真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2018年03月

安倍昭恵と谷査恵子の二人が並ぶ。不思議なのは、その向こうに和田政宗がいること
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5a7daf6fb0e8b9d93d6dd531c5e64ce7
2018年03月30日 のんきに介護

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「森友よりTPP」発言の深刻さは、それがそもそも何の根拠もないいわゆる「ポスト真実」ってところにある。その根底には放送制度改悪の思惑が見え隠れ!?

くろねこの短語 2018/3/31

「一面で扱われるべき話だが一面に載っていないので、そう申し上げた」
「(森友問題の軽視という)印象を与えたというのであれば訂正する」
「森友と比較したのがよろしくないという点は反省する」
「誤解を招くような発言があったとすれば謝罪を申し上げる」
 
謝罪どころか、「誤解を招くような・・・」という自民党議員の常套句を口走って居直りを続けるひょっとこ麻生なんだが、いえいえ誰も誤解してないし、それどころか言葉通りに受け止めてますから。もう、この男は「人」としても終わってるね。

 
ま、それはともかくとして、今回のひょっとこ麻生のクズ発言は、森友文書改竄問題の軽視はもちろんだが、同時に新聞報道に対するあからさまな批判であり恫喝、圧力であるというところもけっして見逃してはいけない。
 
昨日のエントリーでも書いたように、ペテン政権が画策している放送制度改悪ってのが、その根底には絶対にある。「森友よりTPP」発言の深刻さは、それがそもそも何の根拠もないいわゆる「ポスト真実」ってところにあるんだね。

もっと言えば、大臣が国会でフェイクニュースを流したということだ。放送制度改悪は、そうしたことがTVでは日常茶飯になるってことだ。沖縄ヘイトを垂れ流した『ニュース女子』だって、通常の番組として白昼堂々と放映されても何の問題もなくなるんだね。

・東京新聞社説
 
あまり話題になっていなけど、NHKでは「森友をトップニュースで伝えるな、昭恵さんの映像は使うな」という指示があるという内部告発があったばかりだ。現行の放送制度のもとでさえこの有様だ。放送制度改悪が実現したら、後は推して知るべし。

 
ペテン総理の腰巾着・萩生田君が「9条があったことで戦争にも紛争にも巻き込まれなかったと、相変わらずプラカード掲げるああいう人たち」ってフジTVの番組で発言したそうだが、そうした政治家の不埒な発言も、何のためらいもなく横行することになるだろう。

 
所管大臣としての無能ぶりとともに、メディア規制を事あるごとにほのめかすひょっとこ麻生は、もはやレイシスト石原レベルを超えた老害の域に達している。「お前はもう死んでいる」・・・ってなもんです。

今井筆頭首相補佐官の犯罪と怪しい大阪随行が語るアベゲート事件の核心

 
『財界にっぽん』 2017 11月号  
特別寄稿 2弾 「無能と嘘で国家信用破壊した自公体制の罪と罰」

201593日はアベゲート事件の発端であり、安倍晋三は国有地払い下げについて、当時の直接責任者だった理財局長の迫田英典と面談している。そこで得た情報によって翌日4日には国会をサボり、読売テレビの『情報ライブ ・ミヤネ屋』を口実に使い、大阪入りしてテレビに生出演した後で、冬柴鉄三・元公明党幹事長の次男が経営している、「かき鐵」と言う料理屋で食事をしており、そこには今井秘書官と公安担当で大石秘書官が陪席している。

http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai201711.html


フリーランス・ジャーナリスト、慧智研究センター所長 藤原肇
21世紀と共に幕が開いたゾンビ横行の時代」で始まるこの記事は、佐川理財局長のウソと言い逃れについての記述や、源泉徴収がナチスに学んだ戦時体制であり、税制改革が必要だと論じたために、この経済誌は国税庁から差し押さえのこ言論弾圧を受け、廃刊になった記念すべ記事だった。その記事のハイライト部分を引用すると次の通りだ。ただし、実に興味深い証拠写真を見るためには、上の青文字のURLで原文を開き、そこで写真を見ることが必要だ。  <引用記事>

森友学園に絡んだ打ち合わせに、国会を抜け出した安倍首相が、部下と「かき鐵」で食事しており、そこは公明党幹事長で国交相だった冬柴鐵三代議士の次男が経営する店だった。しかも、牡蠣料理屋の便所の入り口には、安倍晋三と小泉進次郎の色紙が並んでおり、利権絡みの臭気までが漂うが、これは一体何を意味する暗示だろうか。 
 

