でとんだ迷惑を被るのは、今治市民である。

  

書き換えられた文書の内容を見るかぎり黒を白にしたとかいう改ざんのような悪質なものではない(麻生)クレージーだ(又市社民党首)&勢い余ったのかな加計学園を信じる(今治市長)補助金詐欺に加担するってわけか!?

 くろねこの短語 2018/5/30

日大アメフト部の監督とコーチは除名処分で永久追放。ペテン総理もひょっとこ麻生も除名できたらと思う水曜の朝である。

 
で、そのひょっとこ麻生なんだが、ひん曲がった口でまたしてもやらかしてくれました。「書き換えられた文書の内容を見るかぎり、バツをマルにしたとか、黒を白にしたとかいう改ざんのような悪質なものではないのではないか」だとさ。つまり、悪質でないから改竄したってどうってことないよ、ってこと言いたいんだろう。
 
さすがに、社民党のカマキリ又市君が「クレージー」と苦笑いしてたが、ここまでくると政治家っていうより社会人としてどうよってレベルですね。にしても、公文書改竄ってのはそれだけで犯罪なんだから、悪質かどうかなんてのはまったく関係ないことなんだね。こういう言い草ってのは、オッパイ福田君のセクハラ問題への対応にさも似たりで、ようするに事の本質がまったくわかっていないポンコツ野郎ってことです。
 
こんなのが野放しにされているってのは、新聞・TVにも大きな責任がある。昨日のエントリーでも書いたけど、オザワンを期ズレでいじめぬいたくせに、公文書改竄という官僚の犯罪には反応が鈍いんだよね。

 
鈍いのは加計学園疑獄も同じで、今治市長の「勢い余ったのかな。とにかく、学園としても一生懸命だったのかなと思う。めりはりのあるというところで、おっしゃったのかな」なんてとぼけた記者会見を無批判に垂れ流すんだから困ったものなのだ。「補助金について再考しないのか」という記者の質問に「見解の相違」と言い放つ市長の映像に、思わず唾吐きたくなっちまいましたよ。
 
「見解の相違」「仮定の話にはお答えできない」ってことを最近の政治家どもはよく口にするけど、これって説明責任を放棄しているってことなんだよね。なんでそこをん新聞・TVはちゃんと切り込まないかねえ。


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それはともかく、今治市長は「加計学園を信じている」そうだから、早いところ森友も加計も関係者全員を国会に呼んで、証人喚問するこった。世論を喚起するのも新聞・TVの仕事なんだから、野党の追求が甘いなんてくさしてないで、「権力の監視者」たる機能をいまこそ果してもらいたいものだ。
 
同時に、日大アメフト部の選手たちが「監督やコーチに頼りきりになり、その指示に盲目的に従ってきて」しまった自らを悔い、「選手一人ひとりが自分自身に向き合って考え抜く」ことで自分で物事を考えるアスリートに生まれ変わろうとしているように、一般大衆労働者諸君も自らの頭でいまの政治状況を考える力を身につけなくてはいけない・・・と我が家のドラ猫に囁いてみるのであった。

フィクションでも描けない不思議 加計が親分で安倍がパシリ

世相を斬る あいば達也 2018/05/29

小説で言えば、安倍公房や筒井康隆氏の作品のような国会になってきた。いや、井上ひさしや北杜夫の作品的でもあるな。なにせ、国会で答弁する奴全員が、軽重はあるにせよ、「嘘」をつくのが日本の国会だ。それもこれも、安倍首相夫婦の極めて軽はずみな王様気取りから生まれた、世知辛い所業に端を発している。

では、安倍夫婦の軽はずみな行動が、犯罪を行うつもりはなかったのだから、笑って許そうということにはならない。なぜなら、安倍晋三夫婦は、我が国の内閣総理大臣夫婦なのだから。本人たちの認識によると、今上天皇よりもエライと思っているフシのある二人であって、その辺の夫婦の立ち位置ではない。みずから、国民に範を示すべき命題を与えられ、それを遂行することが求められているのだから、軽はずみが犯罪に触れた場合、有権者は厳しい目を持つのは当然だ。

