真実の報道神秘

権力の『おかしな政策』におかしいと報道しない日本で、一人でも『おかしい』と声を上げ、真実を追求して行きます。

2017年04月

疑惑まみれなのに笑顔で連休外遊に同行 昭恵夫人を見る目

2017429日 日刊ゲンダイ 
   
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北朝鮮の脅威を煽り立てて国民の目をそらし、幕引きにするシナリオは通用しそうにない。安倍政権が必死で沈静化をはかってきた森友学園問題が再燃している。

28日は、森友学園の籠池泰典前理事長が久々にメディアの前に登場した。民進党のヒアリングに出席するため、上京してきたのだ。

ヒアリングでは、安倍首相や昭恵夫人との関わりについて、新たに詳細な証言が飛び出した。小学校建設計画を真っ先に相談した相手は「尊敬する安倍晋三首相のご夫人、昭恵先生だった」こと。昭恵夫人と都内のホテルで初めて会った時に「何かすることはありますか」と言ってもらい、うれしかったこと。その際には、安倍晋三事務所の秘書を帯同していたこと。最初に塚本幼稚園で昭恵夫人が講演した日に豊中の小学校建設用地に案内したこと。その後も財務省との土地交渉の内容を「適時報告」していたこと……。籠池氏サイドと昭恵夫人との電話のやりとりは「数えきれないほど」だったという。

昨年3月、籠池氏が財務省の国有財産審理室・田村嘉啓室長と面会した際の音声データも出てきた。籠池氏が録音していたものだ。

「昭恵夫人の方からも、たしか聞いてもらったこともあると思いますけど」

「棟上げ式に首相夫人が来られて餅をまくことになっている」

「今回はやっぱりね、これは、あの方自身が愚弄されてると思ったから、僕、来たんです。これはアカンと。こんなことしてたら大変なことになるなあと思いまして」

 籠池氏が愚弄されたと言う「あの方」が、安倍本人なのか昭恵夫人なのかは分からないが、とにかく籠池氏は首相夫人の名前を連発して対応を迫り、財務省側は一連の土地取引は「特例」と表現している。

税金を使って「逃避外遊」の厚顔

財務省の田村室長は、問題になった口利きファクスで、昭恵夫人付職員の谷査恵子氏が照会し、丁寧な回答を得た人物だ。このファクスが籠池氏に届いたのが2015年11月。翌年3月に田村室長と面会し、その9日後に森友学園は土地の購入を申し入れた。それから3カ月で、鑑定価格の9割引きという破格の売買契約が結ばれたのだ。籠池氏が言うところの「神風が吹いた」。

昭恵夫人の存在が、財務省の判断に影響したのは間違いないだろう。問題は、昭恵夫人がどこまで直接的に働きかけたのか、あるいは安倍本人の関与はなかったのかということだ。国民の多くが納得していない不可解な土地取引の疑惑解明には、ここをハッキリさせる必要がある。

ところが、「私や妻が関わっていたら総理も議員も辞める」とタンカを切った当の安倍と昭恵夫人は、笑顔で外遊に出かけてしまった。

「昭恵夫人に対する疑念に、まだ本人の口から何も説明されていません。しばらく雲隠れしていたと思ったら、イケシャーシャーと公務に復帰という厚顔には怒りを覚えます。その訪ロ、訪英だって、いま行く必要があるのかどうか。北朝鮮の脅威を政府がさんざん煽っておいて、もし何かあった場合、英国から帰国するのに十数時間かかるのです。国のトップとして、あまりに無責任な態度だし、森友問題から逃げるためとしか思えません。それも、国民の税金を使っての逃避外遊ですよ。これでもまだ『昭恵夫人は私人』などというフザケた言い訳で逃げるつもりなのでしょうか」

(政治評論家・本澤二郎氏)
   

「任命責任」も「説明責任」も口だけの軽さ


もっとも、この政権の無責任体質は、今に始まったことではない。

東日本大震災が「東北でよかった」と発言した今村前復興相が26日、更迭された。安倍は「任命責任は私にある」と言ったが、「言うだけ」なのだ。これまでも、閣僚が不祥事で辞任するたび「任命責任は私にある」。それでオシマイ。国民に謝罪と言いながら、頭も下げない。

「潔い姿勢を見せるために『任命責任』に言及しているだけだからでしょう。自分に非があるとは思っていないのです。説明責任にしてもそうで、安倍首相はよく『説明責任を果たす』と言うけれど、いつも口先だけ。国民の疑念や不安に対して、説明を尽くしたことはない。政治家の『責任』がすっかり軽くなってしまいました。大臣の問題発言も、撤回・謝罪でなかったことにされてしまう。これほど自分たちの言葉に責任を取らない政権は見たことがありませんが、国民の側も、自分たちの不祥事にフタをして不問に付す政権のやり方に慣れっこになり、マヒしているように感じます」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

今村前復興相の暴言辞任で、「そんな(批判する)人は、はじめから排除して(会場に)入れないようにしないといけない」と、メディアに怒りの矛先を向けた二階幹事長の感覚も度し難いが、それに本気で怒らない国民にも問題がある。喉元過ぎれば……で、森友学園問題も忘れられつつあった。

無責任体質は戦時中から変わらない

「首相の周辺に便宜が図られていた森友学園や加計学園の問題は、内閣が2つ3つ吹っ飛んでもおかしくない疑獄事件なのに、大マスコミは本気で安倍政権と対峙する気概がない。二階幹事長のメディア批判は看過しがたい暴言であり、メディアへの脅しですが、こんなヒドイことを平気で言わせる番記者にも問題があります。疑惑隠しのために官邸が煽る北朝鮮危機に大マスコミが悪ノリの体たらくですから、このままでは、あっという間に6月の会期末を迎え、森友疑獄もウヤムヤ決着にされてしまうでしょう。


早くも、森友疑惑で下がった支持率は回復しつつある。国民もあまりに忘れっぽいと言わざるを得ません。ロシアの文豪プーシキンは『来世をわきまえざる教養の低い為政者にリードされる国民は不幸である』という言葉を残しました。まさしく日本の現状を言い得ています。今さえよければいいと、権力を利用して好き放題やっているのが安倍政権です。それをなぜ、国民が黙って許しているのか不思議です」(本澤二郎氏=前出)

国民は自ら考えることを放棄して、お上任せ。政府は自分たちの利権と保身しか頭にない。自民党政権の無責任体質は、戦時中から変わっていないのかもしれない。

東日本大震災の原発事故で誰も責任を取らず、あれだけの被害が出たことをまるでなかったことのように、政府は原発推進にかじを切った。そういう姿勢が、被災地を切り捨てるような今村前復興相の暴言に表れている。

豊洲移転問題にしてもそうだ。有権者が知りたい事実は明らかにされず、誰も責任を取らないまま、一時的には過熱した問題意識も風化されていく。

旧日本軍の戦闘でも、事実を知らされない多くの一般国民が前線に送り込まれ、命を失った。特権階級の人ほど無事に帰還し、あるいは戦地に赴くことさえなかった。そして、上層部は誰も失敗の責任を取らない。A級戦犯容疑者だった岸信介が戦後は首相に上り詰め、その祖父を敬愛する安倍が、秘密保護法や安保法を強行、さらには森友疑惑にフタをして、共謀罪を成立させようともくろんでいる。

責任の所在を曖昧にしたまま、政府の悪行を見逃していれば、そのツケは必ず国民に降りかかってくることを忘れてはならない。

 

やはり、これを見てほしい!一線越えた衝撃写真!

2017/04/29 半歩前へⅡ

やはり、これを見てほしい!自民党・官邸が怯える安倍首相夫人、と称して「伊達直人」と名乗る人がフェイスブックに投稿した写真。

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安倍昭恵の一線を越えた衝撃写真である。元暴力団組長との親密だ!

官邸が震える安倍首相夫人・昭恵の一線を越えた衝撃写真!