問題は安倍が引き連れた郎党であり、安倍の隣の今井秘書官の奥には、大阪の闇の世界について精通した、大石吉彦首相秘書官がいるが、彼は警備局警備課長出身でテロの専門家だ。森友学園事件があった豊中市は、半島同和と土着の在来同和の間で、利害を競う係争地帯に位置しており、テロの専門家がお出ましをした意味が、この写真の遠景に潜まないか。
財務当局も恐れおののく同和利権の闇
 

この種の問題を理解するためには、宝島社の『同和利権の真相』シリーズや、アルファ文庫の『懲りない面々』を読み、歴史分析をすることによって、自分の手で全体図を描く必要がある。そうした地道な作業を通じて、自らの頭を使って考える努力によって、複雑な仕組みが分かるが、他人に答えを求めている限りでは、謎を解く楽しみは味わえない。 
 

政界、財界、行政機構などの表の社会と、暴力団、同和などの裏の世界が、政治家や警察と癒着することで、利権の分配と結びつく時には、金融機関や国税当局が浮上するから、事実の隠蔽や嘘が蔓延する。だから、国会での真相審議に登場した、佐川宣寿理財局長がうろたえて、「処分した」「知らない」を連発し、それが言い逃れだったので、国民はたやすく嘘を見破った。


そして、上からの指令に従っている役人が、忠誠でないことへの報復に、怯えている状況について理解し、安倍のゲシュタポ体制による、仕組まれた茶番劇に気づいた。・・・ 日本には多くの正直な人が住むが、外の世界は詐欺師天国であり、目の動きを観察して心を読む技術は、生きて行く上で最強の武器になる。そんな高級技術を使うまでもないが、キョトキョト落ち着きなく動く、佐川宣寿理財局長の目の観察を通じ、嘘とごまかし答弁の背後には、何が控えているかが読み取れた。 
 

それを示す証拠の映像まであり、怯えた佐川局長の背後には、お目付け役の大石が控えていて、国会中継で観察できたから、日本のゲシュタポ体制の底の浅さが、実に簡単に見破れたのである。答弁する佐川前理財局長()の背後には、お目付け役の大石が控えていて、小心者の佐川が本当のことを喋らないように、背後で関ししていることまで分かるのだ。

この日の安倍の国会をサボった突然の大阪行きに合わせて、一方では同時進という形で小学校建設工事推進工作がを行われ、工事を請け負った設計会社所長や森友学園関係者が、近畿財務局を訪問しているのだ。そして、近畿財務局の統括管理官や大阪航空局調査係を相手にして、打ち合わせをおこなったことがわかっている。さらに翌日の5日には安倍昭恵が森友学園が経営する塚本幼稚園で、記念の講演をおこなっているだけでなく、その場で小学校の名誉校長に就任しているのである。

ここまで犯罪を巡る状況証拠がで揃っているのに、安倍は恥知らずにも自分や女房は無関係だとシラを切り、国民や国会を侮辱し続けているのに、検察当局は尋問さえもしない腰抜け振りである。

アッキード事件はアベゲート事件となり、世界中に悪事千里が走っていて、日本の前近代的ヤクザ政治が嘲笑され、政治家不在が知れ渡っている。


そして首相官邸がヤクザ政治の巣窟であり、今井首相筆頭補佐官がヤクザの若頭だ。そして、親分が安倍と名乗る首相をやっていて、まともな政治家が一人もいない状態で、その姉御の昭恵が獏連女だとしたら、安倍一家の親分と姉御はそのうち御用であり、監獄行きという運命がお待ちかねである。

佐川氏が喚問で安倍夫妻を庇うあまり露呈させた嘘と矛盾! 今井首相秘書官がらみの質問でもゴマカシが

2018.03.27 佐川氏証人喚問で矛盾が次々噴出! リテラ   

「国民全体の奉仕者」ならぬ「安倍首相の奉仕者」──。本日おこなわれた佐川宣寿・財務省前理財局長の証人喚問について、本サイトでは速報で「安倍自民党との完全な出来レース」と看破したが、午後の衆院でもとんだ茶番劇が展開された。

佐川氏は、改ざん問題について「理財局のなかで対応した」と主張し、肝心の詳細についてはすべて「刑事訴追の恐れがある」という理由でゼロ回答。一方で、安倍首相や官邸からの改ざん指示は「一切なかった」とはっきり証言した。