李下に冠は言い古されているので、今夜は“瓜田に履を納れず”を引用しよう。≪瓜畑で靴が脱げても、ウリを盗むのかと疑われる恐れがあるので、かがんで靴を履き直すようなことはすべきではないということから、疑念を招くような行為は避けよといういましめ≫(故事ことわざ辞典より)。安倍夫婦の行いは、これらことわざの逆張りなのだから、恐れ入る。このお二人は、果たして、学校に行ったのだろうか?このお二人の親は、何が、いいか悪いか教えたのだろうか。“役人の子はにぎにぎをよく覚え”等という川柳まで頭に浮かぶ。

 
日刊ゲンダイが、まるで三文小説のようだ、と語っているが、簡単に三文小説で片づけられるような水準の「悪」ではない。ストーリの表面的行為を追いかければ、≪国民は先刻承知。嘘でゴマカせると思っているのは本人たちだけだ。とっくにネタバレしているのに、必死で嘘のストーリーを続けようとする≫(日刊ゲンダイ)なのだが、先刻承知で、笑って見過ごす国民が勝利者なら問題ないが、嘘の上塗りを、ことごとくの関係者言わせ、安倍夫婦が勝利者になるようでは、到底三文小説では済まされない。世にも怖ろしくおぞましい物語なのである。

国民などは、軽くコケにして、トランプを天皇の如くに敬い、今上天皇を辱めてさえいるのだから、真正右翼であれば、天誅の長刀を磨きにかけているところだろう。しかし、最近の右翼と呼ばれる人々は、自己矛盾のかたまりで、天皇がトランプだったり、マネーだったり、時には安倍晋三だったりする。戦後の天皇もどきが、アメリカであったり、マネーであることは、一定の範囲で認めることも出来るが、安倍晋三は、ないだろう。しかし、日本では、知らず知らずに、深くこの世に潜航しながら、空恐ろしい“クーデター組織”のようなものが組織されてきた可能性が見えてきた。

自民党や読売新聞が、日大アメフト部の問題を殊更に大きな問題として捉えているフシがある。しかし、この一見“魔女狩り”の流れには、不穏な空気も、実は流れている。一連の内田監督や井上コーチバッシングから、日本のアマチュアスポーツ界の根性主義廃絶運動の見えるのだが、これが一筋縄ではいかない、より深い、暗躍の組織の強化に繋がるのではないかと危惧している。それが、日大危機管理学部という存在だ。なぜか、この名称の学部は、日大以外、千葉科学大学と倉敷芸術科学大学に存在する。後者の二大学は、言わずと知れた、加計孝太郎氏運営の大学である。

実は知らなかったが、上記三大学の危機管理学部と関係があると思われるような、 「一般社団法人 日本安全保障・危機管理学会」という組織がみつかった。これはこれはと、この組織と、上記三大学との間に、どのような接点があるのか、ざっと見回したが、見つけらることは出来なかった。ただ、「一般社団法人 日本安全保障・危機管理学会」の名誉会長が安倍晋三であることと、加計学園運営の二大学に、危機管理学部があることから類推すると、ただならぬ関係があるように思えてくる。

なぜ、「一般社団法人 日本安全保障・危機管理学会」という組織と、三大学の間に、ただならぬ関係があるのでは類推する材料は、かなりある。名誉会長が安倍晋三であることは話したが、当該組織と三大学に共通する項として、自衛隊、警察、検察、神社関係者、自民党系政治家が見うけられる。また、教授陣や関係者に、立命館大学、拓殖大学、防衛大学など、右系の学校が関係しているのが目立つ。

以上のことから、日本に存在する“危機管理学部”という、粘土細工のような学問は、何かが狙いで、粛々と組織化されている可能性がある。単に自民党や安倍晋三の集票マシンという組織ではないようだ。この危機管理学部は、災害への備えなどを前面に押し出しているが、戦争時における危機管理という、緊急事態条項の成立と、その時の準備で作られた組織や大学の学部のようにも見えてくる。このような意味でも、加計孝太郎氏は腹心の友であると同時に、刎頚の友でもあるようだ。案外、マヌケのように見える加計孝太郎氏が親分で、安倍は子分という奇奇怪怪な事実かもしれない。

国会で安倍や麻生が繰り広げる珍答弁バカは開き直ると強いと感じるばかりである。論理の通じないバカに対して、いくら論理的に攻めても、自分がすでに破綻していることに気づかない。

バカを斬る刀! 2018-05-29 

ウンザリしては駄目なのだが、バカは開き直ると強いと感じるばかりである。論理の通じないバカに対して、いくら論理的に攻めても、自分がすでに破綻していることに気づかない。破綻している事実、自分で目を背け、話をずらせばそれでいいと思っている。
 