官邸が震える安倍首相夫人・昭恵氏の一線を越えた衝撃写真❗
http://ameblo.jp/tiger-mask-fighter/entry-12263657707.html

安倍首相と二階幹事長の関係が悪化 揺らぐ安倍一強〈週刊朝日〉

週刊朝日オンライン


安倍政権に新たな火種が勃発した。
自民党の大番頭二階俊博幹事長と安倍晋三首相との関係が「急速に悪化している」(与党関係者)からだ。
 
両氏の確執が表面化したのは、安倍首相が二階派のパーティーに出席した425日夜、その場で舌禍事件を起こした今村雅弘前復興相を更迭したことに起因する。
 
二階幹事長は翌26日の講演でいら立たしげにこう不満をぶち上げた。
「内閣総理大臣・安倍晋三先生がわざわざお越しになってお詫びを言ってくれる。いきなりそういうことで大騒ぎです」
 
前出の与党関係者のこう解説する。
「二階幹事長は今村氏更迭に猛烈に反対していた。森友問題では党が一丸となって首相夫妻を守ったのに、失言で首はあんまりではないかと。

今村発言を取り上げたマスコミ批判を展開したのも今村氏を切った安倍官邸に対する不満からです。更迭直後の講演で、郵政選挙(2005年)で離党した無所属の長崎幸太郎衆院議員らの復党、公認候補とすることを言明したのも、『官邸が勝手にやるんだったら、党も勝手にやらせてもらう』という二階氏の怒りの現れからです。二階氏が今村更迭を強く首相に進言した菅義偉官房長官を電話で怒鳴りつけたという噂も漏れ伝わっています」
 
二階氏は昨年8月、当時の谷垣禎一幹事長の自転車事故で総務会長から横滑りで急きょ、起用され、「党の重石として、官邸とある程度うまくやってきた」(自民党議員)とみられてきた。二階氏は来年9月の総裁選で「安倍3選」を早々に表明し、あくまで黒子として安倍首相を支える姿勢を示していた。
 
しかし、自民党内で「安倍首相と二階幹事長の政治姿勢は水と油、対極に位置している」(幹部)ことはよく知られている。
 
自民党関係者は「安倍首相は親中派の二階氏の朝貢外交を内心、嫌っている。二階氏も媚中派扱いされ、過去に安倍シンパ議員に肝いりの人権保護法案を潰されたことに対し、未だに恨みをもっている。先日の小池百合子東京都知事らを交えた会合で反安倍急先鋒(せんぽう)の山崎拓元副総裁が同席したのも、安倍首相へのけん制と見るべきです」との見解を示す。
 
政府関係者は「一連の安倍一強の緩みは政権中枢でも極めて重く受けとめていることは事実。得意の外交でカバーするにも限界があり、当初、今秋を想定していた内閣改造が早まる可能性が出てきた。これ以上、安倍と二階両氏の確執が悪化すれば、幹事長交代もあるかもしれない。その場合、二階氏の盟友、古賀誠元幹事長が名誉会長を務める岸田派の岸田文雄外相禅譲論が浮上し、総裁3選を目指す首相にとって悩ましい事態に陥ることにもなる」と見立てる。
 
政権に近い政治評論家、鈴木棟一氏ですら、こんな厳しい見方を語る。
「二階氏にとって、年に一回の大祝賀会がお葬式になってしまったのは喜劇としか言い様がない。与野党共に政治家の劣化が甚だしい。今村氏に続いて、失言が相次いでいる稲田朋美防衛相、山本幸三地方創生相、金田勝年法相など辞任予備軍が連鎖していけば、政権は危険水域に入る」
 
安倍一強がいよいよ崩れるのか。

北朝鮮ミサイルで東京メトロを止めて恐怖心を煽りに煽った政治屋どもは優雅に外遊&何らかの嫌疑がある段階で一般の人ではない(盛山法務副大臣)。やっばり花見に地図と双眼鏡は危険だな。

 くろねこの短語 2017/4/30

北朝鮮がミサイルぶっ放したってんで、東京メトロが一時的に運転見合わせたそうで、おいおい、そんなに煽ってどうする、ってなもんです。なんてったって、ペテン総理を筆頭に閣僚の皆さんは優雅に外遊中ですからね。ペテン総理なんか、ロンドンから「わが国に対する重大な脅威」ってなんとかのひとつ覚えコメント出して、遙か異国から吠えてるだけですから。

 
そもそも、北朝鮮による危機が迫っているなら、外遊なんかしている場合じゃありません。逆に、危機がないのに政治的に利用するために煽っているとしたら、そちらの方がよっぽど問題なんだね。
 
いまどきの戦争って、ミサイルが飛んできたらもうそれですべてはパ~でんねん。だからこそ、戦争が起きないように外交努力をするのが政治家というもので、いたずらに「平和は力によって達成される」なんて喚きながら挑発を繰り返すのはただの無法者ということだ。
 
ミサイルが飛んできたら、近くの建物に避難するか、それができない場合は頭抱えて道路にうずくまれ・・・なんて三流コントまがいの「避難方法」を内閣府がホームページにマジで掲載するような頓珍漢な国ですからね。真剣に北朝鮮の危機に取り組んでるとはとても思えません。ていうか、ペテン総理の中では、「気分、もう戦争」ってことで、ひとりエクスタシーに酔っているだけじゃないのか。
 
それくらいの能天気でなければ、このタイミングで私人の嫁引き連れて「いい旅夢気分」できるわけがありません。

 
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北朝鮮のミサイルでてんやわんやしている間にも国会では共謀罪をめぐって、こちらもまた三流コントまがいの珍答弁、トンデモ答弁が続いているんだが、週末の国会ではちょいと聞き逃せない答弁があった。
 
なんでも、法務副大臣の盛山君が、「何らかの嫌疑がある段階で一般の人ではないと考える」って答弁したってね。これって、「推定無罪」に反しているのはもちろんだが、「嫌疑」をかけられただけで「一般人ではない」ってことになったら、もうどんなデッチ上げでだっ共謀罪でお縄にすることは可能ってことなんだね。この手法だと、とりあえず「嫌疑」をかけて引っ張ってから、取調べで徹底的に叩くってことが出来ちゃう。小林多喜二の無残な死が、いままた甦ることになりますよ。

 
それにしても、なんでこうした答弁が大問題にならないのか。「憲法改正賛成ですか」なんてすっとぼけた世論操作じゃない世論調査やってる場合じゃありませんよ、ったく。

私人の総理夫人の旅費に税金から90万円&「テロリズムはテロ集団の主義主張」って、国民舐めるのもいいかげんにしろよ!

 くろねこの短語 2017/4/29

本名不詳の籠池君のヒアリングは、なかなかのインパクトで、外遊でルンルン気分のペテン総理の嫁も帰国したら針の筵かもね。


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              東京新聞ツイッター


 
で、そのペテン総理の嫁の旅費として90万円を国が負担してたそうだ。お付きの政府職員の旅費170万円も同じく国が負担してたっていうから、私人に税金が注ぎ込まれていたわけですね。法律上はいろいろ抜け道があって、そのこと自体は問題ではないというんだが、もう、これって詰んでるよね。「安倍晋三記念小学校」疑獄は、ペテン総理夫妻の犯罪ってことで歴史に名を残すことになるよう、切に願う今日この頃なのだ。

 
でもって、共謀罪なんだが、なんでもGWの谷間である5月2日に審議することになったってね。GW明けに何が何でも強行採決しようっていう意図なんだろう。でも、私は馬鹿ですの法務大臣・金田君の「花見であればビールや弁当など持ってるが、下見であれば地図や双眼鏡、メモ帳などを持っているというような外形的な事情があり得る」なんていう薄らとぼけた答弁なんか聞いてると、なんでこういう舐めた状況を多くの新聞・TVがほったらかしにしているのか、そっちの方がよっぽど気になってくるというものなのだ。

 
テロリズムの定義についても、ペテン政権は「特定の主義主張にもとづき、国家に受け入れを強要し、社会に恐怖を与える目的で行われる人の殺傷行為」という答弁書を出しているんだが、では「特待の主義主張」とはなんでんねんって質問したら、「テロリズムにかかる集団が行う殺傷行為のよりどころとなる主義主張」という答えが返ってきましたとさ。

 
突っ込むのも馬鹿馬鹿しくなるほどの舐めくさった態度ですね。こんな政党に投票した皆さん、そろそろ責任とってくれませんかねえ、なんてグチのひとつも言いたくなるGW初日の朝であった。

森友疑惑の音声記録を報道しないNHK!

2017/04/27  半歩前へⅡ

▼NHKはなぜ、森友疑惑の新事実を報道しない?
 
籠池と財務省のやり取りの音声記録が明らかになった。NHKはなぜ、こんな重大ニュースを報道しない?
 
森友疑惑に絡み籠池夫妻が財務省の国有財産審理室長、田村嘉啓と2016年3月15日に面会した音声記録。動かぬ証拠である。
 
生々しいやり取りの中に「昭恵」の名前が登場する。安倍昭恵の特別の口利きで国有地が激安払い下げになった経緯が手に取るようにわかる。
 
田村が森友学園への払い下げが「特例」だったと白状した。借地契約を「特例」と言った。
 
NHKは国民大衆の受信料で経営を賄っている「公共放送」だ。だったら、必要な情報をどうして放送しないのか?
 
安倍晋三のPRをしたければ、晋三に全額資金を提供してもらってからにしろ。安倍政府一辺倒、「安倍に都合の悪いニュースは流さない」という姿勢は許さない。
 
NHKはこのように巧みに国民を誘導している危険な放送局だ。受信料など払ってはいけない。私たちの抵抗はこれしかない。受信料拒否!