改ざんを「理財局だけでやった」と言うが、そもそも官僚がこのような大規模な犯罪を犯す理由などまったくないし、独断でこんなことができるはずがない。だいたい、財務省の矢野康治官房長は昨日の参院予算委員会の集中審議で、午前中には「官邸も麻生大臣も、指示も関知もしていなかったのはまぎれもない事実」と答弁したのに、午後には「総理官邸という言葉は適切ではなかった」と自らの答弁を修正し、「(官邸の関与が)あったという事実には突き当たっていない」などという珍妙な答弁でお茶を濁した。この矢野官房長の答弁を、佐川氏は何の根拠もなく真っ向から否定したことになる。

その上、佐川氏は、自身が理財局長として関与していない時期におこなわれた土地取引についてまで「私が昨年ずっと一連の書類を読んで勉強して、国会で答弁させていただいたなかで言えば、総理も総理夫人の影響もありませんでした」と明言したが、その根拠は「(土地売却は)当時の不動産鑑定に基づいておこなわれた」からというもの。言うに事欠いて「適正な売却だった」とまで口にした。

まさに噴飯モノの答弁だろう。会計検査院はゴミの積算根拠を「不十分」だと指摘しているし、建設業者も「ゴミが実際より深くにあると見せかけた虚偽の報告書を作成した」と大阪地検に証言しているように、「適正な売却」などではなかった。そもそも、質疑に立った立憲民主党の福山哲郎議員も指摘したように、「適正な売却」だったのなら、決裁文書を改ざんなどする必要はどこにもないのだ。

しかも、佐川氏は、「改ざん前文書に書かれた昭恵夫人の名前を見たときにどう受け止めたのか」と共産党の小池晃議員に問われると、「(改ざん前文書を)いつ見たのかという質問」「それは私自身が書き換えをいつ認識したのかという問題そのもの」だと詭弁を弄して答弁を拒否。「総理夫人の影響はない」とはっきり言えるのならば名前を見たときの感想くらい堂々と言えるはずだが、それはけっしてしないのである。逆に言えば、昭恵夫人の名前を見たときの感想は「刑事訴追の恐れ」になるような問題だということになるではないか。

安倍夫妻を庇って否定するあまり明らかな矛盾と嘘を露呈

このように、納得できる理由を提示しないまま道理にかなわない根拠で安倍夫妻をただただ庇うだけに終始した佐川氏の証人喚問。だが、いくら佐川氏が安倍官邸とすでに「裏取引」していたとしても、事実をないことにはできない。

むしろ、安倍首相や昭恵夫人にかんするあらゆることを無理やり否定したがために、次から次へと矛盾が噴き出てきている。たとえば、佐川氏は安倍首相が昨年217日、「私や妻が関係していたということになれば間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」と答弁したことの影響を聞かれて、「総理の答弁と前と後ろで私自身の答弁を変えた認識はない」と答えていたが、これは明らかな嘘だ。

佐川氏は安倍首相が「間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」というセリフを口にした同じ昨年217日には、「適正に処理した」程度のことしか言っていなかった。ところが、それから1週間後の224日に「(交渉記録は)速やかに破棄した」と答弁するなど、急に強気になり、32日の参院予算委員会で共産党の小池議員から質問を受けた時には「何月何日に何をしたかという面会記録、そういう記録はない」「予定価格や賃料を先方に提示することはない」と断言していた。

周知のように、改ざん前文書には、201519日の欄にははっきりと〈近畿財務局が森友学園を訪問し、国の貸付料の概算額を伝える〉と書かれており、もし改ざんがなければ、こんな強気の発言ができるはずがない。つまり、24日以前に決裁文書を改ざんしたのは確実なのである。そして、その24日以前に決裁文書との整合性をとらなければならなかった答弁というのは、安倍首相が17日におこなった「私や妻が関係していたということになれば間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」発言しかない。

さらに無理を感じたのが、安倍首相の最側近・今井尚哉首相秘書官にかんする発言だった。きょうの証人喚問で、自由党の森ゆうこ議員が「官邸の今井秘書官と森友問題で話したことはないか」と問うと、佐川氏は2度も話をはぐらかし、森議員に「そんなことは聞いてない」と追及され、何か意を決したように「この森友問題について、今井秘書官と話したことはございません」と言い切った。だが、改ざんの指示云々とは関係なく、この森友問題で佐川理財局長が官邸で森友対応を担っていた今井首相秘書官と相談をしていないなどということは、霞が関の常識に照らしてありえない話だ。そのことは、多くの元官僚が指摘している。