こういう例えがある。「犬は動物である」。間違いないですね。動物の中には猿もいれば猫もいれば馬もいれば牛もいる。それ以外も数多くある。そのうちの1種が犬である。
 
では、そこにいる生き物が犬かどうか。「その生き物が動物でなければ犬ではない」。

これも間違いないですね。その生き物が、動物であったとしても犬とは限らない。猿かもしれない、猫かもしれない、馬かもしれない。

しかし動物でなければ犬であることはあり得ないというのは論理的に成り立つ。
 
「その生き物は動物でないかもしれないけれど、犬かもしれない」。これでは議論にならないわけだ。
 
こういうバカ、論理性がすでに破綻しているバカを相手にするのは疲れる、ウンザリする、やってられない。
 
国会で安倍や麻生が繰り広げる珍答弁はこのようなものだ。
 
美しい国、名誉ある国、誇りある国・・・・。堕ちたものだ。
 

森友4000枚文書黒塗り剥がすと、稲田元防衛相の夫や二階幹事長の名前 財務省痛恨のミス 

5/29(火) 〈週刊朝日〉

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日本の頭脳である財務省官僚が、またもや大失態をしでかした。

財務省は23日、約4000ページにのぼる森友学園との交渉記録や改ざん前の決裁文書をホームページで公開した。ところが、約3時間後の同日夕にすべて削除。24日未明にあらためて公表した。その理由は、資料の一部について「マスキングした情報が一定の操作により閲覧し得る状態となっておりました」からだという。

【公開】森友“黒塗り“文書、黒塗りを外した画像はこちら
もちろん、情報公開された文書をマスキングすることは、プライバシー保護などの理由があれば一定の条件のもとで認められている。だが、財務省のやり方はまずかった。

「財務省の官僚は、黒塗りのマスキングするときにパソコンで作業したのでしょう。ただ、元のデータを消さずにそのまま塗りつぶしたので、隠すべき部分がデータとして文書に残ったままになっていた。こういったミスを避けるため、普通は紙に印刷をしてからスキャンして、デジタル化するものなのですが……」(野党関係者)

本誌は財務省が最初に公表した文書を入手。黒塗りを取り除く作業は、パソコン上で驚くほど簡単にできた。そこで中身を精査すると、またもや財務省による安倍政権への“忖度”と思われる部分があったのだ。

森友学園は15年5月に将来の土地買取りを前提とした賃貸契約を締結。ただ、その後に籠池泰典・前理事長や妻の諄子氏は、学園が建て替えていた小学校建設のための土地改良費の早期支払いを近畿財務局に要求していた。安倍昭恵首相夫人にも相談し、昭恵夫人付き職員(当時)の谷査恵子氏が財務省に籠池夫妻の主張を伝えるなど、政治的な圧力を強めていた。

年があけても学園と財務省の協議は平行線だった。そこで、諄子氏は16年1月8日に近畿財務局に電話をかけ、「知り合いの弁護士」と話し合いをすることを提案。その弁護士とは、稲田朋美元防衛相の夫である稲田龍示弁護士だったのだ。財務省が公表した資料では、稲田氏の名前はすべて黒塗りにされていた(写真参照)。

これだけではない。会話記録とは別に、財務局の担当者は〈参考〉と題したメモを記していた。そのほとんどがマスキングされていたが、黒塗りをはがすとこんなことが書かれていた。
<稲田龍示弁護士は自民党の稲田朋美政調会長のご主人。稲田朋美政調会長は、第2次安倍内閣発足時に行政改革担当相となり、一昨年9月には党三役に抜擢。二階俊博政務会長と親密な関係>

そのほか、同年1月27日に、近畿財務局や大阪航空局の担当者6人が、稲田氏の事務所を訪問した記録も残されている。籠池夫妻も同席するなか、稲田弁護士は冒頭にこんな話をしていた。

<過去から籠池理事長とはお付き合いがあり、尊敬している。(中略)今回の件をお聞きして、複雑な話になっているとは感じたが、理事長が教育者として努力していることも承知しており、これまでの国の対応に不信感を持っていることについては、法律的な観点ではなく心情的に理解できるもの><本件について、今後、顧問弁護士を引き受ける可能性もあるが、本日時点では事件受任している立場にはない。本日は同席させていただいて、理事長からのお話を一緒に伺うという立場であることを申し上げる>