籠池氏が森友問題で新証言 「昭恵夫人に真っ先に相談」

2017年4月28日 日刊ゲンダイ
   
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公の場に姿を見せたのは3月末の証人喚問以来、約1カ月ぶりだ。「森友学園」(大阪市)の籠池泰典前理事長が28日午前、民進党プロジェクトチーム(PT)の開いたヒアリングに出席。国有地払い下げをめぐる学園側と国との交渉状況について、安倍首相夫人の昭恵氏に「適時、電話で報告していた」と主張し、緊密な関係を改めて強調した。

午前10時すぎ、証人喚問と同じ黒スーツ姿で議員会館に現れた籠池氏は、冒頭に「私の承知しているところを包み隠さずお話し申し上げる」と宣言。小学校建設計画が具体的に始まった際、「真っ先に相談したのは昭恵夫人」と打ち明けた。

籠池氏によると、それは2014年3月のこと。都内のホテルオークラで昭恵氏と面会し、計画を説明すると、昭恵氏は「主人に伝えます。何かすることはありますか」と協力する考えを伝えたという。籠池氏は「うれしかった」と当時の感激を述懐し、その場には安倍事務所の秘書も帯同していたと証言した。

■さらなる“爆弾”投下も予告

その後も財務省との交渉について適時、報告。「昭恵夫人が名誉校長就任後は、業務の一環として報告を続けた」と話した。PTメンバーから昭恵氏との電話の回数を聞かれると、「20回を超える」と回答。籠池氏の妻と昭恵氏との電話は「数えきれない」「1時間や2時間くらい話すこともあった」と答えた。

また、国有地の定期借地契約で、財務省側から「値段にはストライクゾーンがある。高い方は2700万円、低い方が2100万円」という具体的な賃料の提示があったことも暴露。「低い方にしてくれとお願いした」と明かした。

籠池氏は昨年3月に財務省の担当室長と面会した際、担当者が「特例」と発言した録音記録も公表。「他の交渉経過についての録音テープはまだある」と告白し、さらなる“爆弾”投下を暗に予告した。



森友事案での安倍首相辞任が秒読み段階に

2017年4月28日 植草一秀の『知られざる真実』

「西の森友」事案は、国有地を不正に低い価格で払い下げた問題である。
「忖度(そんたく)」が問題なのではない。公務員による行政において「中立、公正、公平」の原則が踏みにじられた疑惑が濃厚であることが問題なのだ。

財政法第9条は「国の財産は、適正な対価なくしてこれを譲渡し若しくは貸し付けてはならない。」と定めている。鑑定評価額9億5600万円の国有地を1億3400万円で払い下げた行為は財政法第9条に違反し、国、すなわち日本国民に巨大な損失を与えた事案であると考えられる。

「忖度」というのは、「他人の心をおしはかること」で、「忖度」がいいとか悪いとかという次元の問題でない。公務員が内閣総理大臣の意向を「忖度」することは一向に構わない。むしろ、「忖度」は褒められるべき行為と言うべきだが、公務員が行政事務において、「中立、公正、公平」の原則を踏みにじって、国に損失を与える行為を行ったなら、財政法に違反し、「背任罪」を問われることになる。

これだけで重大な犯罪事案になるが、さらに重大であるのは、この不正払下げ問題に内閣総理大臣夫妻が関与していた疑いが浮上していることである。

安倍首相は2月17日の衆議院予算委員会質疑で、「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一切かかわっていないということは明確にさせていただきたいと思います。もしかかわっていたのであれば、これはもう私は総理大臣をやめるということでありますから、それははっきりと申し上げたい、このように思います。」(議事録251)
「繰り返しになりますが、私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい。」(議事録255)
と答弁している。

この点を踏まえると、安倍首相は速やかに総理大臣も国会議員も辞めるべきである。いまも辞任せずにいることがおかしい。

本日、4月28日に民進党のプロジェクトチームの会合に森友学園の籠池泰典元理事長が出席して発言した。籠池氏の発言内容の真偽を確認する必要があるが、全体の印象からすれば、昭恵夫人が森友学園の小学校用地問題に関与していた事実は否定しようがない。

さらに、昭恵夫人が瑞穂の國記念小學院の名誉校長を辞任したのも、安倍昭恵氏の行動ではなく、安倍晋三事務所が独断で行動した結果である疑いも浮上した。

昭恵夫人は公の場で説明する必要がある。安倍晋三氏は首相も議員も辞めたくないなら、安倍昭恵氏による説明の場を設営するべきだ。正々堂々と立ち向かわない逃げの一手の行動は、恥さらしそのものである。

国会は衆参両院の予算委員会を開会することになった。この予算委員会で森友事案を徹底的に論じるべきだ。森友事案の審議を批判するのは、やましいことがあるからでしかない。無実潔白なら、とっとと証人喚問を実行して、問題を早期決着すればよいだけのことだ。

名誉校長を辞任した件も、安倍昭恵氏の意向ではなく、安倍晋三氏が勝手に行動したのなら、これも人権侵害に当たる。安倍首相は安倍昭恵氏は「私人」であり、一個の独立した人格を持つ個人であり、その個人の行動を尊重している趣旨の発言を国会で示したが、安倍晋三氏が昭恵夫人本人の意思を確認せずに名誉校長辞任を勝手に決めたのなら、安倍昭恵氏の名誉校長就任も安倍晋三氏の意思によるものということになる。

安倍昭恵氏は真実を語りたいと思っているかも知れない。安倍昭恵氏に面識のある人は、安倍昭恵氏に本当のことを話すように諭すべきだ。

説明責任も果たさずに花見にうつつを抜かしているような人物に、そのような良心などない、と断じる声も多く聞く。しかし、そうではない可能性もある。昭恵夫人に働きかけて、昭恵夫人が自らの意思で、表に出て、すべての事実を語るように働きかけるべきである。

※続き

安倍内閣はすでに根腐れを起こしている。最大の問題は、この政権に、国民に寄り添う心がないことだ。言葉の上でだけ、「被災地の復興が最重要」
「拉致被害者の救出が最重要」「任命責任は私にある」などと言い募る。
しかし、内実がない。うわべだけの張りぼての美辞麗句なのだ。

この首相の下で類が友を呼ぶ。
山本有二農水相
山本幸三地方創生相
今村雅弘元復興相
甘利明元経済相
稲田朋美防衛相
金田勝年法相
鶴保庸介沖縄北方相
務台俊介復興政務官
中川俊直経産政務官
など枚挙に暇がない。

政権は末期の様相を呈している。
安倍首相は、国会で明言した自身の発言に責任を持つべきだ。その結果は、首相と議員の辞任しかない。安倍昭恵氏が全面的にサポートして小学校建設を推進してきておきながら、問題が発覚すると手のひらを返して切り捨てるというのは、人に道を外している。

いろいろと取り沙汰されている森友学園の問題よりも、はるかに深刻で、卑劣な行為である。安倍昭恵氏に、もし良心というものがあるなら、このような卑劣な行動に耐えられないはずだ。

このことについて籠池夫妻が激怒するのは当然のことと言える。いまどき、総理大臣になりたいなどと思う人もいなくなっていると思われるが、少なくとも内閣総理大臣は行政府の長なのだ。何よりも大事なことは、人として、人の道を外れないことだ。

政治評論家の田崎史郎氏が今村復興相の失言問題について、「政治家は被災者に寄り添うふりをしなければならない職業だ」と述べたが、このような人物が政治評論家として幅を利かせている日本政治だから、日本政治の堕落ぶりが目を覆うばかりなのだ。

安倍昭恵氏が深く関与して、土地取得問題についても
財務省に口利きをしたと見られる。財務省は公務員としてのもっとも重要な基準である「中立、公正、公平」の範を超えてしまった。「悪事千里を走る」「天網恢恢疎にして漏らさず」と言うが、悪事が発覚した。

人間としての価値、人間の器量が問われるのは、このような局面だ。
事実をありのままに語り、責任を取らなければならないなら、潔く責任を取る。

地位は失うかもしれないが、人間関係の信頼を守った事実、潔く責任を取った事実は後世にまで語り継がれることになるだろう。その一方で、問題が表面化するとその友好関係にあった人物に対して手のひらを返して、その人物を犯罪者に仕立て上げようとするのだから、恐ろしい。

人の道を外した宰相として、後世にまで名を残すことになるだろう。籠池氏も、自分が入れ込んだ、国家や国柄を重んじるという人物の実相を知り、
軽薄な思い入れ、思い込みの底の浅さをかみしめるべきだ。

教育勅語は権力者が人民に犠牲を強いるための「洗脳」の手段である側面が強いものなのだ。教育において大事なことは、誰かの犠牲になることを奨励することではなく、すべての存在の重みを知り、すべての存在に対する慈しみ、愛情をはぐくむことである。

