【党首討論】質問にまともに答えず、50年前の東京五輪の思い出話で時間稼ぎ、あげくに「ワクチン接種1日100万回を超えた」と嘘までつくカス総理!!

 くろねこの短語 2021/6/10

「討論」ってのは「一定の議題について意見を闘わせること」であって、まずは相手の意見に素直に耳を傾ける姿勢が求められる。ところがどっこい、昨日の党首討論は、その基本を顔も頭も貧相のカス総理が理解していないものだから、のっけから「討論」にならないという体たらくだ。

 
ポンコツ討論会の白眉は、なんと言ってもカス総理による57年前の東京オリンピックの思い出話だろう。なんと7分近くにわたって、「東洋の魔女がどうの、ヘーシンクがどうの」と語り始めた時には、目が点になりましたよ。議場も呆気にとられてたものね。


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でもって、質問には答えない、思い出話にうつつをぬかすだけでなく、嘘までつきやがるんだから始末に置けない。なんと、ワクチン1日100万回接種について「8日は100万回を超えてきた」と自信満々にのたまっていたんだが、討論後に「毎日、過去の(報告)が上がってくるから、どこで100万回というのは分からないが、このところは大体その数字になっている。正式に超えたので、そう申し上げた」だとさ。ようするに、希望的観測ってやつをあたかも事実であるかのようにくっちゃべったてことだ。


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とにかく、討論を通して、相手の質問に正面から答えず、言いたいことだけをのたまって後は知らんぶりなんだから、議論が白熱するなんて夢のまた夢。そうした論点ずらしや話しのすり替えを注意する司会役も存在しないから、こんなのを何回やっても時間の無駄というものだ。やっばりアメリカ大統領選討論会のように「討論」をコントロールする司会役が必要なんだね。

 
野党の持ち時間が45分。それを党ごとに振り分けるから、共産党なんてたった5分の持ち時間しかないんだもの、まずは討論時間からどうにかしやがれ。

 
最後に、BS-TBS『報道1930』で、アンポンタン石破君が「野党の質問の仕方が悪い」って偉そうにゴタクを並べてくれました。この男、終わってるな。


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