そしてその後には、同席した近畿財務局の担当者が書いたと思われるメモがあった。

<※稲田弁護士は、定期借地契約書の写しを手元に持っている様子だった>(財務省公表資料では、稲田氏の名前部分は黒塗り。以下、同じ)

同年2月5日の記録では、籠池夫妻の主張と稲田弁護士の意見が合わず、諄子氏は<稲田先生とはもう縁を切った>と述べたことも、メモに残されている。

28日の参院予算委員会の集中審議では、共産党の小池晃参院議員が、稲田弁護士の名前を隠したことについて「なんで黒塗りにしなければいけないのか」と追及。財務省の太田理財局長は「情報公開法にしたがってマスキングして提出させていただいた。何が書いてあるのかについてはお答えをしかねる」と苦しい弁明を余儀なくされた。

安倍首相は稲田弁護士の名前が黒塗りされていたことについて、「稲田議員のご主人が弁護士として関わっていたということはすでに明らかになってることで、稲田さんが二階さんと親しいということは隠すことでもない。私としてはむしろ全部出していただいたほうがよかったと思う」と述べた。

財務省の初歩的ミスで明らかになった稲田氏の名前。これも財務省官僚による新たな“忖度”なのか。4000ページもの文書が公開されても、いまだ明らかになっていない情報があることだけは間違いない。

「贈収賄はまったくない、という文脈で一切関わっていないと申し上げた」(安倍晋三)・・・いわゆるひとつの「新しい判断」! 言ってろ!!&安倍晋三は日大危機管理学部の名誉会長だった。

くろねこの短語 2018/5/29

いやはや、国会は「ご飯論法」がフルスロットルで、ペテン総理の断末魔が永田町に響きわたっております。なんてったって、注目すべきは、「私や妻が関係していたとなれば、首相も国会議員も辞める」って言ってたくせに、いつのまにか「贈収賄はまったくない、という文脈で一切関わっていないと申し上げた」って妄想が始まったことだ。


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これって、「関与」が濃厚になってきたから「贈収賄」を持ち出してきたってことで、ようするに絶体絶命ってことを自ら認めちゃったようなもんなんだね。橋龍命の江田君が「実際の裁判だったらもう詰んでいる。証拠固めは終わって、自白を待つだけだ」って語気鋭く迫っていたのは正しい。
 
そもそも、贈収賄だったら有無を言わさず逮捕なんだから、言わずもがなのことなんだね。いま問われているのは、政治家としての「倫理感」「道徳感」であって、陸山会事件の時にさんざんオザワンをいじめぬいた「道義的責任」ってやつこそが問題なのだ。
 
たかが期ズレで極悪人かのごとく報道した新聞・TVは、ペテン総理の嘘や誤魔化しにはとことん肝要で、あまつさえ野党の立証責任だの決め手に欠けるだのてことに話を歪曲化するんだから始末に終えない。これじゃあ、国会は裁判所みたいなもので、司法の領域まで担っていることになっちまう。それは違うだろー!
 
政治家ってのは疑惑を持たれただけでアウトなんだね。国民の負託に応えるってことは、それほど重い責任があるってことだ。それは官僚だって同じこと。虚偽答弁を43回も繰り返したシュレッダー佐川君が逮捕もされずにノホホンとしていられる社会ってのは、やっぱり歪んでいる。

 
ペテン総理が権力の座にある限り、その歪みはひどくなりこそすれ、正されることはけっしてないだろう。 
 

ところで、危機管理学部は日大と加計学園系列の大学にしかないって26日のエントリーに書いたんだが、なんと日大の危機管理学部の名誉会長はペテン総理なんだとさ。顧問には自民党の議員の名前もチラホラあって、なんだみんな同類だったとさ・・・てなわけで、お後がよろしいようで。

嘘の循環 安倍の嘘に、次の嘘、嘘、嘘、そしてまた嘘

世相を斬る あいば達也 2018/5/28

どんなに権力を欲しい儘にしても、嘘をつくという行為は、命取りになるものだ。官邸に棲む者達が、ありとあらゆる知恵を使い、総理の嘘を隠ぺいしようと努力した結果、それなりに整合性の取れる“嘘のフィクション”が出来上がった。愛媛県側の職員の備忘録が記録として、世間的に真実味が認定されたことで、官邸は泡を喰ったようだ。