安倍夫妻の冷酷な対応を見て籠池氏も自らの誤りに気付いたのではないか。

ディズニーR、来たことを後悔する人続出陳腐&危険な混雑&バカ高いで行く意味消失

2017.04.27
 文=編集部 Business Journal


東京ディズニーリゾート(TDR)が、まさかの2連敗。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、驚きの3連勝──。マスコミやネットの論調をまとめると、こんな具合だろうか。
 
4月、TDRUSJ2016年度入場者数が確定した。「TDRUSJで明暗分かれる」と報じた新聞社もあった通り、TDRは前年度比0.6%減の3000万人と2年連続で前年実積を下回った。一方のUSJ5%増の1460万人と、3年連続過去最高を示した。
 
TDRを運営するオリエンタルランドは入場者減少について、下の2つを主な原因として挙げている。

1164月に実施したチケット値上げ(大人6900→7400円/税込み、以下同)

216年度上期(49月)の台風
 
しかし、(1)の場合、ライバルのUSJ8年連続の値上げを実施しており、さらに1728日からは大人1日券「1デイ・スタジオ・パス」は200円プラスで7600円と、TDRを上回っている。
2)についても、台風は1年限りのアクシデントだ。2年連続で前年割れという顧客離れの直接の原因とは考えにくい。

高い入場料、散歩もままならない激しい混雑

 
では、TDRが抱える真の敗因、直面している問題とは何か。
320日に東京ディズニーランド(TDL)を訪れた、1歳半の子を持つ40代の父母に話を聞いた。まず父親が苦笑して言う。

「初めて子供を連れてきました。祝日だから混雑は覚悟していましたが、それでも予想を上回る人混みに驚きました。無理してアトラクションに乗る必要はない、園内を散歩できれば充分と夫婦で考えていたのですが、散歩でさえ厳しかったです」
 
この父親によると、互いを見つめあう若いカップルや、マップを凝視する外国人観光客は周囲への意識が散漫ぎみだという。子供と衝突しそうになって冷汗をかいたことも、何回かあったそうだ。

「混雑に疲れたこともあって、昼食は外に出ました。夫婦共にほっとしましたし、子供が最も喜んだのが誰もいない入場ゲートの外で走り回ることだったんです。これなら、チケットを買う必要はなかったですね。大学生の時に友だちとわいわい言いながら来た時は楽しかったはずですが、今回は満足感が得られず、不思議な気持ちになりました」(同)
 
家計を預かる母親は、さらにシビアだ。
「子供がぐずるのが怖くて、行列は避けました。だから、朝から夕方まで滞在して乗れたのは蒸気船の『マークトウェイン号』や『ウエスタンリバー鉄道』など、片手で足りる数ぐらいのアトラクションでした。子供は喜びましたが、入場料は夫婦2人で14800円ですからね。高すぎるというのが実感です」
 
これに昼食、夕食代も加わる。園内の混雑を避け、なおかつ節約しようと家族はイクスピアリのフードコートを利用した。
「それでも、1食で2000円ぐらいはかかります。家族が祝日を過ごす方法としては、あまりコストパフォーマンスはよくないというのが正直な気持ちです。当分は来なくていいですね」(母親)

顧客満足度が暴落

 
これを聞いて、TDRの熱狂的なファンは「40代の夫婦が勝手な感想を言っているだけじゃないか」──そう反論するかもしれない。だが、似た不満を感じた来園者は、決して少なくないのだ。そう指し示すデータが厳然として存在する。
 
それが「日本版顧客満足度指数」(JCSI)という日本最大規模の消費者調査だ。これは2006年、当時の小泉純一郎政権が発足にかかわり、代表幹事は茂木友三郎・キッコーマン取締役名誉会長が務める「サービス産業生産性協議会」が実施したものだ。
 
このJCSIの調査結果に、TDR“凋落の謎を解く鍵がある。調査は国内の小売サービス業32業種・上位企業約400社を対象とし、回答者は12万人のユーザーだ。
 
JCSIの年間調査で、TDRは常に高い評価を受けてきた。12年度からの「顧客満足度上位50企業・ブランド」ベスト3を振り返ってみよう。

12年度 1位:劇団四季、2位:TDR3位:オルビス
13
年度 1位:TDR2位:劇団四季、3位:帝国ホテル
14
年度 1位:劇団四季、2位:TDR3位:宝塚歌劇団

 
このように、TDRは劇団四季と激しいトップ争いを繰り広げていたが、15年度に突然、11位に転落してしまう。
 
さらに173月に発表された16年度調査では、驚愕の27位にまで急落している。顧客満足度の低下に歯止めがかかっていないことが浮き彫りになっている。調査関係者は、次のように分析する。

TDR2000年代における入場者数は、24002700万人を上下していました。この頃の顧客満足度が極めて高かったことを考えても、2000万人台後半がTDRキャパ上限なのでしょう。ところが、TDR13年度に30周年を迎えたこともあり、入場者数をさらに増やす戦略を取ります。結果、同年度は3129万人、14年度は過去最高の3137万人を叩き出しました。ところが、15年度は3019万人と減少に転じ、それ以上に顧客満足度が暴落していったわけです」

コスパの悪い食事

 
混雑だけでなく、内容の「陳腐化」を指摘する声もある。サービス業関係者は、次のように指摘する。

「サービス業における2大基本は、『設備の魅力』と『従業員の接客態度』です。USJの人気は報道の通り、次々と新アトラクションを投入したことが大きく寄与しています。一方のTDRですが、昨年にTDLを訪れたところ、アトラクションのマンネリ化と、大混雑でキャストが疲弊している印象を強く持ちました」
 
2大基本がなっていないのだから、ただでさえ悪名高い「待ち時間・行列」への苦痛、不快は増す一方だ。そのため、顧客満足度はさらに下がってしまう。「なんでもすぐに手に入るネット時代の到来で、消費者は待つことの耐性を引き下げられた」という分析をしているメディアもあるが、そんなに複雑な話ではないだろう。
 
何よりも、TDRは客が多すぎるのだ。年間入場者数が2000万人台に戻れば顧客満足度が回復する可能性はあると考えられるが、企業の論理からすると受け入れられないだろう。

TDRは、中長期的な経営戦略が間違っていたと言わざるを得ません。新アトラクションの投入が不完全でした。それに比べると、入場料値上げの悪影響は本質的な原因ではないでしょう」(同)
 
TDR側は何が問題なのか、よくわかっているようだ。実際に、20年までに約2500億円の大規模投資に乗り出すことを発表している。『美女と野獣エリア(仮称)』など新アトラクションの着工準備のほか、屋外の寒暑対策、温水便座の導入なども計画しているという。つまり、顧客満足度が低下していることを充分に理解しており、対策に乗り出しているのだ。
 
あらためて振り返ってみれば、TDLの開園は1983年。人間でいえば、御年34歳。立派な中年だ。

「老朽化を感じるのは、アトラクションなどのハード面だけでなく、食事などでも見られます。ピザなどの洋食は、80年代ならば来園者は心の底から満足したでしょう。しかし、バブル崩壊後、デフレ経済に直面した外食産業では『安くて、なおかつおいしい食事』の競争が激化し、コストパフォーマンスが格段に向上しました。ところがTDLの飲食店は、そのレベルアップに追い付いていません」(同)
 
逆に、TDRにとってレストランのレベルアップは、短期で改善できるポイントだと見なすこともできる。
 
今のTDRにとって必要なのは、こうした「応急処置」だろう。新アトラクションがオープンするまで、さまざまな「目先の問題」を発見し、解決していく。そうして入園者数と顧客満足度の下落を必死に押し止めるしかない。

USJもそうですが、TDRの経営が大変なのは、常に一定の利益をアメリカの本社に吸い上げられることにあります。どうしても短期的な成果を求められ、中長期的な投資を計画しにくい経営環境なのです」(同)

■2020年以降は顧客満足度が回復する?
 
