開催強行の理由
バカを斬る刀2021-07-28 

コロナヴィルス肺炎感染者数、東京はついに今日だけで3千人を超えてしまった。神奈川県も千人を超えた。首都圏の医療崩壊はすでに始まっている。さんざん、「安心安全な大会」などと口にしながら、このひどい状況でも五輪中止の選択肢はないと断言している。

 

感染者が毎日5千人になろうと1万人になろうと、中止はしないそうだ。菅のこの頑なな態度の原因はいったい何であろうか。五輪で日本選手が活躍し、メダルラッシュとなれば、コロナ禍からの話題逸らしになるから?あるいは五輪をあえて開催した自分への評価につながるからか?

 
しかし、コロナ感染がこれ以上拡大し、医療崩壊も進めば、マイナス評価の方が大きくなるだろう。選挙で落ちたくもないだろうし、与党の議員も減らしたくないはずだ。もっともっと悲惨な状況になれば、当然に批判の声も大きくなる。次の選挙が心配になる。それでも絶対に中止はしないと断言する。

 

その理由は何か?世間とは少し異なった見方をする当ブログの見解。ずばり、「弱みを握られているから」ではないか?

東京オリパラを巡っては、裏金招致について、度々報じられてきた。関与を疑われる一人が他でもない菅自身である。オリパラの招致活動で買収に関与したとなれば、刑事責任まで問われかねない。賄賂疑惑について、IOC側がその事実を掴んでいるなら、菅は言いなりになるしかあるまい。

 
IOCとすれば、東京でいくら感染拡大しようと他人事に過ぎない。中止されて、世界中から流れ込んでくる放映権料を諦めるわけにいかない。だから菅を脅して開催を強行させるというストーリーは成り立つ。

 

権力の腐敗に目を瞑り、黒を白に塗り、馬を鹿と言うような愚行を重ねると、生命の危機に瀕する。そういうことだったのだ。