貝のように黙りこくっていた今治市の菅市長も、職員からの突きあげか、世論的圧力に屈したのか、加計学園側から、加計理事長と総理の会談によって、安倍総理から「いいね」という言葉を得たと今治市側の備忘録にも記述があると言い出した。ここで、万策尽きるのが普通だが、安倍官邸の悪人どもは粘り強い。黒を白にした以上、死ぬまで“白”と言い続ける腹を決めている。

このまま放置することは、国会で、安倍首相が答弁する“方便”を失うので、なんとかしなければならない。そこで、次に出した嘘は、加計学園側が話に真実味を持たせる為に“嘘を言いました”という手に出たわけである。安倍首相は、自分の嘘発言がきっかけで、柳瀬が、加計がと、玉突きのように“嘘”をつかせることになっているのが、現状だと言える。

加計学園獣医学部の問題にせよ、森友学園問題にせよ、安倍首相の私利私欲にもとづく“悪巧み”から生まれた、軽挙妄動的な嘘の啖呵きりに、周囲が引き込まれ、嘘の連鎖に繋がっているわけなのは、国民の多くが、多分そうなのだろう、と思いつつあるようだ。しかし、毎日や共同の世論調査でも、安倍内閣支持率は微増の傾向を見せている。

安倍晋三夫婦が、籠池夫婦同様に、悪事を働いた事実を知りながらも、国民の中に、一定程度、安倍夫婦の犯罪は容認して、籠池夫妻の犯罪は許さない勢力がある点が怖ろしい。法の下の平等など知ったことか、権力者は、そのくらいの腹積もりがなければ、勤まるものではない。籠池夫婦のように、単なる詐欺犯罪者と総理の犯罪はおのずと違う。権力者の犯罪には、良い犯罪と悪い犯罪があるとでも言わんばかりに論理が、平気で通用しているようだ。

安倍首相を擁護する勢力は、安倍夫婦が、どれほどの悪人であっても、安倍でなければ、自分達の地位の安定、或いは世間への顕在性が喪失するのだから、安倍の悪には目を瞑るという勢力なので、話が厄介なのだ。世論調査にも、その影響は出てくるわけで、自民党支持なので致し方なくの支持と、死んでも安倍晋三でなければならない支持、それから、意味も判らずに、経済界に親和的政策を盲目的に実行するバカな総理は都合が良いと云う勢力の支持がある。

案外、安倍自民党は、このような内閣支持に対する分類をしているのではないのか。つまり、自民党内に、安倍に代わる人物がいるなら、代えてもいいが、石破が対抗馬では、下野の危険まである。つまり、安倍一強の自民党なのである。また、与野党という構図でも、野党の足並みはいまだ不安定なので、野党が自民党を脅かす可能性はまだ先となると、安倍自民は意外に強いのである。

筆者の持論は、あまり早く、自民党から野党(立憲民主党)が政権を奪取するのは時期尚早と考えている。日銀異次元緩和とアベノミクスの重大な弊害を、自民公明党に責任を取らせてからで充分だ。つまり、しばらくの日本は、安倍による為政の尻拭いの時期が数年続くと腹を決めておいた方がいい。日本という国の地位は、悪政により総体的、国際的に低下するが、トランプのように、安倍の逆張り政治を、野党が実行すれば、意外に簡単に、日本は生まれ変われるかもしれない。5年、10年スパンの話なので、皆さんも、10年は長生きしましょう(笑)

≪獣医学部進展増える面会首相と加計氏面会国会追及17年1月以降はゼロ
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題で、安倍晋三首相は加計孝太郎理事長と、二〇一二年十二月の第二次安倍政権発足以降の四年間で、少なくとも十九回面会したことを明らかにした。面会の回数は、国家戦略特区の獣医学部新設計画が進むにつれて増えていった。首相は加計氏から「仕事の陳情のようなことは一度もなかった」と言う。多忙な首相が頻繁に面会するのは異例といえる。
 

首相は二十三日の国会で、第二次政権後の面会が「(新聞の)首相動静で確認できたものが十四回」「フェイスブックの写真などで確認できたものが五回」で計十九回と説明した。動静では友人らの氏名を公表しない場合もあるとした。
 