それを、「今井秘書官と話したことはない」などと言い張るというのは、むしろ、今井秘書官との相談内容についてつっこまれることを恐れたためとしか思えない。

きょうの証人喚問によって疑惑は解明されるどころか、さらに深まった。しかし今日の様子をみれば、もはや官邸と裏取引をすませている佐川氏が真相をしゃべることなど、ありえないだろう。真相解明には、今井首相補佐官や安倍昭恵氏、土地取引時の財務省事務方責任者である理財局長だった迫田英典氏、総理夫人付きだった谷査恵子氏、そして籠池泰典理事長を揃えた全員の証人喚問が絶対に必要だ。安倍首相は真相を究明すると約束したのだから、当然、応じるべきだろう。

「森友の方がTPPより重大と考えているのが日本の新聞のレベル」「経済部のやつにボロカス言った記憶」(麻生太郎)。こんなのが日本の大臣のレベル・・・下衆め!!

 くろねこの短語 2018/3/30

東京都迷惑防止条例改正案が成立した。民進・立憲民主で反対はひとりだけ。こんなんでいいのかねえ。乱用防止規定があるとはいえ、法の運用はどんどん拡大解釈されていくのが常ですからね。要注意なのは変わらない。

 
さてと、証人喚問が終わって、ひょっとこ麻生が本音をポロリです。
「TPPは日本が主導して締結された。このあいだ、茂木大臣0泊4日でペルー往復していましたけど、日本の新聞には1行も載っていなかった。森友の方がTPP11より重大と考えているのが日本の新聞のレベル。政治部ならともかく経済部までこれかと、おちょくり倒した記憶がある」
 
ただの下衆野郎ですね。財務大臣としての監督責任なんかこれっぽっちも考えてないから、こういうクズ発言が口をついて出てくるんだね。これをまた「麻生節」で片付けようとする御用コメンテーターもいたりするんだから、何をかいわんやなのだ。
 
笑っちゃうのは、この発言にはいくつかの誤りがあることだ。まず、キツネ目の男・茂木君が行ったのはペルーじゃなくてチリなんだね。締結というのも間違いで、まだ署名しただけ。さらに、「新聞には1行も載っていなかった」ってのも嘘で、各紙とも署名式のことはちゃんと報道していた。つまり、この男は新聞読んでないってことなんだね。ま、漢字も覚束ないノータリンだからさもありなんてことか。
 
それはともかく、こういう発言が何の衒いもなくできちゃうってのは、公文書改竄という凶悪犯罪をいかに軽く考えてるかってことの証明みたいなものだ。証人喚問で幕引き図ろうとしている自民党のそれが本音ということだ。
 
さらに言えば、新聞報道に難癖つけたってことは、あからさまな報道への圧力でもある。これって、ペテン政権が画策している放送制度改革の延長線上にあるのは間違いない。いつもの「麻生節」なんて甘やかしている場合じゃありません。

 
北のカリアゲ君にだって「安倍一味は、彼らに集まる怒りのまなざしをそらして政権の危機を免れるために拉致問題や最大の圧力を持ち出している」と見透かされているペテン政権なんだから、日本のメディアもそろそろ目を覚まさないと世界中の物笑いの種になりますよ・・・って、もうなってるか。

モリカケ事件より大きな2兆円の疑獄が安倍の後見人の細田親分の地元の松江で燃え上がった

 

このところ連日のようにテレビに映る顔がある。キャリア官僚特有の言いまわしに終止している、眼鏡をかけた中年の人物・太田充財務省理財局長だ。
 

この太田充理財局長が、松江市の出身で、しかも松江南高校をでていることを知ったのは、平成30年3月19日のことだ。テレビで政治評論家が理財局長の経歴に触れていたのである。
 

翌3月20日、山陰合同銀行の久保田一朗・前頭取、現会長の言葉が伝わってきて、この情報はより具体的なものとなった。場所は松江温泉にある水天閣。松江しんじ湖ロータリークラブの定例会の席上、同クラブの会長でもある久保田一朗氏がスピーチの中で太田充局長を持ち出した。