TDRUSJは、年間パスを比較すると興味深いことが見えてくる。TDR1パーク(東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのうち、いずれか片方のパス)63000円、2パーク(両パーク共用パス)93000円だが、USJ34800円か22800円、という価格設定になっている。

「リピーターを大切にすることは商売の王道です。USJが、対TDR戦略として、まずは入場者数を伸ばしていくという方針も理解できます。とはいえ、最大でも5回、最低でも3回行けば元が取れてしまうというのは、サービスし過ぎかもしれません。よくも悪くも、TDRが殿様商売をしているのに対し、USJの収益構造は、まだ磐石なものとはいえないでしょう。年パスの価格差は、その象徴として捉えられるのではないでしょうか」(同)
 
USJ2001年のオープンで、まだ16歳と若い。「後輩」「挑戦者」としてのアドバンテージを充分に活用しているといえるが、いつかはTDRのような中年に差し掛かる。同じ轍を踏まないためにも、中長期的な経営戦略の構築は、しっかりしないといけないようだ。
 
ライバルUSJから激しく追い上げられているTDR。その「顧客満足度回復大作戦」は、吉と出るか、凶と出るか――
 
発表された2500億円の大型投資が「プラスに働く」と予測するのは、小川孔輔・法政大学経営大学院教授(マーケティング論)だ。

「発表通りなら、新しいアトラクションがお目見えする2020年の春以降は、顧客満足度が回復する可能性が高いと思います。ただし、それまでの間、園内の混雑緩和と既存施設のリニューアルで、顧客の期待を裏切らないように努力することが必要です。TDRが日本のサービス産業を牽引していく役割を担っていることに変わりはないでしょう。USJの追撃をかわしてTDRが復活することに期待します」
 
ネット上でも人気のある、ウォルト・ディズニーの名言に、こんなものがある。

「過去の出来事に傷つけられることもあるだろう。でも私が思うに、そこから逃げ出すこともできるが、そこから学ぶこともできる」
 
オリエンタルランドの社員・関係者は、この名言を拳拳服膺して忘れないことが求められているに違いない。

ツイートに説教の野田幹事長 なぜ若手の足を引っ張るのか 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」

2017年4月27日 日刊ゲンダイ 
  
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「とかく表現が過激になりがちなので、全体としてこの問題を含めてよく指導していただきたい」(民進党野田佳彦幹事長/24日)

 このお小言は、同じく民進の小西参院議員がTwitterに、

「正直なところ、安倍内閣の解釈変更が法論理も何もない不正行為であることを暴き、すなわち違憲の絶対証明を行い、今なお信念に基づきこれを追及している私は、共謀罪が成立すると本気で国外亡命を考えなければならなくなると覚悟をしている」

と書き込んだことに対するものだ。

えーっ! なんで叱られなきゃなんないの? 幹事長としてここは応援するところだろ。

「国会議員が真っ先に国外逃亡するっていうのはどうよ?」などとネトウヨが騒いでも、「小西は間違っていない。共謀罪はテロではなく、時の権力に歯向かおうとするものに向かう……云々」、そう説明し、この騒動を盛り上げ、利用すればいいのに。

小西さんは「解釈改憲、安保法制を、この憲法違反のお先棒を担ぐような官僚のみなさんは絶対に許さない。政権を奪い返してから、必ず皆さんを処分する」と発言したときも、当時の幹事長・枝野さんに「言葉がすぎる」と怒られたっけ。

政権を奪い返して……笑っちゃいけない。小西さんは、マジなんでしょ。とりあえず、次もバッチつけられればそれでいいや、そういう議員とは違うってことでしょ?

民進党は、若手が暴れるくらいじゃないと、ニュースにもならない。なぜ、やる気のある若手の足を引っ張るのだ? 安倍首相に向かって「卑怯!」と言い放てる勇気をなぜ買わない?

個人的にあたしは、パワフルな小西と自由党の山本太郎がタッグを組んで暴れまわったら、相当、おもしろいことになると思うんだけど。グチグチ説教をこかれたら、古巣なんて捨ててしまうか? ね、小西さん。

小沢一郎「辺野古にヘリポートを造る必要性はない」「皆で団結して対抗し政権を獲得する」

2017/04/26  銅のはしご

2017年04月25日(火)
定例記者会見 
自 由 党

小沢 一郎 代表
北朝鮮
✑ 当面は中国がどの程度まで北朝鮮をコントロールできるかっちゅうことに係ってる。 北朝鮮が先にミサイルなり核兵器なり使用することは,僕はあり得ないと思う。 アメリカがシリアのようなことをやる可能性も少ないと思う

辺野古埋め立て工事着手
✑ あすこに海を埋め立ててヘリポートを造る必要性はない。 海兵隊の実戦部隊は皆すでにもうグァムに行っちゃっている。 今のアメリカの軍事戦略から見れば,海兵隊を駐留させている意味はない。 なぜか日本政府がひたすら造るんだと言ってきて強行しようとしているちゅうことは,非常に遺憾に思います。 アメリカ政府ときちんと話せばいい

✑ アメリカの政治家でも地元民の反発を買って強行するのはプラスがない,マイナスだと思ってる人が多分多い。 ましてやあそこは,聞くところによると白いジュゴンの北限の棲みかだという。 こういうところにアメリカ自身が海岸を埋め立てて軍事基地を造ることは,アメリカ国内ではやらないんじゃないか。 きちっと言うべきだ

憲法改正,共謀罪
✑ 自民党は憲法の理念と4原則(基本的人権・国民主権・平和主義・国際協調)に抵触するような改正をしようとしている。それは絶対認められない。9条を含め俗に平和憲法と呼ばれる日本国憲法の理念と,4原則(基本的人権・国民主権・平和主義・国際協調)に抵触しない改正,そして国民にとって利益をもたらす改正でなくちゃいけない

✑ 教育無償化のために憲法改正する必要ないでしょ。 法律作りゃあいい。 教育の権利,義務は憲法で定められています。 わざわざ憲法の逐条に無償化という具体的な問題を盛り込むまでもない

✑ 緊急事態条項は,国民の権利を一時的に抑える,止める制度なんだよ。 だから,きちんと国民の権利が守られる,守るように,きちんとした仕組みにしておかなくちゃならない。 共謀罪も,犯罪の構成要件が抽象的な曖昧なものになる。 為政者の思うがままになっちゃう。 そういう法律では,本当の意味としての機能を外れた運営の仕方されることになりますから,軽々として作るべきではない

天皇の退位・特例法
✑ 政府の特例法には賛成できない。 明治以降,なぜ一世一元の制度を定めたか。 永い歴史のなかで,主に政治的要因から恣意的に天皇の退位,即位が行われてきた例があり,そういうことはよろしくないと,原則に定めた

✑ これは安倍総理のたいへんな不忠,不敬の結果だと思いますが,天皇陛下がああいう会見をなさった以上は,そのことについてきちんと対応せざるを得ないだろうと思っておりまして,党として答えをまとめ,衆参両院議長のときにも玉城デニー幹事長が意見を出しました

岩手県・達増知事
✑ 知事はとくに震災以降,非常に良くやっている。 地域住民の復興,福祉の増進のために,一生懸命やっている。 だから,各党,県民が認めているように,自民党を別にして各党全部,知事与党になってるんだよ

山本 太郎 代表
対・北朝鮮
✏ 北朝鮮には拉致の被害者の方がいらっしゃる。 その方々が影響を被ることになってしまう。 何よりもアメリカに対しても,冷静に対話を,力を抑制的にと,日本は真ん中に入ってやるべきだ

共謀罪審議
✏ 特定秘密,安保,共謀罪。 政権は最後のいちばん大きなルールの改正に向かうために,時間の問題というところにまで持ってきているから,これはやっぱり皆が怒らなきゃいけない

https://www.youtube.com/watch?v=xYGM2WU5e_U
30:25


【 記者質疑 】
THE PRESS JAPAN ; 両代表に。日米合同演習についてどのようにお考えでしょうか。また,内閣府がポータルサイトに国民に対して(ミサイル攻撃を受けた際の)避難訓練のマニュアルを出し実際に避難訓練をするようにと指示をしているが。山本代表はかつて原発の攻撃について国会で質問されている。

山本 太郎 代表
 ありがとうございます。 2015年安保のときに,国民の生命財産を守るということをさんざん言いながら,私が質問した内容が 「北朝鮮など,まあ分かんないですけれども,外国からミサイル攻撃によって原発が標的になった場合,どのような被害が想定されるか」 ということを聞いたんですけれども,「被害の想定はしていない」という。 さんざん守る,守ると言いながら,その守るためのものが何も準備していないというような状況ですね。 その言い訳, 「いろんな種類のミサイルがあるから,それぞれによって影響が違うから,ちょっとよく分からない」 というような話ですよね。 それによって,今も仰ったとおり 「とにかく臥せる」 とか 「頑丈なビルの地下に入る」 とかっていうようなこと言ってますけど,よく分かんないなあってことだと思います。

 何よりもアメリカに対しての,アメリカが強行に行くっていうことに対して日本が,その北朝鮮との間に入ってちゃんと対話ができるような状況を作らなきゃですね,何よりも北朝鮮には拉致の被害者の方がいらっしゃるわけですから。 そんな物騒なことになってしまえば,影響というものはその方々が被ることになってしまうので,何よりも冷静にそういう力を抑制的にということを,日本は真ん中に入ってやるべきだというふうに思います。 

小沢 一郎 代表
 合同訓練ちゅうのは,恒例のやつじゃないの。 そうでしょ。 それを多少,今の状況と関連付けているかどうかは別として,安保条約でやってんだから,訓練する機会があるちゅうこと自体は別に不自然なことじゃないと思いますよ。

 避難ナントカちゅうのは,何なの? 

THE PRESS JAPAN ; 21日に内閣府が,ミサイル攻撃に対する避難訓練を実施するようにという通達を自治体に出している。

小沢 一郎 代表
 ああ,ミサイル。 はああ。 それを,官邸が出したの?