愛媛県の新文書に記載されていた、一五年二月二十五日の首相と加計氏の面会は、この十九回には含まれない。この面会で、加計氏は国際水準の獣医学教育を目指すと説明し、首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたと記載されている。しかし、首相は面会を否定している。  
獣医学部新設計画は、この一五年二月二十五日以降、進展する。新文書によると、首相と加計氏の面会を受けて柳瀬唯夫(ただお)首相秘書官(当時)が三月と四月、学園関係者らと官邸で面会。獣医学部新設の実現に向けていろいろ助言や指示をしたとされる。  
首相と加計氏の面会は第一次政権で、動静を含め公に確認できるのは「ゼロ」。第二次政権の一三年は三回、一四年四回、一五年五回、一六年七回と増えていく。加計学園が事業者に決定した一七年一月以降、一度も確認されていない。野党が国会で、首相が友人に便宜を図ったと追及し始めたため、そうした批判に配慮したとみられる。 

多忙にもかかわらず、加計氏と面会を重ねた首相。例えば、一五年八月十五日は、戦後七十年を迎えた政府主催の全国戦没者追悼式に出席した夜に面会した。前日は戦後七十年談話を出したばかりだった。
 首相は加計氏と頻繁に会いながら、計画を知ったのは、加計学園が事業者に決定した一七年一月二十日だと主張。それまでは「全く知らなかった」と繰り返し、野党は「信じられない」と批判している。 

≫(東京新聞)
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 柳瀬秘書官(当時)の国会参考人招致で、同氏の嘘に対して、愛媛県中村知事が噛みついた。この加計問題では、中村知事が県職員が嘘の備忘録をつくる筈がないと、激しく柳瀬の参考に発言を糾弾した。加計学園獣医学部を作ってしまった今治市の菅市長はほお被りを決めこんでいたのだが、耐えきれずに、遂にゲロ。そうなると、加計学園が情報源の安倍首相の「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」発言が俄然真実味を増した。

すると、どうだろう。愛媛県による記録を覆す説得力には乏しいとみた官邸は、加計学園側に、ゴメンナサイ、嘘八百を言いました、と言わせるに至った。加計学園側が、嘘の嘘を言う順番が回ってきて、実は話に真実味を持たせる為に、理事長と首相があったような作り話をしましたときたもんだ!

柳瀬秘書官(当時)に会う時、加計学園側が、県や市の職員に状況を説明した際の、理事長と首相の話が、実は作り話でしたと言わざるを得なくなった。つまり、加計学園側は詐術を弄して、柳瀬氏との面会イコール、安倍首相案件だという演出をしたと白状したわけだ。無論、この白状は、首相と加計が会って会話をした事実を否認する為の嘘だ。

仮に、加計側の事実を隠ぺいする嘘を認めたとしても、この県や市職員を騙した詐術言動は詐欺に当たる。加計学園獣医学部は、加計学園の詐欺行為によって進められた国家戦略特区である、ということだ。早い話が、この仮説でさえ、加計学園の今治獣医学部は詐欺行為という犯罪によって開校した大学ということになる。まぁ、菅官房長官は、例によって「問題ない」のひと言で片づけるだろうが、加計学園の今治獣医学部は錯誤によって開校した大学であり、その取り消しさえ議論されて然るべきだ。

まぁ、現実には、加計学園の言い訳的な嘘を暴く方が意味があるわけで、そうなると、嘘八百の家計の話に、柳瀬が官邸で、彼らと会うという前代未聞の首相秘書官の対応が問題になる。私がバカでしたは通用しない。しかるべき情報が聞かされていたから、柳瀬秘書官(当時)は彼らと面会したのだから、その理由をあらためて、証人喚問で、聞き糺さなければならない。尚且つ、職員に虚偽の話を、県や市職員に話させた、加計理事長の証人喚問も不可欠だ。
 

≪首相、15年2月の面会否定 「獣医大学いいね」愛媛県新文書  
学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、安倍晋三首相が加計孝太郎理事長から二〇一五年二月二十五日に計画の説明を受けたと愛媛県文書に記載されていることについて、首相は二十二日、「指摘の日に理事長と会ったことはない」と否定した。野党六党派の幹事長、書記局長らは対応を協議し、首相が国会で虚偽答弁を繰り返した疑いが強まったとの認識で一致。事実関係を確認する必要があるとして、柳瀬唯夫元首相秘書官の証人喚問などを与党に要求した。 (小椋由紀子)  