「お世話になっているあの太田ガラス店の太田さんが、全国的に有名になった。偉くなられたことだ。」

太田ガラス店の専務であり社長の弟であった人物の長男が東大に入ったことまではなんとなく知っていた。しかし、それ以上のものではなかった。
(中略)
 

私が生まれた北寺町も、現在住んでいる魚町も「白潟(しらかた)」と言われている場所である。慶長16年に松江城ができてから400年たつが、「白潟」の地はそれよりはるか昔から松江の要(かなめ)であった。出雲神話に結びつく太古の昔からの場所だ。文字通り、松江発祥の地である。
(中略) 

大橋川拡幅事業とリンクして進められてきた松江市中心市街地整備事業。この2つの公共事業は、すでに不正な公共事業であることが判明している。
 

ことに、この2つの事業に密接に関連する部分で、森友疑惑と同様の、公務員がらみの不正が松江市だけで4つ、明らかになっている。この4つの不正公金疑惑は、森友疑惑より金額がはるかに大きなものだ。この30年間で合計2兆円以上も投入された公共事業にからむ不正疑惑であり、単なる一地方の問題ではない。
 

しかも、森友疑惑の背景に隠れている政治家と元政治家が、島根第一選挙区内にいる。闇のキング・メーカーである。佐川宣寿氏だけでなく、麻生太郎財務相、更には、安倍晋三総理なども、尻っぽ切りの対象となる単なるトカゲである。不正疑惑のご本尊ではない。
 

「茶坊主」という渾名で有名な”(週刊現代平成30年3月31日号)太田充理財局長という、いわばミッシング・リンクが顕在化した以上、国会の舞台は、大阪ではなく、疑惑のご本尊が鎮座する島根第一選挙区の松江市に移ることになろう。
 

太田充理財局長は、森友疑惑という火の中だけでなく、松江市の不正公金支出及び談合疑惑という業火(ごうか。()悪行が身を害することを火にたとえていう語。-広辞苑)の中に身を投げ入れた「飛んで火にいる夏の虫」である。  

佐川・前理財局長が証人喚問で明かさなかった今井首相秘書官の秘密

AERA dot. 3/27(
) 週刊朝日  201846日号

安倍政権の存亡がかかった攻防が国会で始まった。森友学園を巡る一連の問題の主犯扱いされた佐川宣寿前国税庁長官が、327日午前、参院予算委員会で証人喚問されたのだ。

冒頭、改ざんを把握していたのかとの質問に対して、佐川氏は刑事訴追の恐れがあるとして「答弁を差し控えさせていただきたい」と、森友問題の核心部分についての証言を拒否。文書改ざんに財務省官房や政治家などによる関与はなかったのかについては、「官邸などからの指示もございません。理財局の中で対応したということであります」と答えたが、安倍晋三首相夫人の昭恵氏の名前を消すために改ざんが行われたのかと問われると、「刑事訴追の恐れがあるので控えさせていただきたい」と繰り返した。

国有地取引そのものに安倍晋三首相や妻の昭恵氏の影響があったかという質問に対しては「一切、総理や総理夫人の影響があったとは私はまったく考えていません」と否定。質問者の丸川珠代議員(自民)は、ほかにも菅義偉官房長官、麻生太郎財務大臣らの名前を挙げ、指示があったのか尋ねたが、「ございませんでした」と繰り返し、理財局外の関与を否定した。それを受け、質問者の丸川氏は「少なくとも総理、総理夫人、官邸の関与はなかったという証言が得られました」と質疑を締めた。

昨年2月の国会で安倍首相が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と答弁したことが佐川氏の答弁に影響したとの指摘には「(首相答弁によって)答弁を変えたという意識はありません」と回答。これまでの国会で太田充理財局長が答弁した「理財局として政府全体の答弁は気にしていたと思う」との見解と反するものだった。

その後も佐川氏は弁護士と相談しながら、「刑事訴追の恐れがある」「答弁を差し控えさせていただく」といった答えに終始し、共産党の小池晃書記局長は「これでは証人喚問の意味がない」と憤慨した様子を見せた。

ゼロ回答に終始する佐川氏の答弁に、近畿財務局の関係者はこう語る。

「佐川氏の証言は、責任は自分にある、申し訳ないといいながら空虚に聞こえる。われわれの仲間が財務省の指示で改ざんさせられ、それがもとで命を絶ったのに、お詫びもないし、本当に責任を感じているのか疑問。刑事訴追を受けるから改ざんの詳細は話せないというが、それをさせたのは佐川氏。ひどい証言だ」