THE PRESS JAPAN ; はい。 内閣府が出しています。

山本 太郎 代表
 <小沢代表に> 行動マニュアルというものです。<小沢代表・読む>

小沢 一郎 代表
 こういう何か取って付けたような話は別として,状況判断を僕として言うと,北からミサイルなり核兵器なり,先に使用するちゅうことは,僕はあり得ないと思う。

 また,アメリカがシリアのようなことをやるっちゅうのも,極,可能性は少ないと思う。

 当面は,中国がどの程度まで北朝鮮をコントロールできるかっちゅうことに係ってると思う。

 ただ,極々,可能性少ないけれども,何かの拍子に北がまた威丈高ないろんな行動や言動をすれば,トランプ大統領が攻撃命令をひょっとして出す可能性は,無きにしも非ずと。

 だけど,まずすぐにそういう状況になるちゅうことは,あり得ないし。 シリアなんか攻撃するのとは違いますから,北朝鮮は。 あんなヤワな話じゃないから,もう,本気にやったら。 ですから,その覚悟がなきゃあ,アメリカもできませんし。

 ですから,そういうことはまずないと思う。

 何でもないときに,すぐミサイルが日本に飛んでくるなんちゅうことは,そんなバカなことしませんよ。

 そんなことして,何になるの。 何もなんないでしょ。 自分たちがやられるだけで。 だから,そんなことはあり得ないと思いますが,いずれにしろ,わずかだけど,何かの拍子に,危険性はあると思います。 その米朝間でだよ。

TBS ; 憲法改正についての自由党の考え方を。

小沢 一郎 代表
 党として,今改めて皆で話して,文章化して外へ出してるちゅうわけじゃあないけれども,基本的には,森(ゆうこ)君が今度NHKの討論会で代表として出ると思います。

 そこで話すのを聞いてくれりゃあいいんだけれども,我々としては日本国憲法,俗に平和憲法と言いますけれども,その理念と原則と,もちろん9条を含めて,それはしっかりと守っていくということが,我々の大きな立場で言えばそういうことです。

TBS ; 代表は以前,時代にそぐわないようなところは変えていくことに異存はないけれども,政府・自民党の言う憲法改正論議には賛成することはできないと仰っていた。

小沢 一郎 代表
 もちろん,もちろん。

 今言ったことですよ。それは自民党が,日本国憲法,俗に平和憲法と呼ばれる,この憲法の理念と基本原則に抵触するような改正をしようとしているから,それは絶対認められない。

TBS ; たとえば教育の無償化について,憲法改正の項目にすべきだと言う人もいるが。

小沢 一郎 代表
 教育無償化のために,憲法改正やんの?

 憲法改正する必要ないでしょ,そんなの。 法律作りゃあいいんだ。 うん。

 教育の権利,義務ちゅうのは,憲法で定められてますから,わざわざ憲法の逐条に 「無償化」 という具体的な問題を盛り込むまでもないことだと思う。

TBS ; 緊急事態条項というのはいかがでしょうか。

小沢 一郎 代表
 緊急事態については,日本国憲法および日本の法律に,一切ありませんから,そういうことは考える必要はあると思いますよ。

 ただ,飽くまでも,今度の政府案ちゅうのは あまりにも ちょっと酷過ぎると思いますけれども。

 国民の権利。

 緊急事態ちゅうのはね,何かちゅうと,国民の権利の抑制的な制度なんだよ。 あらゆること,そうでしょ。 緊急事態のとき,「 お前たち,ああしろ,こうしろ 」 ちゅう話でしょ。

 だから,国民の権利を抑制する法律なんだ。 あるいは,一時的に抑える,止める法制度ですから。

 それは,きちんとそれ(国民の権利)が守られる,守るように,きちんとした仕組みにしておかなくちゃならないし。

 それからね,今度の共謀罪なんちゅうこともあれだけれども。

 前から言ってるけれども,非常に犯罪の構成要件ちゅうのが曖昧なんだよ。

 だから,マスコミにも出てるでしょ。 何でもかんでも全部,これじゃ刑法罪になっちゃうじゃないかって。 非常に難しいんだよ,法律的に言うと。

 何の法律でもそうだけど,とくにこれは難しいんだ,犯罪構成要件が。 非常に抽象的な曖昧なものになる。

 だから,何でもいいちゅうことになっちゃう。 為政者の思うがままになっちゃう。

 そういう法律では,本当の意味の緊急事態法としての機能を外れた運営の仕方されることになりますから,そういうのを軽々として作るべきではない。

TBS ; 現状で,代表が時代にそぐわなくなっていて改正していくべきではないかと思われるところは?

小沢 一郎 代表
 それは,なんぼでもあるんじゃないの。 憲法逐条読むと,なんぼでもあるよ。 いちばん大きいことは,国会,衆参両院のあり方をどうすっかと。 大改正だよ。(それ)に始まって,なんぼでもある。

 そこは,ありますよ。 だけど,それは飽くまでも憲法の理念と4原則 (基本的人権・国民主権・平和主義・国際協調) に抵触しない,そして国民にとって利益をもたらす改正でなくちゃいけない。 

TBS ; 市民連合と4野党の合意で,安倍政権下での憲法改正には...

小沢 一郎 代表
 あとでいくらでも聞かしてやるから,聞きに来なさい。 

読売新聞 ; 小沢代表に。 次の衆院選がいつになるかまだ分かりませんが,小沢代表はかねて野党共闘の必要性を訴えていらっしゃる。 一方で,自由党の党勢を拡大するうえで,どんな戦略を描かれているのか。 また,次の衆院選に当選すれば,小沢代表は議員生活50年を迎えることになる。 所感を。

小沢 一郎 代表
 まず最初に,私個人のことは関係ありません。 どうでもいいです。

 それから,選挙については,自由党の党勢拡張ということを言っておりますけれども,それじゃダメだと言ってるわけで,今。

 民進だ,自由だ,社民だ,いや何だかんだと言ってたんでは,フランス流に言えばこの極右の政権をひっくり返すことはできないつってるんだよ。

 だから,そうでない各党,各政治家が団結して,これに対抗しろ,と。

 だから今の現時点においては,皆で団結して対抗し,政権を獲得する,ということしか考えておりません。 

岩手日報 ; 小沢代表に。 岩手県・達増知事は4月30日で就任から10年の節目になる。 知事のこの間の評価と,併せて国政復帰の可能性について。 知事は会見などで,岩手の国政に関する人材は豊富なので転身する必要性は感じないなどと仰っているが,小沢代表としては,4選目に出たほうがいいのか,あるいは国政復帰して活躍してほしいのかを。 

小沢 一郎 代表
 10年目といっても,3年の1年半か? 今。 3期目のね。 ですからまだ2年半以上の任期ありますから,そのあとのことは,知事が言っているその心境のとおりじゃないかな。 基本的に,知事の意向によって決める話ですから。

 それから,知事は非常に,とくに震災以降,良くやっていると思います。 他県を引き合いに出しちゃいけませんけれども,他の県よりもはるかに地域住民の復興,福祉の増進のために,彼 一生懸命やっていると思いますよ。

 だからけっきょく,自民党を別にして,各党全部,知事与党になってるんだよ。 それは各党,県民が認めてることじゃないかなと思います。

フリーランス・田中 ; 両代表に。 先週の 「キノコ採りが対象」 など序の口で,日増しに共謀罪の審議で,すごいことが起こっている。 支離滅裂と言うか,これはもう政治じゃないという状況になっている。 どうお考えでしょうか。 とくに自民党側の対応について。

小沢 一郎 代表
 政府・自民党はもう数で押しきろうっちゅうことでしょうが。 うん。 そんなことは分かりきってるんだから。 それに対して野党が,国民にしっかりした自分たちの考えと姿勢をアッピールできるように,断固として反対なら反対ということで,野党は国会闘争を進めるべきだと思います。 

山本 太郎 代表
 もうムチャクチャな話ですから。 起きていない犯罪。 起きてない犯罪を取り締まれるという,デタラメみたいな話ですよね。 言いがかりでもいける可能性が出てくるかもしれない。

 もちろん,その相談する,共謀するという時点において取り締まる法律というのは,すでにあって,凶悪犯罪であったりとか,テロに係るようなものに関しては,予備も陰謀も,いろんな罪っていうのが,もうすでにルールとして存在しているわけですから,改めてそれを 「テロ等準備罪」 として準備する必要がない。 もしもそれが必要なのであれば,今ある共謀罪,今ある陰謀罪,今ある予備罪,今ある準備罪というものに対して改正をするとか,付け加えていくということをやられるべきで,根本的に話がおかしいということだと思います。