首相は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と自身の発言として愛媛県文書に記載されていることについても「いままで国会で話をしてきた通り、加計氏から話があったこともないし、私から話をしたこともない」と否定した。学園側も二十一日に県文書の内容を否定するコメントを出した。 
首相はこれまで学園の計画を知ったのは一七年一月二十日と答弁しており、県文書の記載内容と矛盾するとして、野党は追及する。  
首相は面会について「念のため昨日、官邸の記録を調べたが確認できなかった」と説明した。菅義偉官房長官は記者会見で、首相らが調べた記録は、官邸の入邸記録と明かし「入邸記録は業務終了後速やかに廃棄される取り扱いとなっている。残ってなくて確認できなかった」と説明した。入邸記録以外の記録については「確認していない」とした。  

立憲民主、国民民主など野党六党派は国会内で協議し、新文書を国会提出した中村時広愛媛県知事の参考人招致と加計氏の証人喚問、首相出席の衆参予算委員会集中審議の複数回開催を求めることも申し合わせた。野党は衆参両院で、合意事項をそれぞれ自民に伝達した。
 立民の福山哲郎幹事長は会見で「首相の言葉だけでは全く信用できない。愛媛県から公文書で出されたもので、反論するなら証拠に基づいてもらわないといけない」と批判した。 ≫(東京新聞)

 ≪加計側、首相との面会否定 予算委直前、急きょ発表  
学校法人「加計学園」は26日、愛媛県今治市の獣医学部新設を巡り、安倍晋三首相が2015年2月に学園の加計孝太郎理事長と面会したとする県の新文書の記載について、面会は「実際にはなかった」とし、県と市に誤った情報を伝えていたとのコメントを発表した。首相は国会で加計氏との面会を否定したが、具体的な根拠は示していない。首相が出席する28日の衆参予算委員会の集中審議は加計、森友学園問題が議題になる見込みで、直前に加計学園が急きょ否定した形だ。 

だが県幹部は学園側の主張を疑問視。野党も、首相をかばう不自然な弁明と一斉に批判する。
 
≫(東京新聞・共同) 
 

2018年も若い女性が逃げて行く福島

2018/05/23
 めげ猫「タマ」の日記


20181-4月の福島県の20代前半の社会増減を集計するとを集計すると
  男性 1,043人減
  女性 1,668人減
で男性の1.6倍の20代前半女性が福島から逃げたしています。3月、4月は進学・就職・転勤で人が移動する時期です。4月までを集計すればおおよその傾向がつかめます。2018年も福島から若い女性が逃げ出しています。
 事故によって福島は汚染されました。

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 1(1)の数値データを元に(2)に示す手法で3月11日時点に換算
 2 避難区域は(3)による
 図-1 原発事故7年目も汚染されたままの福島

図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(4)を超えています。事故7年以上を経て福島は汚染されたままです。若い皆様の反応が気になります。3月、4月は進学・就職・転勤で人が移動する時期です。4月までの人の移動を集計すればおおよその年傾向がつかめます。以下に事故7年目(2017年3-8月)の社会的増減(転入者転出者)を示します。

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 (5)を集計
 図2 2018年1-4月の福島県の社会的増減

 図に示す様に20代前半女性で顕著です。20181-4月の福島県の20代前半の社会増減を集計するとを集計すると
  男性 1,043人減
  女性 1,668人減
で男性の1.6倍の20代前半女性が福島から逃げたしています。
 20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島から踏み出すか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。そして多くの若い女性が福島県外からのスタートを決断したようです。以下に20代前半の各年1から4月までの社会的増減の推移を示します。

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 1(5)を集計
 2 各年1~4月を集計
 図-3 20代前半のの社会的増減

 図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の8年間、男性の社会減を大きく超えています。若い女性が去っていけばママになる人もいなくなります。赤ちゃんが生まれなくなります。以下に福島県の各年5月から翌年4月までの赤ちゃんの誕生数を示します。

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 1(5)を集計
 2 各年5月から翌年4月を集計
 図-4 福島の赤ちゃん誕生数

図に示す通り年々減っていきます。
事故の年(2010年5月から11年4月) 16,124人
近々1年(2017年9月から18年2月)  13,177人
で約2割減っています。これからも減って行きます。福島からは若い女性が去って行き子供が生まれなくなり、老人と男だけになりやがて滅びます。