改ざん作業では財務省理財局と近畿財務局にはそれぞれ実務的な窓口になる人間がいたという。

「それが37日、自殺したAさんで、最終的に改ざんをさせられた。かなり上のレベルから指示があり、削除する作業を何度も何度もやらされた。近畿財務局では森友を『総理案件』と呼び、Aさんは書き換え作業で本省に連絡をとって深夜まで帰れず仕事をしていたようです」(別の近畿財務局関係者)

Aさんは亡くなる前、家族に向けた数行の遺書と、パソコンで作成されたA4用紙に56枚のメモを残したという。

「決済文書の調書が詳しすぎると、書き換えさせられた」などと書かれていたと報じられた。

安倍首相や麻生財務相、官邸、首相秘書官からの指示はなかったと語る佐川氏。だが、ある自民党幹部はこう語る。

「格安での国有地払い下げ、文書改ざんなど一連の森友案件の主犯は安倍さんの懐刀の今井尚哉首相秘書官だろう。彼が理財局の迫田英典氏(売却交渉時の局長)、後を引き継いだ佐川氏と相談し、実行させた。昭恵夫人が絡む森友案件の首相答弁は今井氏が財務省と調整し、練り上げていた。もし、佐川氏が今井氏の名前を出したら、安倍政権はもたなくなる。安倍さんは必死で今井氏を庇(かば)っており、代わりに杉田和博官房副長官に責任をとらせるのではないか、という声も出ているほど。首相周辺からは『今井氏を重用しすぎた、ヘタな小細工で墓穴を掘った』という声がしきりだ」

前川喜平・前文科事務次官も本誌先週号で、「官邸にいる誰かから『やれ』と言われたのだろう。私は、その誰かが首相秘書官の今井氏ではないかとにらんでいる」と名指ししていた。だが、自民党国対関係者はこう言う。

「官邸は佐川氏は重要なことは絶対しゃべらないと信じている。佐川氏と今井首相秘書官は東大同期の仲だ。今井秘書官と佐川氏は首相答弁と決裁文書の整合性を持たせるため、必死で書き換えを現場に指示していたようだ。佐川氏は絶対に今井氏や古巣の財務省を裏切らないだろう。彼はまだ60歳で人生も長い。組織を守り通せば、それなりの見返りは得られる」

官邸は佐川氏を「最終責任者」にしてトカゲのしっぽ切りを断行するかに見えるが、実態は違う。近畿財務局の関係者がこう語る。

「森友学園の事案は『総理案件』と呼ばれていて、幹部の中には籠池(泰典)氏のことを『籠池先生』と呼ぶ人もいたそうだ。籠池氏と担当者の面会の日程など逐一、本省に知らせていた。決裁文書からの削除箇所はマーカーで線を引き、本省が指示。改ざんを拒否した職員もいたが、組織防衛だと押し切られた」

今や無職の佐川氏は、どんな心境なのか。

本誌は322日、佐川氏に取材を試みようと、東京都内の自宅を訪問した。そこは住宅街の瀟洒な一軒家。庭に植えられた桜の花は七分咲きで、門にはきれいに手入れされた四つの植木鉢が、花を咲かせていた。近所の人はこう言う。

「以前は公用車がお迎えに来ることもありましたね。旦那さんは見かけませんが、奥さんはたまにゴミ出しをしているのを見かけることがあります。お嬢さんがいるようです」

犬と一緒に自宅から出てきた若い女性に聞くと、「何もお答えできないんです」と足早に去っていった。

佐川氏や財務省をめぐっては、まだまだ解明されていない話が多数、残っている。勾留中の籠池氏と面会した希望の党の今井雅人衆院議員がこう語った。

「疑惑が発覚した当時、理財局国有財産企画課課長補佐が籠池氏に『10日間ほど雲隠れをしてほしい』と森友学園の顧問弁護士(当時)を通して依頼し、ホテルに彼が隠れた件なども本人から改めて確認しました」

自由党の森ゆうこ参院議員の調査によれば、国有地売却に当初、別の学校法人が手を挙げた際にはゴミの撤去費用は約8400万円とされたが、森友学園に売却された際には約82千万円と、実に10倍の費用が算出された。会計検査院にも指摘されたこの謎もいまだに解明されていないままだ。

佐川氏の口から真相は語られるのだろうか。(本誌・上田耕司 小泉耕平 秦正理)

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