フリーランス・田中 ; 野党議員,法律家などは,これはもう安倍独裁の最後の仕上げだと言われているが,どうお考えでしょうか。

小沢 一郎 代表
 憲法改正まで,やろうつってるんじゃないの,本人は。

フリーランス・田中 ; でもこれやったら,憲法改正の反対も何も,封じられる。

小沢 一郎 代表
 今でも封じられてるじゃないかな。 それに屈してるんじゃないの,皆。 うん。 情けない状況だわね。 頑張ってください。 私らも頑張りますから。

山本 太郎 代表
 もう,ほとんど欲しいものは揃えてると思いますね。 自分が欲しがったものは,ほとんど手に入れてる状態ですよね。 特定秘密もそうだし,安保もそうだし。 そう考えれば,この共謀罪ってのは絶対に外せないアイテム,ですよね。 最後のいちばん大きなルールの改正に向かうためには。も う時間の問題というところにまで持ってこられてますから。 これはやっぱり皆が怒らなきゃいけない部分だと思うんですよね。 

朝日新聞 ; 小沢代表に。 天皇陛下の退位に関する特例法案の骨子案が近く各党に示されそうだ。 政府案では,女性宮家が入っていない,天皇に陛下を付ける,などあるが,改めて自由党の考え方を。 

小沢 一郎 代表
 それはペーパーにしてまとめてありますから,それを読んでください。

 我々としては,まず基本的に,一世一元の制度ちゅうのは,なぜ明治以降これを定めたかちゅうことです。

 それは永いながい千年,二千年の歴史のなかで,主に政治的要因から恣意的に天皇の退位,即位というのが行われてきた例がある。 そういうことは,よろしくないということで,そうしたわけです。そういう原則に定めたわけだ。

 これは近くには,イギリスの女王陛下は90歳。 しかし,国民からも政治家からもマスコミからも,退位すべきだという意見は出てない。

 それは,なぜか。今言ったように,恣意的に国王,君主を退位,即位というようなことをしてはいけないという基本を,またここでも皆,分かってるからです。

 というのが,我々の基本的な考え方です。

 ただ,これは安倍総理のたいへんな不忠,不敬の結果だと思いますが,天皇陛下がああいう会見をなさったという以上は,そのことについてやはりきちんと対応せざるを得ないだろうというふうに思っておりまして,その点について党として答えをまとめ衆参両院議長のときにも我が党の代表の幹事長が,その意見を我々は,この特例法には賛成できないという意見を申しあげたとおりであります。  

青木 愛 副代表
 それでは時間となりましたので,最後の質問とさせてください。

北海道新聞 ; 小沢代表に。 政府が近々出す予定の退位に関する法案は特例法で,自由党がまさに仰った考え方とはまったく異なるものになりそうです。 これに対して反対と仰っているわけですが,国会の採決においてどういう態度を採られるかを。 

小沢 一郎 代表
 そのときに考えて行動しますので,それを見てください。 今から申しあげる必要性は,ない。

共同通信 ; 小沢代表に。 本日,政府が米軍・普天間飛行場の移設先の辺野古の護岸工事に着手したが,沖縄県との対立があるなかで工事に踏みきった政府の対応について。

小沢 一郎 代表
 これも私もずっと前から言ってますとおり,あすこに,海を埋め立ててヘリポートを造る必要性はない。

 多分,アメリカでも海兵隊以外は,アメリカの政治家ならば,こんな地元民の反発を買って強行するのはプラスがない,マイナスだというふうに思ってる人が,多分多いだろうと思います。

 なぜか日本政府が,ずっとこれをただひたすら造るんだ,造るんだと言ってきて,今もそれを強行しようとしているちゅうことは,非常に遺憾に思います。 アメリカときちんと話すべきだと思います。

 これ皆そうだけど,軍部も官僚なんだよ。

 だから,自分の管轄を増やそう,増やそう,予算を増やそうということは,同じなんだよ,皆,どこの官僚も。

 ですから,海兵隊の軍部としては基地が欲しいというのは言うと思うし,アメリカのほうも,それに対して,軍部に対して強硬にダメだとは言いきれないちゅう思いもあるだろうと思う。

 だけども,今のアメリカの軍事戦略から見れば,あすこに海兵隊を駐留させてる意味は,もうない。

 いわば何かの有事の際の司令塔や,その他の情報収集や警戒や,そういう機能は必要なことは当たり前だけれども,海兵隊の実戦部隊はすでにもうグァムに行っちゃってるんだ,皆。

 そうでしょ。 それは分かってるだろ,君らも。 うん。

 ということは,アメリカの軍事戦略が今までと違って,実戦部隊は後方に,あるいは本土に置いといていいと。 いざというときに緊急行動ができりゃあいいということだと思ってますんで。

 アメリカ政府ときちんと話せばいいと思います。

 ましてやあそこは,聞くところによると,白いジュゴンの北限の棲みかっちゅうじゃない。

 こういうところにアメリカ自身が海岸をね 埋め立ててね,軍事基地を造るちゅうことはね,アメリカ国内だったらやらないんじゃないかね。 うん。 きちっと言うべきだろうと思います。 

青木 愛 副代表
 それではこれで会見を終わらせていただきます。 ありがとうございました。<小沢代表・退出>

THE PRESS JAPAN ; 一問だけお願いします。 共謀罪について.共同通信の世論調査で賛成がゼロ点何%だけ,反対を上回っている。 

山本 太郎 代表
 それは,看板付け替えたのがいちばん効いてますね。 「テロ等準備罪」と。 一回,共謀罪をそういう名前に変わったというね。 結局蓋を開けたら,テロという文言はなかったということで揉めたじゃないですか。

 その最初のテロ,オリンピックを開くためにはこの法案が必要だということでちょっと大々的に宣伝されたってことが,かなり効いてる思いますね。

 これがなきゃあテロを防げないという 勘違い。

 もちろん 「キノコ・テロ」 は防げないかもしれないですね。 保安林に入って,キノコや山菜を摘む人は,これでちょっと減るかもしれないですけれどもね。 ははは <笑>

THE PRESS JAPAN ; それを上手くたとえば反対に持っていくという方法論はあると思いますか。

山本 太郎 代表
 方法論...これね,国会内ではほぼ厳しいと思ったほうがいいと思います。 結局,時間がくれば,衆議院から送られてくる。 で,衆議院の人たちが委員会室に入れないとかっていう行動ができれば,またやり方は変わると思いますけど,でも多分そこまではしないだろうから,おそらく参議院には送られてくることになると思うんですよね。 そうなったとしたら,もう,お尻は決まるってことです,要は。 法案とおることは。 それを防ぐと言うか...にはやっぱり,世の中が怒るしかないという方法なんですよ。 それ以外にない。

THE PRESS JAPAN ; ネットのなかでは,審議拒否したほうがいいんじゃないかという意見があるが。

山本 太郎 代表
 審議拒否してもね,審議は進むんですよ。 要は野党のほうが数が少ないから。 野党と言っても,維新は野党に入れてませんよ。 結局,維新は向こうに賛成するだろうし。 ってことになると,人数少ないなかで委員会が進むという話なんです。 そのまま無視して,ずっと進めることができるんですよ。

 たとえばそれに対して,衆議院,参議院,全体が,じゃあ他ももう動かさないという態度で,全部野党抜きで,維新以外の野党が動かないということになれば,おかしな動きになってるってことでマスコミが扱うかもしれないですよね。 そこまでの闘いをすれば,ちょっと報道される内容は変わってくるかもしれない,というのはあるかもしれないけど。 でも,そこまでの徹底抗戦というのは,されないだろうなと思いますね。 はっきり言って。

 だから審議拒否をしてもあまり影響がないということです。 委員会をまわせるから。
 要は,人数が少な過ぎると委員会は開催できないけれども,今のままじゃあ普通に,ちょっと椅子空いてるけど委員会やりますっていうことになる。

 だから審議拒否,本当に大胆な審議拒否を,国会全体でやっていくんだと,衆議院でも参議院でも。 ということになっていけば,話は変わるかもしれないけど,そこまでのことは期待できない。

 理事会とか,委員会とかいうところに,理事を入れない,委員を入れないというような行動をしない限りは,絶対もう数で決まっちゃうから。 今のパワー・バランスじゃ抗いようがないです。 そこまでの国会内での攻防をしなきゃ,止めようがないです。

THE PRESS JAPAN ;今日の参考人招致,ご覧になっていましたか。

山本 太郎 代表
 いや,いや,いや。 委員会だったので。

THE PRESS JAPAN ; ではあとで録画見てください。 私も見てないですが,小林よしのりさんが参考人だった。 次回のときにまた感想なりお伺いしたい。 よろしくお願いします。 ありがとうございました。 

森友学園事件の本質は、官僚の「忖度」ではなく、安倍総理夫妻の指令だ。安倍昭恵夫人の証人喚問を求める。

2017年04月27日 Everyone says I love you !