何処へいっても歓迎されます。さらには福島復興バブルが終息に向かっています(7)。福島県の景気は足踏みしています(8)。汚染された福島に残る理由はないと思います。そして福島に残った方も不安だと思います。
 

福島を代表する野菜にキュウリがあります。須賀川市等が主要な産地です(9)。同市では同市産キュウリを使った「カッパ麺」の販売が始まりました(10)。福島県須賀川市はキュウリの季節です。同市辺りのキュウリはみずみずしい香りでパリッとした歯切れのよいそうです(11)。福島県は福島産キュウリは「安全」だと主張しています(12)。でも、福島県須賀川市のスーパーのチラシには福島産キュウリはありません。

福島産キュウリが無い福島県須賀川市のスーパーのチラシ当然の結果です。(=^^=)も福島県須賀川市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

参考にしたサイト様および引用した過去の記事
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2537.html
(
)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成2999日~1116日測定) 平成300220日 (KMZ, CSV)」
(
)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(
)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(
)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(
)福島県の推計人口(平成3051日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(
)安達太良山で山開き|NHK 福島県のニュース
(
)めげ猫「タマ」の日記 原発賠償3割減、崩壊に向かう福島復興バブル
(
)ローカルTime FNN被災地発...
(
)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(
10)2018年版須賀川かっぱ麺取扱店マップが完成しました!|すかがわ岩瀬産きゅうりは、夏秋露地栽培の収穫量が日本トップクラス!その「きゅうり」をテーマに開発された「須賀川かっぱ麺」。 - 新着情報
(
11)特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ
(
12)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(
13)ヨークベニマル/お店ガイド

 

しっぽを掴まれ可哀想なマサル、プーチン大統領、会談に遅刻 会見の質問も取りやめ

(まるこ姫の独り言)2018-05-27

犬って、しっぽ触ると嫌がるよな。。マサルよく我慢しているわ気の毒に。


可哀想なマサル、しっぽ握られて目を白黒させている。
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5月23日、これまで「存在しない」としてきた自衛隊のイラク派
遣の際の活動報告書である日報と森友改ざん前の文書が同
時に公表されたが、24日にはロシア訪問へ旅立ってしまった。

26日にプーチン大統領と首脳会談、安倍首相の狙いは
                         
>安倍政権が最重要法案と位置づける「働き方改革関連法案」をめぐって与野党の対立が激しくなる中、安倍総理はサンクトペテルブルクに到着しました。

>平和条約が進展するよう、プーチン大統領とは胸襟を開いて、まさに腹を割って話をしなければならない(安倍首相)

>26日はモスクワでプーチン大統領と通算21回目の会談に臨み、北方領土での共同経済活動を具体化させ領土問題が解決に向け前進しているとアピールしたい考えです。さらに安倍総理は、秋田犬の保存会が女子フィギュアスケート金メダリストのザギトワ選手に秋田犬をプレゼントするセレモニーにも立ち会うことにしています。

働き方改革は、「働かせ方改悪」ともいわれている法案で、安倍首相のいぬ間に、強行採決された。安倍首相は、プーチンと腹を割った話をするなんて言っては自己アピールに余念がなかったが、何のことはない、安倍首相が意気込むほど、相手は日本を重要視していなかった事が露呈した。

プーチン氏、会談に遅刻 会見の質問も取りやめ

>モスクワのクレムリン(ロシア大統領府)で26日に行われた安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の会談は、ロシア側の都合で48分間も遅れ、会談後の共同記者会見も質問ができなくなるなど、トラブルが続いた。

>プーチン氏は日露首脳会談の開始予定時刻に突然、新たに任命された閣僚との会合を開いた。安倍氏はホテルの部屋で待機を迫られ、

なにこの屈辱的な対応は安倍首相完全に相手になめられているじゃん。

それでも国内へ向けてやってる感を見せないといけない安倍首相は、大人しくしていたのだろうか。それにしても会談の開始予定時刻に、わざわざ閣僚との会合を開くか?

まったく、礼を失している対応じゃないか。日本を侮っているのか、何をしても怒らないから。

プーチンは、安倍首相と違って会う必要性を感じていなかったのだろうか。。。プーチンは、もう安倍首相を利用価値無しと見なしたか?

日本は3000億円も注ぎ込んだのに、プーチンは冷たい奴だ。
 

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