SNSで政治家批判したら逮捕の可能性・・・メディアが報道しない「侮辱罪」厳罰化の危険性!!

 
くろねこの短語 2022/5/9

メディアはロシアのウクライナ侵略一色で、いま国会ではとても危険な法案である「侮辱罪」の厳罰化が審議されているってのに、まったく報道しない。この法案は、「ネット上の誹謗中傷を抑止する」といのが目的で、そのためには懲役刑も視野に入れる必要があるということで審議されているんだね。

 
一見、もっともだと思いがちなんだが、とろがどっこい、「侮辱罪」を厳罰化するのに伴い、政治家への批判も「侮辱罪」の適用範囲に含めようとしている。これが成立すると、ツイッターやブログなどで、たとえば麻生太郎を「ひょっとこ」なんて罵倒したら、はい逮捕ってことにならないとも限らない。ようするに、権力批判を封じ込めるための方便につかわれる危険性があるってことだ。

 
実際、国家公安委員長の煮え湯じゃなかった二之湯君が、「閣僚または国会議員を侮辱した方は逮捕される可能性がありますか」という質問に、こんな答弁をしている。


「侮辱罪を犯した者が逮捕される可能性はまだ残っているということでございます」
 てことは、「侮辱罪」を利用することで権力批判は容赦なく逮捕して、言論弾圧することだって可能になるってことだ。

 5.9.1

これほどの問題をはらんだ法案について、メディアがまったくスルーしてるってのはどう考えても解せない。本来なら、キャンペーン張ってでも法案阻止に動きべきなのに、いったい何やってるのかねえ。報道の自由度ランキングが世界71位になりました、なんてことを他人事のように報道してる場合じゃありませんよ、ったく。 5.9.2

【またまだあるぞ気になるニュース】

「憲法9条、今すぐ改正を」秋田知事、月刊誌で主張 共産は撤回要求

マリウポリの製鉄所「全ての女性・子供・高齢者が退避」…部隊は潜伏して抵抗継続か

戦勝記念日を前にメッセージ ロ大統領「ナチズム復活許すな」