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各新聞社がノンフィクション作家の菅野完(すがのたもつ)氏から入手した音声データで、新たな事実がわかりました。このデータについて森友学園の当時の理事長であった籠池泰典氏は財務省での面会時のやり取りを自ら録音したものと認めています。

森友学園への国有地売却問題で、籠池氏が2016年3月15日に財務省幹部と面会して、新たな地中のごみへの対処などを求めた際、安倍晋三首相の妻、昭恵氏の名前を挙げていました。

籠池氏の面会相手は財務省の田村嘉啓・国有財産審理室長でした。田村氏は2015年秋、この土地について昭恵氏付の政府職員から財務省に照会があった際、回答した幹部であることが明らかになっています。

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籠池氏はこの面会で、賃貸契約を結んでいた国有地で地中から新たなごみが見つかったと説明し、対処を求め、

「我々にご支援いただいている議員の先生もいる」「昭恵夫人の方からも聞いてもらったことがあると思う」などと発言しています。

籠池氏はこの面会の9日後、この土地を買い取ると申し入れ、3か月も経たない2016年6月に鑑定価格の1割あまりの値段で売買契約が結ばれたのです。

財務省のキャリア官僚が単なるブラフでこれほどの厚遇を与えるわけがありません。

世間では、安倍夫妻の意向を官僚が忖度したなどと言っていますが、それは政権と維新などのミスリードだと私は思います。忖度という言葉が流行語大賞になりそうな勢いですが、この捉え方では安倍総理を取り逃がします。

安倍晋三記念小学校というものに安倍昭恵夫人と安倍総理がのめり込み、常識では考えられないような好待遇を森友学園に与えたというのが真相のはずです。

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 財務省理財局は面会でのやりとりについて

「財務省としてはデータの出どころも承知しておらず、コメントすることはできない」としていますが、これまでの国会答弁では

「(田村氏は)埋設物への早急の対応を求められたということは強く覚えていて、現場で適切に対応するということで答えた。それ以外の具体的内容については、本人は記憶していない」と述べています。

これに対して、民進党の山井国対委員長はこの田村氏の参考人招致を求めていますが、全く手ぬるい!

まるきり「私人」の籠池氏は偽証罪に問われうる証人喚問を受けたのですから、田村氏と、もちろん安倍昭恵総理夫人は証人喚問を受けるのは当然です。

公務の公正性という国政の重大事の問題である森友学園事件の終息など許してはいけません。

だからこの事件に関して、私は一回も忖度という言葉を使ったこともありません。そして、もう一度言いますが、籠池氏だけ証人喚問して、あとはさっぱりというのは本当におかしいです。

また、民進党が人気があるからか、昭恵夫人を避けて通っているのも本当におかしい。

安倍総理が即刻辞任すべき訳

2017年04月27日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ

私、安倍総理は即刻辞職すべきと考えますが、如何でしょうか?
 
というよりも、総理の約束というか、発言に従えば辞めて当然。
 
だって、2月17日の衆議院予算委員会での質疑で、自分や妻が森友学園への国有地売却に関係していたというのであれば、総理も国会議員も辞めるとあれだけはっきりと言っていたからです。
 
そのように言ったのは事実。ですから、後は、安倍総理や昭恵夫人の関与があったという証拠があるかどうかということになるのですが…
 
昭恵夫人の関与は、籠池氏の国会での証言や、夫人付きの谷査恵子氏が籠池氏に送ったファックスから明らかになったと言うべきでしょう。
 
そしてまた、今回、籠池夫妻と国有財産審理室長とのやりとりを記録した音声データが公表され、そによっても再び確認されたと言っていいでしょう。
 
これ以上の証拠が必要だというのでしょうか?その一方で、安倍政権側は、それでも関与の事実を認めていない訳ですが…
 
その根拠は、谷氏が財務省に問い合わせたり、また、問い合わせた結果をファックスで送付したのは、個人としてやっただけのことであり、昭恵夫人は関係していないと閣議決定したからなのです。
 
要するに、閣議決定すると、何の根拠がなくても、そのように決まってしまうというだけの話なのです。
 
つまり、安倍総理が事実を認めたくないから認めないというだけの話です。
今回明らかになった音声データから、籠池氏が財務省に直談判に出向き、昭恵夫人の顔に泥を塗るようなことをするのかと財務省の官僚を半ば脅かしたのは事実なのです。
 
そして、実際に昭恵夫人が、小学校の校舎の棟上げ式で本当に餅をまく予定であったかどうかは定かではありませんが、少なくても、直談判に出向いたときに昭恵夫人はその小学校の名誉校長に就任しており、そして、そのことが同学校法人のパンフレット等に出ていた訳ですから、昭恵夫人に責任がないなんてことは言えないのです。
 
そうでしょう?しかし、それでもマスコミは殆ど追求しようとしない。
 
本当におかしな国になってしまいました。

森友学園問題が生じた最大の原因は、官僚が安倍総理の意向を忖度したことである。これはかつて日本が戦争に突き進んだ時の構造と全く同じだ。そのため、たとえ安倍政権がこの問題で倒れたとしても、この構造が残る限り、同じような問題は再び起こるだろう。

我々はこの問題をきっかけとして、日本という国のあり方そのものを見直す必要がある。
 
ここでは、『月刊日本』5月号に掲載された、著述家の菅野完氏のインタビューを紹介したい。

菅野完「森友問題の闇を暴く」
『月刊日本』5月号より

<森友問題は十五年戦争と同じ構造だ>

── 森友学園問題をめぐって政界が大きく揺れています。菅野さんはこの問題を追い続け、同学園の理事長である籠池泰典氏にも直接インタビューしています。この問題の本質はどこにあると考えていますか。

【菅野】 森友問題にはいくつかの側面があります。第一の問題は、なぜ国有地が格安で払い下げられたのかということです。もともとあの土地は隣接する大阪音楽大学が欲しがっており、7億円で購入する意向を示していました。これに対して、国はそれでは安いということで、その申し出を断っています。ところが、森友学園は同国有地を1億3千万円で購入しているのです。
 
財務省は、森友学園に1億3千万円で売ったのは、国有地に埋設されていたゴミの撤去費など8億円を減額したからだと説明しています。しかし、この撤去費の根拠は不明確です。この費用を算定したのは大阪航空局ですが、彼らの仕事はあくまでも航空機の管理であり、ゴミの撤去に関してはズブの素人です。
 
そもそも財務省はある時期まで、「小学校設置認可を下ろせないならば、土地は売れない」として、「土地が売れないのなら、小学校設置認可は下ろせない」とする大阪府と真っ向から対立していました。しかし、突然この対立に終止符が打たれ、小学校建設は怒涛のスピードで進み出しました。ここに政治家の介入があったかどうかはわかりません。しかし、役人たちが空気を読み、政治家の意向を忖度したことは間違いありません。
 
このことは、あの国有地売買の直接の担当者だった近畿財務局の局長の立場になって考えればわかると思います。ある時、下から上がってきた申請書を見ると、「安倍晋三小学校」と書かれていた。財務省での国有財産処分の責任者である理財局長は、「安倍の腰巾着」として有名な迫田英典(現・国税庁長官)。おそらく近畿財務局の局長は、政治家の口利きがあろうとなかろうと、この案件を「政治案件」として捉えたはずです。

しかもその上に、自分の人事は、首相直轄の組織である内閣人事局に握られるようになってしまった。そうであれば、多少無理をしてでも何とかしようとするのは、ある意味で当然のことです。これは役所に限らず、日本であれば民間の会社でも行われていることでしょう。
 
しかし、このような構造が日本中で見られるからといって、それを許していいということにはなりません。これは日本が十五年戦争に突き進んでいった時の構造と全く一緒です。当時の役人たちも忖度に忖度を重ね、既成事実を積み上げていきました。誰一人、独立した個人として時流に抗うことができませんでした。だからこそマッカーサーは「日本人の精神年齢は12歳だ」と言ったのでしょう。
 
私はこうした「お互い顔色を伺い、強いものに諂い、空気を読んで物事を推し進めていく」構造を「全自動忖度機」と呼んでいます。この構造は官僚組織のみならず、日本の組織の宿痾のようなものですが、官邸が小選挙区制によって公認権を独占し、内閣人事局によって幹部官僚の人事権を独占したことで、霞ヶ関と永田町ではさらに強くなったと思います。

私自身は、この問題に、政治家の介入があったかどうか、あるいは安倍政権が森友問題によって倒れるかどうかよりも、こちらの方がずっと重大な問題だと思っています。たとえ安倍政権が倒れたとしても、「全自動忖度機」という構造が残る限り、同じような問題は再び起こります。
 
これこそ森友問題の核心です。森友問題とは、日本の国家組織は戦争に突入していった当時から何も進歩していないのではないか、我々はあの失敗を繰り返さないために努力してきたはずなのに、その努力は無駄だったのではないかという問題なのです。……  

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